結いの約束~記憶に残る蜜の香り【異能覚醒編】

蓮華(れんげ)

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第二十二章 異能力のルーツ

母と娘はほぼバカンス

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太陽はそろそろ一番高いところに上る頃に目が覚めた。

こんなに遅く起きるのは久々だ。







「おはよう。」






少し前に起きていたらしい母と、既に朝早くから海岸に遊びに行っていたリョウが戻って来た。








「朝早いね、母ちゃまお酒残ってないの?」



「(笑)残っているから、朝早く起きて抜いて来たのよ。」



「そんな方法ある?」



「素潜り。」



「ちょっと、危ないじゃない。万全の体力じゃないのに。」



「昔から、こっちではそうやって抜いて来たの、お酒(笑)」



「昔と今は、御年が違うでしょ(笑)」



「あ、そうだっけ?わからなかったわ~」



「もっと危ないじゃない(笑)」



「ふふっ、ご飯作ってあるわよ、食べちゃって。」



「ありがと~!人に作ってもらう朝ごはん最高~!」






人に作っている事が日常の人にとって、ご飯を作らなくていい。ということは至福だ。

ありがたく、朝ごはんにありついた。





「ねぇ、レン、ちょっとリョウ連れて出かけて来るわ。」



「いいけど、どこか行きたいとこでもあるの?」



「ええ、なかなかの機会だしルーツも兼ねて色々見せておきたいかなって。」



「そうね、助かる。」



「アンタは調べ物あるでしょうし。」



「あるわ、一日クラに居たい(笑)」



「きっと、価値のある一日になるわよ。」







そう言って、リョウを連れて母は出かけた。
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