あの日の約束

朔弥

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再会

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 家に京也を招き入れた古賀は彼をリビングに通した。
「辻本、何か飲むか?」
 そう聞きながらキッチンへ向かいかけた古賀を京也は背後から抱きしめた。
「いらない···先生が欲しい···あと辻本じゃなくて京也って呼んでよ」
 熱い吐息がうなじにかかる。
「ずっと我慢してたんだ···先生···」
「き、京也···その先生って言うのやめろ···」
 生徒といけない事をしているような妙な気分になる。
「やだ。先生は先生だから···」
「はあ?お前だけ名前で呼ばせて俺は駄目ってどういう事だ」
 思わず蟀谷こめかみに怒りが浮かぶ。
 文句を言う古賀に構わず、京也は抱きしめる腕に力を込め首筋に口づけた。
 ピクッと微かに古賀の躰が揺れる。
「あの日の続きをしよ···俺が先生に好きだって言ったあの日から···先生はずっと俺を待ったまま時間が止まってるよね···」


 ─── だから

 そこから始めよう ────




 ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇ ❇



 ベッドルームに移動した二人はベッドの上で互いに唇を味わいながら着ている服を脱がしていった。
 ワイシャツを肩から落とし、肌が露わになると京也は古賀の躰を自身の胸に引き寄せ抱きしめた。
 暖かな温もりが伝わってくる。
 古賀も京也の背に自分の手を回した。
「先生の肌···気持ちいい···」
 暫く抱きしめた後、京也は古賀をベッドに押し倒した。しっとりとした肌に手を這わせていく。
「···ん······」
 胸に辿り着いた京也の指先は片方の胸の周りを優しくなぞり、時折、尖り始めた胸の突起を指でかすめるように触れた。
 微かな刺激がもどかしく、胸を突きだすように躰が自然と動く。
「触って欲しい?先生···」
 触られたいと疼くような淫らな熱が生まれ、古賀は焦れるように、
「はや···く···」
 と、口にした。
「ずっと···先生に触れたいって思ってた」
 京也は胸に口づけ、口に含んだ胸の突起を舌先で愛撫した。空いているもう片方の胸は指を使い、摘むように突起を軽く挟むと、横にひねるように指を動かした。
「···あっ···っ···んんっ···っつ···」
 吐息に混ざり快楽を感じる声が古賀の鼻腔から零れる。
 自分の与える愛撫で感じてくれている事が嬉しくて、京也の舌の動きが次第に大胆になっていった。
 舌で押し潰すように舐め上げ、唇で吸い寄せ離す。
「んうっ···胸ばっかり···いじるな···」
 切なそうに言う古賀の半身はズボンの中でその存在を主張し始めていた。
「次はどこ触って欲しい?俺、初めてだから先生、教えてよ···」
 見下ろす京也の口元には意地悪な笑みが浮かんでいた。
「お前···ふざけるなよ···」
「散々、焦らされたんだから···これくらいの意地悪はいいだろ?」
 ズボンの上から膨らみを指でなぞられ、じわじわと淫靡な感覚が広がる。
「···うっつ···」
「先生なら教えてよ···えっちの仕方···」
 耳元に唇を寄せ囁きながら舌を這わせ、甘い吐息と共に穴の奥へと舌を差し入れた。
 舐められる音が鼓膜を震わし、ゾクリと欲情が腰へと響く。
「んっ···舐め···るな···」
「じゃあ、どうして欲しい?先生···」
 ズボンの中で張り詰めた欲望を知りながら、口元に笑みを浮かべる余裕のある表情かおに苛立ちを募らせる。
「···何でそんなに余裕なんだよ」
「まさか。余裕なんかじゃないよ···早く先生の中に入りたいって···ほら」
 京也は古賀の手を取ると自分の股関に触れさせた。そこには古賀と同じように硬さを増した欲望の形を感じる。
「だったら···まずは俺が口でシテやるよ···」
 年下のしかも元教え子に主導権を握られっぱなしではしゃくさわる。
「膝でそこに立てよ···教えて欲しいんだろ?」
 京也に膝立ちをさせると古賀はベルトを外しジッパーを口で咥えゆっくりと下ろしていく。
「っ···せ···んせい···」
 初めて余裕のない声が京也の口から聞こえた。


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