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30.お前は誰だ! その2
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第30話
お前は誰だ! その2
「おい、尚人! これは一体どういうことなんだ? お前が、もう一人いるじゃないか」
「どういうこと? しかも寝ているわ」
返答に困る尚人ッ。
もう一人って、これは奈緒子さんだよ。
しかし、何で、オレのベッドで寝ているんだよ。
まあ、ねぇちゃんか?
「わからないよ」と返答し、後の事は、姉に任せることにした。
で、姉は奈緒子にへばり付いていた。
『一瞬で奈緒子が寝るとは!? で、オカンが来とるやんか! なんでやねん。そんな話は、私は聞いとらんがな。ここから出たくない』
出れない絵麻!
いや、出てもらわないと、対応に困る尚人!
訳の分からん、オヤジとオカン!
ただ、スヤスヤと眠る奈緒子であった。
そして、無言の時間が流れていった。
やはり、沈黙を破るのは奈緒子だった。
「うーん、ナオ君、おはよう」
「えっ、あっ。おはよう」
「いつの間にか寝ちゃった」
「「おんな?」」
「はい、そうですよ」と尚人が答えると、
「ナオちゃん、どういうこと?」と、母の真理恵が、“尚人”に聞いた。
しかし、『ナオちゃん』と言われて、反応したのは奈緒子だ。
「あぁ、すみません。つい、ウトウトと」
父は『彼女か?』と考えたが、尚人が今日は出掛ける訳だ。勝手に入るには、合鍵を既に手にしているのか?
まさか、大学に入って一ヶ月と少々だぞ!
さすがの私も、ここまでは、やらんだぞ。
それに、顔が瓜二つなのは、何故だ?
母は、『うちの息子に何をしてくれた? はあ? こいつも、膣と肛門に完熟トマトを突っ込んでやろうか?』と考えていた。
なぜか、誰も絵麻の友人とは考えなかったようだ。
一方、尚人は気軽に考えていた。姉の友人がふざけていると答えるつもりなのだから。確かにその通りだ。
さらに、絵麻は布団の中で息苦しさを耐えていた。
『早く何とかしてよ! でも、奈緒子の股間に顔を付けているこの状況は……あぁ、結構、匂うな。昨日も、この子は“悶々”をしたのか?』
沈黙を破ったのは、尚人だった。
「もう、ねぇちゃん。冗談はそれぐらいにしてよ」
「「えっ」」と驚いたのは、父母だ。
『どういうことなんだ』と思ったに違いない。
布団を見れば、1人でなく2人寝ていることが分かるというものだ。
布団の中の絵麻は、「ふう、助かった」と小さな声で言ったかもしれない。奈緒子の股間に顔を当てて、窒息死はしたくなかった。
尚人は、布団で、“もそもそ”している絵麻を見て、『ああ、めくって欲しいのだな』と直感した。
「はい、はい」と言って、尚人は布団をやさしくめくってあげた。
「ぷはぁ、死ぬかと思ったわ」と、奈緒子に抱き付いている絵麻が言った。
「「え、絵麻」」と両親が驚く。
その頃、奈緒子は、既に熟睡していた。
次回は、真理恵と奈緒子のファーストコンタクト
お前は誰だ! その2
「おい、尚人! これは一体どういうことなんだ? お前が、もう一人いるじゃないか」
「どういうこと? しかも寝ているわ」
返答に困る尚人ッ。
もう一人って、これは奈緒子さんだよ。
しかし、何で、オレのベッドで寝ているんだよ。
まあ、ねぇちゃんか?
「わからないよ」と返答し、後の事は、姉に任せることにした。
で、姉は奈緒子にへばり付いていた。
『一瞬で奈緒子が寝るとは!? で、オカンが来とるやんか! なんでやねん。そんな話は、私は聞いとらんがな。ここから出たくない』
出れない絵麻!
いや、出てもらわないと、対応に困る尚人!
訳の分からん、オヤジとオカン!
ただ、スヤスヤと眠る奈緒子であった。
そして、無言の時間が流れていった。
やはり、沈黙を破るのは奈緒子だった。
「うーん、ナオ君、おはよう」
「えっ、あっ。おはよう」
「いつの間にか寝ちゃった」
「「おんな?」」
「はい、そうですよ」と尚人が答えると、
「ナオちゃん、どういうこと?」と、母の真理恵が、“尚人”に聞いた。
しかし、『ナオちゃん』と言われて、反応したのは奈緒子だ。
「あぁ、すみません。つい、ウトウトと」
父は『彼女か?』と考えたが、尚人が今日は出掛ける訳だ。勝手に入るには、合鍵を既に手にしているのか?
まさか、大学に入って一ヶ月と少々だぞ!
さすがの私も、ここまでは、やらんだぞ。
それに、顔が瓜二つなのは、何故だ?
母は、『うちの息子に何をしてくれた? はあ? こいつも、膣と肛門に完熟トマトを突っ込んでやろうか?』と考えていた。
なぜか、誰も絵麻の友人とは考えなかったようだ。
一方、尚人は気軽に考えていた。姉の友人がふざけていると答えるつもりなのだから。確かにその通りだ。
さらに、絵麻は布団の中で息苦しさを耐えていた。
『早く何とかしてよ! でも、奈緒子の股間に顔を付けているこの状況は……あぁ、結構、匂うな。昨日も、この子は“悶々”をしたのか?』
沈黙を破ったのは、尚人だった。
「もう、ねぇちゃん。冗談はそれぐらいにしてよ」
「「えっ」」と驚いたのは、父母だ。
『どういうことなんだ』と思ったに違いない。
布団を見れば、1人でなく2人寝ていることが分かるというものだ。
布団の中の絵麻は、「ふう、助かった」と小さな声で言ったかもしれない。奈緒子の股間に顔を当てて、窒息死はしたくなかった。
尚人は、布団で、“もそもそ”している絵麻を見て、『ああ、めくって欲しいのだな』と直感した。
「はい、はい」と言って、尚人は布団をやさしくめくってあげた。
「ぷはぁ、死ぬかと思ったわ」と、奈緒子に抱き付いている絵麻が言った。
「「え、絵麻」」と両親が驚く。
その頃、奈緒子は、既に熟睡していた。
次回は、真理恵と奈緒子のファーストコンタクト
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