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1巻
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しおりを挟むプロローグ
突然、本当に突然の出来事でした。
気がついたら草原の真ん中に転がっていたのです。
何を言っているのかわからないと思うでしょうが、私も何が起こったのかわかりません。
ただ、夢だと思いたくても、つねったほっぺたはちゃんと痛かったのです。
以下、回想。
いつもの朝と同じように目覚め、スーツに着替えて化粧をして、会議の資料を忘れていないかチェックもして、家を出ました。
が、ドアに鍵をかけてさぁ出勤だと振り返った瞬間、踏み出した足は行き場をなくして真っ黒な穴に落ちたのです。
以上、回想終わり。
短すぎますか? でもそれが事実なのです。
知らない間に、私は赤い帽子の配管工にでも転職して土管に入ったのでしょうか? コインでも探せと?
んなわけあるか!
「とにかく、ここはどこだ?」
できる限りの平常心で周囲を見渡します。
……うん、何も無いですね。見渡す限りの大草原。え、ここ北海道ですか?
しばらく草原をうろうろきょろきょろしていると、遠くから何かがやってきました。
ちょっとセレブなお宅にありそうな小人の置物を、全身緑色にして額に角を生やしたらこんな感じかな……って、え、何者!?
せめて熊だったら北海道の可能性を残せたのに、さすがに見たことない未確認動物――UMAが歩いているなんて、北海道どころか地球ですらない!?
「わ、わ、私が何をしたっていうのですかぁぁぁ!」
思わず大絶叫しながら、大草原を猛ダッシュです。運動とは縁の無い自分史上最速のダッシュができたのは奇跡だな。
……ダッシュできたところで目的地どこですか。
ぜぇぜぇと息を切らす私。肺に過労を強いてしまいましたが、お陰でUMAの姿が見えない所まで逃げ切れました。とぼとぼと歩いていると、前方に集落のようなものが見えました。私は自分の幸運に感謝し、残りの力を振り絞って再び足を進めたのです。
……捕縛されました。
幸いUMAではなく人間のおじさんのような第一村人に発見され、あぁ助かったと思ったのも束の間、すぐに縛られ納屋のような所に放り込まれました。えー。
足に繋がれた鎖が許すぎりぎりまで壁に近づき、外の様子を窺っていると、村人達の会話が聞こえてきます。
「どうするんですかい?」
「どうもこうも、ありゃ魔族じゃねぇのか?」
「でも目の色は赤くなかったぞ?」
おやおや?
ここは日本ではないっぽいのに、なぜかここの言葉を理解できるようで何より。ですが、今魔族って言っていませんでしたか?
「今は小汚いが器量はなかなかのものだった。ちょうど明日、例の商人が来る予定だ。奴に渡せばいい値になるのではないか?」
商人? どういうことだ? 話が見えない。
木でできた納屋の壁にはほんの少しですが隙間があり、そこから外を覗けました。建物から村人の服装まで、まるで中世ヨーロッパの農村を描いた絵画のようです。
人々の髪や目の色は赤や青などバラバラで、とにかくここが日本どころか私の生活していた世界ではない、と結論づけるのが妥当なようです。なんてこった。
異世界召喚やら転生なんて夢物語かとばかり。夢ならよかったのに。
その日は結局、いまいち現実を受け入れられないままに眠れぬ夜を過ごしました。ようやくうとうとしてきた頃に、納屋の扉が勢いよく開けられて第一村人が現れ、簡素なワンピースに着替えさせられました。ノックとか無いのか。
「ついてこい」
村人の命令に黙って従い外に出ると、そこには荷馬車のようなものがありました。
この世界には車は無いようです。何時代レベルなんだろう。
「乗れ」
「どこに行く馬車なのですか?」
顎で指図する村人に、思い切って質問してみたのですが――
「答える義理は無い。さっさとしろ」
取りつく島も無いので、仕方なく溜息を吐いて馬車の中を覗いてみます。中には私と同じように簡素な恰好の、健康的とは言えない細い手足の少年少女が数人いました。
なんということでしょう。昨日聞こえた「商人」って、人を売買する商人だったのですね……。腹を括って乗り込み、泣きながら怯え震える子供達を宥めることにします。大人ですからね。
がたがたと荷馬車に揺られることおよそ一週間。
……その間に、すっかり子供達に懐かれましたよ。
* * *
馬車に揺られて田舎の村から賑やかな街へ連れてこられました。耳に入る情報から察するに、ここはローレアという国のようです。私達は奴隷館に入れられ、買い手が付くまでここで働くことになったのです。OLだった私が、まさかの奴隷スタート。
どうやら馬車で子供の世話をしていたことが買われたらしく、私は奴隷館での家事労働全般を担うことに。
そして、奴隷館で働いている中で色々なお話を聞くこともできました。
この世界には魔法が存在するそうです。
まぁびっくりなファンタジーです。異世界小説ならあるあるか?
ここでの生活には各属性の魔力を秘めた魔石というアイテムが必要なようで、例えば料理をするには火力の魔石、風呂を入れるには水力の魔石といった具合に用途によって使い分けるそうです。魔力の無い一般市民は市場でそれを買い、魔力のあるものは自分で作るのだとか。
そんなこの世界の常識を学びつつ、奴隷館での日々を過ごしていました。
最初は奴隷と聞いて眉をひそめたものの、そこまで非人道的な扱いは受けないようです。子供達が心配だったので、少しホッとしました。
面倒を見ていた奴隷館の子供達が次々と買われていく中、残念ながら私はいつまでも「残り物」です。
その理由は明白、私の値段が高過ぎるから。
誰が買うの? っていうか、誰がそんなに払うの? というくらいの値段です。
この奴隷館にいる奴隷達は金貨五枚が相場のようなのですが、私の値段は金貨三十枚。
どう考えてもおかしな値段設定です。
「あの、どうして私だけ値段がお高めなのでしょうか? 年齢もそこそこいっていますし、特技も無いですし……」
……なんで商人さんがびっくり顔なんですか。
「黒髪が珍しいことを知らないのか? それにお前は器量がいい」
え、それだけ? はぁ?
いやいやおかしいだろ、私より若くて可愛い子なんてたくさんいるのに! 我ながら悲しいけど!
黒髪の希少価値どれだけ高いの? 怖い。
しかし、いつまでもこのままではいられません。奴隷館で一生を終えるなんてまっぴらごめんなのです。
なので、誰か私を買ってください!
ご主人様は人並みの扱いをしてくれる方なら誰でもいいです!
……なんて思ったり思わなかったりしながらも、日々は過ぎていきました。
奴隷館での生活が三ヶ月ほど過ぎたある日。
買い手が付くのを諦めかけていた私は、いつものように館内の掃除に精を出していました。箒で廊下を掃いていると、商人さんを伴ったお客様がつかつかとこちらへ歩いてきます。
「彼女が欲しい」
びっくりして顔を上げると、目の前にいたのは、なんと勇者様でした。
突然やってきた勇者様の言葉に驚いているのは私だけではありません。商人さんもわたわたし、契約書やら算盤やらを引っ張り出したり落としたりしています。落ちつけ。
そもそも勇者様が来店した時点で充分びっくりなのに、何そのチョイス。
「わ、私、ですか?」
勇者様は金貨三十枚を机に置き、私をじっと見つめてこう言いました。
「やっと見つけた」
第一章
勇者様、それはもうファンタジー世界で王道中の王道の存在。
悪者を倒す選ばれし者です。
奴隷館で働くうちに色々学んだのですが、この世界には魔族、獣人、人間の三種類の種族が存在し、この世界を三分割してそれぞれの領土として生活しているらしいです。しかし、魔族の長である魔王が世界を統べるべく画策しているとのこと。
そんな魔王にぶつけるカードが、勇者という存在です。
勇者は、この世界の唯一神である女神様によって任命されるとのこと。任命されると証として蝶の痣が体のどこかに現れるそうです。
そんな選ばれし皆の憧れの勇者様が、今目の前にいる私を買ったお方なのです。
大変見目麗しく、歴代の勇者達が到達できなかった場所にも容易く辿り着き、誰も倒せなかった魔物を討伐してしまったという伝説の持ち主だそうです。
さらに、お仲間のパーティメンバーの皆様も一緒に魔王討伐を目指していて、かなりの強者揃いだとか。
勇者様はその容姿と纏うオーラが人間離れしている上に、首元には勇者の証である蝶の痣があるため、私でも一目でそのお方が勇者様だと認識できました。
なぜそんな立派なお方が私のような奴隷を買う必要があるのか疑問は尽きないのですが、とにもかくにも、きちんと代金をお支払いいただいたのでお買い上げは完了です。
慌てていた商人さんはやっと落ち着きを取り戻し、勇者様と私に言いました。
「奴隷を所有するには、契約が必要です。主人と奴隷に唯一無二の紋章を刻印します。紋章の果たす役割は主に二つ。基本的に奴隷は主人に逆らうことはできませんが、あまりにも奴隷に酷い扱いをしようものなら主人に痛みを与えること。そして逆に奴隷が契約に反して主人に危害を加えたり命令に背いたりすれば、奴隷に痛みを与えること。よろしいですか?」
勇者様が神妙な顔で頷いたので、私もそれにならって頷きます。
「では、さっそく刻印をします。体のどこでもよいので、刻印したい場所にお互い口づけしてください」
口づける瞬間に、刻印師の資格を持つ商人さんが魔力で紋章を形成するとのこと。
私は勇者様に手の甲でよいのか確認してから、口づけました。恥ずかしい。
そして、勇者様はどこを選んだのかというと……
「え!? こ、ここですか」
「そうだ。問題なかろう」
私と商人さんの引き攣った顔にはお構いなしに、ニコニコと答える勇者様。
私は仕方なく、スカートの裾を持ち上げ、右足を差し出します。
勇者様は、躊躇いもなく私の太ももに口づけました。
奴隷の足にキスする勇者様とか大丈夫なのか、おい。そもそも絵面的にも大問題のような気がしますが。
羞恥心で顔が熱い。
「こ、これにて契約成立です」
商人さんが戸惑いながらも成立宣言をしたので、ほっと一息です。怖くて勇者様の表情なんて確認できませんが。
そんなこんなで、私は晴れて(?)、勇者様の奴隷となったのです。
* * *
奴隷契約が終わり、奴隷館の商人さんや子供達に急いで別れを告げました。勇者様の後ろについて館から外に出ると、そこにはパーティメンバーと思われる方々がいらっしゃいます。
知的な眼鏡イケメン、巨乳の美女、筋骨隆々のイケメン。
もうそこだけ別世界なのではないだろうか、というくらいに煌びやかな方々でした。
え、私これからあの空気の中で生きていくのですか? 何ですかその罰ゲームは。
皆様は私の顔を見ると、「本当にいたなんて……」と驚いた顔で口々に言い合っています。どういうこと? じろじろ見るのはやめてください、美形集団怖い。
「あの、勇者様」
恐るおそる勇者様に話しかけた途端、ちくりと内腿に痛みが走りました。
命令に背くと刻印が痛むという契約内容、忘れてた。
「俺のことは名前を呼び捨てにすること、敬称は無し。それが契約の一部だ」
振り向いた勇者様は少しだけ不機嫌そうに、そうおっしゃいました。
うん、これは商人さんが契約内容を再三確認していたのも納得ですね。
勇者様を呼び捨てする奴隷になれってか。
「申し訳ありません、お名前を存じ上げていないのです」
「勇者殿の名前はレオン・ドリアーティ。レオン殿ですよ」
苦笑いしつつもこっそりと耳打ちしてくれたのは、燃えるように赤い髪を背中まで流している、眼鏡のイケメンさんです。
柔和な瞳が、レンズの向こう側で紫色に揺らめいています。近い近い。
ローブ姿ということは、この方は魔法使い様なのでしょうか。
「僕はルイ。見ての通り、魔法使いです。よろしく」
にこりと笑ってそう言ったルイ様は、優しそうな方で安心いたしました。
「わたくしはミリアよ。可愛い女の子が仲間になってくれて嬉しいわ」
ルイ様を押しのけてそう言ったセクシーな女性は、耳が尖っていて弓を持っているので、テンプレ通りならエルフのようです。
「彼はスレインよ。見ての通り、戦士なの」
ミリア様が紹介してくださった男性は、控えめに「よろしく」と言って軽く微笑みながら会釈してくださいました。少年のような目をしていますが、大剣を背負う、いかにも戦士といったマッチョなお方です。
「ユ、ユウです。これからよろしくお願いいたします……」
戸惑いながらも皆様に深々とお辞儀をします。初対面の挨拶の重要性は、社会人生活で痛感してまいりましたので。
「おい、ユウ。俺のことを無視するな。俺のことはレオンと呼んでくれ」
またもや不機嫌そう、というよりただの駄々っ子のようにおっしゃる勇者様。仕方なく、お望み通りに呼ぶことにします。
「レ、レオン」
「よし、それでよい。さらに言えば、俺には対等に接してほしい」
勇者様は王子様のような笑顔でそう言うと、私の腕を取り、近くの洋服屋さんに引っ張り込みました。そこでワンピースと靴を買っていただき、試着室のような場所で着替えさせられます。
疑問が多過ぎて何から聞けばいいのかわからずにオロオロしていると、私を気遣ってかミリア様が声をかけてくださいました。
「心配しないで。みすぼらしい恰好のままでいさせたくなかっただけなの。当座凌ぎだからあまり気に入らないかもしれないけれど、後でちゃんと買いなおしてあげるわ」
「ミリア様。あ、ありがとうございます」
ミリア様の銀色の髪はふわふわと波打つように輝いていて、その美しさにしばし見とれてしまいました。
「ユウ殿、これから僕達がこの街で拠点にしている宿に向かいます。わからないことばかりで不安でしょうが、ご心配はいりません」
「ちょっとルイ! わたくしが話していたのに邪魔しないでちょうだい!」
ぐい、とミリア様に腕を組まれたのですが、あの、胸が当たってます当たってます、私が殿方だったら鼻血で死ねるレベルです。何カップあるのそれ。
その様子を呆れたように見ていたスレイン様から、助け船のような横槍のようなお言葉が。
「あんまり道端で騒ぐと余計に目立つぜ? さっさと宿に行こうや」
そうして理解が追いついていない状態のまま、皆様が宿泊されているという近くの宿に連れていかれました。
宿に着くと、勇者様のお部屋へ案内されました。かなり綺麗で広いお部屋です。
お部屋の広さに感動していると、え、え? レオン以外の皆様がご自分のお部屋へさっさと行こうとしてるんですけど!
「あ、あの、ミリア様達はどちらに行かれるんでしょうか? 行かないでください二人きりにしないでください!」
* * *
何がどうしてこうなったのか。
あまりにも汚い私を見兼ねたのでしょうか?
とりあえず風呂でも入ったらどうだ、と言われてそのままバスルームなうです。
バスタブにはいい香りの入浴剤が入っているようで気持ちがいいです。
この世界に入浴剤があったことにはびっくりしましたが、いちいちびっくりしていたら身が持たない気がしてきたのでスルースキルを身につけたく思います。
しかし、風呂に入れということは……
やっぱりそういうお相手ということになるのかしら。
子供の奴隷と違って、私は成人女性ですし……
ぶくぶく――頭の先まで思考と一緒にお湯の中へダイブしてみます。
村で捕獲された時、奴隷になった時、勇者様に買われた時――。その時々でそれなりに覚悟をしたつもりでいました。
それでも、やはりその程度の覚悟でしかなかったのかもしれません。
ぶは――頭部と共に浮上した意識は私を叱咤します。
「……耐えてみせる!」
たとえ、勇者様が他人に言えないようなアブノーマルな性癖の持ち主だったとしても。
それが痛みを伴うものだったとしても。
命を落とすよりはマシなはず。
ぱしゃり、とお湯を顔にかければ気合いが入ったような気がします。
大丈夫、私は大丈夫。そう言い聞かせて……
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