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おしまいの後
袴田君×30
某日、場所は聖橋、時刻は20時、俺は橋から御茶ノ水駅のホームに入ってくる電車と真っ黒になった川と車のテールランプを見ながら彼女を待っていた。
家で待っていてもいいのだけれど、一秒でも早く会いたいからここで待つ。
俺の他にも橋には見物人がいて、小説を持って話してる人や写真を撮ってる人もいた。
尾台さんはいつも橋の真ん中をやや外した所で待ってる、きっと見物人の迷惑にならないようにだろうな、そういう所も好きだ。
一緒に暮らして毎日顔を合わせているのに、ふとした瞬間も彼女の事を考えているなんて、ああ今日も順調に絵夢患ってるなあと思ったら、後ろからするりと細い腕が伸びてきて、透き通った癒しの声が橋に響いた。
「袴抱~っ子ッ!!」
背中に額すりすりされて吐血する!
思わず口に手をやって、何か出てきそうなのを必死に飲み込んだ、本当にもう何というか登場するだけで気絶しそうになる。
女性の力加減でぎゅっと腹部を圧迫されて、ぞくぞくして頭可笑しくなりそうで、そういう可愛い事するから何て返していいのか分からなくなって変な言葉を口走ってしまうんだよな。
「お疲れ様です袴田君、お待ちかねの尾台さんだよ! へへへ、お家にかーえろ?」
「お疲れ様です尾台さん。大好きです」
「一々言わなくていいってば!」
「はい分かりました大好きです」
「ちなみに袴抱っ子は袴田君と抱っこと、~っ子をミックスした尾台語です」
「もう天才通り越して偉人の域じゃないですか! ウィキペディアに登録しないと」
顔を横に向けたら肩の所にある顔が恥ずかしがってて、もう既に俺の絵夢メーターは振り切れている。
お腹の所にある手を掴んで振り返って対面して抱き寄せて、頭にキスしたら尾台さんはあんって言った。
何であんって言うんだよ! 本当にもう! もぉお!!
「セックスがしたいです!」
「袴田君ってそればっかだよね!!」
嫌だってそれしかないじゃないか好きで好きで仕方がないんだよ、繋がりたい一つになりたい溶け合いたい気持ち良くさせたい。
でも分かっているよ、いくら何でも、
「この手摺に両手ついて恥ずかしがる尾台さんを後ろからスカート捲って思いっ切り奥までハ」
「公然猥褻甚だしいよ! 確実にイケる自信はありますが、犯罪はダメ! 絶対!!」
「残念無念!!」
馬鹿じゃないの! 中学生じゃないんだからこれで我慢して下さいってキスしてきて……え? ちょっと待ってよそんな事されたら逆に我慢できなくなるのに!
が、正直橋には結構人がいるもんで後ろ髪引かれる思いで彼女が足腰立たなくなるまでディープキスするのは止めておいた。
歩き出して彼女の鞄を持ってあげたら、空いた両手で俺の腕を抱き締めてくる、ちょっと胸が当たってる最高。
「今日こそはお夕飯を作りたいのですが、金曜日はちょっとお疲れモードです」
「じゃあ食べに行きましょうよ、無理しないで下さい俺と一緒に暮らしているせいで尾台さんのペースで家事出来ないでしょう?」
「そうだけど…………でも……頑張って作った料理袴田君に美味しいって言ってもらえると、それだけで疲れが全部吹き飛……………………ばないですよ! 別に全然私が好きで作ってる料理をたまたまなぜかそこに偶然袴田君がいるからあげてるだけなんで、調子乗って俺の為に作ってくれてる! とか変な勘違いしないで下さいね、迷惑です私達そういう仲じゃないですからぁ!」
急に早口で言ってツンってして腕更にぎゅってして、本当こういう事する人って存在するんだと眩暈がする、耳まで赤くしてるから、ちょっと噛んどく。
「ヒ!」
「じゃあどういう仲なの?」
「ふぁ……知らなッ!」
ビクってして体捩らせて、神様昇天しそうです俺の尾台さん可愛いです。
でもあんまりやりすぎると尾台さんがその気になってしまい、もうお夕飯いいからお家帰ろ袴田君袴田君ってすり寄ってきてエッチしてご飯も食べずに寝てしまい尾台さんがどんどん痩せてしまうので、ここは我慢だ!
「でも俺のどろどろの濃い精子でできた赤ちゃん産んじゃうくらいの仲だよね?」
「うッ」
「絵夢はそういうの大好きだもんね? ずぶずぶにされて必死になって俺に縋り付いて下さい下さいってするよね? 最後は欲しくてたまらなくなって泣いちゃうもんね」
「ヤッ……」
「ほら、耳だけで立てなくさせてやるよ、俺の赤ちゃん産みたいの?」
って耳舐めて低い声で言ったら尾台さんは涙目になった目を瞑って、産みゅって頷いた。
目尻から僅かに涙なんか滲ませちゃってどんだけ俺が好きなの、やっぱここで孕ませたいいいいいい。
にゃんにゃんさんにゃんにゃんさんが今日も尊い食べたい。
それで夕飯に行ったお店は希少部位を出してくれる焼き鳥屋さんだった。
「前に総務の二人を連れて来たら奴ら焼き鳥50本食べてましたよ、ラーメンも食べてたのに……ああ、ラーメンは二人で仲良く分けっこしてましたけどね」
「50本って意味わからない数字ですね」
「はい、初めてこんな美味い焼き鳥食べたって……ほら、とさかとか足の所、もみじって言うんですよ珍しいでしょう? 夏になると白レバーってレバーの王様みたいのもあるんですよ、出会えたらハイパーレア」
「へえ!! しゅごい」
尾台さんはどこに連れて行っても目を輝かせて驚いたり笑ったり、多彩な表情を見せてくれて飽きる事がない、もっともっと色んな所に連れてきたくなる。
だが、引く程小食で今日は焼きおにぎり半分と漬け物と焼き鳥二本と、鳥のつみれ汁を飲んだ所でお腹いっぱいですって言い出した。
いや、一般的な女性の食事量を知らないから良く分からないんだけど俺はその三倍食ってもお腹いっぱいにはならないぞ。
「袴田君っていっぱい食べるのに太らないよね」
「いっぱい食べてますか? 男の平均だと思いますよ……太らないのは何気に筋肉あるからですかね。尾台さんお世話して鍛えられました。後毎日激しいエッチするから食べても食べても発散されている気がします」
「そんなとこまで聞いてないからあ!」
俺がご飯を食べている前で尾台さんはさつまいもと黒糖のデザートアイスを食べていた。
「私、一人の時食費が二万円位だったんですよ、飲みに行かないし全部自炊でそんなに食べる方でもなかったので」
「二万? ああ……でも俺も飲み代引いたら食ってる分は実質ニ万以下でしたよ」
「へえ、外食ばかりしてそうなのに」
「はい、外食とコンビニだけですけど、飯なんてたまにしか食わなッ……イタ!」
尾台さん最近俺に暴力を振るうようになった。
今日は乗り出してきて拳で肩を殴ってきた。
「袴田君のそういうとこ嫌い!」
「心配してくれてありがとう」
「してません!」
「でもそんな事言ったら、俺は尾台さん小食な気がして心配ですよ。いつも一人前を完食できませんよね?」
「ん?」
「これ以上痩せてしまわないか心配です。だって妊娠したらつわりとか? ご飯食べられなくなるって言うじゃないですか食べても赤ちゃんに栄養分け与えないといけないし、俺は赤ちゃんも尾台さんも元気でいてもらいたいです」
と首を傾げたら、瞬きした尾台さんはパクパクデザート食べて、最後の一口を俺にくれた、お茶をぐぐっと飲んでふうってしてる可愛い。
で、何故か椅子から降りてこっちきて隣の椅子と俺の椅子をくっつけて座って抱き着いてきた。
「どうしたの? 具合悪い?」
聞けば腕の所でもじもじしてた顔が俺を見上げてくる、ネクタイ弄りながら小さな声で。
「本当はお腹……もっと入るんです」
「はい」
「でも袴田君といると大好きって気持がお腹にいっぱい入ってきて息吸うだけで胸まで苦しくなっちゃって、ご飯入らなくなるんだもん」
これはもうスタンディングオベーションだぞ。
これは吹くよ、実際俺は口に入っていたデザートが漏れるとこだった。
え? この人人間なの? なんかもう! もう!! もう!!!
「セックスがしたいです!!」
「結局それなんだからぁ! もういいよあっち行って!」
そんな見掛けの拒絶なんかどうでもいい、もう頭の中は帰宅! 帰宅!! 帰宅!!! で埋め尽くされている最速でご飯を平らげて店を出た。
そして帰り道また尾台さんは俺の腕を両手で抱いていた。
「本当は【特選! 北海道産濃厚ミルクがけ苺シャーベット】が良かったんですけど頼む時絶対袴田君が意地悪してきそうだったんので止めました」
「ふふふふ……特選! 袴田産濃厚ミルクがけ淫乱オナペット」
「ほらやっぱり! 頼まなくて良かった!!」
「そういえば尾台さんはいつも、デザートってアイス系頼んでますよね、好きなんですか」
「うんっと……はい、家の冷凍庫っておかずのストックで占領されててアイスってあまり買えなかったので」
「へえ……尾台さんらしい理由ですね」
「実は住んでた中野に特大のソフトクリームを出す店があったんですよ」
「特大?」
「そう! 大林素子三十人分みたいな」
「ちょっと待ってそれ体積の話? え? 高さがですか? 俺彼女と同じくらい身長ありますけど、ざっと計算しても50メートルはあるって事ですよね、尾台さん分かる? 新幹線って1車両25メールだよ。素子一人分のソフトクリームでも相当な高さだと思いますし、そして俺三十人もいたらヤバクないですか縦だとしても横でも重なってても」
「それは大事件ですね! ミステリーです! そっか言い過ぎました! あのね10段巻きのソフトクリーム出す店があって、でも恥ずかしくて一人じゃ行けなかったんです」
「じゃあ今度行きましょうね」
「え? いってくれるんですか」
「俺の濃厚ミルク掛けの」
「袴田君なんて嫌い!!!」
の、嫌い!!! の所で腕ぎゅってしてくる尾台さん最高に可愛い。
そして今日もベッドの上で尾台さんをたくさん愛でる。
「ほらセックス狂がどこにぶっかけられたいのかちゃんと口で言えよ」
「……アッ絵夢の……ンン、お腹にいっぱ……ああ、い、かけ……て下しゃッ……」
「何を?」
「ひぁ! 奥ゃらぁ……! あっ……袴ら、君の……濃いミユ、ク」
「はいやり直し」
「なっ何……で、ああっ……っ!」
「声が小せーんだよ」
頭イカれた尾台さんが本能で言うまで首に噛み付いて煽ってる俺は本当に超ソフトなエスだなと思いました。
家で待っていてもいいのだけれど、一秒でも早く会いたいからここで待つ。
俺の他にも橋には見物人がいて、小説を持って話してる人や写真を撮ってる人もいた。
尾台さんはいつも橋の真ん中をやや外した所で待ってる、きっと見物人の迷惑にならないようにだろうな、そういう所も好きだ。
一緒に暮らして毎日顔を合わせているのに、ふとした瞬間も彼女の事を考えているなんて、ああ今日も順調に絵夢患ってるなあと思ったら、後ろからするりと細い腕が伸びてきて、透き通った癒しの声が橋に響いた。
「袴抱~っ子ッ!!」
背中に額すりすりされて吐血する!
思わず口に手をやって、何か出てきそうなのを必死に飲み込んだ、本当にもう何というか登場するだけで気絶しそうになる。
女性の力加減でぎゅっと腹部を圧迫されて、ぞくぞくして頭可笑しくなりそうで、そういう可愛い事するから何て返していいのか分からなくなって変な言葉を口走ってしまうんだよな。
「お疲れ様です袴田君、お待ちかねの尾台さんだよ! へへへ、お家にかーえろ?」
「お疲れ様です尾台さん。大好きです」
「一々言わなくていいってば!」
「はい分かりました大好きです」
「ちなみに袴抱っ子は袴田君と抱っこと、~っ子をミックスした尾台語です」
「もう天才通り越して偉人の域じゃないですか! ウィキペディアに登録しないと」
顔を横に向けたら肩の所にある顔が恥ずかしがってて、もう既に俺の絵夢メーターは振り切れている。
お腹の所にある手を掴んで振り返って対面して抱き寄せて、頭にキスしたら尾台さんはあんって言った。
何であんって言うんだよ! 本当にもう! もぉお!!
「セックスがしたいです!」
「袴田君ってそればっかだよね!!」
嫌だってそれしかないじゃないか好きで好きで仕方がないんだよ、繋がりたい一つになりたい溶け合いたい気持ち良くさせたい。
でも分かっているよ、いくら何でも、
「この手摺に両手ついて恥ずかしがる尾台さんを後ろからスカート捲って思いっ切り奥までハ」
「公然猥褻甚だしいよ! 確実にイケる自信はありますが、犯罪はダメ! 絶対!!」
「残念無念!!」
馬鹿じゃないの! 中学生じゃないんだからこれで我慢して下さいってキスしてきて……え? ちょっと待ってよそんな事されたら逆に我慢できなくなるのに!
が、正直橋には結構人がいるもんで後ろ髪引かれる思いで彼女が足腰立たなくなるまでディープキスするのは止めておいた。
歩き出して彼女の鞄を持ってあげたら、空いた両手で俺の腕を抱き締めてくる、ちょっと胸が当たってる最高。
「今日こそはお夕飯を作りたいのですが、金曜日はちょっとお疲れモードです」
「じゃあ食べに行きましょうよ、無理しないで下さい俺と一緒に暮らしているせいで尾台さんのペースで家事出来ないでしょう?」
「そうだけど…………でも……頑張って作った料理袴田君に美味しいって言ってもらえると、それだけで疲れが全部吹き飛……………………ばないですよ! 別に全然私が好きで作ってる料理をたまたまなぜかそこに偶然袴田君がいるからあげてるだけなんで、調子乗って俺の為に作ってくれてる! とか変な勘違いしないで下さいね、迷惑です私達そういう仲じゃないですからぁ!」
急に早口で言ってツンってして腕更にぎゅってして、本当こういう事する人って存在するんだと眩暈がする、耳まで赤くしてるから、ちょっと噛んどく。
「ヒ!」
「じゃあどういう仲なの?」
「ふぁ……知らなッ!」
ビクってして体捩らせて、神様昇天しそうです俺の尾台さん可愛いです。
でもあんまりやりすぎると尾台さんがその気になってしまい、もうお夕飯いいからお家帰ろ袴田君袴田君ってすり寄ってきてエッチしてご飯も食べずに寝てしまい尾台さんがどんどん痩せてしまうので、ここは我慢だ!
「でも俺のどろどろの濃い精子でできた赤ちゃん産んじゃうくらいの仲だよね?」
「うッ」
「絵夢はそういうの大好きだもんね? ずぶずぶにされて必死になって俺に縋り付いて下さい下さいってするよね? 最後は欲しくてたまらなくなって泣いちゃうもんね」
「ヤッ……」
「ほら、耳だけで立てなくさせてやるよ、俺の赤ちゃん産みたいの?」
って耳舐めて低い声で言ったら尾台さんは涙目になった目を瞑って、産みゅって頷いた。
目尻から僅かに涙なんか滲ませちゃってどんだけ俺が好きなの、やっぱここで孕ませたいいいいいい。
にゃんにゃんさんにゃんにゃんさんが今日も尊い食べたい。
それで夕飯に行ったお店は希少部位を出してくれる焼き鳥屋さんだった。
「前に総務の二人を連れて来たら奴ら焼き鳥50本食べてましたよ、ラーメンも食べてたのに……ああ、ラーメンは二人で仲良く分けっこしてましたけどね」
「50本って意味わからない数字ですね」
「はい、初めてこんな美味い焼き鳥食べたって……ほら、とさかとか足の所、もみじって言うんですよ珍しいでしょう? 夏になると白レバーってレバーの王様みたいのもあるんですよ、出会えたらハイパーレア」
「へえ!! しゅごい」
尾台さんはどこに連れて行っても目を輝かせて驚いたり笑ったり、多彩な表情を見せてくれて飽きる事がない、もっともっと色んな所に連れてきたくなる。
だが、引く程小食で今日は焼きおにぎり半分と漬け物と焼き鳥二本と、鳥のつみれ汁を飲んだ所でお腹いっぱいですって言い出した。
いや、一般的な女性の食事量を知らないから良く分からないんだけど俺はその三倍食ってもお腹いっぱいにはならないぞ。
「袴田君っていっぱい食べるのに太らないよね」
「いっぱい食べてますか? 男の平均だと思いますよ……太らないのは何気に筋肉あるからですかね。尾台さんお世話して鍛えられました。後毎日激しいエッチするから食べても食べても発散されている気がします」
「そんなとこまで聞いてないからあ!」
俺がご飯を食べている前で尾台さんはさつまいもと黒糖のデザートアイスを食べていた。
「私、一人の時食費が二万円位だったんですよ、飲みに行かないし全部自炊でそんなに食べる方でもなかったので」
「二万? ああ……でも俺も飲み代引いたら食ってる分は実質ニ万以下でしたよ」
「へえ、外食ばかりしてそうなのに」
「はい、外食とコンビニだけですけど、飯なんてたまにしか食わなッ……イタ!」
尾台さん最近俺に暴力を振るうようになった。
今日は乗り出してきて拳で肩を殴ってきた。
「袴田君のそういうとこ嫌い!」
「心配してくれてありがとう」
「してません!」
「でもそんな事言ったら、俺は尾台さん小食な気がして心配ですよ。いつも一人前を完食できませんよね?」
「ん?」
「これ以上痩せてしまわないか心配です。だって妊娠したらつわりとか? ご飯食べられなくなるって言うじゃないですか食べても赤ちゃんに栄養分け与えないといけないし、俺は赤ちゃんも尾台さんも元気でいてもらいたいです」
と首を傾げたら、瞬きした尾台さんはパクパクデザート食べて、最後の一口を俺にくれた、お茶をぐぐっと飲んでふうってしてる可愛い。
で、何故か椅子から降りてこっちきて隣の椅子と俺の椅子をくっつけて座って抱き着いてきた。
「どうしたの? 具合悪い?」
聞けば腕の所でもじもじしてた顔が俺を見上げてくる、ネクタイ弄りながら小さな声で。
「本当はお腹……もっと入るんです」
「はい」
「でも袴田君といると大好きって気持がお腹にいっぱい入ってきて息吸うだけで胸まで苦しくなっちゃって、ご飯入らなくなるんだもん」
これはもうスタンディングオベーションだぞ。
これは吹くよ、実際俺は口に入っていたデザートが漏れるとこだった。
え? この人人間なの? なんかもう! もう!! もう!!!
「セックスがしたいです!!」
「結局それなんだからぁ! もういいよあっち行って!」
そんな見掛けの拒絶なんかどうでもいい、もう頭の中は帰宅! 帰宅!! 帰宅!!! で埋め尽くされている最速でご飯を平らげて店を出た。
そして帰り道また尾台さんは俺の腕を両手で抱いていた。
「本当は【特選! 北海道産濃厚ミルクがけ苺シャーベット】が良かったんですけど頼む時絶対袴田君が意地悪してきそうだったんので止めました」
「ふふふふ……特選! 袴田産濃厚ミルクがけ淫乱オナペット」
「ほらやっぱり! 頼まなくて良かった!!」
「そういえば尾台さんはいつも、デザートってアイス系頼んでますよね、好きなんですか」
「うんっと……はい、家の冷凍庫っておかずのストックで占領されててアイスってあまり買えなかったので」
「へえ……尾台さんらしい理由ですね」
「実は住んでた中野に特大のソフトクリームを出す店があったんですよ」
「特大?」
「そう! 大林素子三十人分みたいな」
「ちょっと待ってそれ体積の話? え? 高さがですか? 俺彼女と同じくらい身長ありますけど、ざっと計算しても50メートルはあるって事ですよね、尾台さん分かる? 新幹線って1車両25メールだよ。素子一人分のソフトクリームでも相当な高さだと思いますし、そして俺三十人もいたらヤバクないですか縦だとしても横でも重なってても」
「それは大事件ですね! ミステリーです! そっか言い過ぎました! あのね10段巻きのソフトクリーム出す店があって、でも恥ずかしくて一人じゃ行けなかったんです」
「じゃあ今度行きましょうね」
「え? いってくれるんですか」
「俺の濃厚ミルク掛けの」
「袴田君なんて嫌い!!!」
の、嫌い!!! の所で腕ぎゅってしてくる尾台さん最高に可愛い。
そして今日もベッドの上で尾台さんをたくさん愛でる。
「ほらセックス狂がどこにぶっかけられたいのかちゃんと口で言えよ」
「……アッ絵夢の……ンン、お腹にいっぱ……ああ、い、かけ……て下しゃッ……」
「何を?」
「ひぁ! 奥ゃらぁ……! あっ……袴ら、君の……濃いミユ、ク」
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