異文化理解したいのに、なぜか全員が多様性の地雷を踏み抜き、私の胃だけが死んでいく件

めるのすけ

文字の大きさ
22 / 86
第四章:法制度と多様性(まじめ編)

第二十二話:ラマダン

しおりを挟む
私:
と、とりあえずクールダウンしようか。みんなで近くのお蕎麦屋さんでも行こうよ。
豚肉は扱ってないお店だから、ムスリムくんも大丈夫だよ。

女性社員:
すみません。ちょっと熱くなりすぎました。

イタリア:
そば! 日本のパスタの一種だよね?前から興味あったんだよ。

男性社員:
じゃあ俺、天ぷらそば頼んでいいっすか。腹減ったぁ。

MtF:
ほんと……食べ物の話になると切り替えが早いわよね、あなた。

ムスリム:
あの……すみまセン。今、ラマダン中デシて……日中は飲食できないのデス……。

(数秒の静寂)

イタリア:
何というか。我々の部署の“いつもの感じ”に戻ったな。
ありがとう、ムスリム氏。

ムスリム:
な、何もしてないデース。

私:
はは……まあ、多様性を抱えている以上、こういう時もあるさ。
どうしようもないね(´・ω・`)



・ラマダン(断食月)
ラマダンはイスラーム最大の行事の一つ。
日の出から日没までのあいだ、一切の飲食・喫煙を断つ。
ただし例外として、病気・妊娠・授乳・旅の最中などは免除される。

日没後(イフタール)には食事を取れる。

日本に住むムスリムも、日照時間に合わせて断食するのが一般的。

とはいえ、周囲の人が特に気を遣うような行事でもなく、職場では
「無理に食事に誘わない」「水も勧めない」程度の配慮で十分。

断食は苦行ではなく、“自らを律し、清らかに過ごす期間” という精神的側面が重視される。
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

【完結】たぶん私本物の聖女じゃないと思うので王子もこの座もお任せしますね聖女様!

貝瀬汀
恋愛
ここ最近。教会に毎日のようにやってくる公爵令嬢に、いちゃもんをつけられて参っている聖女、フレイ・シャハレル。ついに彼女の我慢は限界に達し、それならばと一計を案じる……。ショートショート。※題名を少し変更いたしました。

俺の可愛い幼馴染

SHIN
恋愛
俺に微笑みかける少女の後ろで、泣きそうな顔でこちらを見ているのは、可愛い可愛い幼馴染。 ある日二人だけの秘密の場所で彼女に告げられたのは……。 連載の気分転換に執筆しているので鈍いです。おおらかな気分で読んでくれると嬉しいです。 感想もご自由にどうぞ。 ただし、作者は木綿豆腐メンタルです。

婚約破棄ですか?あなたは誰に向かって口をきいているのですか!?

ゆきりん(安室 雪)
恋愛
私、マリアンヌ・バークレーは王宮の誕生日パーティーでいきなり婚約破棄を言い渡された。は!?婚約破棄ですか?あなたは誰ですの?誰にモノを言っているのですか?頭大丈夫ですか?

10年ぶりに現れた正ヒロインが強すぎて、10年来のダメ系幼馴染型ヒロインが敗北しそうな件について。

神崎あら
青春
 10年ぶりに再会した彼女はまさに正ヒロインと呼ぶにふさわしい容姿、性格、人望を手にしていた。  それに対して10年間一緒にいた幼馴染は、堕落し酒に溺れ、泰平の世話なしには生きられないペットのような生き物になっている。  そんな対照的な2人のヒロインが戦う(一方的にダメ幼馴染が社会的にボコられる)物語が今始まる!!

腹に彼の子が宿っている? そうですか、ではお幸せに。

四季
恋愛
「わたくしの腹には彼の子が宿っていますの! 貴女はさっさと消えてくださる?」 突然やって来た金髪ロングヘアの女性は私にそんなことを告げた。

英雄の番が名乗るまで

長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。 大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。 ※小説家になろうにも投稿

王は愛した笑顔を思い出せない

crown
恋愛
最愛の側妃に裏切られた王は、正妃のもとを訪れる。 聖母のようだと言われる正妃は、そんな王を慰めようと言葉をかけた。 ※他サイトにも投稿

ねえ、テレジア。君も愛人を囲って構わない。

夏目
恋愛
愛している王子が愛人を連れてきた。私も愛人をつくっていいと言われた。私は、あなたが好きなのに。 (小説家になろう様にも投稿しています)

処理中です...