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寧々ちゃんまだまだ寵愛中
寧々ちゃんの悩みこと ◎
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お風呂に入る前、脱衣所で丸くなって私は声を大にして言ってやった。
「もういや!! 私家出する!!」
まあ、言ったものの、実際私は下着姿だし、どこにも行きようがありませんけどね。
「なぁに? 家出て行くなら先に言って? 色々支度して僕も一緒出て行くから」
「それ家出じゃないし!」
辰巳さんは服を脱ぎながら、あまり焦った様子もなく言う。
「そうだね、旅行かも。長崎のハウステンボスに」
「行きたい!」
それで背中のホックを片手でプチって開けられて、私も特に恥ずかしくもなくストラップの腕を抜いている、丸まってる体のまま抱っこされれば、むぅってしてた口にキスだ。
「どうしたの? 僕が嫌いになった?」
「好き!」
「じゃあ何?」
「辰巳さん腕痛くないんですか? 重くないの?」
「ん?」
私を抱きかかえたまま辰巳さんは足元を見て。
そう、私は体重を計っていたのだ。
だってね? 辰巳さんと暮らし始めてからじわじわ体重が増えてて、もう家出したいレベルに!!
ぎゅうぅって辰巳さんに抱き付く!!
「だって、小学生の時ちょっとぽっちゃりめで気にしてたんです! 辰巳さんはこんな体してるし……本当は隣で歩くの長身スレンダーな9頭身みたいな人がいいんでしょ?」
「本当に言葉を欲しがる子だなぁ可愛いんだから。そりゃ9頭身の寧々ちゃんも見てみたいけど」
「ほらぁ!」
辰巳さんは抱っこのまま器用にパンツを脱がしてきて浴室のドアを開けた。
「僕は髪が短くても長くても眼鏡をかけていてもかけていなくても……そんな見てくれ気にしたことないよ」
顔中にいっぱい唇降ってきて、もう好き好き!!
「でもせっかく買ったお洋服切れなくなると困るから、美味しいパンケーキとかクッキーは程々にしてください!」
「無理だなぁ、一口頬張った時の寧々ちゃんの顔可愛すぎて週八で食べさせちゃう」
「うううう!」
お風呂中、じゃあこれはダメあれはダメと言ってみたけど、でもどれも好きだったか正直本当に食べられなくなったら困る、辰巳さんのハンバーグにカレーにオムライスに……。
でも不思議なのが、体重が増えたからといって今のところスカートがきつくなったりはしていない……ああ! そうだ身長伸びた気がするぞ!!
それで朝、着替えていたら。
「準備はできましたか?」
と辰巳さんが後ろから抱き付いて来た。
「はい! ねえほら辰巳さん! 私体重増えたけど、お肉じゃなくて身長にいってる気がする!!」
「ん?」
ね? ってしてみたら辰巳さんはクスクスして。
「猫背も治ったし、いっぱいカルシウムも摂ってるし寧々ちゃんはまだまだ大きくなるね」
「辰巳さんより大きくなったらどうする?」
「お姫様抱っこしてもらおうかな」
「ゴッド様抱っこ!」
「うん、まだ時間あるからもう少しイチャイチャしてから家出ようね」
「もういや!! 私家出する!!」
まあ、言ったものの、実際私は下着姿だし、どこにも行きようがありませんけどね。
「なぁに? 家出て行くなら先に言って? 色々支度して僕も一緒出て行くから」
「それ家出じゃないし!」
辰巳さんは服を脱ぎながら、あまり焦った様子もなく言う。
「そうだね、旅行かも。長崎のハウステンボスに」
「行きたい!」
それで背中のホックを片手でプチって開けられて、私も特に恥ずかしくもなくストラップの腕を抜いている、丸まってる体のまま抱っこされれば、むぅってしてた口にキスだ。
「どうしたの? 僕が嫌いになった?」
「好き!」
「じゃあ何?」
「辰巳さん腕痛くないんですか? 重くないの?」
「ん?」
私を抱きかかえたまま辰巳さんは足元を見て。
そう、私は体重を計っていたのだ。
だってね? 辰巳さんと暮らし始めてからじわじわ体重が増えてて、もう家出したいレベルに!!
ぎゅうぅって辰巳さんに抱き付く!!
「だって、小学生の時ちょっとぽっちゃりめで気にしてたんです! 辰巳さんはこんな体してるし……本当は隣で歩くの長身スレンダーな9頭身みたいな人がいいんでしょ?」
「本当に言葉を欲しがる子だなぁ可愛いんだから。そりゃ9頭身の寧々ちゃんも見てみたいけど」
「ほらぁ!」
辰巳さんは抱っこのまま器用にパンツを脱がしてきて浴室のドアを開けた。
「僕は髪が短くても長くても眼鏡をかけていてもかけていなくても……そんな見てくれ気にしたことないよ」
顔中にいっぱい唇降ってきて、もう好き好き!!
「でもせっかく買ったお洋服切れなくなると困るから、美味しいパンケーキとかクッキーは程々にしてください!」
「無理だなぁ、一口頬張った時の寧々ちゃんの顔可愛すぎて週八で食べさせちゃう」
「うううう!」
お風呂中、じゃあこれはダメあれはダメと言ってみたけど、でもどれも好きだったか正直本当に食べられなくなったら困る、辰巳さんのハンバーグにカレーにオムライスに……。
でも不思議なのが、体重が増えたからといって今のところスカートがきつくなったりはしていない……ああ! そうだ身長伸びた気がするぞ!!
それで朝、着替えていたら。
「準備はできましたか?」
と辰巳さんが後ろから抱き付いて来た。
「はい! ねえほら辰巳さん! 私体重増えたけど、お肉じゃなくて身長にいってる気がする!!」
「ん?」
ね? ってしてみたら辰巳さんはクスクスして。
「猫背も治ったし、いっぱいカルシウムも摂ってるし寧々ちゃんはまだまだ大きくなるね」
「辰巳さんより大きくなったらどうする?」
「お姫様抱っこしてもらおうかな」
「ゴッド様抱っこ!」
「うん、まだ時間あるからもう少しイチャイチャしてから家出ようね」
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