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48.パウパウのキラキラとお友達 34
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クッションにもたれかかり、投げ出した足の間にパウパウをすっぽりと座らせてマールジェドは、寛いでいた。
パウパウはマールの腹に頭を預けて、ちょっと退屈しているのか、きょろきょろと辺りを見回している。
「パウちゃん、どうしたの、あ、お手洗い、行ってくる?」
「ううん、だいじょぶ……あのねマールちゃん、もう暗くなるでしょ。ぼく、お家に帰らないとならないから……」
ちょっと俯いたパウパウの髪を撫ぜる。
「あのね、パウちゃん。明日も温室で、お手伝いがあるんだけど、やってもらえる?」
「でも、お家に帰らないと……」
「それなら、今日もお泊りするって、グー姉様が、パウちゃんのお父さんに許可を貰いに行ってるから、大丈夫よ」
パウパウは顔を上げて、振り向いた。
「ほんと!お泊りして、いいの?」
ぱっと花が咲いたように笑った顔は、途轍もなく可愛らしい。
「もちろんよ~。みんな嬉しいわ」
マールは後ろからパウパウに抱き着いて、黒い髪をワシャワシャしはじめる。
「うふふ~ガルデンのまね~」
きゃぁきゃぁと楽しそうに笑う二人に、
「なんか、二人して随分と楽しそうだな、おい」
ビッショビショのガルデンが不機嫌そうな声をかけた。
足元に水たまりが出来ている。
「ガルデン、乾かさないと!」
「あぁ、いいんだ。あそこの素材を魔力に触れさせたくなくてよ」
ガルデンが見たことのない鉱物が在ったのだという。
どんな魔力に反応するのかが不明のため収納せずに、とりあえず普通の袋に入れて手持ちで運んできたのだそうだ。
「まったく、トヒルの奴、途中で消えやがって、それっきり帰ってきやしねぇ、遭難するじゃねぇかよ」
「……ガルデンも、あの毒蛇さんの名を平気で呼べるのね。私、どうにも引っ張られそうで緊張するのよ」
「ん~?マールちゃん、トヒル、いいヒ…ヘビだよ。カッコイイし、優しいよ」
マールの言葉にパウパウが思わず口をはさむ。
「おぅ、そうか。パウ坊が言うなら違ぇねえな。俺は置き去りにされたがよぅ」
ちょっと苦笑しながらガルデンは試用に採取した物を、丁寧に地面に置いてから少し離れて自分を魔法で乾かした。
(いや、あの得体のしれない毒蛇と一緒に採取に行けるってだけでも、凄いと思うわよガルデン)
「で、ササ耳はどうしたんだ?」
「んとねぇ、トヒルとギンちゃんのトコ」
パウパウの言葉に、何がどうなっているのか、さっぱり分からないガルデンは考えるのを放棄して、採取してきた素材を丁寧に遮断布に包み始める。
秘境側では、雨で足場が悪く作業が出来なかったのだ。
パウパウもマールジェドも立ち上がり、作業を覗き込む。
ガルデンは薄い木の板に何やら書き込んでは、夫々の包みに縛り付けて、被せの付いた腰袋に入れていく。
「ガルデンおじちゃん、何してんの?」
「おぅ、こうやって取った日付と、採取の状況とかを書いておけば、調べる時の参考になるからな」
「……ふぅん、そっかぁ」
「後でな、これを大学の専門家にも調べてもらうんだわ。鑑定魔法の効かない物もあるしなぁ」
などと話していると、ようやく門を抜けてミッちゃんとトヒルが戻ってきた。
トヒルはともかく、ハイエルフは急いでいたのか濡れたままだ。
「ミッちゃん、おっそぉい!」
「ただい……あ、待って、待って、濡れるから」
「やだっ!」
駆け寄ったパウパウを慌てて制止するミッちゃんを無視して飛びついた。
「わっ、パウパウ汚れちゃうよ」
「いいのっ!ねぇミッちゃん、帰ろ?」
腰に抱き着いたまま、顔を上げたパウパウが強請る。
「そうね、色々と話すこともあるから今日は帰りましょうか」
「じゃあ、ぼく、ギンちゃんに挨拶してくる。トヒルは?」
『私は、木と居るとしよう』
「じゃ、競争ねっ!」
と、駆けだしたパウパウを追って毒蛇が空中を滑って行く。
どう見ても、獲物を追う毒蛇の図だ。
ものすごく、絵面が酷い。
パウパウのキャーキャーと言う声が、ここまで聞こえてくる。
トヒルは毒牙のある口を開けて蛇行しながらパウパウを追いかけていく。
「なあ、ササ耳、トヒルの奴、あれ笑っているつもりなのか?」
「知らん。傍で見ていたら怖いな」
見た目が怖い駆けっこになっているパウパウを見守りながら、
「そうだ、ウルジェド。今日もパウちゃん、お泊りね」
「そうか。ウネビ家には?」
「母上が当主に話しに行ってくれたわ。まだ、落ち着かないでしょうから、あちらにとっても良いんじゃないの」
いつの間にか手の平に出した、小ガニの魔道具をウルジェドに見せる。
ウルジェドのとは違う赤い甲羅の色の小ガニだ。
グーリシェダ用ということなのだろう。
使用済みらしく、ダラリと死んでいるように見える。
(本当に、このセンスがなぁ……)と思いつつ。
「そうか、助かった」
ウルジェドは濡れた服を乾かす。
「おい、マール。落ちた天井はどうする」
小ガニの魔道具を目を細めて見ていたガルデンが尋ねた。
「んふふ、とりあえず結界を張ってあげて、応急処置代金と合わせて取り立てるわ」
片方の口角を上げて、少し意地悪そうな顔でマールジェドが微笑んだ。
「取り立てる」
ガルデンが呟く。
「当たり前です。ガルデンは大匠なんですから、正式に依頼を受けるのとは別に、今日の報酬を要求すべきです!」
「いや、俺はな……」
「お金、だいじ!」
好き放題に魔銀だの、魔合金だのを、湯水のように使っている奴が言っていい言葉ではない。
(叔父上が言うな……)
「だが、まぁ確かに、ガルデンが安く見られるのは私も不愉快だ」
「そうでしょ!そうよね?」
賛同を得られて嬉しそうなマールがニコニコと言う。
「でも、叔父上。あのグソクムシの素材代金だけで、多分ここの温室を作ってお釣りが出ると思いますよ」
ぐっと黙り込んだマールを見ながらガルデンが
「まぁ、俺がやった事は天井のガラスを砕いただけでよぅ、結界や補強やらガラスの収納やらで働いたのはマールだからなぁ」
そんな話をしていると、わぁわぁと叫び声やら、なにやらが聞こえて来た。
パウパウがギンちゃんの所へ駆け寄って行ったところで、運悪く木の裏側で作業をしていた人々が居たらしい。
「あ~、ちょっと誤解を解いてくる」
ミッちゃんが転移し、すぐにギンちゃんの傍に現れる。
ガルデンとマールが見ていると、何人かの大人が何やら鍬とか土ならしの道具を手に、パウパウの方へ駆け寄っていた。
「あ~。勘違いしちゃった作業の人が居たみたいねぇ」
ミッちゃんが作業員らしい揃いの服の人達と何やら話をしている輪の中に、今度は学長が入ってきた。
一人だけ、紺のローブなので良くわかる。
「うん、とりあえず誤解が解けてよかった。で、ガルデンは今日どうするの。と、泊まる?」
なにやら思いついたらしいマールは、俯き加減で聞く。
「いや、大学から正式に依頼が来るなら工房に戻って、残っている仕事の調整をしないとなぁ。ドーライグと打ち合わせて、魔道具研究所の仕事も割り振らないとならねぇ」
国立魔道具研究所の相談役は、持ち回りで今年いっぱいはガルデンが担当なのだという。
やがて、学長と一緒にパウパウとミッちゃんが戻ってきた。
「おぉ、ガルデン大匠にマールジェド殿、お願いがあるのだが」
「ここの修理と改装のことか?」
「じゃあ、話を伺うわ。ウルジェド、先に帰っていいわよ」
三人は出しっぱなしにしてあるミッちゃんのダイニングテーブルで打ち合わせをするつもりらしく、そちらに歩いていった。
「じゃ、お家に帰ろうか。パウパウ…ん?」
転移をしようとしたミッちゃんに抱き着いたパウパウは顔を上げて
「抱っこで帰るの」
「ふふ、わかったよ」
ハイエルフは気分屋の子供を抱き上げて雑貨屋に転移をした。
パウパウはマールの腹に頭を預けて、ちょっと退屈しているのか、きょろきょろと辺りを見回している。
「パウちゃん、どうしたの、あ、お手洗い、行ってくる?」
「ううん、だいじょぶ……あのねマールちゃん、もう暗くなるでしょ。ぼく、お家に帰らないとならないから……」
ちょっと俯いたパウパウの髪を撫ぜる。
「あのね、パウちゃん。明日も温室で、お手伝いがあるんだけど、やってもらえる?」
「でも、お家に帰らないと……」
「それなら、今日もお泊りするって、グー姉様が、パウちゃんのお父さんに許可を貰いに行ってるから、大丈夫よ」
パウパウは顔を上げて、振り向いた。
「ほんと!お泊りして、いいの?」
ぱっと花が咲いたように笑った顔は、途轍もなく可愛らしい。
「もちろんよ~。みんな嬉しいわ」
マールは後ろからパウパウに抱き着いて、黒い髪をワシャワシャしはじめる。
「うふふ~ガルデンのまね~」
きゃぁきゃぁと楽しそうに笑う二人に、
「なんか、二人して随分と楽しそうだな、おい」
ビッショビショのガルデンが不機嫌そうな声をかけた。
足元に水たまりが出来ている。
「ガルデン、乾かさないと!」
「あぁ、いいんだ。あそこの素材を魔力に触れさせたくなくてよ」
ガルデンが見たことのない鉱物が在ったのだという。
どんな魔力に反応するのかが不明のため収納せずに、とりあえず普通の袋に入れて手持ちで運んできたのだそうだ。
「まったく、トヒルの奴、途中で消えやがって、それっきり帰ってきやしねぇ、遭難するじゃねぇかよ」
「……ガルデンも、あの毒蛇さんの名を平気で呼べるのね。私、どうにも引っ張られそうで緊張するのよ」
「ん~?マールちゃん、トヒル、いいヒ…ヘビだよ。カッコイイし、優しいよ」
マールの言葉にパウパウが思わず口をはさむ。
「おぅ、そうか。パウ坊が言うなら違ぇねえな。俺は置き去りにされたがよぅ」
ちょっと苦笑しながらガルデンは試用に採取した物を、丁寧に地面に置いてから少し離れて自分を魔法で乾かした。
(いや、あの得体のしれない毒蛇と一緒に採取に行けるってだけでも、凄いと思うわよガルデン)
「で、ササ耳はどうしたんだ?」
「んとねぇ、トヒルとギンちゃんのトコ」
パウパウの言葉に、何がどうなっているのか、さっぱり分からないガルデンは考えるのを放棄して、採取してきた素材を丁寧に遮断布に包み始める。
秘境側では、雨で足場が悪く作業が出来なかったのだ。
パウパウもマールジェドも立ち上がり、作業を覗き込む。
ガルデンは薄い木の板に何やら書き込んでは、夫々の包みに縛り付けて、被せの付いた腰袋に入れていく。
「ガルデンおじちゃん、何してんの?」
「おぅ、こうやって取った日付と、採取の状況とかを書いておけば、調べる時の参考になるからな」
「……ふぅん、そっかぁ」
「後でな、これを大学の専門家にも調べてもらうんだわ。鑑定魔法の効かない物もあるしなぁ」
などと話していると、ようやく門を抜けてミッちゃんとトヒルが戻ってきた。
トヒルはともかく、ハイエルフは急いでいたのか濡れたままだ。
「ミッちゃん、おっそぉい!」
「ただい……あ、待って、待って、濡れるから」
「やだっ!」
駆け寄ったパウパウを慌てて制止するミッちゃんを無視して飛びついた。
「わっ、パウパウ汚れちゃうよ」
「いいのっ!ねぇミッちゃん、帰ろ?」
腰に抱き着いたまま、顔を上げたパウパウが強請る。
「そうね、色々と話すこともあるから今日は帰りましょうか」
「じゃあ、ぼく、ギンちゃんに挨拶してくる。トヒルは?」
『私は、木と居るとしよう』
「じゃ、競争ねっ!」
と、駆けだしたパウパウを追って毒蛇が空中を滑って行く。
どう見ても、獲物を追う毒蛇の図だ。
ものすごく、絵面が酷い。
パウパウのキャーキャーと言う声が、ここまで聞こえてくる。
トヒルは毒牙のある口を開けて蛇行しながらパウパウを追いかけていく。
「なあ、ササ耳、トヒルの奴、あれ笑っているつもりなのか?」
「知らん。傍で見ていたら怖いな」
見た目が怖い駆けっこになっているパウパウを見守りながら、
「そうだ、ウルジェド。今日もパウちゃん、お泊りね」
「そうか。ウネビ家には?」
「母上が当主に話しに行ってくれたわ。まだ、落ち着かないでしょうから、あちらにとっても良いんじゃないの」
いつの間にか手の平に出した、小ガニの魔道具をウルジェドに見せる。
ウルジェドのとは違う赤い甲羅の色の小ガニだ。
グーリシェダ用ということなのだろう。
使用済みらしく、ダラリと死んでいるように見える。
(本当に、このセンスがなぁ……)と思いつつ。
「そうか、助かった」
ウルジェドは濡れた服を乾かす。
「おい、マール。落ちた天井はどうする」
小ガニの魔道具を目を細めて見ていたガルデンが尋ねた。
「んふふ、とりあえず結界を張ってあげて、応急処置代金と合わせて取り立てるわ」
片方の口角を上げて、少し意地悪そうな顔でマールジェドが微笑んだ。
「取り立てる」
ガルデンが呟く。
「当たり前です。ガルデンは大匠なんですから、正式に依頼を受けるのとは別に、今日の報酬を要求すべきです!」
「いや、俺はな……」
「お金、だいじ!」
好き放題に魔銀だの、魔合金だのを、湯水のように使っている奴が言っていい言葉ではない。
(叔父上が言うな……)
「だが、まぁ確かに、ガルデンが安く見られるのは私も不愉快だ」
「そうでしょ!そうよね?」
賛同を得られて嬉しそうなマールがニコニコと言う。
「でも、叔父上。あのグソクムシの素材代金だけで、多分ここの温室を作ってお釣りが出ると思いますよ」
ぐっと黙り込んだマールを見ながらガルデンが
「まぁ、俺がやった事は天井のガラスを砕いただけでよぅ、結界や補強やらガラスの収納やらで働いたのはマールだからなぁ」
そんな話をしていると、わぁわぁと叫び声やら、なにやらが聞こえて来た。
パウパウがギンちゃんの所へ駆け寄って行ったところで、運悪く木の裏側で作業をしていた人々が居たらしい。
「あ~、ちょっと誤解を解いてくる」
ミッちゃんが転移し、すぐにギンちゃんの傍に現れる。
ガルデンとマールが見ていると、何人かの大人が何やら鍬とか土ならしの道具を手に、パウパウの方へ駆け寄っていた。
「あ~。勘違いしちゃった作業の人が居たみたいねぇ」
ミッちゃんが作業員らしい揃いの服の人達と何やら話をしている輪の中に、今度は学長が入ってきた。
一人だけ、紺のローブなので良くわかる。
「うん、とりあえず誤解が解けてよかった。で、ガルデンは今日どうするの。と、泊まる?」
なにやら思いついたらしいマールは、俯き加減で聞く。
「いや、大学から正式に依頼が来るなら工房に戻って、残っている仕事の調整をしないとなぁ。ドーライグと打ち合わせて、魔道具研究所の仕事も割り振らないとならねぇ」
国立魔道具研究所の相談役は、持ち回りで今年いっぱいはガルデンが担当なのだという。
やがて、学長と一緒にパウパウとミッちゃんが戻ってきた。
「おぉ、ガルデン大匠にマールジェド殿、お願いがあるのだが」
「ここの修理と改装のことか?」
「じゃあ、話を伺うわ。ウルジェド、先に帰っていいわよ」
三人は出しっぱなしにしてあるミッちゃんのダイニングテーブルで打ち合わせをするつもりらしく、そちらに歩いていった。
「じゃ、お家に帰ろうか。パウパウ…ん?」
転移をしようとしたミッちゃんに抱き着いたパウパウは顔を上げて
「抱っこで帰るの」
「ふふ、わかったよ」
ハイエルフは気分屋の子供を抱き上げて雑貨屋に転移をした。
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