悪の魔女は王子の溺愛から逃れられない

ナカナカ田

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ほんの少しのお節介が相手によっては身を滅ぼす

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時は少しさかのぼる。

アリア:王宮滞在2日目。



もくもくもくもく。

ここは王子の執務室。王子は、机に向かって黙々と執務をこなしている。ほんのたまに会議や人と会うために部屋を空けることがあるものの、それ以外はほとんど部屋にこもりきり、黙々と机に向かっている。

3度の食事はとっているものの、それ以外、あまり休憩も取っていない。

(王子の生活って、こんななのか?)

朝から晩までミッチリ執務。もしくは勉強。自分の自由時間はほぼない様子だ。
昨日1日、私はすることもないので1日ここで王子の様子を見ていたが、なんだか気の毒になるような生活である。

(私だったら嫌だな…)

そう思わずにいられなかった。

(リラックス効果のあるものを、飲ませてやるのはどうだろう)

だから、余計なことを考えてしまった。

部屋から出ることができないので、他にやることがないのもいけなかった。

魔女だけに、薬に通じているのも…悪かったのかもしれない。

こうして私は王子に欲しいものを伝え、融通ゆうずうしてもらい、準備を整えた。
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