78 / 762
第5章・地獄の懸垂と古代都市の復活阻止と成分の正体
悪魔の直伸⑦
しおりを挟む
あまりにも重く、悲しく深刻な雪の話を聞いたヒナは自分のことのように悲しい気持ちになった。
「そして英商事さん(義兄)も妹と伯父(熊尾)に対する殺人の関与を疑われて取り調べを受けました。内容は酷いものでした……」
雪の義兄は凄みをかけられたりと脅迫を受けても自白せず心身疲労に陥り、ヒナがこの世界に来る一年前に急死したという。これは疲労が原因と分かり、殺人ではないと判明したが彼の死により死人に口無しと言わんばかりに義兄は地元メディアに完全に殺人犯とでっち上げられてしまい親族は苦しむ羽目になったのだ。
「直伸さんのせいでたくさんの人が苦しんでいるのね……こんな人が政治に携わるのは絶対ダメだわ……!!雪ちゃん、私も協力するから一緒に直伸さんをやっつけましょう!!」
「ありがとうございます。」
「私は猫屋敷日奈凛と言います。ヒナと呼んでくださいね!!」
「よろしくお願いします、ヒナさん!」
ヒナは雪を抱き締めて頭を撫でると雪は涙を流しながらヒナの胸元にもたれていたのである。
「(なんとかこの子のためにも必ず直露さんを勝たせるしかない……!!)」
少ししてから二人は山道を進むとドーリンへと到着した。そして少し歩いてみたが直伸や彼の仲間がいる気配はなかった。そのため様子を見ながら直露の応援を呼び掛けていくことにしたのである。
「すみません、日紙直露さんへの応援よろしくお願いします!!」
「ごめんやけど直伸に投票すんねん。」
「え……でも直伸さんは……」
「君は一部メディアの直伸批判を間に受けているのかね?それじゃリテラシーないなあ。」
「いや、批判のニュースは知らないわよ……」
「じゃあ何をもとに?」
「あの人の話をあちこちから聞いたけどいい話を聞かないですよ。」
「勝手なこと決めつけるな!!投票は直伸さん!!他の人には何ら期待すらしていないぞ!!」
結局相手にしてもらえないばかりか直伸への支持ぶりが強く、ヒナは事実を知らないということに驚愕したのである。ドーリンは元々直伸と深い関わりがあるので支持者の心は簡単に変わらない。例え疑惑を伝えても『ただの疑惑』か『一部メディアのデマ』として流されるがオチである。しかも前者より後者が多いのも事実である。ヒナは雪とともに対策の話をしようとしていたのである。
「君達、勝手なこと言わんといてほしいなあ。」
嫌な声がしたのでヒナが振り返るとなんと直伸がいたのである。
「君達の話は全部嘘だ。僕は何も悪いことしてないからね!!」
少し苛立ち気味の直伸にヒナは戦闘体制で挑もうとしたのである。するとある支援者がやって来たのである。
「直伸さん、兵篭さんからの支援が途絶えた件に……あ、誰だこの二人は!?」
「あ……」
「(この人、まさかあの殺人ゲームにも携わっていたのか……もはや救いどころがないわ……!!)」
ヒナは強烈に引いていた。まさかあの凶悪な行事にまさかの直伸が関与していたからだ。
「そして英商事さん(義兄)も妹と伯父(熊尾)に対する殺人の関与を疑われて取り調べを受けました。内容は酷いものでした……」
雪の義兄は凄みをかけられたりと脅迫を受けても自白せず心身疲労に陥り、ヒナがこの世界に来る一年前に急死したという。これは疲労が原因と分かり、殺人ではないと判明したが彼の死により死人に口無しと言わんばかりに義兄は地元メディアに完全に殺人犯とでっち上げられてしまい親族は苦しむ羽目になったのだ。
「直伸さんのせいでたくさんの人が苦しんでいるのね……こんな人が政治に携わるのは絶対ダメだわ……!!雪ちゃん、私も協力するから一緒に直伸さんをやっつけましょう!!」
「ありがとうございます。」
「私は猫屋敷日奈凛と言います。ヒナと呼んでくださいね!!」
「よろしくお願いします、ヒナさん!」
ヒナは雪を抱き締めて頭を撫でると雪は涙を流しながらヒナの胸元にもたれていたのである。
「(なんとかこの子のためにも必ず直露さんを勝たせるしかない……!!)」
少ししてから二人は山道を進むとドーリンへと到着した。そして少し歩いてみたが直伸や彼の仲間がいる気配はなかった。そのため様子を見ながら直露の応援を呼び掛けていくことにしたのである。
「すみません、日紙直露さんへの応援よろしくお願いします!!」
「ごめんやけど直伸に投票すんねん。」
「え……でも直伸さんは……」
「君は一部メディアの直伸批判を間に受けているのかね?それじゃリテラシーないなあ。」
「いや、批判のニュースは知らないわよ……」
「じゃあ何をもとに?」
「あの人の話をあちこちから聞いたけどいい話を聞かないですよ。」
「勝手なこと決めつけるな!!投票は直伸さん!!他の人には何ら期待すらしていないぞ!!」
結局相手にしてもらえないばかりか直伸への支持ぶりが強く、ヒナは事実を知らないということに驚愕したのである。ドーリンは元々直伸と深い関わりがあるので支持者の心は簡単に変わらない。例え疑惑を伝えても『ただの疑惑』か『一部メディアのデマ』として流されるがオチである。しかも前者より後者が多いのも事実である。ヒナは雪とともに対策の話をしようとしていたのである。
「君達、勝手なこと言わんといてほしいなあ。」
嫌な声がしたのでヒナが振り返るとなんと直伸がいたのである。
「君達の話は全部嘘だ。僕は何も悪いことしてないからね!!」
少し苛立ち気味の直伸にヒナは戦闘体制で挑もうとしたのである。するとある支援者がやって来たのである。
「直伸さん、兵篭さんからの支援が途絶えた件に……あ、誰だこの二人は!?」
「あ……」
「(この人、まさかあの殺人ゲームにも携わっていたのか……もはや救いどころがないわ……!!)」
ヒナは強烈に引いていた。まさかあの凶悪な行事にまさかの直伸が関与していたからだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
自由を愛する妖精姫と、番にすべてを捧げた竜人王子〜すれ違いと絆の先に、恋を知る〜
来栖れいな
ファンタジー
妖精女王と精霊王の間に生まれた特別な存在――セレスティア。
自由を愛し、気ままに生きる彼女のもとに現れたのは、竜人族の王子・サイファルト。
「お前は俺の番だ」
番という名の誓いにすべてを捧げた彼は、王族の地位も未来も捨てて森に現れた。
一方のセレスティアは、まだ“番”の意味すら知らない。
執着と守護。すれ違いと絆。
――これは、ひとりの妖精姫が“特別”に気づいていく物語。
甘さ控えめ、でも確かに溺愛。
異種族の距離を越えて紡がれる、成長と守護のファンタジー。
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
妻が通う邸の中に
月山 歩
恋愛
最近妻の様子がおかしい。昼間一人で出掛けているようだ。二人に子供はできなかったけれども、妻と愛し合っていると思っている。僕は妻を誰にも奪われたくない。だから僕は、妻の向かう先を調べることににした。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる