パウパウは今日も元気

松川 鷹羽

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151.パウパウと大漁祈願祭4

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 入り江の中に停泊する他の討伐船に挨拶をするように、ゆっくり大きく円を描いてプタフォタンの船が進むと、舳先に立つ各船長が上げた儀礼かいを合図に銅鑼が鳴らされた。
 船縁に立つ漁師達が口々に「凄カッタゾォ!プタフォタン~」「シッカリ、オ守リシレヤァ!」「次ハ負ケネェカンナァ」と上げる声に、プタフォタンの表船からも「オォヨォ!カカッテヤァ」と返している。

 粗にして野だが卑ではない…ふと、そんな言葉が浮かんだパウパウは、フゥっと力を抜いてミッちゃんの胸にもたれかかった。
「凄かった…なんか、スゴかったねぇ」
「そうだねぇ、私も初めて見たから驚いたよ」
 ハイエルフは自分が生きてきた中で、どれほどの”なんかスゴイ”を見溢こぼしていたのだろうと思った。

「え?そうなの」
「うん。知らない事が一杯だなぁ…」
「じゃあ、ぼくとこれから、イッパイ見ようね!ぼくも知らない事イッパイだから、おそろい、ね?」
「うん。そうだね、そうしようね」
 クスクスと少し汗ばんだパウパウの頬を撫ぜて、互いに笑っていると、

「ふっふっふ、どうよ、ウルジェド。ウチの子らは皆、凄いじゃろう」
 横のベネが自慢げに小さく笑う。

「…あのねベネ様、勝った船の船長が持ってた光ってたの、なぁに?」
「おぉ、あれが姫神様の御座所よ。あれに姫神様がお座りになられる。むかぁし、昔、深い海からの網に入っていた黒サンゴフカミルでのぉ、なぜだか見事な花の形をしておるのだよ」
「へぇ~、見たいなぁ」
「おぉ。だが残念ながら見られるのは船員だけじゃ。これから1年、次の祭りま

 ワッと見物人から上がった声がベネの声を呑み込んだ。
 プタフォタンの表船の帰港だ。
 その後ろに3隻の討伐船が続く。
「オヤジぃぃぃ~!」とダグラスが頭に巻いていた更紗染めカラマムカリの布を取って大きく振る。
「プタフォタン!サヤーダ船長ぉぉ~」フィリが風の声まで使ってピョンピョンしながら叫ぶ。
「神の船だぁ!姫神様ぁぁ」マルトフまでが大興奮だ。

 先端に立つ領主の姿を認めたからだろうか、表船からジャーンと銅鑼が鳴らされ、舳先に立つ船長が腰を折ったのを受けて、ベネが気さくに手を振って答えた。

 熱狂の渦の中、魔道船のドッッドッッと鼓動のような音が港内の潮水を細かく揺らして、小さな三角の波を立てている。
 嵐のような歓声を纏った表討伐船が、ゆっくりと身を寄せるように、いつも網元達が根城にしている倉庫の前に接岸し、護岸に擦れる防舷材マゲンがギュィィィっと悲鳴をあげた。

 そして、一瞬の静寂。
 ミャァ!ミャァ!と海鳥が猫そっくりに鳴いていることにパウパウが気付く位の僅かの静寂の後、また、空が落ちてきそうな程の歓声が上がる。

 表船の漁師達が渡板といたを踏んで下船したのだ。
 他の3隻の討伐船の魔道機関の響きが聞こえないほどの熱狂だ。

「…さて、ワシも本当ならば、あそこに行くべきだろうが…釣針の先とて刺せぬのう。クリサオラクラゲの箱詰めとは、この事じゃ」

 さすがに領主の居る、関係者以外立ち入り禁止の先端へ上がる者は無いが、登り口の階段までが見物人でギッシリだ。
 少し考えたハイエルフは、この辺りに防音結界を張り巡らせて歓声を締め出してからベネに
「そうだな。あの倉庫の中へなら転移をしても、あまり騒がれまい。送って行くが?」
「おぉ、それは助かる。いや、ここまで盛況とは思わなんだわ」

 ミッちゃんはサリレの子供達に声を掛け、従者のロードンは護衛騎士に声を掛けて十数人を周りに集めた。
 普段なら、ここからトンっとつま先の合図ひとつで転移をするのだが、少しだけ時間をかけている。
「ミッちゃん、遅い?なんで?」
「うん。出る所にね、これから出るよって魔方陣を浮かばせているんだ」

 なるほど?
 パウパウが網元達の倉庫の方に顔を向けると、何やら、ざわめきとさわぎ声がしているので、彼方は大変かもしれない。
 けれど、御領主様のおなりなので、勘弁してほしい。
「うん。じゃあ行こうか」
 いつものように、ミッちゃんはトンっとつま先で音を立てて転移をした。

 ──────────────────────────────────

「はぁ~、勇壮ねぇ…」

 一方、マールジェドとパティオル、そして英雄のフッバーは穴場の特等席で神事を見物していた。
 海沿いの住宅地を高波から守るための防潮堤、その所々にある磯への降り口である。

 防潮堤に貼り付く形の階段は、今日も潮位があるため半分より下が海になっているが、天端てんばは広く三人が楽に見物していられる。
 なので地元の人達も、扉を開けて夫々それぞれが降り口に立って見物を決め込んでいる。

 ちなみに三人は、さぼっている訳ではない。
 パティオルが言うには、堤の障壁強度の計測と、その後に魔力注入をするとの事だが、フッバーには何の事なのか、さっぱり分からなかった。

「サヤーダさんの表船が雪辱を果たしましたっ!」
 小さくピョンピョンしている隣のパティオルは、右手奥に小さく見える港の先端で、自分の息子が同じようにピョンピョンしているとは夢にも思っていない。

 フッバーは討伐船の勇壮さよりも、隣で時おり触れるパティオルの肩が気になっていた。
 末期だと、自分でも思う。

 七色に輝く堤の光を背にして、何かを用箋板の紙に書き込むパティオルを見降ろした。
 海で傷んで、色あせたような金色の髪の毛が潮風に揺れている。
 真剣な顔をすると柔らかい雰囲気が引き締まり、凛とした空気を纏う所も…

「ねぇ!漁師さん達の魔法が無詠唱に見えたんだけれど?」
 マールジェドの声に気づいたフッバーは自分の想いに蓋をする。
「あ?あぁ、ありゃあ、魔導具と瘢痕紋字キザミもんじで真名に…自分の魔力へ干渉してんだ」

 無詠唱による魔法発動が出来るのは、ハイエルフと一部の長命種だけである。かつてはヒト族の賢者と呼ばれた人物にも、その極みまで登った者が居たというが、伝説みたいな扱いで真偽のほどは分からない。

 魔導具による無詠唱と聞いて、魔道具技師としてのマールジェドのが騒がないわけがなかった。
 なお、余談であるが青い血と俗に云われるのは、魔道具技師たちが一般的に使用している油の色が青い事から発祥した言葉である。
 特に魔道具バカの事を、アイツの血は青いなどと言う。

「え?真名への紐づけ?魔導具と瘢痕紋字キザミもんじ?なに、それ。なに、それ!」
 ダグシナの深い海よりも怖いほどに真っ青な瞳をキラキラ、いや、ギラギラさせてマールジェドが騒ぐ。
「あ、いや、俺も詳しいことは…」
「あの…」
「なによぉ!フッバーさんのケチっ、教え…
「あの~」
「だから、詳しい事は……」

 顔を突き合わせる距離まで詰め寄るマールジェドに、フッバーはタジタジである。
 好きとか嫌いの話ではない。
 恐ろしいほど造形が整ったハイエルフに詰め寄られているのだ。
 しかも、知りたいという圧がスゴイ。
 銀級──もうすぐ金だが、本人は失念している──の冒険者が涙目になるほどの圧と美の暴力である。

「マールさん!」
 今朝がたのパウパウの歯のときよりも大きな声でパティオルに名を呼ばれて、マールジェドが我に返る。
「…光が落ち着いたので、魔力の注入をしましょうねぇ」
 いつものパティオルのはずだ。
 でも、なんだか怖い。
「あ、あのねパティオルせんせ「ねっ!」
 食い気味に念を押されてマールジェドは、「はぁい」と呟き項垂れた。

 堤の光は白に変わっていた。
「向こうの端から、要所、要所に三人、ギルドの魔法部職員が魔力注入を手伝ってくれてますから、前より受け持ちの数は少ないんです」
 そう言いながら錬金符の下に立てかけた梯子に登り、手を伸ばして魔力を入れていく。
 既定の魔力量に達すると白光が沈むように壁の中へと消えていく。

「裏側に魔石の塗料ってのが斬新だわね~」
 ランクの低い、クズ魔石を細かく砕いて形を均等にしたうえで塗料と合成する。
 この錬金符1枚で、金級の魔石並みの能力を持っている。
 なのに、供給する魔力が驚くほどに少ないのは、何故なのか。
 流石にそれは門外不出らしく、パティオルは正解を答えてはくれないが、マールジェドには見当が付いている。

 ──に気付いて、形にするんだから、本当に天才よねぇ──
 こういう人が居るのだから、ヒトは侮れないなぁとマールジェドは知らずに口角を上げる。

「ねぇ?パティオル先生。この錬金符って使んでしょ?」
 そう聞いたマールジェドに、パティオルは少しだけ目を細めて自分の唇に指を立てた。
「んふふ」
「ふふ……」
 ニヤニヤして無言で歩く二人の後を、フッバーが梯子を抱えて付いて行く。


 次の錬金符への魔力注入を、マールジェドは浮遊を使って浮き上がり、ポンっと銀色の錬金符にタッチして終わらせた。
「……マールさん…」
「ンフフ~、マールちゃんって呼んでもいいわよ?私もパティって呼ぶ?」
「いえ、その呼び名は、その…」
 心の奥底に閉じ込めた面影がチラつくので止めて欲しい。とは口に出せずにうつむいたパティオルに何かを感じたマールジェドは、「あら?」と声を上げて、丁度いい所に目的の物があったと猫のように笑った。


 港側から歩いて来た三人が辿り着いた、ここは左に曲がれば冒険者ギルド(兼漁業ギルド)へ向かう三叉路だ。
 足早に過ぎようとするパティオルを、角の家の【錬金染】の看板に頷いたマールジェドが呼び止める。
 事情を知っているフッバーが止めようと声を上げるよりも早くに、
「パティオル先生!ここよ、ここ!ほら、ウルジェドのお遣い品、持っているわよね?」

 マール殿!何てことをぉぉぉ!内心でフッバーは悲鳴を上げる。
 パティオルに代わって持った梯子が邪魔をして初動が遅れたのを悔やんだ。

「え、えぇ、持ってはいますけど……」
 躊躇いがちに、いつも下げている布鞄を撫ぜるパティオルに頷くと、マールジェドは錬金染屋の扉を躊躇なくノックした。

「こんにちは~!お届けものでぇす」
 ハイエルフのマールジェドの声が鈴音のように響く。
 元気に扉に向かって声を掛けると細く扉が開いて、顔半分を覗かせたのはペルナだった。

 船競争の見物には出なかったのは、ウェスの描いた大漁旗が翻るのを見るよりも、七色の防潮堤を見たくない気持ちが強かったのだろう……と思ったフッバーは、パティオルを庇うために前に出ようとした。

「アレマァ、おさん、ウルジェドサンノ御身内かい?ナシタね?」
 扉の影に思わず回ったパティオルは久しぶりに聞く声に涙を堪える。
「はい。私はウルジェドの叔父、マールジェドと申します。今日はウルジェドからの、お届け者に伺いました」
「?お届け物ってェ」怪訝そうなペルナの言葉に
「はい、お届け者ですよ」 

 そう言うとマールジェドは扉の陰に身を寄せたパティオルの肩を掴んで、ぐぃっと引き寄せた。
「えっちょちょっとマールさん⁉」
「⁉」ペルナが息を呑む。
 不審な気配を感じたのか家の奥からウェスの怒鳴るような「ナシタヨっ!」という声が響いて来る。

 最悪だ……フッバーは天を仰ぐと、梯子の先が見えた。

「パティオル先生、出して、出して!お遣いの品、出してって、ほらほら」
 三人三様の葛藤などは、まったく気に留めずにマールジェドは人の布鞄をポンポンして急かす。
「うちの甥が、お世話になったウェスさんと、ペルナさんにって、パティオル先生に発注致しましたんですのよ~」

 まるで、どこぞの有閑夫人みたいな口調でマールジェドが言葉を継ぐ。
 そのうち小指を立てて笑いそうだと、フッバーは梯子の隙間枠から様子を伺うしかなかった。


「あ、あの……」パティオルは自分を見て驚愕に眼を開いているペルナに、おどおどと声を掛ける。
「……」
 乳飲み子を抱えて戻って来た時、ウェスに怒鳴られペルナに泣かれて、この家に入る事が出来なかった自分だ。
 もう十年以上も前の事。
 自分とて、今では錬金術師として食べて行けているのだ。
 せめて血の繋がりの情でなく、職人としての矜持で、この人の前に立とう。
 パティオルは涙で潤んだはしばみ色の目で、しっかりと最初の師であった産親うぶおやを見つめた。

「こちらウルジェド様より依頼のありました、錬金飾りになります。<長寿>と<無病息災>のか、加護符を…せ、先達のれん、錬金師たるペルナ様へは失礼かとも思いましたが、依頼者様よりのたっての御希望でございますので、お納めね、ねが……
 薄い白木の箱を胸の高さで捧げ持つパティオルは、途中で口上を述べる事が出来なくなる。
 震える箱の上に、ポトポトと涙が落ちた。

 家の奥からコツン、コツンと杖の音が近づいて来ている事にうつむいたパティオルは気付いた。
 ウェス……父だ。

 何年経っても、拒絶されたという記憶を消すことは出来ないのだ、とパティオルは子供じみた悲しみが湧く自分の心を押さえつけようと下唇を噛む。
 また、出て行けと、顔を見せるなと怒鳴られるのかと肩が震えた。

 ふっと、その肩に誰かの手が添えられる。
「……ア」
 肩を強く抱かれた訳では無い。
 ただ静かに寄り添うように、震える自分の肩に手を添えてくれている。
 何か遭った時には、いつも力を貸してくれる。
 決して誇る事なく、静かに照れ笑いすら我慢して立っている温かい人の手だ。
 それに気づいてパティオルの肩から力が抜ける。

 コツン

 パティオルは自分の前で止まった杖の音に頭を上げた。
 締め討伐船の操舵首まで勤めた名残りの、立派な体躯は変わっていない。
 けれど、どこか雰囲気が違う気がするのは何故だろう。

「あ。あの……」
 言い淀む自分の背を押すように、けれども柔らかく肩に添えられた手が、指先だけトントンと合図をしてくれる。
「ウルジェド様よりの、お届け物です……」


 ウェスはペルナと同じ目の色でボロボロ泣きながらも、真っすぐに自分を見つめる我が子を見た。

 自慢の息子だった。
 優秀で、領都の学舎を出て、ペルナと同じ錬金術師になり……

 アッタランコイ孫サア、連レテケェッテ来タ

 目を瞑るとフィリ達の笑い声が、この家に蘇る。
 パウパウ達と一緒に笑うフィリ。
 ──ウェスお爺ちゃん!ペルナお婆ちゃん!──

 エルフの貴族に騙されて、ハーフエルフの乳飲み子を抱えて戻って来たと知った時、憤りをぶつけたかったのは、相手の男へだ。
 その怒りを思わず息子に向けてしまったのは、自分の愚かさ。
 その後を修復できなかったのは、己の勇気のなさだとウェスは悔やみ続けていた。

 ふと、小さなパウパウから手渡された土産に添えられた言葉が思い出されたウェスは大きく息を吐いて、肩の力を抜いた。
 ──あのね、御飯のときに敷く布なの。フィリ兄も使って──

「ペルナァ、アノパウパウサ持ッテ来タ布サ敷イテ、茶ァデモ煎レテヤレヤ」
「え?」その言葉にパティオルは目を見開いた。
 パティオルの手からペルナは白木の箱をスっと抜くようにして受け取ると、
「お帰りパティ」と静かにはしばみ色の瞳から涙を流して微笑んだ。

パティオルは同じ色の瞳を見開いて、
「た、ただいま……父さん、母さん……」そう言って泣きながら笑った。

そんな親子を見ていたマールジェドが、
「よしっ!受け渡し完了ねっ、私、残りの魔力注入に行くから、先生はフッバーさんと休んでて~」
 そう言うと夏空の下を小さな子供のように駆けだした。
 銀色の髪が翼のように翻るのを、呆気にとられた顔でフッバーとパティオルは見送る。
「あ、おい、マール……」

 ふと踵を返して部屋へと戻ろうとしたウェスは、そういえば何でフッバーに大事なマットを使わねばならんのかと気付いて「フンッ」と鼻を鳴らした。
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