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第二部 二人のクリスマスと年越しの巻
第七話 ジャイアン理論
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「うひゃぁぁぁぁ」
改めて皆様に始めましての御挨拶をさせていただきます、ちょっと朝から慌てている宮内愛海、二十一歳です。実は今朝は寝坊をしちゃって、いつもより遅い時間の今、改札口を通り抜けました。
あああ、やっぱり人が多いよ。通勤ラッシュを少しでも避けようといつも早めに出て会社の近くのカフェで朝ご飯を食べて、みたいな感じなんだけど今日は諦めて満員電車に乗らなければと気合を入れる。
―― おじさんばかりだあ…… ――
黒っぽい背広姿のおじさん達がいっぱい。日本のサラリーマンさんって本当に大変だって思うのはこんな瞬間。特に世のお父さん達には頭が下がる思いだ。
「宮内?」
見上げれば海藤部長がこっちを見下ろしている。
「あ、おはようございます、部長。部長って車で通勤だった筈じゃ?」
「そうなんだが車検に出していてな。一日ぐらいだから代車断ったんだが、今ちょっと後悔している」
「ですよねえ……」
ぎゅうぎゅうですから。滅多に乗らない人にはダメージ大きいと思う。
「宮内はいつもこの時間なのか?」
「いえいえ。私もこんなお寿司状態はイヤで普段はもっと早い時間の電車に乗ってるんですけど、今日は寝坊しちゃって。部長のせいですよ」
「俺の?」
何でそこで俺が?みたいな顔をして首を傾げた。部長は入口付近に立っていた私をさりげなく両腕で囲み、周囲の人ごみからガードしてくれている。お陰でお寿司状態も少しマシになったかも。
「部長がですね、夢の中に出てきたんですよ」
「色っぽい夢だったか?」
「まさか。SF映画みたいな感じで部長は悪の皇帝でしたよ。お陰で夜中に目が覚めちゃって眠れなくてこのざまです」
「俺は悪役かよ」
「倒せなかったので夢の中の部長は健在ですからご心配なく」
電車が緩いカーブに差し掛かりお互いの身体が密着する。部長と恋人同士になって数ヶ月。週末にはもっと親密な形で身体を重ねる関係なのに、服越しの接触が恥ずかしいだなんてちょっと意外。
「顔が赤いぞ、なに考えてるんだ」
「な、なにも考えてませんよ」
「ほぉ」
「だから何も考えてませんってば。そんなニヤニヤしないで下さい、エロいオッサンみたいですよ」
「俺、オッサンだし」
悪びれた風もなくしれっと言い放つ。そりゃ年代的にはそうなのかもしれないけど!
「エロの皇帝って凄いな、全宇宙が俺様のハーレムみたいな内容か」
なかなか面白そうだと呟いている。そんな部長の顔が急に強張った。
「どうしました?」
なんだか目が泳いでる? 違う、なんか後ろを気にしてる?
「部長?」
「……」
声を出さずに何か言ってる。いかん? みかん? ちかん? え、痴漢?!
―― 痴漢、ですか? ――
私の口パクの問いに何とも複雑そうな顔で頷いている。男の人でも痴漢に遭うんだ……後ろに立っているの男の人だけど……あ、これってホのつく世界? うわぁ……私の友達にも腐女子ちゃんがいるけど何だか彼女が萌そうなシチュエーションかも? いやいや笑い事じゃないよね、部長の貞操の危機だもの、私が何とかしなきゃ。
「部長、私ちょっと熱気で気分が悪くなってきたみたいです……」
「……俺に凭れてろ」
何をする気だ?と無言の問いかけにちょっと弱々しい笑みをみせる。気分が悪いといいつつニッコリ笑うわけにもいかなかったし、芝居じみたのは仕方ない。部長に凭れかかると、ちょっと頭をずらして背後を覗き込んで下の方へと視線を落とす。どう見てもオッサンのゴツゴツした手が部長のお尻を触ってる、撫でてる、気持ち悪い……。本当に気分が悪くなってきた。部長の上着を握っていた手に思わず力が入り、それに応えるように私の腰に回した部長の手にも力が入った。
きっと自分が痴漢に遭ったらこんなこと出来ないと思うんだけど、これってやっぱり“愛”のパワーなのかな。その不届きなゴツゴツした手を掴んで思いっ切り爪をたてた。手の先の体がビクッとしてこちらに視線が来る。目と目が合ったのでニッコリ笑ってあげたら、あちらもヘラッと笑ってきたのでムカついて更に爪を食い込ませてやった。本当はボールペンとかシャーペンとかを突き刺してやりたかったんだけど、それをすると過剰防衛になりそうなので我慢。
「あのですね、この人のお尻は私のものなんで、その汚い手で気安く触らないでくれます?」
我ながら大胆発言。あ、でも付き合っているんだから私のもので間違ってないよね?
「あ……は……い……スミマセン……」
謝るなら最初からするなっつーの! その人はコソコソと次の駅で降りていった。
「助かったよ。まさかお前じゃなくて俺があんなのに遭うとはな」
「良かったです、部長のお尻が守られて」
「やめろ、そのお尻発言。ホモ臭が凄まじい……」
そう言いながら私の腰に回していた手をお尻の方へと下げきた。背中側はドアだとはいえ電車の中で何をするのよ、この人は。なのでさっきの人にしたのと同じように爪を立てた。もちろん力は加減したけれど。
「いっ……」
「部長のお尻は私のものですけど、私のお尻は私のものですから、こんなところで気安く触らないで下さいね」
「なんでだ、そのケツは……イタタタッ」
「ケツ発言も下品だから許しませんよ」
「愛海、あとで覚えてろよ」
+++++
「や……ぶちょお、もう、やだ……」
「ダメだ、俺のものは俺の好きにする」
“あとで覚えてろ”って言われた時に覚悟しておくべきだったのかな。夕飯に誘ってもらった後、週末でもないのにホテルに引き摺り込まれてしまった。何もムキになって私のジャイアン理論に立ち向かってこなくてもいいのに、子供みたいな人だ。
シャワーだけは何とか浴びさせてもらったけど、その後はベッドに投げ落とされてひたすら貪られる草食動物状態。頭からつま先まで至るところに痕をつけられた。うつ伏せにされて首を吸われた時に抗議したけど全く聞く耳を持ってもらえなくて、それどころか更に強く噛んできて歯形までつけられる始末。
「ひぅっ、お、奥、だめぇ、だめだってばぁ」
そして今は後ろから部長のものに貫かれている。激しくされてるわけではないけど確実に奥に入っていくのが感じられて、最奥を突かれるたびに甘い痺れが身体全体を駆け巡った。
「も、ぶちょお、ほんっとにねちっこいぃ」
「ほお、激しくする方がお好みか?」
「え? ちがうっ、ちがうのっ、ああぁっ」
うっかり漏れてしまった本音が、部長の暗黒皇帝モードのスイッチを押してしまったみたいでその後はお察しな展開に。散々啼かされてこちらの腰から下が痺れてくる頃になってやっと薄い膜越しに熱いものが吐き出された。もう部長ったら無駄に体力ありすぎるよ……。何とか息を整えようとしている私の背中に部長の重みが加わり耳元に熱っぽい息がかかってきた。
「お前は俺のものだからな、わかったか?」
「……なん、で……うぅっ」
返事を渋ったら深いところを力任せに突かれた。
「わかったか?」
口調が仕事で部下を叱っている時と同じ、部下にNOと言わせない時の口ぶりだ。こんなところで職権乱用だなんて大人気ないよ部長。けど返事しないときっと今夜は寝かせてもらえない。
「……はい、わかりましたぁ」
もう、明日も仕事なのにぃ……。
改めて皆様に始めましての御挨拶をさせていただきます、ちょっと朝から慌てている宮内愛海、二十一歳です。実は今朝は寝坊をしちゃって、いつもより遅い時間の今、改札口を通り抜けました。
あああ、やっぱり人が多いよ。通勤ラッシュを少しでも避けようといつも早めに出て会社の近くのカフェで朝ご飯を食べて、みたいな感じなんだけど今日は諦めて満員電車に乗らなければと気合を入れる。
―― おじさんばかりだあ…… ――
黒っぽい背広姿のおじさん達がいっぱい。日本のサラリーマンさんって本当に大変だって思うのはこんな瞬間。特に世のお父さん達には頭が下がる思いだ。
「宮内?」
見上げれば海藤部長がこっちを見下ろしている。
「あ、おはようございます、部長。部長って車で通勤だった筈じゃ?」
「そうなんだが車検に出していてな。一日ぐらいだから代車断ったんだが、今ちょっと後悔している」
「ですよねえ……」
ぎゅうぎゅうですから。滅多に乗らない人にはダメージ大きいと思う。
「宮内はいつもこの時間なのか?」
「いえいえ。私もこんなお寿司状態はイヤで普段はもっと早い時間の電車に乗ってるんですけど、今日は寝坊しちゃって。部長のせいですよ」
「俺の?」
何でそこで俺が?みたいな顔をして首を傾げた。部長は入口付近に立っていた私をさりげなく両腕で囲み、周囲の人ごみからガードしてくれている。お陰でお寿司状態も少しマシになったかも。
「部長がですね、夢の中に出てきたんですよ」
「色っぽい夢だったか?」
「まさか。SF映画みたいな感じで部長は悪の皇帝でしたよ。お陰で夜中に目が覚めちゃって眠れなくてこのざまです」
「俺は悪役かよ」
「倒せなかったので夢の中の部長は健在ですからご心配なく」
電車が緩いカーブに差し掛かりお互いの身体が密着する。部長と恋人同士になって数ヶ月。週末にはもっと親密な形で身体を重ねる関係なのに、服越しの接触が恥ずかしいだなんてちょっと意外。
「顔が赤いぞ、なに考えてるんだ」
「な、なにも考えてませんよ」
「ほぉ」
「だから何も考えてませんってば。そんなニヤニヤしないで下さい、エロいオッサンみたいですよ」
「俺、オッサンだし」
悪びれた風もなくしれっと言い放つ。そりゃ年代的にはそうなのかもしれないけど!
「エロの皇帝って凄いな、全宇宙が俺様のハーレムみたいな内容か」
なかなか面白そうだと呟いている。そんな部長の顔が急に強張った。
「どうしました?」
なんだか目が泳いでる? 違う、なんか後ろを気にしてる?
「部長?」
「……」
声を出さずに何か言ってる。いかん? みかん? ちかん? え、痴漢?!
―― 痴漢、ですか? ――
私の口パクの問いに何とも複雑そうな顔で頷いている。男の人でも痴漢に遭うんだ……後ろに立っているの男の人だけど……あ、これってホのつく世界? うわぁ……私の友達にも腐女子ちゃんがいるけど何だか彼女が萌そうなシチュエーションかも? いやいや笑い事じゃないよね、部長の貞操の危機だもの、私が何とかしなきゃ。
「部長、私ちょっと熱気で気分が悪くなってきたみたいです……」
「……俺に凭れてろ」
何をする気だ?と無言の問いかけにちょっと弱々しい笑みをみせる。気分が悪いといいつつニッコリ笑うわけにもいかなかったし、芝居じみたのは仕方ない。部長に凭れかかると、ちょっと頭をずらして背後を覗き込んで下の方へと視線を落とす。どう見てもオッサンのゴツゴツした手が部長のお尻を触ってる、撫でてる、気持ち悪い……。本当に気分が悪くなってきた。部長の上着を握っていた手に思わず力が入り、それに応えるように私の腰に回した部長の手にも力が入った。
きっと自分が痴漢に遭ったらこんなこと出来ないと思うんだけど、これってやっぱり“愛”のパワーなのかな。その不届きなゴツゴツした手を掴んで思いっ切り爪をたてた。手の先の体がビクッとしてこちらに視線が来る。目と目が合ったのでニッコリ笑ってあげたら、あちらもヘラッと笑ってきたのでムカついて更に爪を食い込ませてやった。本当はボールペンとかシャーペンとかを突き刺してやりたかったんだけど、それをすると過剰防衛になりそうなので我慢。
「あのですね、この人のお尻は私のものなんで、その汚い手で気安く触らないでくれます?」
我ながら大胆発言。あ、でも付き合っているんだから私のもので間違ってないよね?
「あ……は……い……スミマセン……」
謝るなら最初からするなっつーの! その人はコソコソと次の駅で降りていった。
「助かったよ。まさかお前じゃなくて俺があんなのに遭うとはな」
「良かったです、部長のお尻が守られて」
「やめろ、そのお尻発言。ホモ臭が凄まじい……」
そう言いながら私の腰に回していた手をお尻の方へと下げきた。背中側はドアだとはいえ電車の中で何をするのよ、この人は。なのでさっきの人にしたのと同じように爪を立てた。もちろん力は加減したけれど。
「いっ……」
「部長のお尻は私のものですけど、私のお尻は私のものですから、こんなところで気安く触らないで下さいね」
「なんでだ、そのケツは……イタタタッ」
「ケツ発言も下品だから許しませんよ」
「愛海、あとで覚えてろよ」
+++++
「や……ぶちょお、もう、やだ……」
「ダメだ、俺のものは俺の好きにする」
“あとで覚えてろ”って言われた時に覚悟しておくべきだったのかな。夕飯に誘ってもらった後、週末でもないのにホテルに引き摺り込まれてしまった。何もムキになって私のジャイアン理論に立ち向かってこなくてもいいのに、子供みたいな人だ。
シャワーだけは何とか浴びさせてもらったけど、その後はベッドに投げ落とされてひたすら貪られる草食動物状態。頭からつま先まで至るところに痕をつけられた。うつ伏せにされて首を吸われた時に抗議したけど全く聞く耳を持ってもらえなくて、それどころか更に強く噛んできて歯形までつけられる始末。
「ひぅっ、お、奥、だめぇ、だめだってばぁ」
そして今は後ろから部長のものに貫かれている。激しくされてるわけではないけど確実に奥に入っていくのが感じられて、最奥を突かれるたびに甘い痺れが身体全体を駆け巡った。
「も、ぶちょお、ほんっとにねちっこいぃ」
「ほお、激しくする方がお好みか?」
「え? ちがうっ、ちがうのっ、ああぁっ」
うっかり漏れてしまった本音が、部長の暗黒皇帝モードのスイッチを押してしまったみたいでその後はお察しな展開に。散々啼かされてこちらの腰から下が痺れてくる頃になってやっと薄い膜越しに熱いものが吐き出された。もう部長ったら無駄に体力ありすぎるよ……。何とか息を整えようとしている私の背中に部長の重みが加わり耳元に熱っぽい息がかかってきた。
「お前は俺のものだからな、わかったか?」
「……なん、で……うぅっ」
返事を渋ったら深いところを力任せに突かれた。
「わかったか?」
口調が仕事で部下を叱っている時と同じ、部下にNOと言わせない時の口ぶりだ。こんなところで職権乱用だなんて大人気ないよ部長。けど返事しないときっと今夜は寝かせてもらえない。
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もう、明日も仕事なのにぃ……。
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