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〜第3章〜
81.『〜裏切りの逃亡者編〜再戦』
しおりを挟む不意打ちでシロサキを撃ったスイはシロサキの車を奪い逃走した。
猛スピードで飛ばすスイ。
みつ「ねぇ!スイ!さっきの人…」
スイ「黙ってて!!!」
スイはみつれに怒鳴りつけた。
もう後戻りはできない。
スイは完全に組織を裏切った。
もう逃げるしかない。
スイはまだ組織に気づかれる前に国を出ようと考えた。
スイは事前に国を出れるように船の手配はしていた。
その場所さえたどり着けばあとはどうにでもなる。
スイは先を急いだ。
一方、しおんとよつばは大破したバイクをバイク屋に修理に出した後、代車のバイクで事務所に戻ってきた。
しお「さて、バイクの件はこれでおっけーだね。」
よつ「無事直ればいいけど…」
しお「まぁ気長に待つしかないよ。」
しおんは椅子に腰掛けてモニターをみた。
しお「ッ!?またみつれさんのGPSが反応しだした!!!」
よつばもすぐにモニターをみた。
よつ「・・・旧トンネルからこっちのほうにむかってきてる。」
しお「どうする?まだリンさんは目覚めてないし…」
よつ「リンさん抜きで行くしかないだろ。ワタシ達でみつれさんを助け出す!」
よつばは準備をしていたのか武器を取り出した。
しお「よつばさん…それは…」
よつばが取り出したのは4本のサバイバルナイフだった。
よつ「相手は銃持ってんだ。手ぶらで行くわけないだろ。アンタに2本貸してやる。気休め程度だけどな。」
よつばはしおんにサバイバルナイフを2本渡した。
しお「・・・やるしかないんだね。」
しおんは戸惑ったが覚悟を決めた。
しお「よし!行こう!運転お願い!!」
よつ「任せな!!」
2人はみつれを救いに事務所を出た。
よつ「ここからだとどれくらいだ?」
しお「多分20分くらい…。すれ違うかも知れない。」
よつ「ちゃんと見ててよ!!飛ばすよ!」
よつばはスロットルをまわして走り出した。
みつれのGPSはしおん達のいる方角に向かって来ている。
すれ違わないようによつばに運転を任せてしおんはタブレットで確認し続ける。
しお「向こうも凄い速さでこっちに近づいてる!ちょっと減速しよう!」
よつばは頷き、減速していった。
しばらく走っていると前方から猛スピードで走行する車が現れた。
しお「アレだ!!」
よつ「おっけー。後ろにつく。」
よつばはさらに減速し、通り過ぎたスイが乗ってる車の後ろに追跡した。
よつ「後ろにつけたけど速い…。しっかり捕まっててよ!」
しお「うん!」
振り切られないようによつばたちはスイを追った。
スイは目的地にむかって車を走らせていた。
スイ「((もうすぐだ……もうすぐで……ん?))」
スイは早くも後ろのバイクに気が付いた。
スイ「((同じ速度でついてきてる…誰だ?))」
スイはさらにスピードを上げるが距離はひらかない。
スイ「((つけられてるのか!?くそ!))」
スイは目的地方向とは別の方向に曲がった。
スイ「((・・・まだいる…。間違いない!つけられてる!!))」
急に焦り出すスイを見てみつれは声をかけた。
みつ「スイ?どうしたの?」
スイ「ポチ、ちゃんとつかまっててね!」
スイはサイドブレーキを引き、車をスピンさせた。
よつ「ッ!?」
よつばたちとスイは向かい合わせになった。
よつ「気づかれた!?突っ込んでくる気だ!」
猛スピードで突っ込んできたスイの車をギリギリ避けたよつば。
交わす瞬間、お互いの顔を確認し合った。
スイ「ッ!?あの時のバイクの女!?なんでだ!?なんで居場所がわかる!?」
スイは激昂した。
よつ「間違いない。スイだ!後部座席にみつれさんも乗ってた!」
しお「追って!!」
よつ「当たり前だ!!」
よつばは再びスイの後につけた。
スイ「なんで居場所がわかるんだ!!……はっ!まさか……」
スイはみつれを見る。
スイはみつれにGPSが仕込まれてると察した。
スイ「くそ!先にアイツらを始末するしかない!」
スイは立体駐車場の中に入って行った。
よつばたちもそれに続く。
スキール音を響かせながら立体駐車場を上がっていくスイ。
それを追ってよつばたちはスイを追いつめていった。。。
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