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お胸
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辰巳さんは私の服を整えながら、直ぐ折り返すと伝えて下さいとディープキスの合間に言った。
こんなの続けてたら頭可笑しくなりそうで、最後のボタンの所でえいって胸を押して立ち上がる。
急いでドアに向かったら、
「待って」
「や」
手を取られてドアに体を押し付けられて鍵をかけた手がするりとスカートに伸びてきた、ダメって首を振って睨んでるのにキスで声を塞がれて下着に手が潜り込んで。
「んふっ……んん!」
「小さくてか弱くて怒った顔も最高に興奮します。大丈夫音しないようにするから」
「無理……無理無理」
「凄いとろとろ」
自分でも分かるくらいそこは熱く濡れてて長い指にちょっとほじられただけでゾクゾクして声我慢出きなくてキスしてもらって必死に舌を絡める。
ぬるつく体液を掻き出されてお腹可笑しくなりそうで体震えて、もう立ってられないよ、膝がくってしたら指が抜かれた。
辰巳さんはにやってしながら腰を支えてくれて濡れた手を自分の口に持っていく。
「ちょっと!」
「こんなぐちゅぐちゅの状態で仕事するのは気持ち悪いかなと思って」
「汚いから舐めちゃだめ……だめ!」
「舐めてるんじゃなくて飲んでます」
「変態部長!」
ふふふって不敵に笑ってほっぺにいっぱいキスされていやだいやだ、何だこの人本当に! 怖すぎヤバすぎ、
「万物の流転を感じるね」
「感じません!!」
しかも電波キテル!!
ひぃい! って部屋から抜け出してデスクに戻って深呼吸体のほてりが半端ない。
「う、う、う……大丈夫だった? 袴田君に怖い事言われなかった?」
「えっと……あの、はい大丈夫ですよ」
「本当に? 私さ、あんまりにも面白いからねーねー袴田君コレ見ーてって漫画見せてしまって、そしたら一応確認しなきゃって……」
「そうだったんですね、もちろん怖い事はなかったですけど…………でも、恥ずかしいのであんまり他の人に見せないで下さいね」
「それはわかってるけどぉ! でも私はもっと皆に知ってもらいたいもん!! 寧々ちゃんいいとこ共有したい! 絵だって上手でお話しもいいんだよ!」
取り返してきた机の本を尾台さんはぎゅっと抱きしめて、嬉しいけど、胸が痛む。
昔もこんな事があったなって、尾台さんには悪気はなくて……ただ、純粋に、私の漫画が好きなだけ……。
「あ、アリガトウゴザイマス……」
「そうだ、辰巳さんからは怒られなかった?」
「え」
「だって……袴田君出てきた後も、中々二人出てこなか……」
言われてすっごい動揺してガタガタしてしまって、尾台さんは何かを悟ってみるみる顔赤くしてる。
「あ、あ、え? あ…………そうなんだ! やっぱりあれだよね、うんよくあるよくある! ああいう個室に二人きりにされると会話しただけで妊娠しちゃうよね!」
「しないから! 本当に会社で止めてくれますか尾台先輩、それ処罰の対象ですからね?! 後会社に不適切なクッソエロい下着も禁止!!」
「おっきな声で言わないでぇ! もう今日はめぐちゃんと口利かないんだからぁ!!」
「子供か!」
後ろから久瀬さんの手刀が尾台さんの頭に落ちて、皆見てるよ。
わああん袴田君! って尾台さんは誰かにメール送ってる、し、仕事しなきゃ。
そんなんで、一緒に帰ろうなんて言われたけど大丈夫か?!
いいいい生きて帰れるのか私は!!
ヤダなヤダな!!
せっかくもう距離を置こうって思ったのに、近付いてないかな。
せっかく傷付かないようにって心に決めたのに。
決めた癖に帰り、会社を出た所で部長に呼び止められて私は足を止めてしまった。
「部長なのに、こんな……定時で仕事上がれるんですか。やることたくさんあるでしょう?」
「ナンセンスだよねその考え、まるで仕事の為に生きてるみたいだ。僕は生きるためにお金がいるから仕事をしているんだよ。それはする分には最善を尽くすけど、自分の大切な時間を潰してまで仕事をしたいなんて思わないな、あくまで生業」
「そうですか」
「皆にもそう言ってるけど、全く浸透しないね。と言っても僕も役職についてしまったからお金貯めて来年は一年間旅行します! なんて大きく出られないけれど」
「行きたいんですか?」
「寧々君が一緒なら行きたいかな。僕一人と考えるともういいや」
「……」
「だって結局日本が一番いいって結論になるよ。あっちこっち行ったけどね、交通の便も仕事の多さも人も……海外行ってさ感性は豊かになってもそこに住みたいって憧れまで持てるかと言われたら、僕は日本で充分って感じかな。蛇口の水飲み放題、町もトイレも綺麗、食べ物も美味しいしチップもいらない豊かで平和、攻撃的な差別もないしね」
海外……修学旅行でしか行った事がないから、旅行雑誌を見る度、海外の動画を見る度憧れるけど……そんなもんなんだ。
まあ言う通り日本は生きてて不便はないけれど。
駅に着いたら、こっちだよって丸の内線また鞄を持たれててついて行くしかないのだ。
「どこに行くんですか」
「直ぐ着くよ」
「答えになってないです」
「感じて取って」
「無理ですぅ!」
って、もうやだやだ! 本当にやだ。
降りた駅は銀座だった。
「予約してあるから、いきましょう」
「予約?」
と手を引かれて、地上に出たら、うん、テレビで見る銀座。
人もいっぱいいて、外国語が飛び交ってる。
呆然と立っていた私の手を引いて辰巳さんは歩き出した。
高級ブティックの前を通過して一流デパートに有名な飲食店。
私は街並みを見ながら歩くだけ、だって見上げた辰巳さんは銀座に溶け込んでるけど私は可笑しいもん! 英語で会話しながら軽くロレックス買ってそうなイケメン白人にサトウキビかじってそうなこけしだぞ! よって会話はなし、話し掛けられても手ぎゅって握るだけで返事はしなかった。
それで、到着したのはやっぱり! まさかの! 下着屋さんで!!
「やだ! やだやだ! こんなとこ入るの絶対やだ!!」
と後ろに隠れて背中にしがみ付いとく。
「どうして? 専門の人に採寸してもらうのが一番安心じゃないですか? フィッティングは予約制なのでもうしてあるんだけど」
「ダメです怖い、フィッティングってなんですか、知らない人におっぱい見られるのなんて嫌です!」
「でもその下着じゃ苦しいでしょう」
でた! また頭にちゅっちゅ攻撃! そんなので私の気持ちが揺るぐと思ったら大間違いも良いとこなんだけど、ちょっと下着興味あって最後のちゅはほっぺにしてもらって辰巳さんを押してお店入ってみる。
そんでもって可愛い店内にうっとりしてしまった、カラフルでキラキラ見た事ない下着がいっぱい。
こんな高そうなお店一人で入れないし、わあなんかいいな、こういう所。
「いらっしゃいませ」
見ていたら綺麗な店員さんが声をかけてくれて、すっごいビビってまた辰巳さんの背後霊と化す。
辰巳さんが店員さんと話して、オシャレなパーテーションで区切られたフィッティングルームに通されたんだけど、ここは男子禁制だから辰巳さんとさよならしなくちゃいけなくて、本当に泣くかと思った。
大きな鏡が二枚あるフィッティングルームに綺麗なお姉さんと閉じ込められて死んでしまう!!
今着けているサイズのブラジャー聞かれたり、どんなブラジャー欲しいか聞かれたり気になる場所とか? そんなの分かんない!! さっき見た、かに道楽が気になるけれどそういう意味じゃないですよね辰巳さん!
固まってたらお姉さんがおしぼりを渡してくれて、テキパキ採寸したりブラジャー持って来てくれたり、恥ずかしいなんて間もなくおっぱいの扱い方を教えてくれた、背中のお肉の集め方や正確なアンダーバストの位置に下着の洗い方、ふうってお姉さんが額を擦った後は。
え、マジで? と思うほど補正効果のあるブラジャーのおかげで背筋も伸びるし、いつもと全然違う私が出来上がっていた。
無駄な肉も全部胸に収まってくびれもあってスッキリして誰お前状態だ。
っていうか、そんなにたくさんブラに肉詰められるんだ……。
「お客様が着けていた物より3つ上のサイズにしました。上半身の印象も変わってとっても綺麗ですよ」
「…………」
こくっと頷いて鏡に写る張りのある溢れんばかりの谷間といつの間にか着けられた首筋のキスマーク、どっちも初めてで言葉が出なかった。
お姉さんはにっこり営業スマイルでサイズが分かったので後はデザインですねっとフィッティングルームを出て行った。
少ししてまたお姉さんが戻ってきて、お連れ様がこちらの商品を……。
って3セット下着見せられたんだけど、え? 何? これから選べって事?!
ブラック、ゴールド、パープルって選択肢がコスモだから!
しかも一万円もする! 見えない所に一万円?!!
固まってたら、こちらなんかお似合いじゃないですかってこの中では無難な紫色を渡されて、スマイル美しすぎて頷く。
ではごゆっくりってお姉さんはまた出ていってしまった。
履いてきたのはなくなってるし、仕方ないから、さっきしてくれたみたいに自分でブラつけて、おお、なんか高い下着だと紫色でもあんまりやらしく見えない不思議レースやリボンが可愛い。
フィッティングルームから出てきたら、辰巳さんはお姉さんと話していた。
ああ……うん、やっぱりそういう人の方がお似合いだよねって胸ずきずき。
美人でスレンダーで髪の毛夜会巻きにしてる店員さんとスーツに堂々とした体躯に金色のウェーブのかかった長髪を耳にかけてお話してる辰巳さん、お姉さんは口に手を添えて上品に笑って、辰巳さんも眼鏡を直して目を伏せて……凄い、大人の雰囲気で格好いいな……恋人同士みたい。
………………なんかこのまま帰っちゃおうかな。
もじもじしたら、私に気付いて辰巳さんはにこってした。
手招きされて泣きそうになりながら近寄ったらおかえり天使綺麗になったねって抱き締められてキスされて目の前にお姉さんいるのに正気の沙汰じゃねぇな。
やっぱ帰った方が良かったかな恥ずかしすぎる!
こんなの続けてたら頭可笑しくなりそうで、最後のボタンの所でえいって胸を押して立ち上がる。
急いでドアに向かったら、
「待って」
「や」
手を取られてドアに体を押し付けられて鍵をかけた手がするりとスカートに伸びてきた、ダメって首を振って睨んでるのにキスで声を塞がれて下着に手が潜り込んで。
「んふっ……んん!」
「小さくてか弱くて怒った顔も最高に興奮します。大丈夫音しないようにするから」
「無理……無理無理」
「凄いとろとろ」
自分でも分かるくらいそこは熱く濡れてて長い指にちょっとほじられただけでゾクゾクして声我慢出きなくてキスしてもらって必死に舌を絡める。
ぬるつく体液を掻き出されてお腹可笑しくなりそうで体震えて、もう立ってられないよ、膝がくってしたら指が抜かれた。
辰巳さんはにやってしながら腰を支えてくれて濡れた手を自分の口に持っていく。
「ちょっと!」
「こんなぐちゅぐちゅの状態で仕事するのは気持ち悪いかなと思って」
「汚いから舐めちゃだめ……だめ!」
「舐めてるんじゃなくて飲んでます」
「変態部長!」
ふふふって不敵に笑ってほっぺにいっぱいキスされていやだいやだ、何だこの人本当に! 怖すぎヤバすぎ、
「万物の流転を感じるね」
「感じません!!」
しかも電波キテル!!
ひぃい! って部屋から抜け出してデスクに戻って深呼吸体のほてりが半端ない。
「う、う、う……大丈夫だった? 袴田君に怖い事言われなかった?」
「えっと……あの、はい大丈夫ですよ」
「本当に? 私さ、あんまりにも面白いからねーねー袴田君コレ見ーてって漫画見せてしまって、そしたら一応確認しなきゃって……」
「そうだったんですね、もちろん怖い事はなかったですけど…………でも、恥ずかしいのであんまり他の人に見せないで下さいね」
「それはわかってるけどぉ! でも私はもっと皆に知ってもらいたいもん!! 寧々ちゃんいいとこ共有したい! 絵だって上手でお話しもいいんだよ!」
取り返してきた机の本を尾台さんはぎゅっと抱きしめて、嬉しいけど、胸が痛む。
昔もこんな事があったなって、尾台さんには悪気はなくて……ただ、純粋に、私の漫画が好きなだけ……。
「あ、アリガトウゴザイマス……」
「そうだ、辰巳さんからは怒られなかった?」
「え」
「だって……袴田君出てきた後も、中々二人出てこなか……」
言われてすっごい動揺してガタガタしてしまって、尾台さんは何かを悟ってみるみる顔赤くしてる。
「あ、あ、え? あ…………そうなんだ! やっぱりあれだよね、うんよくあるよくある! ああいう個室に二人きりにされると会話しただけで妊娠しちゃうよね!」
「しないから! 本当に会社で止めてくれますか尾台先輩、それ処罰の対象ですからね?! 後会社に不適切なクッソエロい下着も禁止!!」
「おっきな声で言わないでぇ! もう今日はめぐちゃんと口利かないんだからぁ!!」
「子供か!」
後ろから久瀬さんの手刀が尾台さんの頭に落ちて、皆見てるよ。
わああん袴田君! って尾台さんは誰かにメール送ってる、し、仕事しなきゃ。
そんなんで、一緒に帰ろうなんて言われたけど大丈夫か?!
いいいい生きて帰れるのか私は!!
ヤダなヤダな!!
せっかくもう距離を置こうって思ったのに、近付いてないかな。
せっかく傷付かないようにって心に決めたのに。
決めた癖に帰り、会社を出た所で部長に呼び止められて私は足を止めてしまった。
「部長なのに、こんな……定時で仕事上がれるんですか。やることたくさんあるでしょう?」
「ナンセンスだよねその考え、まるで仕事の為に生きてるみたいだ。僕は生きるためにお金がいるから仕事をしているんだよ。それはする分には最善を尽くすけど、自分の大切な時間を潰してまで仕事をしたいなんて思わないな、あくまで生業」
「そうですか」
「皆にもそう言ってるけど、全く浸透しないね。と言っても僕も役職についてしまったからお金貯めて来年は一年間旅行します! なんて大きく出られないけれど」
「行きたいんですか?」
「寧々君が一緒なら行きたいかな。僕一人と考えるともういいや」
「……」
「だって結局日本が一番いいって結論になるよ。あっちこっち行ったけどね、交通の便も仕事の多さも人も……海外行ってさ感性は豊かになってもそこに住みたいって憧れまで持てるかと言われたら、僕は日本で充分って感じかな。蛇口の水飲み放題、町もトイレも綺麗、食べ物も美味しいしチップもいらない豊かで平和、攻撃的な差別もないしね」
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まあ言う通り日本は生きてて不便はないけれど。
駅に着いたら、こっちだよって丸の内線また鞄を持たれててついて行くしかないのだ。
「どこに行くんですか」
「直ぐ着くよ」
「答えになってないです」
「感じて取って」
「無理ですぅ!」
って、もうやだやだ! 本当にやだ。
降りた駅は銀座だった。
「予約してあるから、いきましょう」
「予約?」
と手を引かれて、地上に出たら、うん、テレビで見る銀座。
人もいっぱいいて、外国語が飛び交ってる。
呆然と立っていた私の手を引いて辰巳さんは歩き出した。
高級ブティックの前を通過して一流デパートに有名な飲食店。
私は街並みを見ながら歩くだけ、だって見上げた辰巳さんは銀座に溶け込んでるけど私は可笑しいもん! 英語で会話しながら軽くロレックス買ってそうなイケメン白人にサトウキビかじってそうなこけしだぞ! よって会話はなし、話し掛けられても手ぎゅって握るだけで返事はしなかった。
それで、到着したのはやっぱり! まさかの! 下着屋さんで!!
「やだ! やだやだ! こんなとこ入るの絶対やだ!!」
と後ろに隠れて背中にしがみ付いとく。
「どうして? 専門の人に採寸してもらうのが一番安心じゃないですか? フィッティングは予約制なのでもうしてあるんだけど」
「ダメです怖い、フィッティングってなんですか、知らない人におっぱい見られるのなんて嫌です!」
「でもその下着じゃ苦しいでしょう」
でた! また頭にちゅっちゅ攻撃! そんなので私の気持ちが揺るぐと思ったら大間違いも良いとこなんだけど、ちょっと下着興味あって最後のちゅはほっぺにしてもらって辰巳さんを押してお店入ってみる。
そんでもって可愛い店内にうっとりしてしまった、カラフルでキラキラ見た事ない下着がいっぱい。
こんな高そうなお店一人で入れないし、わあなんかいいな、こういう所。
「いらっしゃいませ」
見ていたら綺麗な店員さんが声をかけてくれて、すっごいビビってまた辰巳さんの背後霊と化す。
辰巳さんが店員さんと話して、オシャレなパーテーションで区切られたフィッティングルームに通されたんだけど、ここは男子禁制だから辰巳さんとさよならしなくちゃいけなくて、本当に泣くかと思った。
大きな鏡が二枚あるフィッティングルームに綺麗なお姉さんと閉じ込められて死んでしまう!!
今着けているサイズのブラジャー聞かれたり、どんなブラジャー欲しいか聞かれたり気になる場所とか? そんなの分かんない!! さっき見た、かに道楽が気になるけれどそういう意味じゃないですよね辰巳さん!
固まってたらお姉さんがおしぼりを渡してくれて、テキパキ採寸したりブラジャー持って来てくれたり、恥ずかしいなんて間もなくおっぱいの扱い方を教えてくれた、背中のお肉の集め方や正確なアンダーバストの位置に下着の洗い方、ふうってお姉さんが額を擦った後は。
え、マジで? と思うほど補正効果のあるブラジャーのおかげで背筋も伸びるし、いつもと全然違う私が出来上がっていた。
無駄な肉も全部胸に収まってくびれもあってスッキリして誰お前状態だ。
っていうか、そんなにたくさんブラに肉詰められるんだ……。
「お客様が着けていた物より3つ上のサイズにしました。上半身の印象も変わってとっても綺麗ですよ」
「…………」
こくっと頷いて鏡に写る張りのある溢れんばかりの谷間といつの間にか着けられた首筋のキスマーク、どっちも初めてで言葉が出なかった。
お姉さんはにっこり営業スマイルでサイズが分かったので後はデザインですねっとフィッティングルームを出て行った。
少ししてまたお姉さんが戻ってきて、お連れ様がこちらの商品を……。
って3セット下着見せられたんだけど、え? 何? これから選べって事?!
ブラック、ゴールド、パープルって選択肢がコスモだから!
しかも一万円もする! 見えない所に一万円?!!
固まってたら、こちらなんかお似合いじゃないですかってこの中では無難な紫色を渡されて、スマイル美しすぎて頷く。
ではごゆっくりってお姉さんはまた出ていってしまった。
履いてきたのはなくなってるし、仕方ないから、さっきしてくれたみたいに自分でブラつけて、おお、なんか高い下着だと紫色でもあんまりやらしく見えない不思議レースやリボンが可愛い。
フィッティングルームから出てきたら、辰巳さんはお姉さんと話していた。
ああ……うん、やっぱりそういう人の方がお似合いだよねって胸ずきずき。
美人でスレンダーで髪の毛夜会巻きにしてる店員さんとスーツに堂々とした体躯に金色のウェーブのかかった長髪を耳にかけてお話してる辰巳さん、お姉さんは口に手を添えて上品に笑って、辰巳さんも眼鏡を直して目を伏せて……凄い、大人の雰囲気で格好いいな……恋人同士みたい。
………………なんかこのまま帰っちゃおうかな。
もじもじしたら、私に気付いて辰巳さんはにこってした。
手招きされて泣きそうになりながら近寄ったらおかえり天使綺麗になったねって抱き締められてキスされて目の前にお姉さんいるのに正気の沙汰じゃねぇな。
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2021.08.13
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