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ネネを過ごす2
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豹座の流星群は、人気のない小高い丘に行けば見えるんだって。
町や帝都は結界が明るすぎて見えないから、リサー光道列車が流星ツアーしてるって。
うちの庭からだと方角的に見えなくて、遅い時間のお散歩はワクワクした。
タツミ達と合流してからは、家の周りに展開された結界から出たせいか、いっぱい魔物達が現れた。
豹さん兄弟二人の剣一薙ぎで一掃してくれて、むしろタツミに眼鏡キラで睨まれただけで、回れ右する魔物もいるの覇気だけで追い返すのしゅごい! タツミ格好いい!! ってすればもれなくピヨとドロもタツミ格好いい!! って目ハートにしてた。
一応魔除けの聖水はかけているけど、人間を狙う魔物は避けられても俺達に引き寄せられる魔物は避けられないんだそうだ。後、タツミの暗殺目的で操られてる魔物とかね。
私の頭の上にピヨが乗っててピピの念じる水晶の緑色の光に私の体が包まれている、ちょっと振動があるからヨヨは楊枝サーベルをチョヤチョヤ振ってるんだろうな。
たまに魔物と交戦するけど、順調な旅路だと思っていたら、突然、暗い獣道に聞いた事のない咆哮が反響した。
思わず猫耳がビクビクっと反応して足が止まる、タツミが眼鏡を直した瞬間、横の茂みを突き破って魔物が飛び出してきた。
お家の屋根くらいまでありそうな熊に似た巨大な魔物、太い腕の先に鋭く光る鉤爪、興奮した口元から見えるギザギザの牙。
真っ赤な目を血走らせて、天に向かって吠えると、空気が震えて耳が痛かった。大きな手を乱暴に振り回せばぶつかった木は簡単に根元から倒れる。
私はそれだけで息が止まりそうに怖いけど、タツミは直に矢を番え目を細めた、鏃に虹色の輝きが宿って引き絞る矢全体も輝きに満ちて、膨らんだ光を放てば凄まじい閃光が熊を貫いて森の奥まで道を作り、絶命の声も残さず消滅した。
普通の人間なら死を覚悟するような巨大な魔物に見えたんだけど、戦いになる前に熊は目の前から跡形もなく消えた、呆気ない、タツミって本当に強いんだな。
タツミの背負う矢筒に光の矢が戻って、一安心? って思ったのに、タツミは弓を背中に戻さない。
隣にいたドロが何の合図もなく、スッと黒豹になってタツミの足元で威嚇の唸りを上げている。
タツミは黒豹の頭を撫でて矢筒から数本の矢を引き抜いた、と同時にドロが飛び出して耳に開いたピアスが月光に反射する、そして目の前の何もない空間に噛み付いた。何? って思ったら牙の隙間から真っ赤な血が垂れて、さっきの巨大な熊が現れた、いやさっきよりも数倍大きい。
姿が見えて暴れる熊の首にドロは喰らい付いて、緑色の目を光らせれば、口から真っ白い息と氷の結晶が吹き出した、食い込んだ牙の所から巨体が凍っていく、ドロは飛び退いてまた別の場所に喰らい付く、また凍らせる。
そしてタツミも同時に数本の矢を弓に番えて私には何も見えない空間に放てば、光が衝突して爆発して、亡骸となった熊が倒れる。
姿が消せる熊なんて、天敵知らず過ぎてタツミ達に出会わなければ森の王様になっていたんじゃないの?
熊に紛れ込んだ狼には剣を振るって、何も言わなくてもタツミの背後に回り込んだ魔物はドロが仕留めていた、その戦い方はピヨの連携攻撃に似ていた。
そしたら、タツミが、
「ネネッ」
と一声、なあに?って思ったら体を纏っていた緑色の膜が強く輝いた、頭の上に熱を感じて、ヨヨがようじサーベルを構える。
瞬間、ガツンっと頭の上で凄い音と衝撃、驚いて目を瞑ったけど、頭がブルブル震え………何が起きたんだろうって薄目を開ければ。
そこには真っ黒い大きな二本の足があって、え……これ、あのタツミ達が戦ってる熊だよね、鉤爪の一振りをヨヨがサーベルで受け止めてるのだ、私の頭の上で。
待って、え、どうしたらいいの、私動かない方がいいのかな?! って体固まっちゃって力比べなのか痛くはないけどグググッて頭押されて、熊は逆の手を振りかぶって薙ぐように叩き付けてきた、タツミ!! って思ったらヨヨはそれを小さな黄色い手で受け止めたのだ、自分の何百倍もある喰らえば死に直結しそうな一振りを細い腕で食い止めた。もちろん鉤爪もサーベルで受け止めたまま。
するとピピが、ビー玉を掲げガラスの奥が金色に輝く、タツミの体も一緒に燐光して目の前で光と風と熱がグルグル巨大な渦になって広がっていく、眩しくて目を細めて、薄暗かった森の中が昼間のように明るくなった。
渦の中心から咆哮が轟いて、草木が台風のように揺れる、空間が歪みそうな熱に、立っていられないような振動、ふと、周りを見たら私達は熊の魔物に囲まれていた。
それで初めて見た、光の中心から姿を現したのは黄金の龍だった、肌が粟立って見惚れてしまった。だって龍なんて本の中でしか見た事のない、幻の種族だ。大きく広げた翼も長い尻尾も巨大な四肢も、全て輝く黄金だった、とっても綺麗。
ピピは龍が出現するやパタっと倒れて頭から胸に滑り落ちてきて、ヨヨもまたお胸に倒れ込んできた。二人共目ぐるぐるさせちゃってるから急いで安全な谷間の奥にしまっとく。
龍は大きな翼を羽ばたかせると、また吼えて緑色の目をゆっくり開けた、タツミが指笛を吹けば目の前にいた熊に次々喰らい付いて周囲の木を尻尾で倒しながらグルグル旋回する、数匹同時に食い潰して、長い爪で左右の熊を薙ぎ払う、離れた熊には炎を吐いて周囲ごと焼き尽くした。
牙に爪に血を滴らせながら、次の得物を睨めば熊達は尻込みしながら我先にと森の奥へ逃げて行った。
逃げ損ねた熊を摘まえると龍は丸飲みにして、唇を舐め回す、周囲の敵がいなくなったのを確認すると、月に向かって飛び上がって世界を揺らす声を上げ自分の存在を刻みつける。その声は魔物達の雄叫びと違って美しい声だった、輝く体を振って伸びをすると、今度はタツミに向かって一直線、垂直に落ちてきた。
タツミが眼鏡を外すと、額と瞼に黄金を散らせながら龍が吸い込まれいく。
尻尾の先がタツミの体を突き向けて、金粉が舞う、龍の全てが体に溶けて柔らかい金髪が風に靡いていた、また森が暗くなった。
目を開けてタツミは髪をかきあげると眼鏡を掛けた、剣を鞘に収めて私の方に来る。
「ケガは」
「もちろんないよ」
「よかった」
黒豹は手足に纏った氷で辺りの炎を消しながら、木々をピョンピョンしてこちらにくる。
三人が揃うと谷間がむずむずして、目を覚ましたピヨが顔を出した、ここどこだ? ここどこだ? ってキョロキョロしてる、タツミと目が合ってピピは額をピンと弾かれた。
「いけないピピ、お前が食われる」
「ピピピッ!!」
ごめんなさい、一番強いヤツ来い来い!! って念じてたら、タツミが側にいたからとんでもないのがきちゃったんだ、むしろ召喚して一瞬で魔力吸い尽くされて怖かったぁって泣いてる。
「へえ、じゃああれが召喚できる龍の中で一番強い龍なの? そうだよねえ凄かったものねえキラキラしてて凄かった」
「いや? あれはいつも兄様が召喚している龍に比べたら五段階は低いぞ。子龍だ子龍、わーわー吠えてうるさかったろ、火もしょぼい大したことない」
「さすがに熊如きを龍で倒すのは……と思ったんだけど、ネネが見たいというなら今度最高位の龍出すから背に乗って…………その、デ」
「怖いからやにゃ」
「…………」
ヨヨも敵の攻撃を受け止める時に私に負荷がかからないように魔法で力を拡散してくれてたらしく、もう二人戦闘力0なんだって、なので……………何で僕が! って言ってたけど黒豹君の頭に乗せて後は運んでもらった。
なので私はタツミと手を繋いで歩く。
「それにしても、タツミ」
「うん」
「この私を覆ってる緑の膜はなあに?」
「結界みたいなもの」
「へぇ」
「俺が気に入らない物がネネに触れれば跡形もなく千切れ飛ぶ」
「ひい! 呪い怖い!!」
「ふふふ」
眼鏡キラってさせてきて、ブラックジョークすぎる!!
そんな一幕があったから、丘についた頃には皆お腹ペコペコで、タツミは鳥の丸焼きも食べようって、襲って来た鳥型の魔物仕留めて五羽くらい焼いておかずを増やしてた(もちろんピヨ歓喜)。
ピクニックシートを敷いて、淡く光るランプとランチボックスを置いた、水筒を捻ってコップを出していたら、ドロがじりりとこっちに寄ってきて……。
「なあに?」
見上げたけど、あっち向いてて全然目合わない。
「ドロ?」
「あの」
「ん?」
「僕……お菓子作ってきた」
「!!」
町や帝都は結界が明るすぎて見えないから、リサー光道列車が流星ツアーしてるって。
うちの庭からだと方角的に見えなくて、遅い時間のお散歩はワクワクした。
タツミ達と合流してからは、家の周りに展開された結界から出たせいか、いっぱい魔物達が現れた。
豹さん兄弟二人の剣一薙ぎで一掃してくれて、むしろタツミに眼鏡キラで睨まれただけで、回れ右する魔物もいるの覇気だけで追い返すのしゅごい! タツミ格好いい!! ってすればもれなくピヨとドロもタツミ格好いい!! って目ハートにしてた。
一応魔除けの聖水はかけているけど、人間を狙う魔物は避けられても俺達に引き寄せられる魔物は避けられないんだそうだ。後、タツミの暗殺目的で操られてる魔物とかね。
私の頭の上にピヨが乗っててピピの念じる水晶の緑色の光に私の体が包まれている、ちょっと振動があるからヨヨは楊枝サーベルをチョヤチョヤ振ってるんだろうな。
たまに魔物と交戦するけど、順調な旅路だと思っていたら、突然、暗い獣道に聞いた事のない咆哮が反響した。
思わず猫耳がビクビクっと反応して足が止まる、タツミが眼鏡を直した瞬間、横の茂みを突き破って魔物が飛び出してきた。
お家の屋根くらいまでありそうな熊に似た巨大な魔物、太い腕の先に鋭く光る鉤爪、興奮した口元から見えるギザギザの牙。
真っ赤な目を血走らせて、天に向かって吠えると、空気が震えて耳が痛かった。大きな手を乱暴に振り回せばぶつかった木は簡単に根元から倒れる。
私はそれだけで息が止まりそうに怖いけど、タツミは直に矢を番え目を細めた、鏃に虹色の輝きが宿って引き絞る矢全体も輝きに満ちて、膨らんだ光を放てば凄まじい閃光が熊を貫いて森の奥まで道を作り、絶命の声も残さず消滅した。
普通の人間なら死を覚悟するような巨大な魔物に見えたんだけど、戦いになる前に熊は目の前から跡形もなく消えた、呆気ない、タツミって本当に強いんだな。
タツミの背負う矢筒に光の矢が戻って、一安心? って思ったのに、タツミは弓を背中に戻さない。
隣にいたドロが何の合図もなく、スッと黒豹になってタツミの足元で威嚇の唸りを上げている。
タツミは黒豹の頭を撫でて矢筒から数本の矢を引き抜いた、と同時にドロが飛び出して耳に開いたピアスが月光に反射する、そして目の前の何もない空間に噛み付いた。何? って思ったら牙の隙間から真っ赤な血が垂れて、さっきの巨大な熊が現れた、いやさっきよりも数倍大きい。
姿が見えて暴れる熊の首にドロは喰らい付いて、緑色の目を光らせれば、口から真っ白い息と氷の結晶が吹き出した、食い込んだ牙の所から巨体が凍っていく、ドロは飛び退いてまた別の場所に喰らい付く、また凍らせる。
そしてタツミも同時に数本の矢を弓に番えて私には何も見えない空間に放てば、光が衝突して爆発して、亡骸となった熊が倒れる。
姿が消せる熊なんて、天敵知らず過ぎてタツミ達に出会わなければ森の王様になっていたんじゃないの?
熊に紛れ込んだ狼には剣を振るって、何も言わなくてもタツミの背後に回り込んだ魔物はドロが仕留めていた、その戦い方はピヨの連携攻撃に似ていた。
そしたら、タツミが、
「ネネッ」
と一声、なあに?って思ったら体を纏っていた緑色の膜が強く輝いた、頭の上に熱を感じて、ヨヨがようじサーベルを構える。
瞬間、ガツンっと頭の上で凄い音と衝撃、驚いて目を瞑ったけど、頭がブルブル震え………何が起きたんだろうって薄目を開ければ。
そこには真っ黒い大きな二本の足があって、え……これ、あのタツミ達が戦ってる熊だよね、鉤爪の一振りをヨヨがサーベルで受け止めてるのだ、私の頭の上で。
待って、え、どうしたらいいの、私動かない方がいいのかな?! って体固まっちゃって力比べなのか痛くはないけどグググッて頭押されて、熊は逆の手を振りかぶって薙ぐように叩き付けてきた、タツミ!! って思ったらヨヨはそれを小さな黄色い手で受け止めたのだ、自分の何百倍もある喰らえば死に直結しそうな一振りを細い腕で食い止めた。もちろん鉤爪もサーベルで受け止めたまま。
するとピピが、ビー玉を掲げガラスの奥が金色に輝く、タツミの体も一緒に燐光して目の前で光と風と熱がグルグル巨大な渦になって広がっていく、眩しくて目を細めて、薄暗かった森の中が昼間のように明るくなった。
渦の中心から咆哮が轟いて、草木が台風のように揺れる、空間が歪みそうな熱に、立っていられないような振動、ふと、周りを見たら私達は熊の魔物に囲まれていた。
それで初めて見た、光の中心から姿を現したのは黄金の龍だった、肌が粟立って見惚れてしまった。だって龍なんて本の中でしか見た事のない、幻の種族だ。大きく広げた翼も長い尻尾も巨大な四肢も、全て輝く黄金だった、とっても綺麗。
ピピは龍が出現するやパタっと倒れて頭から胸に滑り落ちてきて、ヨヨもまたお胸に倒れ込んできた。二人共目ぐるぐるさせちゃってるから急いで安全な谷間の奥にしまっとく。
龍は大きな翼を羽ばたかせると、また吼えて緑色の目をゆっくり開けた、タツミが指笛を吹けば目の前にいた熊に次々喰らい付いて周囲の木を尻尾で倒しながらグルグル旋回する、数匹同時に食い潰して、長い爪で左右の熊を薙ぎ払う、離れた熊には炎を吐いて周囲ごと焼き尽くした。
牙に爪に血を滴らせながら、次の得物を睨めば熊達は尻込みしながら我先にと森の奥へ逃げて行った。
逃げ損ねた熊を摘まえると龍は丸飲みにして、唇を舐め回す、周囲の敵がいなくなったのを確認すると、月に向かって飛び上がって世界を揺らす声を上げ自分の存在を刻みつける。その声は魔物達の雄叫びと違って美しい声だった、輝く体を振って伸びをすると、今度はタツミに向かって一直線、垂直に落ちてきた。
タツミが眼鏡を外すと、額と瞼に黄金を散らせながら龍が吸い込まれいく。
尻尾の先がタツミの体を突き向けて、金粉が舞う、龍の全てが体に溶けて柔らかい金髪が風に靡いていた、また森が暗くなった。
目を開けてタツミは髪をかきあげると眼鏡を掛けた、剣を鞘に収めて私の方に来る。
「ケガは」
「もちろんないよ」
「よかった」
黒豹は手足に纏った氷で辺りの炎を消しながら、木々をピョンピョンしてこちらにくる。
三人が揃うと谷間がむずむずして、目を覚ましたピヨが顔を出した、ここどこだ? ここどこだ? ってキョロキョロしてる、タツミと目が合ってピピは額をピンと弾かれた。
「いけないピピ、お前が食われる」
「ピピピッ!!」
ごめんなさい、一番強いヤツ来い来い!! って念じてたら、タツミが側にいたからとんでもないのがきちゃったんだ、むしろ召喚して一瞬で魔力吸い尽くされて怖かったぁって泣いてる。
「へえ、じゃああれが召喚できる龍の中で一番強い龍なの? そうだよねえ凄かったものねえキラキラしてて凄かった」
「いや? あれはいつも兄様が召喚している龍に比べたら五段階は低いぞ。子龍だ子龍、わーわー吠えてうるさかったろ、火もしょぼい大したことない」
「さすがに熊如きを龍で倒すのは……と思ったんだけど、ネネが見たいというなら今度最高位の龍出すから背に乗って…………その、デ」
「怖いからやにゃ」
「…………」
ヨヨも敵の攻撃を受け止める時に私に負荷がかからないように魔法で力を拡散してくれてたらしく、もう二人戦闘力0なんだって、なので……………何で僕が! って言ってたけど黒豹君の頭に乗せて後は運んでもらった。
なので私はタツミと手を繋いで歩く。
「それにしても、タツミ」
「うん」
「この私を覆ってる緑の膜はなあに?」
「結界みたいなもの」
「へぇ」
「俺が気に入らない物がネネに触れれば跡形もなく千切れ飛ぶ」
「ひい! 呪い怖い!!」
「ふふふ」
眼鏡キラってさせてきて、ブラックジョークすぎる!!
そんな一幕があったから、丘についた頃には皆お腹ペコペコで、タツミは鳥の丸焼きも食べようって、襲って来た鳥型の魔物仕留めて五羽くらい焼いておかずを増やしてた(もちろんピヨ歓喜)。
ピクニックシートを敷いて、淡く光るランプとランチボックスを置いた、水筒を捻ってコップを出していたら、ドロがじりりとこっちに寄ってきて……。
「なあに?」
見上げたけど、あっち向いてて全然目合わない。
「ドロ?」
「あの」
「ん?」
「僕……お菓子作ってきた」
「!!」
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