『ブラックボックス』

うどん

文字の大きさ
16 / 197
〜第1章〜

⑮『〜みつれの過去編〜トイレ清掃』

しおりを挟む


監禁されて初めて部屋から出たみつれ。
そこは寂れたビルのような建物の中だということが見てわかった。
周りを見渡したが場所を特定出来るようなモノは無かった。

スイ「こっちだよ。」
スイが鎖を引っ張り、みつれは倒れそうになる。
みつ「・・・」

ついた場所は男女共用トイレだった。

スイ「ここを掃除してもらう。汚さないように布はここに置いていきな。」
みつ「…はい。」


みつれはトイレの前の廊下で布を脱ぎ全裸になる。
部屋以外で全裸になることに抵抗はあったが、スイには逆らえなかった。

スイ「さ、入って。」

トイレに入ると、男性用小便器が2つ、共用の和式便器と洋式便器が2つあった。
かなり汚れていて匂いがキツかった。

スイ「じゃあ掃除しな。」
みつ「あの…用具とかは……」
スイ「無いよ。素手でやりな。」

スイは素手で掃除するよう命令した。
みつ「そっそれじゃ出来ませんッ!!」
スイ「やるんだよ!!!やれ!ポチ!」

スイはみつれのお尻をひっぱたいた。
みつ「あぅッ!!」
スイ「アンタに拒否権は無いんだよポチ!早くしないと本気で怒るよ?」
みつ「す、すみません!やります!やらせていただきます!」

みつれは覚悟を決め、小便器の前に膝をつく。
スイ「これ。水の入ったバケツ。これ使いな。」
みつれは水の入ったバケツを渡された。


みつれはバケツに手を入れて濡らし、
小便器の汚れを手で洗っていく。

スイ「舐めれるくらい綺麗にしな。」

みつれは涙を我慢しながら手で洗っていく。

小便器と洋式便器を済ませ、最後は和式便器のほうへ。
もう少しで終わると意を決して手で洗おうとした時、
スイ「待って。」
スイが突然止めに入る。


スイ「なんだかおしっこしたくなってきたよ。せっかくポチが綺麗にしてくれたのに使うのは勿体ないねぇ…」
スイが和式便器を洗おうと屈んでいるみつれの前に立つ。

スイ「飲んで?ポチ。」
スイはズボンと下着を脱ぎ、秘部をみつれに突きつける。

みつ「え?…」

スイ「ね?飲んで?ポチ。飲まないと始めからやり直しだよ。」
スイはみつれの髪を掴み、みつれの顔を自分の秘部に当てる。
スイ「もう我慢出来ない…飲め♡ポチ。」

シャーッと勢いよく尿が出る。
みつれは至近距離で顔に浴びる。

みつ「ッ!?ゲホゲホ!!」

スイ「あ~あ、こぼしてんじゃん。なにやってんのポチ!」
スイはみつれの頭を叩く。
床にはスイの尿がこぼれていた。

スイ「私のココ、舐めて綺麗にしなさい。」
スイはもう一度みつれの顔を自分の秘部に当てる。
みつれはスイの秘部を舐めた。

スイ「んッ...///上手いじゃないの。」

死にそうなくらい屈辱だった。
全裸でトイレを掃除させられた挙句、尿をかけられ秘部まで舐めさせられる。

みつれは泣きながら必死にスイの秘部を綺麗に舐めた。

スイ「もういいよ。『ポチに舐めさせていただきありがとうございます』は?」

みつ「・・・ポチに舐めさせていただき…ありがとうございます。」
みつれは床についたスイの尿の上で土下座をする。

もうこの人には逆らえない。
自分の身分を痛いほどに感じさせられた。

スイ「よろしい。じゃあ掃除を続けなさい。」

みつれは尿にまみれながら和式便器の掃除する。
しかし急に催してきたみつれ。

みつ「すみません…。ポチの排尿の許可をお願いします。」
スイ「許可する。けど便器でするんじゃないでしょうね?」

みつれは言ってる意味がわからなかった。
スイ「そこで寝転がって脚を開いて腰を上げて出しなさい。」

小便器の前の床。
そこでしろと指示を出す。

我慢の限界にきていたみつれは言う通りにする。
みつ「・・・排尿させていただきます。」

シャーッと放物線をえがく。
しかし体勢的に、その放物線の先は床ではなくみつれの顔だった。

情けない体勢で自分の排尿を自分で浴びる。
それは極めて滑稽で屈辱以外の何物でもなかった。

全ての尿を出し終えたみつれ。

みつ「うぐっ…うっ…は…排尿完了致しました……うっ…」
みつれは泣きじゃくりながら報告する。

スイ「じゃあその床も綺麗にしなさい。」
みつ「…うっ…うっ…はい……」
みつれは手で床に飛び散った尿を1箇所に集めていく。
それを和式便器へと移動させて流した。
そして和式便器の掃除をしていく。

みつ「・・・トイレ掃除…完了致しました…」
全身尿まみれのみつれはスイに報告する。
スイ「ご苦労さま。」

スイはアンモニア臭がするみつれをみかねて、
スイ「身体洗浄しに行くよ。ついてきな。」


スイはみつれの首輪に鎖をつけて歩き出す。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

月弥総合病院

僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

診察室の午後<菜の花の丘編>その1

スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。 そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。 「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。 時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。 多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。 この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。 ※医学描写はすべて架空です。

処理中です...