あの日の約束

朔弥

文字の大きさ
6 / 7
再会

6 ※

しおりを挟む
 ズボンの前をくつろげると、硬くなった京也の雄を取り出し舌を這わせた。
 何度か舌で陰茎を辿った後、唇で先端を軽く挟み舌先で破れ目から滲み出ている透明の液を舐め取るように動かした。
 気持ちがいいのか、破れ目から先走りの液がじわじわと染み出てくる。
 古賀は口腔内へと京也の欲望を呑み込んだ。
「···っつ···」
 古賀の中に包み込まれる快楽に、京也は僅かに眉を顰め耐える。
 京也の腰に手を添え、喉の奥まで咥え込んだ。口いっぱいに頬張り、少し苦しそうな表情を浮かべながら上目遣いに見てくる古賀にそそられ、京也の欲望が口の中でビクンと跳ね上がる。
「若いんだから一回くらいイっても平気だろ···」
 一度、口から離し古賀は言った。そして再び舌を這わせながら京也を口に含んだ。
 舌を絡ませ吸い上げながら唇でしごいていく。根元の方も指で輪を作り動かした。
「先生の口の中···気持ちいい···も···出るっ···」
 勢い良く古賀の口の中に熱い欲望を吐き出した。それを零さないように喉を上下させて全て飲み込む。
「濃いな···あまり抜いてないのか?」
 京也をイかせた事に満足した古賀は唇をぺろりと舐めながら、妖艶な笑みを浮べた。
「···先生···そんな表情かお···俺以外の奴の前でするなよ」
 真剣な眼差しで京也は見つめると、古賀の肩に手をかけベッドに押し倒した。
「教えてもらったから、今度は俺が先生を気持ち良くしてやるよ···」
 京也は古賀のズボンに手をかけ下着ごと足から抜き去った。
 太腿の裏に手を差し入れ、グイッと足を押し広げさせた。京也の目の前に頭をもたげた半身が余すことなく曝される。古賀は少し恥ずかしそうな表情を浮かべるも、されるままにしていた。
 京也は脱ぎ捨てた服からゴソゴソと弄りローションの入ったボトルを取り出しキャップを外す。
 とろりとした液体を古賀の半身に垂らしていく。液体が肌に触れる冷たさにぴくんと古賀の腰が揺れた。
 京也はローションを後孔に塗りつけるように指で触れ、そのまま中へと差し入れた。
 ローションに濡れた指は抵抗なく中へと飲み込まれていく。抜き差しを繰り返しながら、徐々に差し込む指の深さを増していった。
「···っ···はぁ···はぁ···っう···」
 甘い呼吸を聞きながら、京也は後ろを指で攻めつつ古賀の陰茎に口づけ、口に含んだ。
「···あっ···はぁ···んんっ···はぁ···っつ···」
 快楽に浮かされた声を我慢していた古賀だったが、次第に呼吸に混ざる喘ぎ声が増え始めた。
 後ろを侵す指の数も増やされ、わざと淫らな音が聞こえるように指を抜き差しさせた。

 くちゅ··にゅちゅ···

「うっ···音···たてるな···っつ···」
 恥ずかしさに古賀は堪らず言った。
 京也は古賀から唇を離す。
「無理だよ、先生···。先生のここ、とろとろで指に絡みついてくるんだから···」
 京也は指で腹の方を探り、前立腺を探し当てると指の腹で擦った。
「あっ、やっ···そこ···んんっ···」
 電流のような快感が流れ、躰をしならせる。
 感じる古賀の姿をもっと見たくて、京也は執拗に指で刺激していく。
「っつ···はっ···ああっ···やっ···んうっ···きょ··や···」
 つれない態度ばかりだった古賀の口から甘く求めるように名前を初めて呼ばれ、躰の中を欲情の熱が駆け巡る。一度イった京也の雄は再び硬さを取り戻し、古賀の中に入りたいとたかぶりを見せていた。



しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

タトゥーの甘い檻

マリ・シンジュ
BL
執着系わんこ攻(大学生)× 高潔な美形教授受(30代) どのお話も単体でお楽しみいただけます。 ​「先生、ここ……僕の瞳を入れるから。ずっと、僕だけを見てて」 ​真面目な大学教授・新城が、大学生の・羽生にだけ許した、あまりにも淫らな「わがまま」。 ​それは、誰にも見えない内腿の奥深くに、消えないタトゥーを刻むこと。 「下書き」と称して肌を赤く染めるペン先の冷たさ。 アトリエの無機質なライトの下、四つん這いで晒される大人の矜持。 ​ずっと年下の青年の、必死で、残酷で、純粋な独占欲。 愚かだと知りながら、新城はその熱に絆され、ゆっくりと「聖域」を明け渡していく――。 ​「……お前のわがままには、最後まで付き合う」 ​針が通るその時、二人の関係は一生消えない「共犯」へと変わる。 執着攻め×年上受け、密やかに刻まれる秘め事のお話。

ヤンデレ王子と哀れなおっさん辺境伯 恋も人生も二度目なら

音無野ウサギ
BL
ある日おっさん辺境伯ゲオハルトは美貌の第三王子リヒトにぺろりと食べられてしまいました。 しかも貴族たちに濡れ場を聞かれてしまい…… ところが権力者による性的搾取かと思われた出来事には実はもう少し深いわけが…… だって第三王子には前世の記憶があったから! といった感じの話です。おっさんがグチョグチョにされていても許してくださる方どうぞ。 濡れ場回にはタイトルに※をいれています おっさん企画を知ってから自分なりのおっさん受けってどんな形かなって考えていて生まれた話です。 この作品はムーンライトノベルズでも公開しています。

オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?

中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」 そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。 しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は―― ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。 (……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ) ところが、初めての商談でその評価は一変する。 榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。 (仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな) ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり―― なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。 そして気づく。 「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」 煙草をくゆらせる仕草。 ネクタイを緩める無防備な姿。 そのたびに、陽翔の理性は削られていく。 「俺、もう待てないんで……」 ついに陽翔は榊を追い詰めるが―― 「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」 攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。 じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。 【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】 主任補佐として、ちゃんとせなあかん── そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。 春のすこし手前、まだ肌寒い季節。 新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。 風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。 何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。 拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。 年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。 これはまだ、恋になる“少し前”の物語。 関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。 (5月14日より連載開始)

情けない男を知っている

makase
BL
一見接点のない同僚二人は週末に飲みに行く仲である。

有能課長のあり得ない秘密

みなみ ゆうき
BL
地方の支社から本社の有能課長のプロジェクトチームに配属された男は、ある日ミーティングルームで課長のとんでもない姿を目撃してしまう。 しかもそれを見てしまったことが課長にバレて、何故か男のほうが弱味を握られたかのようにいいなりになるはめに……。

イケメンモデルと新人マネージャーが結ばれるまでの話

タタミ
BL
新坂真澄…27歳。トップモデル。端正な顔立ちと抜群のスタイルでブレイク中。瀬戸のことが好きだが、隠している。 瀬戸幸人…24歳。マネージャー。最近新坂の担当になった社会人2年目。新坂に仲良くしてもらって懐いているが、好意には気付いていない。 笹川尚也…27歳。チーフマネージャー。新坂とは学生時代からの友人関係。新坂のことは大抵なんでも分かる。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

フローブルー

とぎクロム
BL
——好きだなんて、一生、言えないままだと思ってたから…。 高二の夏。ある出来事をきっかけに、フェロモン発達障害と診断された雨笠 紺(あまがさ こん)は、自分には一生、パートナーも、子供も望めないのだと絶望するも、その後も前向きであろうと、日々を重ね、無事大学を出て、就職を果たす。ところが、そんな新社会人になった紺の前に、高校の同級生、日浦 竜慈(ひうら りゅうじ)が現れ、紺に自分の息子、青磁(せいじ)を預け(押し付け)ていく。——これは、始まり。ひとりと、ひとりの人間が、ゆっくりと、激しく、家族になっていくための…。

処理中です...