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4 王宮到着
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はい、やってきました。王宮です。
到着するまでの馬車の中で、アタイは男性――いや、もう逃避するのはやめよう――国王と母の馴れ初め話を聞かされた。市井の視察にやってきた国王が偶然出会った母を見初め恋仲になったという、典型的かつ夢のような物語を。
国王は時間を見つけては母の住む家までやってきて、つかの間の逢瀬を繰り返したそうだ。でも母は厳然たる身分差を意識し、別れの言葉を綴った書き置き一枚を残して消えた。探しても探しても見つからず、やがて国王も母の決意を受け入れて捜索を諦めた。そして、今に至ると。
あーもう、これは確定っぽいな……と、話を聞きながらアタイは諦めの境地に至っていった。
国王の語る母は、アタイの記憶にある母とあまりにも重なる。元気すぎるほど活発な性格も、頑固すぎるほどの強い矜持も。母の話をする国王の瞳が甘く溶けるのを見れば、年月が立っても気持ちが冷めていないことは否が応でも伝わってくる。
そんな国王の紫の瞳は、見れば見るほどアタイとおんなじ色をしているんだよねぇ、これが。ちなみに、『ロイヤルパープル』は王族特有の瞳の色だと侍従のレティアスから補足説明が入ったのだった……。
で、例の指輪はしばらく行方不明扱いになっていた王家の準国宝だったらしい。専門の文官によって本物だと鑑定された。国王が昔こっそりと母に贈り、さらにはアタイに渡ったと。
……いや待って、何でそんな準国宝なんてものを贈るかなあ?
とにかく、そんな世に二つとない御大層な代物であったから、アタイの出自を示す動かぬ証拠として扱われることとなった。拍子抜けするほど、それはもうあっさりと。
「はいはい、ご落胤ですねー」って感じで受け入れられた。軽っ。
驚いたのは、サーラ王妃殿下もシーナ王女殿下(彼女は国王と王妃の一人娘だ)も諸手を挙げてアタイの存在を歓迎する姿勢を取ったことだ。自分の夫が、自分の父が、どこの誰とも知らない相手との間に子を成していたんだよ? 怒るとか嫌悪するとかないの? ないんですね、承知しました!
「貴女はもう私の娘よ!」とか「可愛い妹ができて嬉しいわ!」とかきらっきらの笑顔で言ってくださるなんて。
――全方位から、外堀が完全に埋まっているじゃん。
誰からも国王の子と認められてしまっては、逃げられるわけがない。「王女ルナ」の出来上がり。
これじゃあ、もう簡単には外にも出してはもらえまい。仲間とろくに話もできぬまま、怒涛の勢いでここまで連れてこられたというのに。
……それは駄目だ。アタイは頭領。仲間を預かる立場なのに、こんな無責任さは矜持が許さないってもんよ。
「とりあえず、『月光団』のみんなに連絡が取りたいんだけど」
「お呼びですか、姐さん?」
「……!」
もう寝るばかりという、夜闇に包まれた時間帯。あてがわれた私室の、大きすぎるほど大きな寝台の上にばふんともたれかかった瞬間、どこからともなく声が――よく知る人間の声が、聞こえた。
「さすがだねぇ、こんなところにも入り込めるなんて」
身を起こすと、そこには仲間の一人であるエンマがいた。彼女は副頭領(アタイを見出したその人は、アタイを頭領に据えた後も引き続き副頭領を務めてくれていた)を母とする双子の兄妹の妹で、アタイとは同い年。平常時の茶髪茶目で人々に溶け込む凡庸な容姿モードと、化粧で詐欺レベルに化けた妖艶な美女モードを使い分けて任務をこなす実力派だ。
隠密行動は大得意だから、もしかしたらその辺に潜んでいるかなと期待しつつ、王宮は無理だろうかとも思っていた。普通に杞憂だったけど。
「みんな姐さんの状況は理解しているので、無駄な心配は不要です。それで、姐さんは王女さまになったということでよろしいですか?」
「そうだねぇ……」
「では、仲間のみんなからの伝言をお伝えします。まず、アランさんとアリスさんは四十年の婚約期間を経て、この度正式に結婚することにしたそうです。なので、こちらはご心配なくとのことでした」
「なるほど?」
「それから、ゴランさんとリズさんのご夫婦は、田舎でスローライフの夢を叶えようかなと仰っていました。こちらも、どうぞご心配なくとのことでした」
「ほう?」
「ミラさんとレイラさんとララさんは、パーティーを組んで自分探しの冒険の旅に出るそうです。うちの母も、そこに便乗するつもりだと言っていました。なので、彼女たちも大丈夫です。私と兄は、引き続き姐さんのそばで働きたいと考えています。私たちは諜報活動が主体なので、今後も色々とお役に立てるんじゃないかと思うんですよね。まあこちらは勝手にやりますので、お気遣いなく」
「……要するに、みんな今後のことは決まったと。アタイが心配することは、何もないってことかね!」
頭領の自分がいなくても組織が上手く回っているのかと思うと、すねた気持ちになってしまう。本来は喜ぶべきところなのかもしれないけどさ。手をひらひら振っているエンマを思わず半目で見つめると、彼女は「その通りです」と極めて平然と応答した。
「ですから、姐さんは姐さんの思うままに生きればよろしいのです。逃げるもよし、ここにいるもよし」
何が言いたいのだろうと訝しむアタイを横目に、エンマは自分の髪を――母たる副頭領に似た茶色の髪を、一房すくって淡く微笑んだ。
「母は、姐さんを『月光団』に巻き込んだことが正しかったのか、ずっと考えていたようでした。昔の『月光団』は地盤を持たない根無し草で、ただ頭領だけをよすがにして繋がっているばかり。だから次の頭領を見つけなければ壊れてしまうのではないかと恐れ、母は跡継ぎを――姐さんを、必死になって探したのだそうです。しかし今、私たちはこの街に馴染み、顔見知りもいて、何より姐さんという存在そのものがみんなの心の故郷になっている。ここまで存続したからこそ、皆が好きな道へと進めるようになった。姐さんが頭領になってくれたから、私たちは新しい道へと一歩を踏み出せるのです」
「ありがとうございます」なんて真心から言われたら、すねているアタイが莫迦みたいじゃないか。あーあ、アタイも腹をくくらなきゃいけないな。
「……わかった。アタイはもうこの状況だから、とりあえずは王女としてやってみようと思う。エンマたちは陰で見守っていてほしい」
「承知いたしました。お呼びいただければすぐに馳せ参じますから」
そう言うなりエンマの姿はかき消えて、もう影も形も見当たらない。流石は優秀な隠密。今後も頼りにさせてもらおう。
『月光団』の方は大丈夫ってことだな。じゃあ、アタイはアタイの生存戦略のために全力で情報収集することにしよう。情報を集めるという点で見れば、国の中枢たる王宮にいることは案外悪くないのかもしれない。
でもまあ、それは明日からで良いでしょ。今は眠いんだ……。寝る。
到着するまでの馬車の中で、アタイは男性――いや、もう逃避するのはやめよう――国王と母の馴れ初め話を聞かされた。市井の視察にやってきた国王が偶然出会った母を見初め恋仲になったという、典型的かつ夢のような物語を。
国王は時間を見つけては母の住む家までやってきて、つかの間の逢瀬を繰り返したそうだ。でも母は厳然たる身分差を意識し、別れの言葉を綴った書き置き一枚を残して消えた。探しても探しても見つからず、やがて国王も母の決意を受け入れて捜索を諦めた。そして、今に至ると。
あーもう、これは確定っぽいな……と、話を聞きながらアタイは諦めの境地に至っていった。
国王の語る母は、アタイの記憶にある母とあまりにも重なる。元気すぎるほど活発な性格も、頑固すぎるほどの強い矜持も。母の話をする国王の瞳が甘く溶けるのを見れば、年月が立っても気持ちが冷めていないことは否が応でも伝わってくる。
そんな国王の紫の瞳は、見れば見るほどアタイとおんなじ色をしているんだよねぇ、これが。ちなみに、『ロイヤルパープル』は王族特有の瞳の色だと侍従のレティアスから補足説明が入ったのだった……。
で、例の指輪はしばらく行方不明扱いになっていた王家の準国宝だったらしい。専門の文官によって本物だと鑑定された。国王が昔こっそりと母に贈り、さらにはアタイに渡ったと。
……いや待って、何でそんな準国宝なんてものを贈るかなあ?
とにかく、そんな世に二つとない御大層な代物であったから、アタイの出自を示す動かぬ証拠として扱われることとなった。拍子抜けするほど、それはもうあっさりと。
「はいはい、ご落胤ですねー」って感じで受け入れられた。軽っ。
驚いたのは、サーラ王妃殿下もシーナ王女殿下(彼女は国王と王妃の一人娘だ)も諸手を挙げてアタイの存在を歓迎する姿勢を取ったことだ。自分の夫が、自分の父が、どこの誰とも知らない相手との間に子を成していたんだよ? 怒るとか嫌悪するとかないの? ないんですね、承知しました!
「貴女はもう私の娘よ!」とか「可愛い妹ができて嬉しいわ!」とかきらっきらの笑顔で言ってくださるなんて。
――全方位から、外堀が完全に埋まっているじゃん。
誰からも国王の子と認められてしまっては、逃げられるわけがない。「王女ルナ」の出来上がり。
これじゃあ、もう簡単には外にも出してはもらえまい。仲間とろくに話もできぬまま、怒涛の勢いでここまで連れてこられたというのに。
……それは駄目だ。アタイは頭領。仲間を預かる立場なのに、こんな無責任さは矜持が許さないってもんよ。
「とりあえず、『月光団』のみんなに連絡が取りたいんだけど」
「お呼びですか、姐さん?」
「……!」
もう寝るばかりという、夜闇に包まれた時間帯。あてがわれた私室の、大きすぎるほど大きな寝台の上にばふんともたれかかった瞬間、どこからともなく声が――よく知る人間の声が、聞こえた。
「さすがだねぇ、こんなところにも入り込めるなんて」
身を起こすと、そこには仲間の一人であるエンマがいた。彼女は副頭領(アタイを見出したその人は、アタイを頭領に据えた後も引き続き副頭領を務めてくれていた)を母とする双子の兄妹の妹で、アタイとは同い年。平常時の茶髪茶目で人々に溶け込む凡庸な容姿モードと、化粧で詐欺レベルに化けた妖艶な美女モードを使い分けて任務をこなす実力派だ。
隠密行動は大得意だから、もしかしたらその辺に潜んでいるかなと期待しつつ、王宮は無理だろうかとも思っていた。普通に杞憂だったけど。
「みんな姐さんの状況は理解しているので、無駄な心配は不要です。それで、姐さんは王女さまになったということでよろしいですか?」
「そうだねぇ……」
「では、仲間のみんなからの伝言をお伝えします。まず、アランさんとアリスさんは四十年の婚約期間を経て、この度正式に結婚することにしたそうです。なので、こちらはご心配なくとのことでした」
「なるほど?」
「それから、ゴランさんとリズさんのご夫婦は、田舎でスローライフの夢を叶えようかなと仰っていました。こちらも、どうぞご心配なくとのことでした」
「ほう?」
「ミラさんとレイラさんとララさんは、パーティーを組んで自分探しの冒険の旅に出るそうです。うちの母も、そこに便乗するつもりだと言っていました。なので、彼女たちも大丈夫です。私と兄は、引き続き姐さんのそばで働きたいと考えています。私たちは諜報活動が主体なので、今後も色々とお役に立てるんじゃないかと思うんですよね。まあこちらは勝手にやりますので、お気遣いなく」
「……要するに、みんな今後のことは決まったと。アタイが心配することは、何もないってことかね!」
頭領の自分がいなくても組織が上手く回っているのかと思うと、すねた気持ちになってしまう。本来は喜ぶべきところなのかもしれないけどさ。手をひらひら振っているエンマを思わず半目で見つめると、彼女は「その通りです」と極めて平然と応答した。
「ですから、姐さんは姐さんの思うままに生きればよろしいのです。逃げるもよし、ここにいるもよし」
何が言いたいのだろうと訝しむアタイを横目に、エンマは自分の髪を――母たる副頭領に似た茶色の髪を、一房すくって淡く微笑んだ。
「母は、姐さんを『月光団』に巻き込んだことが正しかったのか、ずっと考えていたようでした。昔の『月光団』は地盤を持たない根無し草で、ただ頭領だけをよすがにして繋がっているばかり。だから次の頭領を見つけなければ壊れてしまうのではないかと恐れ、母は跡継ぎを――姐さんを、必死になって探したのだそうです。しかし今、私たちはこの街に馴染み、顔見知りもいて、何より姐さんという存在そのものがみんなの心の故郷になっている。ここまで存続したからこそ、皆が好きな道へと進めるようになった。姐さんが頭領になってくれたから、私たちは新しい道へと一歩を踏み出せるのです」
「ありがとうございます」なんて真心から言われたら、すねているアタイが莫迦みたいじゃないか。あーあ、アタイも腹をくくらなきゃいけないな。
「……わかった。アタイはもうこの状況だから、とりあえずは王女としてやってみようと思う。エンマたちは陰で見守っていてほしい」
「承知いたしました。お呼びいただければすぐに馳せ参じますから」
そう言うなりエンマの姿はかき消えて、もう影も形も見当たらない。流石は優秀な隠密。今後も頼りにさせてもらおう。
『月光団』の方は大丈夫ってことだな。じゃあ、アタイはアタイの生存戦略のために全力で情報収集することにしよう。情報を集めるという点で見れば、国の中枢たる王宮にいることは案外悪くないのかもしれない。
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