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第3章 灼熱の砂海を渡る一輪の花
第197話 さようならお姉ちゃん
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サウンドロックの北の砂港に船首に青い装甲がついた砂上船が停泊している。黄金色の管を持つ綺麗なパイプオルガンが輝くラウルが建造した砂上船だ。
甲板ではオリビア、ベルナルドの二人が荷物を運びこんでいる姿が見える。レリウス司祭の処分を終えたクレアとグレンが砂港の桟橋に姿を現した。
「あっ! クレアさん。グレンさん。早かったですね」
「えぇ。すんなり話が片付きましたからね」
「さぁ。準備が出来たらシルバーリヴァイアサンに向かって出航だ」
桟橋の上に居たキティルが二人の元へと駆け寄って来た。砂上船が停泊しているのはモニー浮遊島へ向かうために荷物の積み込むためだった。三人は砂上船へと向かって歩いて行く。
砂上船のタラップからベルナルドが降りて来て桟橋に置かれた樽の前に立つ。樽の近くにはミナリーが居て彼に声をかける。
「じゃあこれで最後だよ。ベルナルド!」
「はいでがんす」
ベルナルドが樽を担いで船へと戻っていった。砂上船へと近づいてくるクレアたちに気づいたミナリーが声をかけ来る。
「やぁクレア姉ちゃんにグレンのあんちゃん……」
「えぇ。荷物運びありがとうございます」
「いいんだよ。あんたらには命を助けてもらったんだしな」
笑顔でクレアとグレンの背中を叩いて二人の間に立つミナリーだった。キティルはミナリーの様子を見て笑っている。にやりと笑ったミナリーは二人の耳元でささやく。
「それに…… あんなに熱い口づけも見せてもらったしな」
「ミナリーさん!!!」
「やめろ!! 声が大きい」
頬を真っ赤にした二人が慌ててミナリーの話を遮った。キティルは三人の横で首をかしげるのだった。
クレアとグレンとキティルの三人が船へと乗り込んだ。すぐに二人と入れ替わるようにしてベルナルドがタラップの前に立った。
「姐さん! どうしたでがんす? 荷物の運び込みが終わったから出発でがんすよ!」
ミナリーは桟橋から動かずに立って居た。ベルナルドの声を聞いて皆が集まって来た。ミナリーは顔をあげ自分の足元を指してベルナルドに口を開く。
「ベルナルド。降りな。あたいらはここまでだよ」
「えっ!? おっ従姉ちゃん?」
驚いて声をあげるグレゴリウスにミナリーは優しくほほ笑む。
「前に言ったろ? あたいらはオリビアにあんたを届けたら冒険者になるってさ。ほら早く降りな。ベルナルド!」
ベルナルドはミナリーの言う通りにタラップを歩き出した。しかし、グレゴリウスが手を伸ばし彼の手をつかんだ。
「うぅ…… ダメ! でももうちょっとだけ……」
うつむき泣きそうになりながら、もうっちょっとだけ一緒にいようと言うグレゴリウスだった。ミナリーは目に涙を溜め首を横に振った。
「いやだね。あたいはこの町が気に入ったんでね。それにシルバーリヴァイアサンなんて危ないしね」
「ぼっちゃん…… 手紙書くでがんすよ」
優しくつかまれた手からグレゴリウスの手を外し、ベルナルドはしゃがんで彼の頭を優しく撫でた。グレゴリウスの後ろにオリビアが立ち彼の肩に手を置いた。
「グレ……」
「ごめん…… ありがとうベルちゃん。お従姉ちゃん!」
顔を上げ涙を流しながら必死に笑うグレゴリウスだった。
「ミナリー……」
「もう離れるんじゃないよ…… まぁ何度離れてもあたいがあんたんとこに連れてくけどさ」
「そうか…… ありがとう」
オリビアとミナリーは甲板の上とタラップ先互いを見て笑った。グレゴリウス、ミナリー、ベルナルドの三人の旅は終わり三人は別れそれぞれ新たな旅が始まるのだった。
準備を終え砂上船は静かに砂港を出発した。甲板の端に小さな白い日傘が置かれていた。
「お従姉ちゃん…… ベルちゃん……」
日傘の下で寂しそうに砂海を見つめている、グレゴリウスが膝をかかえ座っていた。近くでオリビアが心配そうに彼を見つめている。オリビアの後ろにクレアとクロースとキティルの三人が居て、同じように心配そうにグレゴリウスを見つめていた。
「うん!? グレン君? あれは……」
オリビア達の前をグレンがグレゴリウスの元へと歩いていく。グレンは右手で何かを上に投げつかむと繰り返しながら日傘の前へと向かって行った。
「邪魔するぜ」
「グっグレンさん…… ふふ」
甲板に置かれた日傘を外したグレンだった。照り付ける太陽にまぶしそうに手で顔を覆いグレンを見上げるグレゴリウスだった。日差しと重なり影になって顔は真っ暗だったグレンだが声でグレゴリウスは彼だと分かった。
「邪魔するなら向こうに行ってください」
「えぇ!? そりゃあないだろ」
「ふふふ」
ほほ笑むグレゴリウスの姿にグレンは少し安心し笑って彼の隣に座った。
「ほら! これやるよ」
グレンは右手で投げていた何かをグレゴリウスに手に握らせた。グレゴリウスのグレンから渡された物に視線を向けた。彼の手には小さな水晶が握られていた。
「なんですか? 水晶?」
「こう使うんだ!」
胸に下げていた職員証をグレゴリウスが持つ水晶にかざすグレンだった。水晶が光だして小さな四角い光のディスプレイが出現した。ディスプレイに砂海の拡大された地図に緑色の光が二つ映っている。
ディスプレイを見てグレゴリウスはグレンに顔を向けた。
「これは……」
「光ってるのはベルナルドとミナリーだ」
「えっ!?」
グレンがグレゴリウスに渡したのは、冒険者ギルドにある水晶で冒険者居場所を表示できるのだ。
「この水晶は二人のつけている冒険者の指輪に反応して表示しているんだ。緑色の時は健康だな。赤い時は危険だ…… まぁ二人ならよほどのことがないと大丈夫だと思うがな」
光を見ながら話すグレンにグレゴリスは小刻みにうなずきながら真剣に話を聞いている。
「俺がいない時はオリビアの冒険者の指輪をかざせば同じように見えるぞ……」
「本当ですか?」
「あぁ」
うなずいたグレンは立ちあがる。グレゴリウスは両手で大事に水晶を持ちディスプレイを眺めている。
「これであいつらの居場所はすぐに分かる。だからいつでも会いに行けるぞ…… わっ!?」
涙を流しながら立ち上がりグレゴリウスがグレンに抱き着いた。不意を突かれて倒れそうになるが軽いグレゴリウスだったのですぐにグレンは体勢を戻した。
「ありがとう…… グレンさん…… 僕…… ありがとう!! 大事にするね」
「おぉ。そうか。なくすなよ」
グレンの抱き着きながら涙を流す礼を何度もいうグレゴリウスだった。笑ってグレンはグレゴリウスの頭を撫でるのだった。顔をあげグレンとグレゴリウスは見つめ合い互いに微笑むのだった。
二人を見つめるオリビアは嬉しそうに笑っている。ただ…… 後ろのクレアとキティルは微妙な表情をしていた。
「うぅ…… やっぱりちょっと嫌です。グレン君め」
「本当に…… わかっているのに……」
クレアとキティルはグレゴリウスは妻帯者で男だと分かっていても美少女の姿なので、彼がグレンに抱き着くのに複雑な感情を抱いていた。
「ブフ!!!!」
二人の横でクロースは口を押えて大きな息を漏らしていた。彼女の口元がわからないが目は確実ににやけていた。
「オッちゃーん! 冒険者の指輪貸してー!!!」
「おう!」
グレゴリウスがグレンから手を離してオリビアの元へと駆けて来た。オリビアは嬉しそうに手を振り彼に答えていた。グレンはグレゴリウスの後をゆっくりと戻って来た。クレアは腕を組み不服そうに彼に口を開く。
「まったく勝手に備品を渡して甘いですね」
「なっなんだよ。いいだろ別に…… どうせ余ってるもんなんだからよ」
水晶をグレゴリウスに渡したことを注意するクレアだった。グレンの態度にクレアは口を尖らせた。
「余ってる!? あの水晶は高いから保管されているだけですよ! もう…… はぁ。まぁいいです。来月のグレン君の給料から水晶代は天引きしますからね」
「えっ!? おっおい!? それはないよ!!」
「べーーーー!!!」
給料から水晶の代金を引くと言われ慌てる、グレンにクレアは舌をだして背中を向け走って行くのだった。砂上船は静かに砂海を進んでいくのだった。
やがて砂上船の前にグレードワインダーキャニオンの岩が見えてくる。
甲板ではオリビア、ベルナルドの二人が荷物を運びこんでいる姿が見える。レリウス司祭の処分を終えたクレアとグレンが砂港の桟橋に姿を現した。
「あっ! クレアさん。グレンさん。早かったですね」
「えぇ。すんなり話が片付きましたからね」
「さぁ。準備が出来たらシルバーリヴァイアサンに向かって出航だ」
桟橋の上に居たキティルが二人の元へと駆け寄って来た。砂上船が停泊しているのはモニー浮遊島へ向かうために荷物の積み込むためだった。三人は砂上船へと向かって歩いて行く。
砂上船のタラップからベルナルドが降りて来て桟橋に置かれた樽の前に立つ。樽の近くにはミナリーが居て彼に声をかける。
「じゃあこれで最後だよ。ベルナルド!」
「はいでがんす」
ベルナルドが樽を担いで船へと戻っていった。砂上船へと近づいてくるクレアたちに気づいたミナリーが声をかけ来る。
「やぁクレア姉ちゃんにグレンのあんちゃん……」
「えぇ。荷物運びありがとうございます」
「いいんだよ。あんたらには命を助けてもらったんだしな」
笑顔でクレアとグレンの背中を叩いて二人の間に立つミナリーだった。キティルはミナリーの様子を見て笑っている。にやりと笑ったミナリーは二人の耳元でささやく。
「それに…… あんなに熱い口づけも見せてもらったしな」
「ミナリーさん!!!」
「やめろ!! 声が大きい」
頬を真っ赤にした二人が慌ててミナリーの話を遮った。キティルは三人の横で首をかしげるのだった。
クレアとグレンとキティルの三人が船へと乗り込んだ。すぐに二人と入れ替わるようにしてベルナルドがタラップの前に立った。
「姐さん! どうしたでがんす? 荷物の運び込みが終わったから出発でがんすよ!」
ミナリーは桟橋から動かずに立って居た。ベルナルドの声を聞いて皆が集まって来た。ミナリーは顔をあげ自分の足元を指してベルナルドに口を開く。
「ベルナルド。降りな。あたいらはここまでだよ」
「えっ!? おっ従姉ちゃん?」
驚いて声をあげるグレゴリウスにミナリーは優しくほほ笑む。
「前に言ったろ? あたいらはオリビアにあんたを届けたら冒険者になるってさ。ほら早く降りな。ベルナルド!」
ベルナルドはミナリーの言う通りにタラップを歩き出した。しかし、グレゴリウスが手を伸ばし彼の手をつかんだ。
「うぅ…… ダメ! でももうちょっとだけ……」
うつむき泣きそうになりながら、もうっちょっとだけ一緒にいようと言うグレゴリウスだった。ミナリーは目に涙を溜め首を横に振った。
「いやだね。あたいはこの町が気に入ったんでね。それにシルバーリヴァイアサンなんて危ないしね」
「ぼっちゃん…… 手紙書くでがんすよ」
優しくつかまれた手からグレゴリウスの手を外し、ベルナルドはしゃがんで彼の頭を優しく撫でた。グレゴリウスの後ろにオリビアが立ち彼の肩に手を置いた。
「グレ……」
「ごめん…… ありがとうベルちゃん。お従姉ちゃん!」
顔を上げ涙を流しながら必死に笑うグレゴリウスだった。
「ミナリー……」
「もう離れるんじゃないよ…… まぁ何度離れてもあたいがあんたんとこに連れてくけどさ」
「そうか…… ありがとう」
オリビアとミナリーは甲板の上とタラップ先互いを見て笑った。グレゴリウス、ミナリー、ベルナルドの三人の旅は終わり三人は別れそれぞれ新たな旅が始まるのだった。
準備を終え砂上船は静かに砂港を出発した。甲板の端に小さな白い日傘が置かれていた。
「お従姉ちゃん…… ベルちゃん……」
日傘の下で寂しそうに砂海を見つめている、グレゴリウスが膝をかかえ座っていた。近くでオリビアが心配そうに彼を見つめている。オリビアの後ろにクレアとクロースとキティルの三人が居て、同じように心配そうにグレゴリウスを見つめていた。
「うん!? グレン君? あれは……」
オリビア達の前をグレンがグレゴリウスの元へと歩いていく。グレンは右手で何かを上に投げつかむと繰り返しながら日傘の前へと向かって行った。
「邪魔するぜ」
「グっグレンさん…… ふふ」
甲板に置かれた日傘を外したグレンだった。照り付ける太陽にまぶしそうに手で顔を覆いグレンを見上げるグレゴリウスだった。日差しと重なり影になって顔は真っ暗だったグレンだが声でグレゴリウスは彼だと分かった。
「邪魔するなら向こうに行ってください」
「えぇ!? そりゃあないだろ」
「ふふふ」
ほほ笑むグレゴリウスの姿にグレンは少し安心し笑って彼の隣に座った。
「ほら! これやるよ」
グレンは右手で投げていた何かをグレゴリウスに手に握らせた。グレゴリウスのグレンから渡された物に視線を向けた。彼の手には小さな水晶が握られていた。
「なんですか? 水晶?」
「こう使うんだ!」
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ディスプレイを見てグレゴリウスはグレンに顔を向けた。
「これは……」
「光ってるのはベルナルドとミナリーだ」
「えっ!?」
グレンがグレゴリウスに渡したのは、冒険者ギルドにある水晶で冒険者居場所を表示できるのだ。
「この水晶は二人のつけている冒険者の指輪に反応して表示しているんだ。緑色の時は健康だな。赤い時は危険だ…… まぁ二人ならよほどのことがないと大丈夫だと思うがな」
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「俺がいない時はオリビアの冒険者の指輪をかざせば同じように見えるぞ……」
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「あぁ」
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「ありがとう…… グレンさん…… 僕…… ありがとう!! 大事にするね」
「おぉ。そうか。なくすなよ」
グレンの抱き着きながら涙を流す礼を何度もいうグレゴリウスだった。笑ってグレンはグレゴリウスの頭を撫でるのだった。顔をあげグレンとグレゴリウスは見つめ合い互いに微笑むのだった。
二人を見つめるオリビアは嬉しそうに笑っている。ただ…… 後ろのクレアとキティルは微妙な表情をしていた。
「うぅ…… やっぱりちょっと嫌です。グレン君め」
「本当に…… わかっているのに……」
クレアとキティルはグレゴリウスは妻帯者で男だと分かっていても美少女の姿なので、彼がグレンに抱き着くのに複雑な感情を抱いていた。
「ブフ!!!!」
二人の横でクロースは口を押えて大きな息を漏らしていた。彼女の口元がわからないが目は確実ににやけていた。
「オッちゃーん! 冒険者の指輪貸してー!!!」
「おう!」
グレゴリウスがグレンから手を離してオリビアの元へと駆けて来た。オリビアは嬉しそうに手を振り彼に答えていた。グレンはグレゴリウスの後をゆっくりと戻って来た。クレアは腕を組み不服そうに彼に口を開く。
「まったく勝手に備品を渡して甘いですね」
「なっなんだよ。いいだろ別に…… どうせ余ってるもんなんだからよ」
水晶をグレゴリウスに渡したことを注意するクレアだった。グレンの態度にクレアは口を尖らせた。
「余ってる!? あの水晶は高いから保管されているだけですよ! もう…… はぁ。まぁいいです。来月のグレン君の給料から水晶代は天引きしますからね」
「えっ!? おっおい!? それはないよ!!」
「べーーーー!!!」
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
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