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第三章 義姉妹拉致からの帰還、そしてクズインガオホーからの超ざまぁ編
213.ダレカ……タスケテクレ……(SIDE:クズ) ※ クズ限界突破したざまぁ回
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「な、なぜだ……俺は死んだはずでは……!?」
慌てて周囲を見渡すも、状況は以前と同じ……
一か月前の目覚めた時と同じだったのだ。
さらにいえばこの先の出来事も以前と同様。
「さぁ吐け!!お嬢様……アーデル様とクラーラ様を連れ去った悪魔はどこに消えた!!知らんとは言わさんぞ!!!」
「な、なにが……なにがおきてるんだ……(バシン!!)ギャー!!」
「何が起きてるだと……貴様、まだ自分の立場がわかってないようだな!!!」
「ち、違う……俺もよくわかって……(バシン!!)ギョェー!!」
メイドからこれでもかというぐらいに鞭打ちされるところも同じだったのである。
(くそ……何が……何が起きているんだ!!?)
考えてもさっぱりわからない。
ただわかるといえば、自分はまた過去の世界に戻ったということだ。
(と、とにかく死ねば俺は大魔王になれるんだ。だからここで殺されるように誘導を……)
そう結論付けるも、結末は前回と全く同じ。
どれだけ痛めつけられようとも死ぬことも狂う事もなく、詳細こそ前回と差異があっても24時間拷問漬けの日々を30日間送ったのちに首ちょんばされた。
それでも死んだ事には変わりないのだから、今度こそっと思っていたら…………
……
…………
………………
バシャッ!!
「ぶふっ!!?」
唐突に顔面へと何かをぶっかけられた衝撃でクズは目を覚ました。
「ま、まただ……また戻って来た……」
3回目となるとさすがに反省という言葉もでてくる。
そのため、この周期ではしっかり謝罪してアーデル救出に全面協力するっと申し出るも……
このクズを生贄にすれば悪魔を呼び出せるとかいう、理不尽極まりない理由で前回同様の容赦ない拷問にかけられた末に30日後、首ちょんぱ。
そして、また牢屋の中で目覚めて30日間とにかく拷問される日々を送った後、首ちょんぱ。
それが何度も繰り返された。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も………
一体何度ループがくり返されたのかわからない。
永遠に続く無限ループの世界。
どうあがいても30日間とにかく拷問された後に首ちょんばされる運命から逃れられない、予定調和な世界。
最早牢獄と称されてもよい世界の中、クズは叫ぶ……
“ダレカ……タスケテクレ……”
その声は様々な超上的な陣営の者に届くも、彼等彼女達は決まってこう返したという
「「「「「だが断る!!!」」」」」
こうして、クズは今日も周回する。
永遠に抜け出せない……生き地獄という悪夢の世界を……
そんなクズの末路をオニオンから聞かされたアーデルはドン引きのあまり、思わずこう口にした
「ねぇ……その生き地獄ってもうざまぁってレベルじゃないでしょ……」
「はっはっは。実は俺もそう思ってる。だが、これは審判の神や地獄の神といった様々な偉いさんが所属してる議会からも承認された正規の罰でもあるんだよな~これが」
「「「「「…………(いや、これのどこか正規の罰なんだ)」」」」」
周囲は心の中でつい突っ込むも、オニオンは基本的に嘘は付かない。
言葉に裏はあっても嘘はないのだ。
だからオニオンはきっちりと説明を……
なぜクズがそれほど悲惨な末路を辿ったのかを解説した。
「詳しい解説といっても自分が受けるべき罪を他者に押し付けたり逃れようとしてきたから、そのツケが利子付きで返って来た結果としか言い様がないんだよな~だからお前らも自分のケツはしっかり自分で拭くんだな。でなければ、例え善の神ですらもブチ切れてクズみたいな目に合わされるぜ」
「わかりました。クズの一件は教訓としてしっかり未来へと語り継がせましょう」
マイヤーの言葉通り、後日にはクズの末路を示した教訓の物語が出版されるも……
あまりに内容がグロ過ぎたせいでオリジナルは流行らず、世間では詩人達がマイルドに調整されたり民衆受けがしやすいアレンジを加えられた物語の方が流行ったそうだ。
「おかしい……?私の計算だとこれで印税ウハウハなははずなのに?」
頭をかしげるマイヤーを後目に周囲は当然の結果だと突っ込んだのは言うまでもない。
現実での陰謀の筋書を描くのが得意なマイヤーも娯楽性の強い物語の筋書は壊滅的に向いてないという不得手項目があったようである。
慌てて周囲を見渡すも、状況は以前と同じ……
一か月前の目覚めた時と同じだったのだ。
さらにいえばこの先の出来事も以前と同様。
「さぁ吐け!!お嬢様……アーデル様とクラーラ様を連れ去った悪魔はどこに消えた!!知らんとは言わさんぞ!!!」
「な、なにが……なにがおきてるんだ……(バシン!!)ギャー!!」
「何が起きてるだと……貴様、まだ自分の立場がわかってないようだな!!!」
「ち、違う……俺もよくわかって……(バシン!!)ギョェー!!」
メイドからこれでもかというぐらいに鞭打ちされるところも同じだったのである。
(くそ……何が……何が起きているんだ!!?)
考えてもさっぱりわからない。
ただわかるといえば、自分はまた過去の世界に戻ったということだ。
(と、とにかく死ねば俺は大魔王になれるんだ。だからここで殺されるように誘導を……)
そう結論付けるも、結末は前回と全く同じ。
どれだけ痛めつけられようとも死ぬことも狂う事もなく、詳細こそ前回と差異があっても24時間拷問漬けの日々を30日間送ったのちに首ちょんばされた。
それでも死んだ事には変わりないのだから、今度こそっと思っていたら…………
……
…………
………………
バシャッ!!
「ぶふっ!!?」
唐突に顔面へと何かをぶっかけられた衝撃でクズは目を覚ました。
「ま、まただ……また戻って来た……」
3回目となるとさすがに反省という言葉もでてくる。
そのため、この周期ではしっかり謝罪してアーデル救出に全面協力するっと申し出るも……
このクズを生贄にすれば悪魔を呼び出せるとかいう、理不尽極まりない理由で前回同様の容赦ない拷問にかけられた末に30日後、首ちょんぱ。
そして、また牢屋の中で目覚めて30日間とにかく拷問される日々を送った後、首ちょんぱ。
それが何度も繰り返された。
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も………
一体何度ループがくり返されたのかわからない。
永遠に続く無限ループの世界。
どうあがいても30日間とにかく拷問された後に首ちょんばされる運命から逃れられない、予定調和な世界。
最早牢獄と称されてもよい世界の中、クズは叫ぶ……
“ダレカ……タスケテクレ……”
その声は様々な超上的な陣営の者に届くも、彼等彼女達は決まってこう返したという
「「「「「だが断る!!!」」」」」
こうして、クズは今日も周回する。
永遠に抜け出せない……生き地獄という悪夢の世界を……
そんなクズの末路をオニオンから聞かされたアーデルはドン引きのあまり、思わずこう口にした
「ねぇ……その生き地獄ってもうざまぁってレベルじゃないでしょ……」
「はっはっは。実は俺もそう思ってる。だが、これは審判の神や地獄の神といった様々な偉いさんが所属してる議会からも承認された正規の罰でもあるんだよな~これが」
「「「「「…………(いや、これのどこか正規の罰なんだ)」」」」」
周囲は心の中でつい突っ込むも、オニオンは基本的に嘘は付かない。
言葉に裏はあっても嘘はないのだ。
だからオニオンはきっちりと説明を……
なぜクズがそれほど悲惨な末路を辿ったのかを解説した。
「詳しい解説といっても自分が受けるべき罪を他者に押し付けたり逃れようとしてきたから、そのツケが利子付きで返って来た結果としか言い様がないんだよな~だからお前らも自分のケツはしっかり自分で拭くんだな。でなければ、例え善の神ですらもブチ切れてクズみたいな目に合わされるぜ」
「わかりました。クズの一件は教訓としてしっかり未来へと語り継がせましょう」
マイヤーの言葉通り、後日にはクズの末路を示した教訓の物語が出版されるも……
あまりに内容がグロ過ぎたせいでオリジナルは流行らず、世間では詩人達がマイルドに調整されたり民衆受けがしやすいアレンジを加えられた物語の方が流行ったそうだ。
「おかしい……?私の計算だとこれで印税ウハウハなははずなのに?」
頭をかしげるマイヤーを後目に周囲は当然の結果だと突っ込んだのは言うまでもない。
現実での陰謀の筋書を描くのが得意なマイヤーも娯楽性の強い物語の筋書は壊滅的に向いてないという不得手項目があったようである。
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