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この国の最高権力者である王様、王妃様に礼をする。
計画では、この時間までに私達全員が居ない予定でしたものね?
私は何故こんな状況になったかを、お茶会の時に集まった面々と並び礼をしながら思い出していました。
「なぜ私達が、言うこと訊くだけの存在だと思ったのでしょうか。」
純粋な疑問です。私達の能力の一端や学力など分かるでしょうに。
「同じ学園で魔法を学んだ間柄だと言うのに」
「想像力が欠けているのですわ」
卒業式で起こす計画を知ったのは、婚約者様達を調べていたから。
私だって、婚約者様となんとか仲を修復しようとしていた時がありました。
ああ、無駄な時間だったとしか表現できないものでした。
その歯痒い思いを、スッパリ言ってくださる公爵令嬢様。
「捨てようとしている相手に、寄り添うことなどできません。」
「「その通りですわ」」
4人でのお茶会も板についてきました。
王子の婚約者である公爵令嬢、侯爵家、4代前に王妃を輩出している伯爵家に
辺境伯の娘の私。
キラキラしい皆様と私の様なものがなかなか、馴染めないと思ったものの。
同じ悩みを共有、力を合わせる事で親密さが増しました。
キッカケは、<妖精の囁き>と公爵令嬢様がお持ちのよばれる固有スキル。
「信じられないかもしれませんが、卒業式である計画が実行されるやもしれません」
珍しい能力で、魔力の乱れや強くなると本音が聴こえてしまう。
美味しいお菓子の噂が聞こえるなど悩ましい、微笑ましい誘惑もあるそうです。
「一体、王城で何が?」
侯爵家の令嬢は騎士として守衛を務めていらっしゃるご家族がいるので、心配なのでしょう。
守りに向いた強いスキルをお持ちです。
「王城ではなく、パーティで起こる事なのです。」
スキルの修練のため、表情の出難い公爵令嬢様ですが。とても心遣いの細やかな優しさ方です。
この方が王族に居てくださればこの国も良い方向に行くでしょうと思えます。
「私に、…私たちにできることはあるでしょうか?」
伯爵家と辺境伯が同じ?そうとは思えないほど、貴族の矜持をお持ちの伯爵令嬢様。
道を選びとれる眩しさがあります。スキルは開示されていませんが、それが気にならないくらい知的な盤上を読めるご令嬢です。
そんな中にポツンといる地味な私に、お役に立てるスキルなどがあれば良いのですが。
有用である、という意味ではなく私のスキルは秘密にしております。
地味な肩書きしかない私がよくここに立っていられると思わずにはいられません。
しかし、今回の要のスキルは私の持つスキルでした。
なんとか役目を担えて、ひと安心です。このまま王の采配を待つという流れでしたが。
「この女!俺に毒を持ったに違いありません!」
え、まだ私が答えるのですか?群衆の中、注目を浴びてしまいました。
計画では、この時間までに私達全員が居ない予定でしたものね?
私は何故こんな状況になったかを、お茶会の時に集まった面々と並び礼をしながら思い出していました。
「なぜ私達が、言うこと訊くだけの存在だと思ったのでしょうか。」
純粋な疑問です。私達の能力の一端や学力など分かるでしょうに。
「同じ学園で魔法を学んだ間柄だと言うのに」
「想像力が欠けているのですわ」
卒業式で起こす計画を知ったのは、婚約者様達を調べていたから。
私だって、婚約者様となんとか仲を修復しようとしていた時がありました。
ああ、無駄な時間だったとしか表現できないものでした。
その歯痒い思いを、スッパリ言ってくださる公爵令嬢様。
「捨てようとしている相手に、寄り添うことなどできません。」
「「その通りですわ」」
4人でのお茶会も板についてきました。
王子の婚約者である公爵令嬢、侯爵家、4代前に王妃を輩出している伯爵家に
辺境伯の娘の私。
キラキラしい皆様と私の様なものがなかなか、馴染めないと思ったものの。
同じ悩みを共有、力を合わせる事で親密さが増しました。
キッカケは、<妖精の囁き>と公爵令嬢様がお持ちのよばれる固有スキル。
「信じられないかもしれませんが、卒業式である計画が実行されるやもしれません」
珍しい能力で、魔力の乱れや強くなると本音が聴こえてしまう。
美味しいお菓子の噂が聞こえるなど悩ましい、微笑ましい誘惑もあるそうです。
「一体、王城で何が?」
侯爵家の令嬢は騎士として守衛を務めていらっしゃるご家族がいるので、心配なのでしょう。
守りに向いた強いスキルをお持ちです。
「王城ではなく、パーティで起こる事なのです。」
スキルの修練のため、表情の出難い公爵令嬢様ですが。とても心遣いの細やかな優しさ方です。
この方が王族に居てくださればこの国も良い方向に行くでしょうと思えます。
「私に、…私たちにできることはあるでしょうか?」
伯爵家と辺境伯が同じ?そうとは思えないほど、貴族の矜持をお持ちの伯爵令嬢様。
道を選びとれる眩しさがあります。スキルは開示されていませんが、それが気にならないくらい知的な盤上を読めるご令嬢です。
そんな中にポツンといる地味な私に、お役に立てるスキルなどがあれば良いのですが。
有用である、という意味ではなく私のスキルは秘密にしております。
地味な肩書きしかない私がよくここに立っていられると思わずにはいられません。
しかし、今回の要のスキルは私の持つスキルでした。
なんとか役目を担えて、ひと安心です。このまま王の采配を待つという流れでしたが。
「この女!俺に毒を持ったに違いありません!」
え、まだ私が答えるのですか?群衆の中、注目を浴びてしまいました。
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(他「エブリスタ」様に投稿)
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