異世界の家族は落ちてきた未知の生物(人間)に欲情する

ユミグ

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お父さんは人間ではないと言われた。
少し言いづらそうに…

いや、うん。

分かるよ、その顔で。

一発で分かる。

「種族があるの?」
「化物だが…魔人と名称をつけた」
「そうなんだ」
「怖くないか?」
「怖かったら言うね」
「ふっ、今は平気か?」
「うん」

お父さんの方こそ怖くないのかな?落ちてきた人間って聞いたら私は怖いんだけど。

「座ってもいい?」
「ああ、おいで」
「ん?」

ひょいっと持ち上げられてお父さんを背もたれにして座る私。

「はい?」
「どうした?」
「………」

常識が分かんねぇ…

これが普通なの?

まぁ、でも……いいか。

よくある常識知らずの転生者か転移者が罰を与えられるっていう話、今なら分かる。
だってこんなに尽くされれば、その甘やかさに浸り享楽に耽けたくなるよ。
よく分からないけど、私を娘として扱い甘い声をかけてくれる。

これで罰せられて死んだとしてもいいや。

「魔法ってあるの?」
「ある」
「ミオも使える?」
「ないな」
「え!?無理なの?」
「魔力がないからな」

魔力がない、聞いた話によると息もまともに出来ない。

………

生きづら!?

「腹を満たそう」
「うん、わ、わ、」

後ろから抱えられたまま浮いたお父さんに驚いてる間に部屋から出て、用意されてある食卓?に座った。

「………」
「食べられる物はあるか?」

なんかこう、ドロドロした物と、生肉に野菜?がそのままゴロン…てしてる。

「………」

料理は人並みだ。

調味料や出汁もこれ1つで簡単!みたいな物しか使ってなかったし、最近はずっとカップラーメンだったから、ここから料理知識で無双するぜ!なんて事も出来ない。

だから、この食事をアレンジ…というか、私なりに作ったりも出来ない、というかどう調理するの?

「食べれない」
「ひと口食べてみるか?」
「無理」
「そ、そうか」

無理だ!こんなヘドロみたいな物を口に入れると思うだけで吐き気が込み上げてくる!

や、野菜ならいけるか?

「ガツッ!………」
「どうだ?」

石より硬い!?いや、石を食べた事ないから分からないけど!無理だ!噛めない!

「無理」
「色々と作らせておこう」
「うん、ありがとう」

空腹で死んでもいいか。

特に未練もない。

「風呂に入るか?」
「お風呂好き」
「そうか!」

また抱えられて飛んでいった先は、露天風呂だった。

あれ?部屋の扉を開けた先はまだ室内だったはず……

すげぇな異世界。

「あ、洗わないの?」
「なにを洗うんだ?」
「体、汚れ落とさないの?」
「汚れてるのか?もう1度綺麗にしておくか?」
「魔法で綺麗にしたの?」
「そうだ」
「凄い……」
「大丈夫か?」
「それならどうしてお風呂に入るの?」
「風呂はみんな好きだからな」

そうなんだ………

そして服のまま入るのにも凄い違和感がある…

「なにしてるの?」
「寒いか?」
「あったかい」
「それなら安心だ」

ぶっかぶかの服を着てた私の服を脱がせ始めたお父さんとは、どうにも会話が成り立たない気がする。
お湯が張り付いて脱がせにくそうなのに、スルスルと脱がされていく。

羞恥心は特に沸かない、多分まだ夢心地なんだろうな…なんて、自分を分析してみる。

お父さんも服を脱いで裸になると、私を引き寄せて、どうやらまた背もたれになってくれるようだ。

「洗うとはなんだ?」
「泡で、うーんと、石鹸?汚れを落とすやつかな?」
「泡?泡風呂か?」
「ううん、違うよお父……さ……ん」

キラキラお風呂が輝いたと思ったら一気に泡まみれになった…露天風呂に泡……

「違ったか?」
「ちょっと違うかな?」
「これで洗うのか?」
「ちょっと違うけどそうかな?」
「こうか?」
「ひゃぁっ…!」

私のお腹を両手でぬるっと触られた。

「お、お父さん…」
「違ったか?」
「あ、洗ったとしても、自分で、出来る」
「どうやる?」
「ひあっ…!」
「痛むか?」
「痛くないけど、うひゃっ…!」

泡だとしてもこんなにぬるぬるしないだろうと思ってる私の体をあちこち触って“洗う”お父さんにもういいと言おうと顔を上げた。

「メスの顔付きだ…」
「ば、馬鹿じゃないの!?」

お腹を撫でる手と、私の顎を確かめるように触る手。

「同じか確かめておこう」
「なにが…」

聞き返そうとした私の唇を赤く塗ったような舌でペロペロと舐められて、思わず開いてしまった口内に入り込んだ舌で歯の1つ1つを確かめるようになぞられていく。

「ふあ……っ……ぁ……」
「変わらないように思うが…ああ、顎が弱いのか」

なぞっただけで分かるのか、今度は口内の頬や上顎を舐めて“確かめられていく”。
気持ち良くて股を擦り寄せる私に気付いたのか、お腹を撫でていた手は下に移動する。

「おとぉ…しゃ…あっ……っ……」
「開けるか?どれほど違うか確かめておきたい」

その言葉に、簡単に開いた私の股を撫でてから、するっ…と秘所を指で確かめながら花芯を掠めていく動きに反応する私の顔中にキスを落としていく。

「やはり弱いな……痛みは?」
「な、い、ぁっ……っっ……ぁ……」
「達せるか?」
「ん…、な、に?」
「どう言えば……ああ、イけるか?」
「わかんな、」
「試してみよう」

お父さんは私の反応にしか興味ないというように、私の動き1つ1つを注視してる。

花芯を指で挟んで、泡のぬめりを使い扱いていくように律動していく。

激しい訳でもなく、物足りなさも感じないような単調な指の動きに息が荒くなる。

「おとーしゃ……っっ……ぁっ……ぁ、ぁ、……っっ……おと、しゃっ…」
「可愛らしい……頬が赤くなり…ああ、首も赤くなってるな。瞳も黒が多くなり……ああ…なんと可愛らしい娘だ」
「もっ……っっ……ぁっ……っ……あっ、あっ、あっ、あっ、」
「イきそうだな、見せてくれ」
「おと、しゃっ…イくっっ……!っっ……あぁぁっっ……!っっ……はぁっ、はぁっ、んっ……」
「私もオスになりそうだ」

イった後の気怠さが襲ってきたと同時に熱くてのぼせそうな感覚も湧き上がってきた。

「あつぃ…」
「熱い?」
「お風呂熱い、のぼせそう……」
「この短時間で!?いけない、すぐに出よう!」

いや、お風呂というよりもされた行為によって助長されたんだよお父さん。
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