ストーカーになった元カレαに監禁されて溺愛されることになったΩ

おもち

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翌朝。フィルが目覚めた時、薬の効果は完全に切れていた。
完全に意識を取り戻したフィルは昨日の警察と友人の前で快楽に溺れ、自らアダムの支配を受け入れたあの瞬間が鮮明な屈辱として蘇る。彼の首にはアダムがつけた革の首輪が食い込んでいる。

(…………助けが来たのに、俺は、俺自身で全てを捨てた……)

絶望と昨日の情事を思わせる体の重さからフィルはベッドから動けずにいた。
そんなフィルの変化に気づかず、アダムは先に目を覚まし、フィルの顔を幸せそうに覗き込んでいた。

「おはよう、僕の愛しいオメガ」

アダムは、フィルの唇にちゅっちゅと音を立てながら、たっぷりとキスをした。

「…や、めて」

フィルは弱々しく拒否の言葉を口にした。

「ふふ、寝起きが悪いところもかわいいね♡」

しかしアダムはフィルの拒否を聞き流し、そのままフィルに覆いかぶさり、再び身体を重ねようとする。昨日の快楽を思い出したフィルの身体からは反射的に甘いフェロモンが微かに放出されるが、フィルはそれを理性で押しとどめる。

「や、やだっ…!」

必死に首を横に振るフィルの行動にアダムは戸惑った。
アダムからすればフィルが番との行為を拒むなどありえない。アダムは真剣にフィルを心配するような顔で呟いた。

「……フィル。どうしたの?素直になれるお薬飲んだほうがいいかな……」

フィルは薬という言葉に血の気が引いた。自分が自分でなくなるような、あの屈辱的な快楽をもう一度味わうなんて。フィルは慌てて薬を拒否するための言い訳を口にした。

「ち、ちがうの……昨日も遅くまでシたから、まだ疲れてて……」

アダムの顔はすぐに慈愛に満ちた表情に変わった。

「ああ、そうか!ごめんね、俺が無理をさせすぎちゃったんだ」

アダムは優しくフィルの髪を撫で、その首筋に顔を埋めた。

「じゃあ責任取って俺が全部お世話してあげるね」

アダムはねっとり囁くと、フィルの体を起こし、彼の服を丁寧に自分で着替えさせた。
そして、フィルを軽々とお姫様抱っこしてリビングへ向かった。

リビングに到着し、朝食を用意したアダムはフィルを自分の膝の上に座らせた。それからアダムは自分の膝の上のフィルに向かって、ひとくち分の食事をスプーンに載せた。

「じ、自分で食べられるよ」
「番にはとことん甘えていいんだよ♡」

アダムはそう言い切るとそのスプーンをフィルの口元へ運んだ。こんな些細なことですらアダムに逆らえない現状が、フィルにとってはアダムに命を握られていると感じられた。
アダムはフィルの口へ食事を運びながら、時々フィルの首筋に顔を埋めて、オメガのフェロモンを吸い込む。フィルはその度にびくりと肩を震わせた。この状況でフィルの臀部に当たるアダムの硬いペニスはフィルに絶えずプレッシャーを与え続けていた。


朝食を食べ終わると、アダムは皿を脇に置き、フィルの背中を優しく抱きしめながら、彼の服の下に手を滑り込ませ、太ももや腹を弄り始めた。

「……ね、僕のオメガ……俺のちんぽを治めてくれない……?」

アダムはそう言いながら腰を揺らした。硬いペニスがフィルの熱い部分をグリグリと刺激する。ここまで迫られてフィルは抵抗する方法が思いつかなかった。

「やだ…っ…まって……ここでは……ァ、ん゛ん……♡」

​フィルは羞恥心から弱々しく抵抗した。しかし抵抗むなしく、フィルは小さな呻き声と共にアダムの支配を受け入れるしかなかった。

アダムは膝の上のフィルを優しく、しかし容赦なく一気にフィルの奥深くまで穿った。

​「あ゛っア…!♡♡ん、ぁ、あ゙っ……♡♡やめ、っ♡♡や、っ、な゙のにィ…♡♡ォ、ほ♡♡」
​「ふふ、気持ちいいね。正直になっていいんだよ♡」
「っ、ゔ、……ん♡♡あ、ァ゛♡♡はげし、い゛よォっ♡♡あら、む、♡♡やさじく、ッ……♡やさしくしてぇ、っ♡♡」

​アダムはフィルの白い首筋にキスをしながら、腰を激しく突き上げる。二人の動きにあわせてガタガタと食器が音を立てた。

「ォ、お゛♡♡ゃ、めれ゛っ♡♡あ、んォ゛…♡♡ふかい、の、やらぁ゛、あ♡♡ッ~~う゛、はぁ、あ♡♡♡」
「っ、かわいい…♡俺だけのフィル……♡♡」
​「あ゛ぁ、!アダム、あだ、むぅ゛♡ン゛んっ、♡ちが、う……♡んォ゛♡んんッ、あ゛っ、♡♡あァ゛~~♡♡」

​抵抗の言葉は快楽によって甘い喘ぎへと変わる。フィルはアダムに抱かれる激しさに理性を手放し、自らも腰を動かしてアダムの快楽を求め始めた。

「ん♡ン゛んっ、♡あん、ォ゛ぁ♡♡あ゛♡っ…♡♡きもぢィ、♡♡もっと、もっと♡♡奥、ぅ゛ッ♡♡はぁ、っ♡♡あだむ、っ゛、♡♡おれのよわいとこ、ごちゅって、しでっ~~♡♡ん、お゛ォほ♡」

リビングは一瞬にして甘美で淫らな愛の場所へと変貌した。
アダムの愛はフィルの心と身体を、ゆっくりと、しかし確実に自分のものへと変えていくのだった。



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