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第2章 闇に沈む鉱山を救え
第53話 リストラの危機が訪れた
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オリビアとクロースがロボイセへと旅立った。グレンとクレアはいつもの日常へと戻るはずだった……
とある日の夕方、終業時刻が近づき席に座っていたグレンにクレアが明日の予定の確認のため声をかける。
「グレン君。明日のテオドール地下水路の支給品補充の準備をお願いします」
「わかったよ」
立ち上がったグレンは、奥にある支給品が保管されている宝箱へ向かおうとした。二人のやり取りを聞いていた、ハモンドが慌てた様子で立ち上がり部屋の奥に向かおうとするグレンに向かって口を開く。
「あっ! それならもう終わってますよ」
「えっ!?」
振り向いて驚いた顔をするグレンに、得意げな顔でハモンドは横で椅子に座ってるブルーボンボンに顔を向けた。
「ブルーボンボンさんと僕で終わらせました」
「ハイ。テオドール地下水路ノ支給品補充ハ私トハモンドサンデ終ワラセマシタ」
得意げなハモンドの横でブルーボンボンは真顔で淡々と答える。
「ありがとうございます。じゃあ。グレン君は代わりに…… このダコマー付近に出来たオーク集落駆除の支援要請を……」
「それも! 僕たちがやりました」
手を上げてまた得意げな表情で答えるハモンド、グレンは少し心配そうにハモンドを見つめた。
「支援要請もって二人で大丈夫だったのか?」
「えぇ。大丈夫ですよ。ブルーボンボンさんは攻撃や補助だけじゃなく、盾役や回復役までできるんです。僕は指示を出すだけですから」
胸を張って得意げにハモンド、ブルーボンボンは黙って真顔でジッと前を見つめていた。明日予定されていた仕事のほとんどをハモンド達に片付けられてしまい、準備の必要がなくなって席に戻ったグレンにクレアが小声で話しかけてきた。
「なんか。このままだと私達の仕事がなくなってしまいますね」
「ははっ…… そうだな。ここをクビになったら何をしようかな……」
両手で頭の後ろを押さえて椅子の背もたれによりかかって天井を見つめるグレン。クレアが彼の顔を上から覗き込むようにして笑う。
「二人で土地を切り開いて畑をやりましょう。コハイオではお芋栽培の担い手を募集中らしいですからそこで修行して……」
「やだよ。畑なんて……」
姿勢をなおしたグレンは顔をしかめて首を横にふった。グレンの様子を見たクレアは笑って彼の頭を優しく撫でる。
「あぁ。グレン君は虫さんが嫌いですからねぇ。なんで冒険者になろうとしたか不思議です。しかも実家が薬師さん虫も取り扱うのに……」
「うっうるさいな! 違う! 虫が嫌いなんじゃなくて実家の薬草栽培しかしたことないから自信がないだけだ!」
眉間にシワを寄せて不服そうにグレンは、自分の頭に置かれたクレアの手を振り払った。
「ふーん…… じゃあ何であの時は大騒ぎしたんですかねぇ」
腕を組んで目を細めて疑った顔でクレアはグレンを見つめニヤニヤと笑いだした。
「やめろ!!! いつまでも昔の話してんじゃねえよ! 忘れろ」
「ふふふ。嫌ですよー。弟との大事な思いですから」
「チッ! 勝手にしろ!!」
頬を赤くするグレンにほほ笑むクレアだった。
クレアの言う通りでグレンは虫が苦手で素手で触ろうとはしない。彼女と森のソムリエの扱いを訓練していた際に、グレンが操った木に虫がおり彼の顔に飛んで来た。虫を振り払おうとグレンは獣化を発動させて大暴れしたのだ。ちなみにその時にグレンは獣化全解放を習得した。
「すみません…… いいですか?」
声がして振り返ると、おどおどした様子で冒険者支援課の扉の横から、情報課のタワーがおそるおそる顔をだしていた。
グレンは彼の姿を見て何かに気づいたような顔をした。
「あれ? もうそんな時間か? ブルーボンボン、ハモンド君。お疲れ様。業務終了だ」
「はーい」
「ワカリマシタ」
返事をしたブルーボンボンが立ち上がりハモンドは帰る支度を始めた。タワーは部屋の中に入りブルーボンボンの元へ向かう。途中何かを思い出しのようにクレアに声をかけた。
「あっ! そっそれとクレアさんとグレンさんのことをキーセンさんが呼んでましたよ……」
「わかりました。すぐに行きますね」
返事をしてクレアは立ち上がり、グレンに向かって右手を差し出した。
「グレン君。いきましょう」
「なんで俺まで……」
面倒くさそうに返事をするグレンだった。ギルドマスターに呼び出されたということは、当然面倒なことを任せるに決まってると彼は考えていた。もちろんその考えは当たっているのだが……
クレアはグレンの態度にぷくっとほほを膨らませ手首をつかんだ。
「いいから! 行きますよ!」
「わっ!?」
強引にグレンの手を引いてクレアは部屋の入口へ向かう。入り口の前で振り返ったクレアは笑顔をハモンドとブルーボンボンに向けた。
「ハモンド君、ブルーボンボンさん。お疲れ様でした。先に帰ってていいですから」
クレアの言葉に笑顔でハモンドで手をあげて、ブルーボンボンは真顔で手をあげ答えた。タワーは二人を見送ると、ブルーボンボンに声をかける。
「じゃあ。ブルーボンボンさん。帰りましょうか」
「ハイ。マスター…… ハモンドサン。オ疲レ様デシタ」
「お疲れ様でした。また明日」
ブルーボンボンはタワーの声に反応しハモンドに挨拶をした。ハモンドも笑顔でブルーボンボンに返事をした。
タワーはここにブルーボンボンを迎え来た。彼は石人形に詳しいため、ブルーボンボンの調整役に志願して家に住まわせている。彼のもっぱらの悩みは近所のおばちゃんに、結婚したと間違われブルーボンボンが妻だと思われていることだった。なお、近所のおばちゃんは情報課のタワーよりも近所の事情には詳しい。
クレアとグレンは階段を上がり、最上階にあるギルドマスターの部屋の前へとやってきた。
「冒険者支援課のクレアとグレンです。はいりますね」
ノックをして声をかけてクレアは部屋の扉を開けた。部屋は広く奥に置かれた黒塗りの机が置かれ、キーセンは座って二人を迎える。
「やぁ。ごめんね。もう帰る時間なのに。こっちへ来てくれないか」
右手を上げて挨拶したキーセンは部屋の奥へと二人を招き入れる。二人からはっきりと見えないが、そのまま机の引き出しを開ける動作がしてる。
「はい。これ。二人分だよ」
クレア達が机の前に来るとキーセンは、クレアに机のなかから取り出した丸められた紙を差し出した。
キーセンから紙を受け取ったクレア、丸められた紙は重なってニ枚で同じもののようだ。クレアは二枚紙を持って一枚をグレンに渡してすぐに自分が持った紙に目を通す。
「これは?」
クレアから紙を受け取ったグレンが声をあげた。キーセンは笑って静かに答える。
「ノウレッジ大陸運河鉄道フリーパスだよ。教会の幹部が都市間の移動に使うものだね」
キーセンが二人に渡した、ノウリッジ大陸運河鉄道フリーパスとは文字通り、ノウリッジ大陸にある運河を行き交う船と鉄道を自由に乗り降りできるパスだ。
ノウリッジの物流と交通の主役は馬車や徒歩ではなく、川を利用して作られた運河を行き交う船だ。
ちなみに鉄道網は水路のない場所をカバーする予定だが、まだ建設の途中で予定の半分もできてないため現在の交通と物流の主力は船である。
「なんでこんなものを俺と義姉ちゃんに?」
キーセンはグレンの問に、少し間を開けて笑顔で二人の顔を見てから口を開いた。
「明日から二人はロボイセの冒険者ギルドに手伝いに行ってくれ。人手が足りないみたいでね」
「えっ!? ロボイセに?」
驚くグレン、クレアも驚いたようで動揺したようすでキーセンに答える。
「でっでも、私達はテオドールで仕事が……」
「ここ数日のブルーボンボンの働きを見せてもらってね。テオドールの冒険者支援はハモンド君と彼女が居れば十分だと判断したんだ。君達にはこれからテオドール以外の冒険者達の支援をお願いしたい」
黙ってクレアとグレンの二人はキーセンの話しを聞いていた。彼は話を続ける。
「前々から大陸にある各町の冒険者ギルドから君たちを貸してくれないかという要請があってね。それに……」
「そうですか…… キティルさんの……」
クレアの口からキティルの名前がでた、キーセンは彼女に視線を向け真面目な顔で静かにうなずく。
「あぁ。教会の上層部はもちろんキティル達のことを知ってる。彼女達の目的もね。そしてその二人に協力するためにノウレッジに勇者オリビアが来たことも…… 白金郷の存在はノウリッジを統治する我がアーリア教会にとっても重要ってわけだ」
「二人を監視して報告しろってことですね?」
「そうだけど。そんなに深刻に考えなくて良い。キラーブルーの時のように町に危険がないようにしてもらいたいんだ」
キーセンは優しく笑ってクレアの問いかけに答えた。クレアは視線を下に向け、キーセンの顔を見て真剣な表情でうなずいた。
「わかりました。グレン君…… 行きましょう」
「えっ!? あぁ。行こうか」
クレアはキーセンに頭を下げグレンに声をかけると、すぐに振り返り部屋から出ていく。グレンは慌てて彼女の後をおいかけるのであった。
とある日の夕方、終業時刻が近づき席に座っていたグレンにクレアが明日の予定の確認のため声をかける。
「グレン君。明日のテオドール地下水路の支給品補充の準備をお願いします」
「わかったよ」
立ち上がったグレンは、奥にある支給品が保管されている宝箱へ向かおうとした。二人のやり取りを聞いていた、ハモンドが慌てた様子で立ち上がり部屋の奥に向かおうとするグレンに向かって口を開く。
「あっ! それならもう終わってますよ」
「えっ!?」
振り向いて驚いた顔をするグレンに、得意げな顔でハモンドは横で椅子に座ってるブルーボンボンに顔を向けた。
「ブルーボンボンさんと僕で終わらせました」
「ハイ。テオドール地下水路ノ支給品補充ハ私トハモンドサンデ終ワラセマシタ」
得意げなハモンドの横でブルーボンボンは真顔で淡々と答える。
「ありがとうございます。じゃあ。グレン君は代わりに…… このダコマー付近に出来たオーク集落駆除の支援要請を……」
「それも! 僕たちがやりました」
手を上げてまた得意げな表情で答えるハモンド、グレンは少し心配そうにハモンドを見つめた。
「支援要請もって二人で大丈夫だったのか?」
「えぇ。大丈夫ですよ。ブルーボンボンさんは攻撃や補助だけじゃなく、盾役や回復役までできるんです。僕は指示を出すだけですから」
胸を張って得意げにハモンド、ブルーボンボンは黙って真顔でジッと前を見つめていた。明日予定されていた仕事のほとんどをハモンド達に片付けられてしまい、準備の必要がなくなって席に戻ったグレンにクレアが小声で話しかけてきた。
「なんか。このままだと私達の仕事がなくなってしまいますね」
「ははっ…… そうだな。ここをクビになったら何をしようかな……」
両手で頭の後ろを押さえて椅子の背もたれによりかかって天井を見つめるグレン。クレアが彼の顔を上から覗き込むようにして笑う。
「二人で土地を切り開いて畑をやりましょう。コハイオではお芋栽培の担い手を募集中らしいですからそこで修行して……」
「やだよ。畑なんて……」
姿勢をなおしたグレンは顔をしかめて首を横にふった。グレンの様子を見たクレアは笑って彼の頭を優しく撫でる。
「あぁ。グレン君は虫さんが嫌いですからねぇ。なんで冒険者になろうとしたか不思議です。しかも実家が薬師さん虫も取り扱うのに……」
「うっうるさいな! 違う! 虫が嫌いなんじゃなくて実家の薬草栽培しかしたことないから自信がないだけだ!」
眉間にシワを寄せて不服そうにグレンは、自分の頭に置かれたクレアの手を振り払った。
「ふーん…… じゃあ何であの時は大騒ぎしたんですかねぇ」
腕を組んで目を細めて疑った顔でクレアはグレンを見つめニヤニヤと笑いだした。
「やめろ!!! いつまでも昔の話してんじゃねえよ! 忘れろ」
「ふふふ。嫌ですよー。弟との大事な思いですから」
「チッ! 勝手にしろ!!」
頬を赤くするグレンにほほ笑むクレアだった。
クレアの言う通りでグレンは虫が苦手で素手で触ろうとはしない。彼女と森のソムリエの扱いを訓練していた際に、グレンが操った木に虫がおり彼の顔に飛んで来た。虫を振り払おうとグレンは獣化を発動させて大暴れしたのだ。ちなみにその時にグレンは獣化全解放を習得した。
「すみません…… いいですか?」
声がして振り返ると、おどおどした様子で冒険者支援課の扉の横から、情報課のタワーがおそるおそる顔をだしていた。
グレンは彼の姿を見て何かに気づいたような顔をした。
「あれ? もうそんな時間か? ブルーボンボン、ハモンド君。お疲れ様。業務終了だ」
「はーい」
「ワカリマシタ」
返事をしたブルーボンボンが立ち上がりハモンドは帰る支度を始めた。タワーは部屋の中に入りブルーボンボンの元へ向かう。途中何かを思い出しのようにクレアに声をかけた。
「あっ! そっそれとクレアさんとグレンさんのことをキーセンさんが呼んでましたよ……」
「わかりました。すぐに行きますね」
返事をしてクレアは立ち上がり、グレンに向かって右手を差し出した。
「グレン君。いきましょう」
「なんで俺まで……」
面倒くさそうに返事をするグレンだった。ギルドマスターに呼び出されたということは、当然面倒なことを任せるに決まってると彼は考えていた。もちろんその考えは当たっているのだが……
クレアはグレンの態度にぷくっとほほを膨らませ手首をつかんだ。
「いいから! 行きますよ!」
「わっ!?」
強引にグレンの手を引いてクレアは部屋の入口へ向かう。入り口の前で振り返ったクレアは笑顔をハモンドとブルーボンボンに向けた。
「ハモンド君、ブルーボンボンさん。お疲れ様でした。先に帰ってていいですから」
クレアの言葉に笑顔でハモンドで手をあげて、ブルーボンボンは真顔で手をあげ答えた。タワーは二人を見送ると、ブルーボンボンに声をかける。
「じゃあ。ブルーボンボンさん。帰りましょうか」
「ハイ。マスター…… ハモンドサン。オ疲レ様デシタ」
「お疲れ様でした。また明日」
ブルーボンボンはタワーの声に反応しハモンドに挨拶をした。ハモンドも笑顔でブルーボンボンに返事をした。
タワーはここにブルーボンボンを迎え来た。彼は石人形に詳しいため、ブルーボンボンの調整役に志願して家に住まわせている。彼のもっぱらの悩みは近所のおばちゃんに、結婚したと間違われブルーボンボンが妻だと思われていることだった。なお、近所のおばちゃんは情報課のタワーよりも近所の事情には詳しい。
クレアとグレンは階段を上がり、最上階にあるギルドマスターの部屋の前へとやってきた。
「冒険者支援課のクレアとグレンです。はいりますね」
ノックをして声をかけてクレアは部屋の扉を開けた。部屋は広く奥に置かれた黒塗りの机が置かれ、キーセンは座って二人を迎える。
「やぁ。ごめんね。もう帰る時間なのに。こっちへ来てくれないか」
右手を上げて挨拶したキーセンは部屋の奥へと二人を招き入れる。二人からはっきりと見えないが、そのまま机の引き出しを開ける動作がしてる。
「はい。これ。二人分だよ」
クレア達が机の前に来るとキーセンは、クレアに机のなかから取り出した丸められた紙を差し出した。
キーセンから紙を受け取ったクレア、丸められた紙は重なってニ枚で同じもののようだ。クレアは二枚紙を持って一枚をグレンに渡してすぐに自分が持った紙に目を通す。
「これは?」
クレアから紙を受け取ったグレンが声をあげた。キーセンは笑って静かに答える。
「ノウレッジ大陸運河鉄道フリーパスだよ。教会の幹部が都市間の移動に使うものだね」
キーセンが二人に渡した、ノウリッジ大陸運河鉄道フリーパスとは文字通り、ノウリッジ大陸にある運河を行き交う船と鉄道を自由に乗り降りできるパスだ。
ノウリッジの物流と交通の主役は馬車や徒歩ではなく、川を利用して作られた運河を行き交う船だ。
ちなみに鉄道網は水路のない場所をカバーする予定だが、まだ建設の途中で予定の半分もできてないため現在の交通と物流の主力は船である。
「なんでこんなものを俺と義姉ちゃんに?」
キーセンはグレンの問に、少し間を開けて笑顔で二人の顔を見てから口を開いた。
「明日から二人はロボイセの冒険者ギルドに手伝いに行ってくれ。人手が足りないみたいでね」
「えっ!? ロボイセに?」
驚くグレン、クレアも驚いたようで動揺したようすでキーセンに答える。
「でっでも、私達はテオドールで仕事が……」
「ここ数日のブルーボンボンの働きを見せてもらってね。テオドールの冒険者支援はハモンド君と彼女が居れば十分だと判断したんだ。君達にはこれからテオドール以外の冒険者達の支援をお願いしたい」
黙ってクレアとグレンの二人はキーセンの話しを聞いていた。彼は話を続ける。
「前々から大陸にある各町の冒険者ギルドから君たちを貸してくれないかという要請があってね。それに……」
「そうですか…… キティルさんの……」
クレアの口からキティルの名前がでた、キーセンは彼女に視線を向け真面目な顔で静かにうなずく。
「あぁ。教会の上層部はもちろんキティル達のことを知ってる。彼女達の目的もね。そしてその二人に協力するためにノウレッジに勇者オリビアが来たことも…… 白金郷の存在はノウリッジを統治する我がアーリア教会にとっても重要ってわけだ」
「二人を監視して報告しろってことですね?」
「そうだけど。そんなに深刻に考えなくて良い。キラーブルーの時のように町に危険がないようにしてもらいたいんだ」
キーセンは優しく笑ってクレアの問いかけに答えた。クレアは視線を下に向け、キーセンの顔を見て真剣な表情でうなずいた。
「わかりました。グレン君…… 行きましょう」
「えっ!? あぁ。行こうか」
クレアはキーセンに頭を下げグレンに声をかけると、すぐに振り返り部屋から出ていく。グレンは慌てて彼女の後をおいかけるのであった。
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