455 / 762
第15章・古座川町編
6人の能力者(リミッター)とガソリン使い
しおりを挟む
永山を人質にしたニャシャは不気味な笑みを見せながら豪快に言う。
「俺に逆らうバカどもはみんな殺してやる!!」
「(読組……ビスカイノゥ……ノリカ……永山……そして……)」
なぜかブツブツと呟くある女性保安官がいた。隣のフリオは彼女の言葉をしっかりと聞いている。すると人質を見つめていた容疑者組の一人が背中の辺りから鞭を飛ばして凶器を持つニャシャの右腕に鞭をぐるぐる巻きにしたのである。
「あ……!」
「何だぁ!?これはーっ!?」
なんと鞭を出したのはアルタであった。彼は鞭を自由自在にあやつる能力者だったのだ。
「私は鞭使い……抵抗できない女性に凶器を向けるなど紳士な男の姿勢ではない!!」
すると別の鞭がアルタの背中から出てきてニャシャの身体に巻き付くとニャシャは永山を離してしまい、彼女は解放された。
「ありがとうございます!!」
「お嬢さん、ご無事で何よりですよ。」
「ぐ……この女たらしの爺め……!!許さん!!」
アルタに感謝する永山の姿に苛立ちを見せたニャシャは鞭を気力でほどき、右腕を前に伸ばして気を入れると手のひらの近くにオレンジ色の人の身長より大きな球体みたいなものが現れたのである。
「わっ、あれは何だ!?」
「これは“ガソリン”だ……!!この能力の前任者は俺の実母の『エポニー・ニャホタマンクロー』だ。病床についた母から受け継いだものだ!!それも俺達“ニャホタマンクロー家の長年の恨み”からきているのだ!!」
ニャシャに徹は怒りを見せた。
「あんたは……『ニャシャ・竹信・ニャホタマンクロー……能力者で過去に殺人経歴あり……』か。あの事件の犯人はやはり貴様だったか!!ここであったが100年目!!覚悟しろ!!」
「何の話だ?しかもデータも調べるとは貴様も能力持ちか?」
「ああ……『サーチ』の能力だ。」
徹の怒りは強烈に増してきており、ニャシャへの殺意は半端なかったのである。
「貴様は絶対……許さない!!」
「まて、そんな能力じゃやられる。本当は誰とも組みたくはないが仕方ない……俺が行こうか。」
すると徹を新平が制止したのである。そして新平は意外な発言をしたのだ。
「貴様はあの“ニャホタマンクロー”家の人間か?俺はあの一家に用事があってな……丁度よかった。」
「ああ……あの“セトラ”家か……俺に何のようだ?」
新平は話ながらなにかに変身していったのである。変身しながら何かを言った。
「お前らニャホタマンクロー家には我々を陥れた歴史がある。許してたまるか……!!」
すると新平は8つの顔と首を持つ龍のような顔をしたモンスターに変身したのである。アルタはその姿を見て驚いたのである。
「…………!!?ヤマタノオロチ……!!」
「ほぉ……お前も能力を持っていたか?ここにいる連中とは偶然とは言えない出会いだなあ……」
そして見ているだけだった長利は酒を飲み始め、“ヒヤ”を飲んだために“氷結”の力のステータスを身に付けたのである。
「俺っちは酒を飲めば種類に応じて能力が一時的に身に付くんだ!!」
「また一人……」
するとニャシャはアルタに向けて隠し持っていたミニナイフを投げたのである。
“シュッ!!”
「!?」
アルタは目を瞑り、ミニナイフを避けようとしたのである。
“ドムッ!!”
変な音がしたのでアルタは目を開けると彼の目の前には黒い球体みたいなものがあり、ミニナイフはそこに刺さっていたのである。するとアルタの方を永山が見つめていたのである。アルタによって解放された永山もまた右手のてのひらを上に向けていたが黒い球体が浮いていたのである。
「ありがとうな……」
「私こそ……それとこれは私のストレスや身体の“汚れ”など自分の負の部分を集めたものよ。」
「君も能力者か……」
アルタが呟いた。そしてミニナイフをユアンが抜いてマントのようなコートをミニナイフに被せると一瞬で粉砕したのである。
「私の能力は修復だけでなく“破壊”も出来るのだ……!!」
「貴様ら……!!!」
「わわーっ!!すごーいっ!!」
元容疑者5人と女性従業員1人の能力を見て苛立つニャシャと驚く読組であった。
「(さすが強者が集まるエリアなだけある……)」
妙造は次々現れる能力者を見ていてはそのすごさに感心していたのである。
「俺に逆らうバカどもはみんな殺してやる!!」
「(読組……ビスカイノゥ……ノリカ……永山……そして……)」
なぜかブツブツと呟くある女性保安官がいた。隣のフリオは彼女の言葉をしっかりと聞いている。すると人質を見つめていた容疑者組の一人が背中の辺りから鞭を飛ばして凶器を持つニャシャの右腕に鞭をぐるぐる巻きにしたのである。
「あ……!」
「何だぁ!?これはーっ!?」
なんと鞭を出したのはアルタであった。彼は鞭を自由自在にあやつる能力者だったのだ。
「私は鞭使い……抵抗できない女性に凶器を向けるなど紳士な男の姿勢ではない!!」
すると別の鞭がアルタの背中から出てきてニャシャの身体に巻き付くとニャシャは永山を離してしまい、彼女は解放された。
「ありがとうございます!!」
「お嬢さん、ご無事で何よりですよ。」
「ぐ……この女たらしの爺め……!!許さん!!」
アルタに感謝する永山の姿に苛立ちを見せたニャシャは鞭を気力でほどき、右腕を前に伸ばして気を入れると手のひらの近くにオレンジ色の人の身長より大きな球体みたいなものが現れたのである。
「わっ、あれは何だ!?」
「これは“ガソリン”だ……!!この能力の前任者は俺の実母の『エポニー・ニャホタマンクロー』だ。病床についた母から受け継いだものだ!!それも俺達“ニャホタマンクロー家の長年の恨み”からきているのだ!!」
ニャシャに徹は怒りを見せた。
「あんたは……『ニャシャ・竹信・ニャホタマンクロー……能力者で過去に殺人経歴あり……』か。あの事件の犯人はやはり貴様だったか!!ここであったが100年目!!覚悟しろ!!」
「何の話だ?しかもデータも調べるとは貴様も能力持ちか?」
「ああ……『サーチ』の能力だ。」
徹の怒りは強烈に増してきており、ニャシャへの殺意は半端なかったのである。
「貴様は絶対……許さない!!」
「まて、そんな能力じゃやられる。本当は誰とも組みたくはないが仕方ない……俺が行こうか。」
すると徹を新平が制止したのである。そして新平は意外な発言をしたのだ。
「貴様はあの“ニャホタマンクロー”家の人間か?俺はあの一家に用事があってな……丁度よかった。」
「ああ……あの“セトラ”家か……俺に何のようだ?」
新平は話ながらなにかに変身していったのである。変身しながら何かを言った。
「お前らニャホタマンクロー家には我々を陥れた歴史がある。許してたまるか……!!」
すると新平は8つの顔と首を持つ龍のような顔をしたモンスターに変身したのである。アルタはその姿を見て驚いたのである。
「…………!!?ヤマタノオロチ……!!」
「ほぉ……お前も能力を持っていたか?ここにいる連中とは偶然とは言えない出会いだなあ……」
そして見ているだけだった長利は酒を飲み始め、“ヒヤ”を飲んだために“氷結”の力のステータスを身に付けたのである。
「俺っちは酒を飲めば種類に応じて能力が一時的に身に付くんだ!!」
「また一人……」
するとニャシャはアルタに向けて隠し持っていたミニナイフを投げたのである。
“シュッ!!”
「!?」
アルタは目を瞑り、ミニナイフを避けようとしたのである。
“ドムッ!!”
変な音がしたのでアルタは目を開けると彼の目の前には黒い球体みたいなものがあり、ミニナイフはそこに刺さっていたのである。するとアルタの方を永山が見つめていたのである。アルタによって解放された永山もまた右手のてのひらを上に向けていたが黒い球体が浮いていたのである。
「ありがとうな……」
「私こそ……それとこれは私のストレスや身体の“汚れ”など自分の負の部分を集めたものよ。」
「君も能力者か……」
アルタが呟いた。そしてミニナイフをユアンが抜いてマントのようなコートをミニナイフに被せると一瞬で粉砕したのである。
「私の能力は修復だけでなく“破壊”も出来るのだ……!!」
「貴様ら……!!!」
「わわーっ!!すごーいっ!!」
元容疑者5人と女性従業員1人の能力を見て苛立つニャシャと驚く読組であった。
「(さすが強者が集まるエリアなだけある……)」
妙造は次々現れる能力者を見ていてはそのすごさに感心していたのである。
0
あなたにおすすめの小説
【完結保証】科学で興す異世界国家 ~理不尽に死んだ技術者が、「石炭」と「ジャガイモ」で最強を証明する。優秀な兄たちが膝を折るまでの建国譚~
Lihito
ファンタジー
正しいデータを揃えた。論理も完璧だった。
それでも、組織の理不尽には勝てなかった。
——そして、使い潰されて死んだ。
目を覚ますとそこは、十年後に魔王軍による滅亡が確定している異世界。
強国の第三王子として転生した彼に与えられたのは、
因果をねじ曲げる有限の力——「運命点」だけ。
武力と経済を握る兄たちの陰で、継承権最下位。後ろ盾も発言力もない。
だが、邪魔する上司も腐った組織もない。
今度こそ証明する。科学と運命点を武器に、俺のやり方が正しいことを。
石炭と化学による国力強化。
情報と大義名分を積み重ねた対外戦略。
準備を重ね、機が熟した瞬間に運命点で押し切る。
これは、理不尽に敗れた科学者が、選択と代償を重ねる中で、
「正しさ」だけでは国は守れないと知りながら、
滅びの未来を書き換えようとする建国譚。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
聖女を追放した国は、私が祈らなくなった理由を最後まで知りませんでした
藤原遊
ファンタジー
この国では、人の悪意や欲望、嘘が積み重なると
土地を蝕む邪気となって現れる。
それを祈りによって浄化してきたのが、聖女である私だった。
派手な奇跡は起こらない。
けれど、私が祈るたびに国は荒廃を免れてきた。
――その役目を、誰一人として理解しないまま。
奇跡が少なくなった。
役に立たない聖女はいらない。
そう言われ、私は静かに国を追放された。
もう、祈る理由はない。
邪気を生み出す原因に目を向けず、
後始末だけを押し付ける国を守る理由も。
聖女がいなくなった国で、
少しずつ異変が起こり始める。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
私がなぜ祈らなくなったのかを。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
『白い結婚だったので、勝手に離婚しました。何か問題あります?』
夢窓(ゆめまど)
恋愛
「――離婚届、受理されました。お疲れさまでした」
教会の事務官がそう言ったとき、私は心の底からこう思った。
ああ、これでようやく三年分の無視に終止符を打てるわ。
王命による“形式結婚”。
夫の顔も知らず、手紙もなし、戦地から帰ってきたという噂すらない。
だから、はい、離婚。勝手に。
白い結婚だったので、勝手に離婚しました。
何か問題あります?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる