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62. パウパウの夏とカナヘビ探し
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本格的な夏になった。
パウパウの住んでいる所は大陸の北寄りなので、帝都よりは涼しい。
パウパウは、相変わらずミッちゃんの雑貨屋で暮らしていた。
毎日、本を読んで、グーリシェダに色々な話を教えてもらったり、ハヤツ達と遊んでみたり。
時々、帝都の温室に行って、トヒルやギンちゃんに会いに行ったりもしている。
この前は、マールジェドに頼まれてギンちゃんの友達を種で連れてくるという、お仕事もした。
いま、ギンちゃんの根元で植木鉢に入って、発芽を待っている。
あとは、ウネビの家に誰も居ないときに転移をして、ヴィンテやニワトリと会ってもいる。
ミッちゃんの鳥が、母様や兄様が居ないときを教えてくれるので、そのときに転移をしている。
ミッちゃんが渋々ながら用意してくれた魔道具でだ。
(……アキス ネライだっけ……みたいだけど)
ヴィンテとニワトリ達には会いたいが、あの二人には会いたくないため仕方がない。
サブロやアオメが付けている銀の足輪をパウパウ用に改良した物で、行ける場所は、ウネビの家の前と、雑貨屋の居間と、ギガントハキリの蟻塚に限定されている。
ミッちゃんもグーリシェダも居ないときに、一人でハヤツと遊んでいるのも限度があった。
もともと、パウパウはウネビ家の敷地内を独りでウロチョロしていたのだ、やはり、外遊びは必要だった。
危ないことはしないという約束で、やっと貰えた魔道具は、パウパウの足首に付けてある。
ということで、ハイエルフの二人ともが留守の今日、ウネビ家の前に転移をしてきて、西の雑木林へ行き、キノコの輪が健在だったのでアギーさんを呼んだ。
キノコの輪に両手を付いて
「アギーさ~ん、あ~そ~ぼ~」
遂に、遂に、憧れの”あ~そ~ぼ~”である!
相手がアリだけど!それは、それ
キノコの輪に光が立ち上り、ギガントハキリのアギーがやって来た。
「アギーさん!」
いそいそとパウパウは敷物を敷いて、ナイナイ袋からオヤツを取り出す。
アギーさんの好きな白玉団子の金蜜がけだ。
魔蜜と花粉が使われている花の香がする白玉はパウパウもお気に入りだ。
「あとで、マムさんにも持って帰ってね」
仲良く食べ終わってから、パウパウはアギーさんに今日の計画を打ち明けた。
「今日はカナヘビを探そうと思います」
この前、読んだ図鑑に載っていたカナヘビ。生息地は、土手とか草わらとか、石垣とか、何だか、その辺に居ると書いてあったので、自分でも見つけられるだろうとパウパウは思った。
で、頑張って雑貨屋さんの裏庭とかを探したのだが、まったく見つけることが出来なかったのだ。
(やっぱり、夏なら、カナヘビとタガメとカブトムシとクワガタは外せない!)
前世の記憶か、知識なのかは分からないが、謎の使命感に燃えたパウパウは、この夏にやることの一つをカナヘビを見るに決めてしまったのだ。
「ギチっ?」
アギーさんは首を傾げた。
いきなり、カナヘビって言われてもアギーさんには分からない。
ギガントハキリは基本、キノコ菌しか食べないので、他の動物のことなど気にしないのだ。
外敵以外は。
「探しに行きたいから、アギーさん、乗せてくれる?」
パウパウのお願いにアギーさんは足を畳んで低くなってくれた。
体の彼方此方に生えている棘を足場にして、パウパウはアギーさんの背によじ登る。
最初は登れなかったけれど、練習して大分、上手になったと自分では思っている。
硬い毛が密集しているので滑る事はないし、棘の間に体を入れたら安定する。
ついでに得意のお呪いで
「落ちませんように、あとアギーさんが怪我しませんように」と頭の中で思って準備完了だ。
「いいよ!アギーさん!あっち、海の方へ行こうか」
そう、パウパウは崖の辺りならカナヘビが居ると考えたのだ。
そんな過酷なとこまで行かなくても、餌の多い草わらの適度に日当たりが良い石の上とかに居るのだが。
だが、足が速い小さな蜥蜴なので、なかなか見つかる事がないだけなのだ。
「きっとさ、崖のさけめ?穴?みたいなところに居ると思うの」
魔蟻の足なら、どこでも登れるだろう。
ウネビの家で裏庭の奥に行かないようにと言われていたパウパウは、崖を見るのも海を見るのも初めてだ。
アギーさんの背に乗って、西の雑木林を抜けた先、目の前に広がったのは崖と、その下の海。
深い青色をした海だった。
重たい青色だ。
(ん~、ニホンカイ?)
記憶の中の海と照らし合わせて首を傾げた。
今日は風もないからなのか、入り江になっている場所に立つ白波はない。
崖はかなり険しく、ゴツゴツとした岩肌が荒々しかった。
だが、両親の話から考えると、何か所か下に降りられる道があって、それを使って塩を炊く作業をしに海へ行ったりしているのだろう。
パウパウはアギーさんにお願いして、もっと崖の縁まで近づいてもらう。
右のウネビ家側を覗いてみると、やはり、家の裏庭から下の磯に降りる九十九折の道があった。
だが、随分と使っていないようで、崩れていて道は途切れているようだ。
左側を見ると、勾配は少し緩やかにはなっているが、道らしいものは見当たらない。
「う~ん。アギーさん、途中まで降りられそうなトコ、あるかなぁ?」
アギーさんは、ウロウロと歩き回り、触角をピルピルさせて降り口を探し、やがて立ち止まった。
もう、あまり面影は残っていないけれど、以前は道だった場所を見つけたようだ。
「アギーさん、下りられる?」
カシリと牙を鳴らして、アギーさんが答える。
頼もしい。
ギガントハキリの力強い脚が崖を斜めに降り始めた。
(うわっ横Gがキツイかも…)
最初はアギーの硬い毛を握りしめていられたが、やがて勾配が急になってきて首にしがみ付いた。
出来るだけ足も魔蟻の腹に巻き付けようと頑張るのだが、足りない。
それでも、ぶらぶらせずに座っていられたのは多分、お呪いが効いているのだろう。
時折、小さくて黒い小鳥が文句を言うように「ヂュピピピ」と飛んでいく。
ようやく、崖の中腹、岩の張り出している所に地点に辿り着いて、アギーさんは足を止めた。
上を見ても、岩肌と空しか見えない。
パウパウは、崖のあちらこちらを眺めてカナヘビのいそうな穴を探した。
「ん?」
少し斜め上の岩棚状になっている張り出しに亀裂を見つけた。
「アギーさん、あれ。あそこに行ける?」
「ギギギ」
牙をガチガチさせて、警戒をするアギーさんを宥めて岩登りをしてもらい、岩棚に辿り着く。
(結構、お腹に力入れてないと、大変だったぁ…)
フッキン?鍛えよう……そんなことを思いながら、岩肌に手を付いて亀裂に向かって声をかける。
「カナチョロ~いますかぁ?パウパウだよ~」
それで出てくるわけがない。
そんな声をあげたら、臆病なカナヘビはまっしぐらに逃げてしまう。
だが、その亀裂に居た。
逃げずにパウパウを見返すカナチョロと、目が合った。
金色の眼だった。
(へぇ~この世界のカナヘビは、こんな色の眼なんだ)
確か、住んでいる場所で体色などが変わるらしいので、こういう個体もいるのか…とパウパウは思う。
初めて見るカナヘビは、図鑑で見たよりも、ちょっと大きかったけれど、ようやく見られたのでパウパウは大満足だ。
「カナチョロ、見せてくれて、ありがとね」
次は全身を見たいなぁと思いながら、その場でアギーさんと蟻塚に転移をした。
「アギーさん、今日はありがと。これ、マムさんにオミヤ持ってってね」
マムさんの白玉団子を渡して、パウパウはミッちゃんの雑貨屋の2階に転移で帰る。
「ただいま!グー姉様」
「おぉ、お帰り、今日は何をして遊んだのかの?」
「アギーさんと、カナチョロ探し!」
会話をしながら、パウパウの魔力の流れを見ているグーリシェダは、首を傾げた。
「パウ坊、他に何かしたかの?」
「ううん?カナチョロ探してただけだよ?あ、一匹見れたよ」
「そうか、よかったの」
「うん!ミッちゃんは?」
「厨房で、なにやら作っておるから見ておいで」
は~いと嬉しそうに扉の向こうへ去って行くパウパウを見送って、グーリシェダは呟く。
「カナチョロ…?」
パウパウの住んでいる所は大陸の北寄りなので、帝都よりは涼しい。
パウパウは、相変わらずミッちゃんの雑貨屋で暮らしていた。
毎日、本を読んで、グーリシェダに色々な話を教えてもらったり、ハヤツ達と遊んでみたり。
時々、帝都の温室に行って、トヒルやギンちゃんに会いに行ったりもしている。
この前は、マールジェドに頼まれてギンちゃんの友達を種で連れてくるという、お仕事もした。
いま、ギンちゃんの根元で植木鉢に入って、発芽を待っている。
あとは、ウネビの家に誰も居ないときに転移をして、ヴィンテやニワトリと会ってもいる。
ミッちゃんの鳥が、母様や兄様が居ないときを教えてくれるので、そのときに転移をしている。
ミッちゃんが渋々ながら用意してくれた魔道具でだ。
(……アキス ネライだっけ……みたいだけど)
ヴィンテとニワトリ達には会いたいが、あの二人には会いたくないため仕方がない。
サブロやアオメが付けている銀の足輪をパウパウ用に改良した物で、行ける場所は、ウネビの家の前と、雑貨屋の居間と、ギガントハキリの蟻塚に限定されている。
ミッちゃんもグーリシェダも居ないときに、一人でハヤツと遊んでいるのも限度があった。
もともと、パウパウはウネビ家の敷地内を独りでウロチョロしていたのだ、やはり、外遊びは必要だった。
危ないことはしないという約束で、やっと貰えた魔道具は、パウパウの足首に付けてある。
ということで、ハイエルフの二人ともが留守の今日、ウネビ家の前に転移をしてきて、西の雑木林へ行き、キノコの輪が健在だったのでアギーさんを呼んだ。
キノコの輪に両手を付いて
「アギーさ~ん、あ~そ~ぼ~」
遂に、遂に、憧れの”あ~そ~ぼ~”である!
相手がアリだけど!それは、それ
キノコの輪に光が立ち上り、ギガントハキリのアギーがやって来た。
「アギーさん!」
いそいそとパウパウは敷物を敷いて、ナイナイ袋からオヤツを取り出す。
アギーさんの好きな白玉団子の金蜜がけだ。
魔蜜と花粉が使われている花の香がする白玉はパウパウもお気に入りだ。
「あとで、マムさんにも持って帰ってね」
仲良く食べ終わってから、パウパウはアギーさんに今日の計画を打ち明けた。
「今日はカナヘビを探そうと思います」
この前、読んだ図鑑に載っていたカナヘビ。生息地は、土手とか草わらとか、石垣とか、何だか、その辺に居ると書いてあったので、自分でも見つけられるだろうとパウパウは思った。
で、頑張って雑貨屋さんの裏庭とかを探したのだが、まったく見つけることが出来なかったのだ。
(やっぱり、夏なら、カナヘビとタガメとカブトムシとクワガタは外せない!)
前世の記憶か、知識なのかは分からないが、謎の使命感に燃えたパウパウは、この夏にやることの一つをカナヘビを見るに決めてしまったのだ。
「ギチっ?」
アギーさんは首を傾げた。
いきなり、カナヘビって言われてもアギーさんには分からない。
ギガントハキリは基本、キノコ菌しか食べないので、他の動物のことなど気にしないのだ。
外敵以外は。
「探しに行きたいから、アギーさん、乗せてくれる?」
パウパウのお願いにアギーさんは足を畳んで低くなってくれた。
体の彼方此方に生えている棘を足場にして、パウパウはアギーさんの背によじ登る。
最初は登れなかったけれど、練習して大分、上手になったと自分では思っている。
硬い毛が密集しているので滑る事はないし、棘の間に体を入れたら安定する。
ついでに得意のお呪いで
「落ちませんように、あとアギーさんが怪我しませんように」と頭の中で思って準備完了だ。
「いいよ!アギーさん!あっち、海の方へ行こうか」
そう、パウパウは崖の辺りならカナヘビが居ると考えたのだ。
そんな過酷なとこまで行かなくても、餌の多い草わらの適度に日当たりが良い石の上とかに居るのだが。
だが、足が速い小さな蜥蜴なので、なかなか見つかる事がないだけなのだ。
「きっとさ、崖のさけめ?穴?みたいなところに居ると思うの」
魔蟻の足なら、どこでも登れるだろう。
ウネビの家で裏庭の奥に行かないようにと言われていたパウパウは、崖を見るのも海を見るのも初めてだ。
アギーさんの背に乗って、西の雑木林を抜けた先、目の前に広がったのは崖と、その下の海。
深い青色をした海だった。
重たい青色だ。
(ん~、ニホンカイ?)
記憶の中の海と照らし合わせて首を傾げた。
今日は風もないからなのか、入り江になっている場所に立つ白波はない。
崖はかなり険しく、ゴツゴツとした岩肌が荒々しかった。
だが、両親の話から考えると、何か所か下に降りられる道があって、それを使って塩を炊く作業をしに海へ行ったりしているのだろう。
パウパウはアギーさんにお願いして、もっと崖の縁まで近づいてもらう。
右のウネビ家側を覗いてみると、やはり、家の裏庭から下の磯に降りる九十九折の道があった。
だが、随分と使っていないようで、崩れていて道は途切れているようだ。
左側を見ると、勾配は少し緩やかにはなっているが、道らしいものは見当たらない。
「う~ん。アギーさん、途中まで降りられそうなトコ、あるかなぁ?」
アギーさんは、ウロウロと歩き回り、触角をピルピルさせて降り口を探し、やがて立ち止まった。
もう、あまり面影は残っていないけれど、以前は道だった場所を見つけたようだ。
「アギーさん、下りられる?」
カシリと牙を鳴らして、アギーさんが答える。
頼もしい。
ギガントハキリの力強い脚が崖を斜めに降り始めた。
(うわっ横Gがキツイかも…)
最初はアギーの硬い毛を握りしめていられたが、やがて勾配が急になってきて首にしがみ付いた。
出来るだけ足も魔蟻の腹に巻き付けようと頑張るのだが、足りない。
それでも、ぶらぶらせずに座っていられたのは多分、お呪いが効いているのだろう。
時折、小さくて黒い小鳥が文句を言うように「ヂュピピピ」と飛んでいく。
ようやく、崖の中腹、岩の張り出している所に地点に辿り着いて、アギーさんは足を止めた。
上を見ても、岩肌と空しか見えない。
パウパウは、崖のあちらこちらを眺めてカナヘビのいそうな穴を探した。
「ん?」
少し斜め上の岩棚状になっている張り出しに亀裂を見つけた。
「アギーさん、あれ。あそこに行ける?」
「ギギギ」
牙をガチガチさせて、警戒をするアギーさんを宥めて岩登りをしてもらい、岩棚に辿り着く。
(結構、お腹に力入れてないと、大変だったぁ…)
フッキン?鍛えよう……そんなことを思いながら、岩肌に手を付いて亀裂に向かって声をかける。
「カナチョロ~いますかぁ?パウパウだよ~」
それで出てくるわけがない。
そんな声をあげたら、臆病なカナヘビはまっしぐらに逃げてしまう。
だが、その亀裂に居た。
逃げずにパウパウを見返すカナチョロと、目が合った。
金色の眼だった。
(へぇ~この世界のカナヘビは、こんな色の眼なんだ)
確か、住んでいる場所で体色などが変わるらしいので、こういう個体もいるのか…とパウパウは思う。
初めて見るカナヘビは、図鑑で見たよりも、ちょっと大きかったけれど、ようやく見られたのでパウパウは大満足だ。
「カナチョロ、見せてくれて、ありがとね」
次は全身を見たいなぁと思いながら、その場でアギーさんと蟻塚に転移をした。
「アギーさん、今日はありがと。これ、マムさんにオミヤ持ってってね」
マムさんの白玉団子を渡して、パウパウはミッちゃんの雑貨屋の2階に転移で帰る。
「ただいま!グー姉様」
「おぉ、お帰り、今日は何をして遊んだのかの?」
「アギーさんと、カナチョロ探し!」
会話をしながら、パウパウの魔力の流れを見ているグーリシェダは、首を傾げた。
「パウ坊、他に何かしたかの?」
「ううん?カナチョロ探してただけだよ?あ、一匹見れたよ」
「そうか、よかったの」
「うん!ミッちゃんは?」
「厨房で、なにやら作っておるから見ておいで」
は~いと嬉しそうに扉の向こうへ去って行くパウパウを見送って、グーリシェダは呟く。
「カナチョロ…?」
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