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蓮伽さんに猟奇的と引かれてしまう僕の愛
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最後は、蓮伽さんのことをどれだけ好きか?の話です。
先に説明した通り、僕は母親から愛されて育っていません。
だからなのか、愛される事に自信がなく、そして疑り深いです。
もちろん父や祖父母からはたくさんの愛情を掛けてもらい過ごしてきました。
それでも、気持ちのどこかには母がいてずっとひっかかっている事もあります。
”僕は望まれてこの世に産まれて来たのか”
”一度でも母に愛された事があったのか”
こんな事、父には恥ずかしくて聞けないので目を逸らし生きてきました。
祖父母はもちろんですが母の事を死ぬほど嫌いなので言えません。
人って、女性から産まれるじゃないですか?
そして、母なる大地っていうじゃないですか?
やっぱり、人の基本は母なのではと僕個人はずっと思っていまして
(全国の母じゃない方スミマセン)。
蓮伽さんに会ってもその二つはモヤモヤしたままです。
が、きっと彼女は気づいているんです。
自分にそれを求めている事に。
蓮伽さんは言います、「母親の無償の愛なるものを知るために深澤くんは私と出会い、私は人を愛されるということを深澤くんから貰う為に出会っている」と。
なのに「私は深澤くんの母親じゃないから、母の愛は無理」と、あっさり吐き捨てますが(笑)
「でも、無償の愛だったら大丈夫かな(照)」
ああ......もう、そんなコト言うから、
おかしくなってしまうんだ。
僕は、
その愛を見たくて その姿を見たくて
欲しくて欲しくて欲しくて、満たされたくて満たされてもすぐ欲しくて、
何回も何回も愛でてしまうんだ。
求められたい、求められたい....求められるとめちゃくちゃにしまう。
あんなに切ない顔で僕を求めるくせに、
結局、僕が、柔らかく大きな花に鎮められていく。
違うね、溺れていくんだ
小悪魔ではなく、悪魔の優しく溢れる愛の沼に。
あぁ.....幸せだ、僕の中は蓮伽さんでいっぱいだ。
これからは、中居さんのミッションのお陰でしばらく二人でいられる・・
蓮伽さんの蓮の花の咲く沼に溺れていく日々がはじまる・・・
「僕だけのものに。蓮伽さんを壊したい。」
......結局、壊れてしまうのはいつも僕。
先に説明した通り、僕は母親から愛されて育っていません。
だからなのか、愛される事に自信がなく、そして疑り深いです。
もちろん父や祖父母からはたくさんの愛情を掛けてもらい過ごしてきました。
それでも、気持ちのどこかには母がいてずっとひっかかっている事もあります。
”僕は望まれてこの世に産まれて来たのか”
”一度でも母に愛された事があったのか”
こんな事、父には恥ずかしくて聞けないので目を逸らし生きてきました。
祖父母はもちろんですが母の事を死ぬほど嫌いなので言えません。
人って、女性から産まれるじゃないですか?
そして、母なる大地っていうじゃないですか?
やっぱり、人の基本は母なのではと僕個人はずっと思っていまして
(全国の母じゃない方スミマセン)。
蓮伽さんに会ってもその二つはモヤモヤしたままです。
が、きっと彼女は気づいているんです。
自分にそれを求めている事に。
蓮伽さんは言います、「母親の無償の愛なるものを知るために深澤くんは私と出会い、私は人を愛されるということを深澤くんから貰う為に出会っている」と。
なのに「私は深澤くんの母親じゃないから、母の愛は無理」と、あっさり吐き捨てますが(笑)
「でも、無償の愛だったら大丈夫かな(照)」
ああ......もう、そんなコト言うから、
おかしくなってしまうんだ。
僕は、
その愛を見たくて その姿を見たくて
欲しくて欲しくて欲しくて、満たされたくて満たされてもすぐ欲しくて、
何回も何回も愛でてしまうんだ。
求められたい、求められたい....求められるとめちゃくちゃにしまう。
あんなに切ない顔で僕を求めるくせに、
結局、僕が、柔らかく大きな花に鎮められていく。
違うね、溺れていくんだ
小悪魔ではなく、悪魔の優しく溢れる愛の沼に。
あぁ.....幸せだ、僕の中は蓮伽さんでいっぱいだ。
これからは、中居さんのミッションのお陰でしばらく二人でいられる・・
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