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7月XX日、灰色うさぎがやってきた
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年季の入ったコンクリートはアルミサッシのガラス越しに明るく照らされている。半分空いた窓から入った風が、纏められたカーテンを少し膨らませて、通り過ぎていく。
「ほら、あぶねーから野菜は猫の手で抑える「うさせんせー!」ちょっと待ってろ!」
この話は2023年7月XX日の10時20分、3時限目に始まり、50分×2、つまり12時に終わる。そう、こんなに僅かな時間で終わる。終わらない時間がないように。
家庭科室には1組と2組の生徒たち。全部で38人。歳の頃はようやく二桁だろうか。
甲高い声に少年期特有のざわつきが空間を満たしており、その縦長の教室の突き当りの黒板には、こう記載されていた。
「地域ふれあい調理実習」
そう、今日は区役所の社会福祉課に登録されているボランティアたちと子どもたちが調理実習をするというごくありふれた、だけど大切な学校行事。
「おい、そんなところでどうしたんだ?」彼は窓際の小さな影に近づいていく。
影は言う。
「だって、関係ないし面倒だし」。
振り返って彼は問うた。「こいつの当番はなんだ?」「炊飯でーす」元気よく答えるウルフカットの女の子、150cmぐらいだろうか。いや「うさせんせい」と同じぐらいかもしれない。
「どうした?そうやっていても、飯は炊けない。これ以上遅くなると昼に間に合わない。お前、班のみんなのご飯をどうするつもりだ?」「別に誰かやればいいじゃん」「他のみんなは別のことをしてんのにか?お前が今やらないと間に合わないぞ?」
もうすぐ天頂の薄柔らかな陽の光は、小さなうさぎの影法師が小さな泣きそうな影法師に手を伸ばす影絵の世界を床に描き出す。
「うさせんせ、そいつなんてほっとこうよ。そいつ、なんもできないし。この前もみかちゃんのノート隠すし。ただのぐずなんだ」。
子どもたちよりも一回りほど小さなデフォルメされた灰色のうさぎは、「そいつ」の顔を覗き込んでいる。
その子はさっきから遠くで班の子たちを見ていた。周りの子たちは近づかない。よくある「無視」といういじめだろう。
「違うよな。なんだ?言ってみろ、どうしたんだ?」「・・・だって、やり方わからないし」「ほら、じゃあ一緒にやろう。あと、お前ら!人のことを愚図とかいうな!お前らだって知らないことはできないだろ。あ、あと本当にみかちゃんのノート隠したのか?証拠もなしに人を疑うなよ」
子どもたちが動揺したようだ。「うっわ!お前、うさせんせいに怒られてやんの」「うっせー。うさせんせーがあれに騙されてんだよ!」「えー、うさ先生に言われたのに逆ギレとかだせー」。
子どもたちは「うさせんせい」には嫌われたくないのだろう。擦り合いが始まった。他愛ない子どもたちのやり取りはこの時期固有のような、人の本質のような。
でも「うさせんせい」は聞いていない。聞いていたとしても呆れられるだけで意味がない。
「な、こうしてある程度ざっくり研いだら水が白くなるから、そしたら水を捨てる。水を入れたときにある程度透明になったら大丈夫だ。できるか?」「うん」「シロさん、あとは俺が見ているんで、他も回ってください」「ああ、ありがとう」。うさぎは頷いていた。
ふと、視線を下げる。
手元に配られている「今日のレシピ」。
それは「のり弁」。
これから各班でお弁当を作ってボランティアの方々と食べに行く。晴れてもいないし、雨でもない。窓越しに外を見れば太陽が少しずつ昇っていく。丁度いい天気だ。そう、過ごしやすい曇り空。
調理台の一つを揚げ物コーナーにして、子どもたちに順番に挑戦させている。
「ん、美味しそうですね」気が付くと灰色うさぎがマスク越しに笑っている。
「俺の分、あります?」人好きする笑顔なのがマスク越しでもわかる。「もちろんですよ。うさ先生の分は何があっても、ばっちり確保します」。
うさぎは笑いながら言う。「じゃあ大きいのよろしく!」小さな手のひらで決めポーズ。「えーうさせんせいずるいー」「大人の特権だ」「おーぼー」子どもたちとわいわいしながらうさぎは通り過ぎていく。「先生?」「あ、ごめん。じゃあ、まずパン粉つけてね」。
醬油の焦げた匂いと温めた、ごま油の香りが鼻を掠める。改めて顔を上げて飛び込むおいしそうな匂いに少し驚いた。実力テストでクラスを決めるからか、クラス間の仲は良くない。従って、実習の班分けは各組で固まらないようにくじ引きとしていた。
そう、今日は流行り病明けの初回実習。久しぶりの対面授業。更に年に数回ある地域交流活動でもあった。
子どもたちには、数年間に渡り、この流行り病で閉じ込められた、学校や家庭という狭い世界だけではなく、地域のボランティアとの交流を通して、その世界を広げてほしい。
できれば、クラス間の確執を超えて疎遠になっていたクラスメートたちとの交流もしてほしいという欲張った実習計画であった。
視線の先で1組の先生が炊飯時の注意をしている。今回はガス火で米を炊く。火の使い方をレクチャーされる生徒の中にあの子もいた。どうやら間に合ったようだ。
「俺さ、結構、疲れたんだけど」「せんせー、なんか鳴ってるー!」「なあ、笛吹ケトルって知らねーのか?」「さっき聞いたけど、麦茶って自販機で「うわっ!なんか出てきた!」ペットボトルだって。温かい麦茶って飲んだことないらしいよ?」「まじか」「せんせー!」「今行くよー」「吹きこぼれもしらねーのか」。
「できたー!」揚げた白身魚のフライを持ち上げる子たちの笑顔と歓声。6人班4つと7人班2つ。おかずを作る子たちと炊飯、麦茶などの飲み物を作る子たち。作業が終わったそばから片づけをしていく。
片付けまでを12時に終わらせる。そのあとは屋上でランチタイムの予定。ランチタイムまでの段取りに問題はない。そう、今のところ問題はない。
大人はボランティア3名に教員2名、教頭。ボランティアは区役所に登録されている方から教頭が知人だというので指名したが、まさかうさぎが来るとは思わなかった。
「よろしく」
そう言った彼はとてもいい笑顔で、つい見とれてしまった。案の定、あっさりと子どもたちのアイドルになった。開始10分も経たずに「うさせんせい」は不動の地位を築いた。
今回、ここまでうまくいったのは彼のおかげだろう。灰色うさぎのシロさん。艶やかな毛並みにいわゆるイケボであり、愛くるしい外観と相まって人気が出ないはずがなかった。
他のボランティアも子どもたちへの気遣いや優しさが感じ取れる。少しだけ教頭を見直した。所詮は肩書、だけではなかった。
「もーいいですか?」「まだ。あと少し」子どもたちと一緒に炊飯の火を止めるタイミングを見計らい、ガスコンロを覗いているうさせんせいはベージュのチノパンに襟付きシャツ、スニーカータイプの上履き。グリーンのエプロンに青い三角頭巾に白いマスクとばっちりだ。
エプロンダサいとか三角頭巾が嫌とか散々言っていた子どもたちは一斉に付けた。アイコニックに人が付いていくというのは、いくつであれ変わらないのかもしれない。
薄曇りの空の下。少し湿り気のある風が我々を撫でたまま、真上にある太陽へ向かって突き上がる。
「それじゃあ、いただきます」
各班の子供たちと大人1名がビニールシートに少し離れて座っている。大人たちがどの班に付くのかはくじ引きだ。
子どもたちが仲良く「不正だ!」と叫んでいた。わずかな時間で団結力が生まれたようで何よりだ。大人たちのお弁当は担当の班が詰めてくれた。
「先生、どうですか?」「とても美味しいよ。みんなありがとう」。他を見回しても、大人も子どもたちと笑いあっていた。太陽の匂いがする生暖かい風が優しさを運んでくる。
「せんせー!」「うわっ!あぶねーだろ!抱きつくな!」あ、あらゆる子供の上にエクステンションマーク「!」がみえた。
うさせんせいは無「やめろ!!耳引っ張ん「うさせんせいのひげをてにいれたー!」「よこせ!」ちょっ!?しっぽ触んな!!」事に帰れるのだろうか。いや、無理かもしれない。
子どもたちが用意してくれた、まだほのかに温かい麦茶を口にする。マスクはもう口元を覆っていない。また、笑いあえる日常が戻ってきた。それがわかる。ああ、よかった。
「ほら、あぶねーから野菜は猫の手で抑える「うさせんせー!」ちょっと待ってろ!」
この話は2023年7月XX日の10時20分、3時限目に始まり、50分×2、つまり12時に終わる。そう、こんなに僅かな時間で終わる。終わらない時間がないように。
家庭科室には1組と2組の生徒たち。全部で38人。歳の頃はようやく二桁だろうか。
甲高い声に少年期特有のざわつきが空間を満たしており、その縦長の教室の突き当りの黒板には、こう記載されていた。
「地域ふれあい調理実習」
そう、今日は区役所の社会福祉課に登録されているボランティアたちと子どもたちが調理実習をするというごくありふれた、だけど大切な学校行事。
「おい、そんなところでどうしたんだ?」彼は窓際の小さな影に近づいていく。
影は言う。
「だって、関係ないし面倒だし」。
振り返って彼は問うた。「こいつの当番はなんだ?」「炊飯でーす」元気よく答えるウルフカットの女の子、150cmぐらいだろうか。いや「うさせんせい」と同じぐらいかもしれない。
「どうした?そうやっていても、飯は炊けない。これ以上遅くなると昼に間に合わない。お前、班のみんなのご飯をどうするつもりだ?」「別に誰かやればいいじゃん」「他のみんなは別のことをしてんのにか?お前が今やらないと間に合わないぞ?」
もうすぐ天頂の薄柔らかな陽の光は、小さなうさぎの影法師が小さな泣きそうな影法師に手を伸ばす影絵の世界を床に描き出す。
「うさせんせ、そいつなんてほっとこうよ。そいつ、なんもできないし。この前もみかちゃんのノート隠すし。ただのぐずなんだ」。
子どもたちよりも一回りほど小さなデフォルメされた灰色のうさぎは、「そいつ」の顔を覗き込んでいる。
その子はさっきから遠くで班の子たちを見ていた。周りの子たちは近づかない。よくある「無視」といういじめだろう。
「違うよな。なんだ?言ってみろ、どうしたんだ?」「・・・だって、やり方わからないし」「ほら、じゃあ一緒にやろう。あと、お前ら!人のことを愚図とかいうな!お前らだって知らないことはできないだろ。あ、あと本当にみかちゃんのノート隠したのか?証拠もなしに人を疑うなよ」
子どもたちが動揺したようだ。「うっわ!お前、うさせんせいに怒られてやんの」「うっせー。うさせんせーがあれに騙されてんだよ!」「えー、うさ先生に言われたのに逆ギレとかだせー」。
子どもたちは「うさせんせい」には嫌われたくないのだろう。擦り合いが始まった。他愛ない子どもたちのやり取りはこの時期固有のような、人の本質のような。
でも「うさせんせい」は聞いていない。聞いていたとしても呆れられるだけで意味がない。
「な、こうしてある程度ざっくり研いだら水が白くなるから、そしたら水を捨てる。水を入れたときにある程度透明になったら大丈夫だ。できるか?」「うん」「シロさん、あとは俺が見ているんで、他も回ってください」「ああ、ありがとう」。うさぎは頷いていた。
ふと、視線を下げる。
手元に配られている「今日のレシピ」。
それは「のり弁」。
これから各班でお弁当を作ってボランティアの方々と食べに行く。晴れてもいないし、雨でもない。窓越しに外を見れば太陽が少しずつ昇っていく。丁度いい天気だ。そう、過ごしやすい曇り空。
調理台の一つを揚げ物コーナーにして、子どもたちに順番に挑戦させている。
「ん、美味しそうですね」気が付くと灰色うさぎがマスク越しに笑っている。
「俺の分、あります?」人好きする笑顔なのがマスク越しでもわかる。「もちろんですよ。うさ先生の分は何があっても、ばっちり確保します」。
うさぎは笑いながら言う。「じゃあ大きいのよろしく!」小さな手のひらで決めポーズ。「えーうさせんせいずるいー」「大人の特権だ」「おーぼー」子どもたちとわいわいしながらうさぎは通り過ぎていく。「先生?」「あ、ごめん。じゃあ、まずパン粉つけてね」。
醬油の焦げた匂いと温めた、ごま油の香りが鼻を掠める。改めて顔を上げて飛び込むおいしそうな匂いに少し驚いた。実力テストでクラスを決めるからか、クラス間の仲は良くない。従って、実習の班分けは各組で固まらないようにくじ引きとしていた。
そう、今日は流行り病明けの初回実習。久しぶりの対面授業。更に年に数回ある地域交流活動でもあった。
子どもたちには、数年間に渡り、この流行り病で閉じ込められた、学校や家庭という狭い世界だけではなく、地域のボランティアとの交流を通して、その世界を広げてほしい。
できれば、クラス間の確執を超えて疎遠になっていたクラスメートたちとの交流もしてほしいという欲張った実習計画であった。
視線の先で1組の先生が炊飯時の注意をしている。今回はガス火で米を炊く。火の使い方をレクチャーされる生徒の中にあの子もいた。どうやら間に合ったようだ。
「俺さ、結構、疲れたんだけど」「せんせー、なんか鳴ってるー!」「なあ、笛吹ケトルって知らねーのか?」「さっき聞いたけど、麦茶って自販機で「うわっ!なんか出てきた!」ペットボトルだって。温かい麦茶って飲んだことないらしいよ?」「まじか」「せんせー!」「今行くよー」「吹きこぼれもしらねーのか」。
「できたー!」揚げた白身魚のフライを持ち上げる子たちの笑顔と歓声。6人班4つと7人班2つ。おかずを作る子たちと炊飯、麦茶などの飲み物を作る子たち。作業が終わったそばから片づけをしていく。
片付けまでを12時に終わらせる。そのあとは屋上でランチタイムの予定。ランチタイムまでの段取りに問題はない。そう、今のところ問題はない。
大人はボランティア3名に教員2名、教頭。ボランティアは区役所に登録されている方から教頭が知人だというので指名したが、まさかうさぎが来るとは思わなかった。
「よろしく」
そう言った彼はとてもいい笑顔で、つい見とれてしまった。案の定、あっさりと子どもたちのアイドルになった。開始10分も経たずに「うさせんせい」は不動の地位を築いた。
今回、ここまでうまくいったのは彼のおかげだろう。灰色うさぎのシロさん。艶やかな毛並みにいわゆるイケボであり、愛くるしい外観と相まって人気が出ないはずがなかった。
他のボランティアも子どもたちへの気遣いや優しさが感じ取れる。少しだけ教頭を見直した。所詮は肩書、だけではなかった。
「もーいいですか?」「まだ。あと少し」子どもたちと一緒に炊飯の火を止めるタイミングを見計らい、ガスコンロを覗いているうさせんせいはベージュのチノパンに襟付きシャツ、スニーカータイプの上履き。グリーンのエプロンに青い三角頭巾に白いマスクとばっちりだ。
エプロンダサいとか三角頭巾が嫌とか散々言っていた子どもたちは一斉に付けた。アイコニックに人が付いていくというのは、いくつであれ変わらないのかもしれない。
薄曇りの空の下。少し湿り気のある風が我々を撫でたまま、真上にある太陽へ向かって突き上がる。
「それじゃあ、いただきます」
各班の子供たちと大人1名がビニールシートに少し離れて座っている。大人たちがどの班に付くのかはくじ引きだ。
子どもたちが仲良く「不正だ!」と叫んでいた。わずかな時間で団結力が生まれたようで何よりだ。大人たちのお弁当は担当の班が詰めてくれた。
「先生、どうですか?」「とても美味しいよ。みんなありがとう」。他を見回しても、大人も子どもたちと笑いあっていた。太陽の匂いがする生暖かい風が優しさを運んでくる。
「せんせー!」「うわっ!あぶねーだろ!抱きつくな!」あ、あらゆる子供の上にエクステンションマーク「!」がみえた。
うさせんせいは無「やめろ!!耳引っ張ん「うさせんせいのひげをてにいれたー!」「よこせ!」ちょっ!?しっぽ触んな!!」事に帰れるのだろうか。いや、無理かもしれない。
子どもたちが用意してくれた、まだほのかに温かい麦茶を口にする。マスクはもう口元を覆っていない。また、笑いあえる日常が戻ってきた。それがわかる。ああ、よかった。
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