66 / 99
第4章:魔王クラタ誕生「魔王ですか?」「いいえ、会長みたいなもんです……」
第5話:祝同盟締結
しおりを挟む
「ハハハ、元が凡人ですからね。もし才あるものが私と同じだけの年月を過ごせば、恐らくここら辺一帯をまとめるくらいにはなってたと思いますよ」
「いやいや、凡人って。まあ、努力の数千年と思えば、それも一つの才能ですよ」
「うーん、でも実際200年くらい寝てた時期もありますし」
イコール君、結構な経歴を持ってた。
一時期、どこぞの国王なんてのもやってたらしい。
その時に、歳を取らない事が原因で吸血鬼王として国を追われたらしい。
最初の家臣は、歳を取らない理由を知ってたとか。
でも、世代交代を繰り返すうちに反イコール勢力なるものが、水面下でじわじわと力を増していたらしく。
最終的には、半数以上の貴族が発起して謀反になったらしい。
イコール君は、自分が赤子の頃から見ている者達を殺すのは忍びないと黙って姿を消したとか。
といっても、実際はイコール君の力で持ってたような国だから。
すぐに周辺国家に飲み込まれて、バラバラになったとか。
「あー、ヘルシングは私をヴァンパイアとして退治に来たんだけどね。意気投合しちゃって」
「ええ、不死者となればより多くのヴァンパイアの被害を防げるかと」
イコールの右後ろに控えていたヘルシングが誇らしげにしている。
それもそうだろう。
イコールは種族的には半神族になるらしく。
神に仕える系の意識が高いヘルシングにとっては、現世神にあたるらしい。
ただ、ダンジョン内の部下達の気持ち悪さに慣れるのに当分掛かったと。
ジルは、ヴァンパイアの神を探して辿り着いたらしい。
で、実際会ってみると気のいい若者。
十字架付きの棺桶で眠るような古風なヴァンパイアの彼もこの地の神を信仰していたらしく、イコールに降ったとか。
チジョーンとは違う神らしい。
セーブポイントに聞いたら、一時この世界の運営を手伝ったあと地球に戻ったらしい。
結構な数の神様が地球で隠居を決め込んでて、割と神の世界もブラック化しつつあるとか。
八百万の神が一斉に日本に移住した時は、ガチで天界戦争……第二次ラグナロクが勃発しそうになったとか。
「それで、一応ダンジョーンが居なくなったからね。この世界のダンジョンはこれ以上増えないんだわ」
「そうなりますね」
「となると、人間共に攻略されてダンジョンコアを壊された分だけダンジョンの数が減ってくらしい」
全部、セーブポイントの言い分だから、らしいとしか言いようが無いけど。
ぶっちゃけ、俺には関係無いと言いたいところはある。
全てのダンジョンが無くなったところで、残念ながら俺のダンジョンの攻略は実質不可能らしいし。
でも、そうなると常に周辺国家の連合軍に囲まれて、ダンジョンから一歩も出られなくなるレベル。
しかも勇者から常に襲われるというオマケ付き。
それは、ちょっと勘弁願いたい。
現状、ダンジョン間の転移は出来るが外の世界に直接転移が出来ない。
出かけようと思ったら、取りあえず入り口周辺の兵士を蹴散らしてからのお出かけ。
凄く面倒。
だから、ある程度のバランスは必要だと。
「で、ダンジョン同士で同盟を組んで、人間に対抗しようという訳ですね」
「まあ、いずれは人間にダンジョンの必要性を知ってもらって、人間の協力者も欲しいところだが」
「そのためには、無秩序にダンジョンの外に魔物を放つようなダンジョンマスターも配下に加えないといけないですね」
そうなのだ。
人間が来なくても、こっちから喧嘩を売るダンマスも居る。
致し方ない部分もある。
「ぶっちゃけ、動物系のダンジョンや虫系のダンジョンって、数が増えすぎて勝手に出てってるらしいな」
「そうですね。ネズミとか、20日置きに出産を繰り返す種類も居ますし、虫なんて数千匹、数万匹単位で生まれるものも居ますから」
「頭が痛い……」
流石に、子供を産むなとは言えない。
できれば、ダンジョン内で食物連鎖を完結してもらいたいところだけど。
中には繁殖力も、力も強い魔物も居るらしくそうなると最悪だ。
そいつらが外に出ると災厄となる。
そいつらの所為で、ダンジョン内に居場所が無くなって外に出る奴等も人を襲う。
そういったダンジョンを優先的に勇者が潰してくれているのは、唯一の救い。
「ところで、こういった同盟を組むにあたって話を通した方が良い連中は大体コアから聞いた。だが、まとめ役に適しているのが誰かと思ってな。話した感じイコールは元人間だし、結構向いてる気がするんだけど? 盟主とかどう?」
「謹んで辞退致します」
「だよね? 面倒くさそうだもんね」
「いや、目の前に私より遥かに強い人が居るのに、その人の上に立つとか」
「上に立つのに必要なのは力よりも、カリスマだぞ? その点は半分神なら申し分無いと思うが」
できれば引き受けて頂きたい。
人格も問題無いし。
というか、見た目の所為でつい年下を相手にしてるつもりになる。
実際は遥かに年上。
むしろ、類人猿?
「あー、皆さんクラタさんみたいなら良いんですけど、魔族や獣人族とかって力こそ正義。力こそカリスマみたいなところがありますからね……あとドラゴンとかって、結構相手するの面倒くさいんですよね」
「あー、有り難くない情報を有難う」
そうか、ドラゴン……面倒臭いのか。
どうやら、勝っても負けても面倒臭いらしい。
こっちが勝ったら勝ったで、度々再戦を挑んでくるとか。
そのくせ、わざと負けたら負けたで、今度はあっちが凄い上から目線で偉そうになるとか。
もう、すでに俺の中で嫌な奴認定確定なんだけど。
『取りあえず、トップのドラゴンさえ倒せば3番手以下は挑んできませんよ?』
「2番手は?」
『まあ、倒した者に勝てば実質最強の座を得られるので、トップと同じ勢いで挑んでくるでしょうね』
なにそれ?
マジで面倒くさいんですけど。
取りあえず、イコールとは同等の格付けで現状の盟主は俺。
俺とイコールと同じ考えを持ってくれたマスターは同じく同格の同盟員。
意見が合わないだけで、別に敵対する気が無いマスターはお互い不干渉。
歯向かう奴は、容赦なくボコって配下に。
現状おさらい。
盟主は俺。
同盟員はイコール。
配下はブラムス。
やっぱり、イコールの方が格が上だった。
人格という格が。
――――――
イコールが神聖魔法という、聖属性魔法の1段階上のレアスキルを持っていたので、一方的に俺が防御するという手合わせを受けた。
一応、セーブしに戻ってから喰らい続けた。
他にも、痒くなる攻撃とか。
「お前の攻撃めちゃくちゃ痒いぜ!」
と言ったら
「そうでしょう、そうでしょう! 地味に嫌な魔法ですよねー。これ、足の親指とかの皮膚の硬いところとか、あと背中の微妙に分かりづらい場所かにすると、皆さんの面白い表情が見れたりもするんですよー」
普通の返事が返ってきた。
流石努力の数千年。
確かに痒いから掻くけど、微妙にピンポイントでそこがどこか分からないとか嫌すぎるもんね。
たまにあるよね?
あれ、なんなんだろう……
とりあえず、イコールが色んな状態異常魔法持ってて、嬉しい。
女性に嫌われる魔法。
うん、完全に耐性を取るまで喰らい続けた。
気分的に、これをマスターしたら女性に何があっても嫌われない気がしたし。
目が見えなくなる魔法はまだいい。
でも……
視界が白黒になる魔法。
視界が反転する魔法。
動体視力皆無になる魔法。
視界が真っ赤になる魔法。
視野が狭くなる魔法。
目に関して、嫌らし過ぎる魔法が多すぎる。
何か、よっぽど嫌な思いでもした奴が居たのだろうか?
反転は本当に気持ち悪かった。
味覚が無くなる魔法や、耳が聞こえなくなる魔法。
嗅覚が無くなる魔法。
なんだろう?
どこぞの金色の鎧のイケメンみたいなレパートリー。
状態異常って色々あるのね?
全部喰らいまくった結果、なんか完全状態異常耐性【序】とかってスキル覚えた。
完全状態異常耐性【序】:全ての異常に対して正常な状態を保つようにレジストする。初級スキルは全て完全レジスト、上級異常も平均で3割レジスト出来るらしい。
特殊状態異常に怪我や、普通の病気も入るらしい。
完全状態異常無効【無印】まで昇華させると、そういった特殊異常も防ぐらしい。
あー、これ絶対欲しいわ。
もう、物理無効とか、魔法無効どころの騒ぎじゃないもんね。
水虫や腋臭とか、剥げとか、肥満とか?
体温の変動も状態異常。
だから、発汗もしなくなる。
素晴らしい!
ん?
もしかして、俺の息子が成長するのも状態異常に当たるのか?
これって、マスターしたら……
超有能スキルとったら、無能になりましたとか……笑えないんだけど?
『それは正常な反応ですので、大丈夫です。天秤に掛けるものがくだらなさすぎます。仮に無能になっても元々使い道が無いので問題ありませんから、安心して取ってください』
「いや、ゆくゆくはカーミラたんに、ヘルたんに……メイベルたんとか?」
セーブポイントに怒られた。
失礼な。
他に言い方があるだろう。
でも安心した
イコールと話し合って、一種族ずつトップと話すことにした。
最初は、力こそ正義の獣人族。
ここは、トップ一強なのでそこさえ押さえれば楽との事だった。
よし、頑張ろう。
「いやいや、凡人って。まあ、努力の数千年と思えば、それも一つの才能ですよ」
「うーん、でも実際200年くらい寝てた時期もありますし」
イコール君、結構な経歴を持ってた。
一時期、どこぞの国王なんてのもやってたらしい。
その時に、歳を取らない事が原因で吸血鬼王として国を追われたらしい。
最初の家臣は、歳を取らない理由を知ってたとか。
でも、世代交代を繰り返すうちに反イコール勢力なるものが、水面下でじわじわと力を増していたらしく。
最終的には、半数以上の貴族が発起して謀反になったらしい。
イコール君は、自分が赤子の頃から見ている者達を殺すのは忍びないと黙って姿を消したとか。
といっても、実際はイコール君の力で持ってたような国だから。
すぐに周辺国家に飲み込まれて、バラバラになったとか。
「あー、ヘルシングは私をヴァンパイアとして退治に来たんだけどね。意気投合しちゃって」
「ええ、不死者となればより多くのヴァンパイアの被害を防げるかと」
イコールの右後ろに控えていたヘルシングが誇らしげにしている。
それもそうだろう。
イコールは種族的には半神族になるらしく。
神に仕える系の意識が高いヘルシングにとっては、現世神にあたるらしい。
ただ、ダンジョン内の部下達の気持ち悪さに慣れるのに当分掛かったと。
ジルは、ヴァンパイアの神を探して辿り着いたらしい。
で、実際会ってみると気のいい若者。
十字架付きの棺桶で眠るような古風なヴァンパイアの彼もこの地の神を信仰していたらしく、イコールに降ったとか。
チジョーンとは違う神らしい。
セーブポイントに聞いたら、一時この世界の運営を手伝ったあと地球に戻ったらしい。
結構な数の神様が地球で隠居を決め込んでて、割と神の世界もブラック化しつつあるとか。
八百万の神が一斉に日本に移住した時は、ガチで天界戦争……第二次ラグナロクが勃発しそうになったとか。
「それで、一応ダンジョーンが居なくなったからね。この世界のダンジョンはこれ以上増えないんだわ」
「そうなりますね」
「となると、人間共に攻略されてダンジョンコアを壊された分だけダンジョンの数が減ってくらしい」
全部、セーブポイントの言い分だから、らしいとしか言いようが無いけど。
ぶっちゃけ、俺には関係無いと言いたいところはある。
全てのダンジョンが無くなったところで、残念ながら俺のダンジョンの攻略は実質不可能らしいし。
でも、そうなると常に周辺国家の連合軍に囲まれて、ダンジョンから一歩も出られなくなるレベル。
しかも勇者から常に襲われるというオマケ付き。
それは、ちょっと勘弁願いたい。
現状、ダンジョン間の転移は出来るが外の世界に直接転移が出来ない。
出かけようと思ったら、取りあえず入り口周辺の兵士を蹴散らしてからのお出かけ。
凄く面倒。
だから、ある程度のバランスは必要だと。
「で、ダンジョン同士で同盟を組んで、人間に対抗しようという訳ですね」
「まあ、いずれは人間にダンジョンの必要性を知ってもらって、人間の協力者も欲しいところだが」
「そのためには、無秩序にダンジョンの外に魔物を放つようなダンジョンマスターも配下に加えないといけないですね」
そうなのだ。
人間が来なくても、こっちから喧嘩を売るダンマスも居る。
致し方ない部分もある。
「ぶっちゃけ、動物系のダンジョンや虫系のダンジョンって、数が増えすぎて勝手に出てってるらしいな」
「そうですね。ネズミとか、20日置きに出産を繰り返す種類も居ますし、虫なんて数千匹、数万匹単位で生まれるものも居ますから」
「頭が痛い……」
流石に、子供を産むなとは言えない。
できれば、ダンジョン内で食物連鎖を完結してもらいたいところだけど。
中には繁殖力も、力も強い魔物も居るらしくそうなると最悪だ。
そいつらが外に出ると災厄となる。
そいつらの所為で、ダンジョン内に居場所が無くなって外に出る奴等も人を襲う。
そういったダンジョンを優先的に勇者が潰してくれているのは、唯一の救い。
「ところで、こういった同盟を組むにあたって話を通した方が良い連中は大体コアから聞いた。だが、まとめ役に適しているのが誰かと思ってな。話した感じイコールは元人間だし、結構向いてる気がするんだけど? 盟主とかどう?」
「謹んで辞退致します」
「だよね? 面倒くさそうだもんね」
「いや、目の前に私より遥かに強い人が居るのに、その人の上に立つとか」
「上に立つのに必要なのは力よりも、カリスマだぞ? その点は半分神なら申し分無いと思うが」
できれば引き受けて頂きたい。
人格も問題無いし。
というか、見た目の所為でつい年下を相手にしてるつもりになる。
実際は遥かに年上。
むしろ、類人猿?
「あー、皆さんクラタさんみたいなら良いんですけど、魔族や獣人族とかって力こそ正義。力こそカリスマみたいなところがありますからね……あとドラゴンとかって、結構相手するの面倒くさいんですよね」
「あー、有り難くない情報を有難う」
そうか、ドラゴン……面倒臭いのか。
どうやら、勝っても負けても面倒臭いらしい。
こっちが勝ったら勝ったで、度々再戦を挑んでくるとか。
そのくせ、わざと負けたら負けたで、今度はあっちが凄い上から目線で偉そうになるとか。
もう、すでに俺の中で嫌な奴認定確定なんだけど。
『取りあえず、トップのドラゴンさえ倒せば3番手以下は挑んできませんよ?』
「2番手は?」
『まあ、倒した者に勝てば実質最強の座を得られるので、トップと同じ勢いで挑んでくるでしょうね』
なにそれ?
マジで面倒くさいんですけど。
取りあえず、イコールとは同等の格付けで現状の盟主は俺。
俺とイコールと同じ考えを持ってくれたマスターは同じく同格の同盟員。
意見が合わないだけで、別に敵対する気が無いマスターはお互い不干渉。
歯向かう奴は、容赦なくボコって配下に。
現状おさらい。
盟主は俺。
同盟員はイコール。
配下はブラムス。
やっぱり、イコールの方が格が上だった。
人格という格が。
――――――
イコールが神聖魔法という、聖属性魔法の1段階上のレアスキルを持っていたので、一方的に俺が防御するという手合わせを受けた。
一応、セーブしに戻ってから喰らい続けた。
他にも、痒くなる攻撃とか。
「お前の攻撃めちゃくちゃ痒いぜ!」
と言ったら
「そうでしょう、そうでしょう! 地味に嫌な魔法ですよねー。これ、足の親指とかの皮膚の硬いところとか、あと背中の微妙に分かりづらい場所かにすると、皆さんの面白い表情が見れたりもするんですよー」
普通の返事が返ってきた。
流石努力の数千年。
確かに痒いから掻くけど、微妙にピンポイントでそこがどこか分からないとか嫌すぎるもんね。
たまにあるよね?
あれ、なんなんだろう……
とりあえず、イコールが色んな状態異常魔法持ってて、嬉しい。
女性に嫌われる魔法。
うん、完全に耐性を取るまで喰らい続けた。
気分的に、これをマスターしたら女性に何があっても嫌われない気がしたし。
目が見えなくなる魔法はまだいい。
でも……
視界が白黒になる魔法。
視界が反転する魔法。
動体視力皆無になる魔法。
視界が真っ赤になる魔法。
視野が狭くなる魔法。
目に関して、嫌らし過ぎる魔法が多すぎる。
何か、よっぽど嫌な思いでもした奴が居たのだろうか?
反転は本当に気持ち悪かった。
味覚が無くなる魔法や、耳が聞こえなくなる魔法。
嗅覚が無くなる魔法。
なんだろう?
どこぞの金色の鎧のイケメンみたいなレパートリー。
状態異常って色々あるのね?
全部喰らいまくった結果、なんか完全状態異常耐性【序】とかってスキル覚えた。
完全状態異常耐性【序】:全ての異常に対して正常な状態を保つようにレジストする。初級スキルは全て完全レジスト、上級異常も平均で3割レジスト出来るらしい。
特殊状態異常に怪我や、普通の病気も入るらしい。
完全状態異常無効【無印】まで昇華させると、そういった特殊異常も防ぐらしい。
あー、これ絶対欲しいわ。
もう、物理無効とか、魔法無効どころの騒ぎじゃないもんね。
水虫や腋臭とか、剥げとか、肥満とか?
体温の変動も状態異常。
だから、発汗もしなくなる。
素晴らしい!
ん?
もしかして、俺の息子が成長するのも状態異常に当たるのか?
これって、マスターしたら……
超有能スキルとったら、無能になりましたとか……笑えないんだけど?
『それは正常な反応ですので、大丈夫です。天秤に掛けるものがくだらなさすぎます。仮に無能になっても元々使い道が無いので問題ありませんから、安心して取ってください』
「いや、ゆくゆくはカーミラたんに、ヘルたんに……メイベルたんとか?」
セーブポイントに怒られた。
失礼な。
他に言い方があるだろう。
でも安心した
イコールと話し合って、一種族ずつトップと話すことにした。
最初は、力こそ正義の獣人族。
ここは、トップ一強なのでそこさえ押さえれば楽との事だった。
よし、頑張ろう。
12
あなたにおすすめの小説
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる