【R18】モブキャラ喪女を寵愛中

文字の大きさ
76 / 156
寧々ちゃんまだまだ寵愛中

廊下だってどこだって ◎ ※

しおりを挟む
「ほら、ちゅうしよう寧々ちゃん、お部屋まで運んであげるから」
「い、や!」
「バタバタしないの」
「するぅ!」

 抱っこで部屋まで連行されそうで抜け出したいけど、私の抱き方をマスターされてしまった今日この頃、どうあがいても降りられない!

「だって仕方ないでしょう、明日も会社なんだから」
「まだ11時なの! 寧々まだテレビ見てたの!!」
「いけないよ、11時以降は録画予約しなさいって言ったでしょう?」
「実況しながら今見たいのぉ!」
「だめ」
「むぅうう!」


 私は怒っている、怒るなんて感情を辰巳さんに抱くなんて、って思うけど。
 だって辰巳さん意外と口うるさいんだもん!

 例えばね? お家帰って来て、お腹空いたご飯ーってしたら、玄関で手引っ張られて、

「寧々ちゃん、ちゃんとお靴揃えて? 靴を整えるってすごい大事なんだよ、ここをきちんとしておくと心も自ずと整うから。小さなところを疎かにしてはいけないよ」
「む、いやお腹空いたの! 後でするぅ!」
「ダメ、今しなさい」
「う、う、う……」

 みたいな……!!
 そーゆーの細かいの多い! ご飯食べてる時も、ちゃんと噛んでる? っていっぱい聞かれる面倒臭い! ……正直。


 正直……好き!!! 私のこといっぱい見てくれてる好き!
 だけど、今はテレビ見てたのにぃ……!!

 何言っても言い負かされちゃうから、むぅううって口してたら、顎持たれて。

「そんなお口しないで? じゃあちゅうしよっか?」
「う」


 舌見せてきて、ちゅうっていっても、それエッチな方のちゅうだ……そうやって……そうやって直ぐそーゆーので誤魔化そうとするんだからぁ!
 お預けされる気持ちを辰巳さんも味わえ!! って口を強く結んだ。



「あれ? どうしたの寧々ちゃん、口あーけて? 辰巳さんとちゅうしよ」
「い、いや!」
「なぜ」

間近で緑が光ってう、う、怖い

「ぁぅ……」
「僕とするの嫌い?」
「う……き、嫌い!」
「ん?」
「嫌いですぅ! 好きじゃないの!」
「え」
「辰巳さんもちゅうもえっちなのも! 全部嫌い! 気持ち良くない! だからしません!」

 ツンって横向いたらお尻を支える手にきゅうって力が入って思わず腰が浮く、目開けたら眼鏡越しに目を細められて鳥肌が立った……聞いたことない低い声で。



「へえ……嫌いなの?」


「う……ぅぁ……えっと、あの」
「今僕のこと好きじゃないって言った?」

 後一歩で部屋ってところで辰巳さんは足を止めて、怖いよぉって目逸らしたいのに顎を掴む力が強くてピクリとも動かなくて……辰巳さんは続ける。

「言ったよね? 気持ち良くないって」
「知らない」
「嫌いって言っただろ」
「言っ……だっ……て、らって……ううう、そうだよ辰巳さんなんて嫌いなの!」
「ふぅん」

 間違ってない! 間違ってないはず! テレビ見たかったのに取り上げられたんだもん!
 辰巳さんも同じ気持ちになったらいいじゃん! って首に回す手はぎゅってして一生懸命睨んでたら、辰巳さんは見下し気味に。

「ねえ」
「う、はい何ですか?」












「寧々ちゃんは言霊って知ってる?」








「う!」

 壁に寄りかかって、辰巳さんがずるずる腰を下げるから、そのまま床にお尻が付いて対面で座って…………あ、やだ待って辰巳さん本気で怒ってる?
 顎を持っていた手が頬や髪を撫でてくれるけど、声が冷えてて、どうしよう。

「本心かな? 強がりかな? わがまま? 反抗? でも言っていいことと悪いことがあるよね……どんな意味だっけ? 言霊」
「あっ……辰巳さ」

 耳の中を指先でくすぐられて、体がキュンって疼けば腰引き寄せられて股同士が密着して恥ずかしいのに息乱れちゃって。

「僕が嫌いなんだよね? でもそんなの納得いかないなぁ」
「えっと……」
「寧々の本当の気持ち体に聞いてもいいかな?」
「や、待って、ここ廊下」
「場所なんて関係ないでしょ、むしろ今言った言葉は今ここで訂正してもらわないと…………ね?」

 綺麗な顔が近付いて、いつもならキスしそうな距離なのにしてくれなくて避けられて、熱い息がかかって苦しい、自分から拒絶しといて唇を噛む。
 辰巳さんはにやってして、柔らかい唇が首筋を這って、腰を撫でていた手が胸をやんわり揉んでくる。
 テレビ見たかっただけなのに、何でこんなことに…………でももうお腹の奥ジンジンしてるよ。

「たちゅ……」
「何コレ、もうこんなに体熱くさせていい匂いしてるよ、嫌いな人にも発情しちゃうの?」
「ううぅ、違っ……んんんっく」

 胸揉まれながらブラウスのボタンプチプチ開けられて口の中に長い指が入ってくる、勝手に舌が絡んでたまに噛み付いて、直接触って欲しくなって。

「でもこんなの気持ち良くないんだもんね?」
「ふぁッ!!!」


 ぎゅって胸鷲掴みにされて泣きそうだ。



 それからいっぱい言葉と指先で焦らされて焦らされて弄られて泣かされて、ごめんなさいをたくさんした。

 もちろん苦しいくらい、マテさせられて自分から動くから挿れてくださいって言ったし、濡れてるとこ開いたし、おっきいの最初は怖いのに頑張って自分で挿れたよ。
 全身が痺れて、気持ち良くって途中まで入ったとこでゾクゾクしてたら、お尻引き寄せられて、奥まで捩じ込まれて悲鳴みたいの出た。

「ああッ」
 舌なめずりしながら辰巳さんは言う。

「あったかい……ねえ奥の奥までキュンキュンだよ。僕が嫌いな子とは思えない反応してるけど?」
「だめ、だめぇ……これイイとこばっ……かぁ、直ぐキちゃう……からぁ!」
「わかってるよ、ここでしょ? こんなしがみ付いてきちゃって、やらしい音廊下に響いてる、激しくするから眼鏡外すね」

 辰巳さんはその後思いっきり突き上げてきて、私の体を揺さぶって直にイクとこ擦ってくる、私だけいつの間にか半裸で汗かいて、辰巳さん余裕な感じで悔しいけど、奥グリグリ耐えられない。

「ああ……辰巳さッ……! んんんッもう許して、くだしゃ……」
「何を許すの? 僕をって言ったのは寧々ちゃんでしょう? 僕は君が大好きで大好きで堪らないのに」

 の所で、強く天井抉られて息できなくなる、ビクビク鳥肌止まんなくて、否定したいのに声出ない、必死に辰巳さんのワイシャツを掴んだ。

「ゆっ……てらいー……辰巳さ、好…ぃ」
「好きなの?」
「うん、しゅ……きぃ」

 泣きながらブンブン頷いたら、腰の動きが緩くなって、それでも突かれる度に形が分かるくらい勝手に搾り上げてゾワゾワ感じて上手く話せないくらい、神経そっち。

「泣きながら縋りついておねだり可愛いなあ」
「あああ、お腹ぁ……壊れちゃ……この体勢、キツイからぁ」
「キツイから何してほしいの?」

 頬に手を添えられて、舌を出されたらもう、無理だった。
 だって本当は初めからキスしたかったし、でも舌を伸ばしたら顎引かれちゃって。

「たちゅ……」
「何がしたいの」
「ッ……」

 もうキスしながら腰振りたいの爆発しそうで、可笑しくなりそうだった。
 至近距離で緑が言えと促してきて、体が震えた、口が勝手に開いて言葉が溢れて。

「ください、寧々とちゅうしていっぱいイカせてください。辰巳さん大好きだからぁ」
「二度と僕を嫌いって言ったらいけないよ」
「はい、言わな……い」
「いい子、口開けて?」

 もう力なくなってきて、辰巳さんに口開けてもらって、舌を絡ませたまま身を任せた。



 後は大きな体にしがみ付くだけだ、お腹の奥に辰巳さんのあっついの染み込むまでいっぱい気持ちいことしてもらうの、私が寝ちゃうまで……。

 薄目を開ければ辰巳さんはじっと私を見てて目で笑って深いキスを再開してくれる。


 ちょっと夜更かししたいって言っただけなのに、この指導ってどうなのって思うけど、お待ちかねのキスは気持ち良くっていっぱいキスした、上も下も蕩けて、辰巳さんがイク時のちょっとしかめた眉間のしわを見る前に、気付いたらベッドの中だった。

 辰巳さんは私を抱っこして寝てて、引き締まった体にいっぱいちゅうして、小さな声で大好きって言ったら。

「Me too」
「何で起きてるの!」



しおりを挟む
感想 307

あなたにおすすめの小説

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

密室に二人閉じ込められたら?

水瀬かずか
恋愛
気がつけば会社の倉庫に閉じ込められていました。明日会社に人 が来るまで凍える倉庫で一晩過ごすしかない。一緒にいるのは営業 のエースといわれている強面の先輩。怯える私に「こっちへ来い」 と先輩が声をかけてきて……?

アダルト漫画家とランジェリー娘

茜色
恋愛
21歳の音原珠里(おとはら・じゅり)は14歳年上のいとこでアダルト漫画家の音原誠也(おとはら・せいや)と二人暮らし。誠也は10年以上前、まだ子供だった珠里を引き取り養い続けてくれた「保護者」だ。 今や社会人となった珠里は、誠也への秘めた想いを胸に、いつまでこの平和な暮らしが許されるのか少し心配な日々を送っていて……。 ☆全22話です。職業等の設定・描写は非常に大雑把で緩いです。ご了承くださいませ。 ☆エピソードによって、ヒロイン視点とヒーロー視点が不定期に入れ替わります。 ☆「ムーンライトノベルズ」様にも投稿しております。

肉食御曹司の独占愛で極甘懐妊しそうです

沖田弥子
恋愛
過去のトラウマから恋愛と結婚を避けて生きている、二十六歳のさやか。そんなある日、飲み会の帰り際、イケメン上司で会社の御曹司でもある久我凌河に二人きりの二次会に誘われる。ホテルの最上階にある豪華なバーで呑むことになったさやか。お酒の勢いもあって、さやかが強く抱いている『とある願望』を彼に話したところ、なんと彼と一夜を過ごすことになり、しかも恋人になってしまった!? 彼は自分を女除けとして使っているだけだ、と考えるさやかだったが、少しずつ彼に恋心を覚えるようになっていき……。肉食でイケメンな彼にとろとろに蕩かされる、極甘濃密ラブ・ロマンス!

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

鬼上官と、深夜のオフィス

99
恋愛
「このままでは女としての潤いがないまま、生涯を終えてしまうのではないか。」 間もなく30歳となる私は、そんな焦燥感に駆られて婚活アプリを使ってデートの約束を取り付けた。 けれどある日の残業中、アプリを操作しているところを会社の同僚の「鬼上官」こと佐久間君に見られてしまい……? 「婚活アプリで相手を探すくらいだったら、俺を相手にすりゃいい話じゃないですか。」 鬼上官な同僚に翻弄される、深夜のオフィスでの出来事。 ※性的な事柄をモチーフとしていますが その描写は薄いです。

腹黒上司が実は激甘だった件について。

あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。 彼はヤバいです。 サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。 まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。 本当に厳しいんだから。 ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。 マジで? 意味不明なんだけど。 めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。 素直に甘えたいとさえ思った。 だけど、私はその想いに応えられないよ。 どうしたらいいかわからない…。 ********** この作品は、他のサイトにも掲載しています。

処理中です...