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寧々ちゃんまだまだ寵愛中
神様のお名前
しおりを挟む「寧々ちゃんって昔まで指で届くくらいの浅い所が好きだったのに、もう今じゃ奥まで開発されちゃって、こっちばかり欲しがるようになってきたね?」
「…………」
「ほら、言われると中締め付けて離してくれない」
「…………」
「奥までうねらせて凄い気持ちいいって息でばれちゃってるけど」
両手を頭の上で押さえつけられて、抱きしめてもらえない。片足だけ持ち上げられて苦しいくらい奥を何度も何度も抉られてるけど、鳴きたくたってネクタイ噛まされてて声が出ない。
「涙目で首横に振ったってイキしたくて、可愛く痙攣してるよ?」
辰巳さんは意地悪してきて、答えられないのに疑問形で煽ってくる、今日は眼鏡外してて……っていうか激しすぎて汗と一緒に額をかき上げる時に落ちてしまったんだ。舌打ちして、眼鏡を拾わないまま腰を打ち付けてきて、でもゾクゾク溜まった所で止められちゃう。
奥までみっちり入ってるの擦られたくてぎゅって締めても、にやって笑うだけで、さっきから一度もイカせてくれないの。
自己紹介もしないまま抱っこで部屋まできて、ベッド降ろされて、耳も胸も脇も、出ている皮膚全部舌と指先で愛撫されて、これになく敏感にさせた癖にイカせてくれなかった、なかったし、そのまま入ってこようとするから、今度はってイキたいのに、いつもみたいに強く押し込んでくれなくて、そのまま放置されてる。
「こんなゆっくり突いてるのに、入れる度にたくさん垂れてくるね、本当寧々ちゃんはエッチ大好きなんだから隙見せないで?」
「…………」
「こんな体震わせて鳥肌まで立ててさ」
ゆるく、ゆるく腰動かされてまた息上がってくる、辰巳さんだって苦しそうな顔してるし、会話の合間に唇噛んでるじゃん……あ、そっか、キスしたいんだ辰巳さん。
だって私もいつのもタイミングでキスしてるの意識しちゃってネクタイの色全部変わっちゃう位唾液が染み込んじゃってるもん。
私達の周りだけ、熱く空気が湿って綺麗な金髪がキラキラ動く度に辰巳さんのやらしいいい匂いがするんだ。
だから嗅ぎに行きたいのに、身動き取れなくて手は絶対に自分の力じゃどうにもできそうにないな。
「よかったよ、弟の名前を教えてなくて」
「…………」
キスできない口が首筋を舐めて鎖骨を噛んできて、痛くて、でも吸われるのは快感で赤い印が残る。
隣に、隣にって何か所も着けられて、もうその痛みは気持ちいいだけだ。
「寧々ちゃんが僕以外の男を名前で呼んでる所を見たら自害する所でした」
「!」
「驚く理由なんてないでしょう。寧々ちゃんに求められなかったら僕はもうこの世に楽しいことなんて一つもありませんから生きてる意味がありません」
「…………」
たくさんついたキスマークを舐め上げられて、顔を上げた辰巳さんは私の顔中にキスしてくる。
息が顔の産毛に触れて、それだけでまた下半身が濡れてくるから、私ってホントにエッチ大好きなんだなと思う。
「僕の幸せは君と一緒にあるんだって言ったの忘れちゃった?」
もう、しゃべりたくて、キスしたくて、名前呼びたくて切なくなってくる、私を押さえつけてる手はいつの間にかひっかき傷だらけで血が滲んでるし、痛いとかないのかな、どんだけ焼きもち妬くの、ばか。
お腹も苦しいし、もう涙ボロボロ溢れて、しんどくなってきた。辰巳さんは目元にキスして雫を吸うと、
「ねえ答えて、寧々ちゃんを幸せにしてくれる人は誰?」
と瞳孔開き気味で言って私の口にあるネクタイを咥えて剥ぎ取った。
一緒に手も足も離してくれて、残された力で直ぐに手を首に回して足を腰に絡める、自分からぎゅうって奥まで導いて、体の芯から痺れた。
顔を寄せて、真っ直ぐ私だけの翡翠を見詰めて、
「エ、ロ……フェイ」
自分からキスして、恥ずかしくて恥ずかしくて死んでしまうかと思った。
名前呼んだだけなのに、何だこれは、もう変になる! ってたくさんキスして誤魔化す。
お腹の中のドクンってもっと大きくなるし硬くなるし、こんなの動かされたら直ぐイッちゃう。
大きな手が優しく頭を撫でてくれて、たまに指輪が耳を掠めて冷たい。
いっぱい舌絡ませて、ぬるぬるの唇離したら、辰巳さんの目はキラキラだった。
「こんな名前なので、中々呼んで貰えてなくて、寂しい時もあったんだけど、いざ声にだされると凄い破壊力だね」
「あ、寂しかったの」
「うん、だって好きな人には名前で呼ばれたいでしょう。僕もたくさん呼んであげるからね」
耳にキスされて舌が入ってきて、脳の奥が揺れちゃう位、セクシーな声で寧々好きだよって言ってくれた。私もって、恥ずかしいけどまた名前呼んだら、辰巳さんは私の頭を抱えこんで激しく腰を動かした。
一瞬で波が襲ってきてイッちゃって、でも熱貯まってた分力抜けなくて、またイキたくて我慢してたから声も止まらない。
シーツまたビショビショになってる、でも今は気持ちいいからどうでもいいや。
辰巳さんが白いの吐き出す頃には、体動かなくなっちゃって視線で辰巳さん追うのがやっとで、虫の息だった。ペットボトルの水口移しで飲まされて、やっぱりそうだよね、一回じゃ終わらないよね。
体ひっくり返られて、腰を引き寄せられて膝を立てる、背中にキスされてビクッでしたらお腹の中からさっき飲み込んだのがいっぱい出た。
「あっ……」
「大丈夫、直ぐ押し戻してあげるからね」
内腿に伝ったのを長い指にすいく取られて、その手で口の中を掻き回される、またしたくなって自分からお尻を押し付けた。
寝起きはスッキリなのに、体は怠くてお布団の中でもじもじ、少ししたら辰巳さんが朝ご飯を持ってきてくれた。
チーズがたっぷり入ったミルクのリゾットはハムと半熟卵が入っててとっても美味しい。
完食してどら焼きも食べたら、辰巳さんはタンスの前で膝をついた。
「弟がしばらくこっちで暮らすみたいです」
「え、うちですか?!」
「まさか、そのつもりだったみたいだけど、近くにアパートを借りるって」
「へえ」
「なので、一緒に買い物付き合ってと言われたんだけど」
「……」
「一緒に行く?」
「う…………」
気まずくないか、挨拶なんてまともにできないよ。
辰巳さんは洋服をこっちに持ってきてベッドに置いた。
「もちろん無理しなくていいんだけど、こういうのって期間が開けば開くほど気まずくなるから」
「わ、わかってます。行きます、だって私辰巳さんのお嫁さんだし、いつかは通る道!」
「そう、ありがとう。頑張る寧々ちゃんが大好きだよ」
髪とかして結いてくれて、ありがとうのキスをした、部屋に残されて拳を振り上げて、うん! 頑張るぞ!!
と、思ったのに、外に出て、もう辰巳さんッ!! って胸ポカポカしとく!
赤面しながら自己紹介をした後、ドロ君は呆れ顔で私達を見てきた。
「昨日あんな盛りまくっといて、今更仲良しアピとかいらねえから。今時ペアルックとかある?」
「アピールしてる訳じゃないですよ僕等はこれが普通だから、ね? 寧々ちゃん」
「う(それはあるけど)」
「あっそ」
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