King of the slave

鴻上縞

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十九章 慙愧

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 地獄の業火に焼かれ、もがき苦しむ己の姿。助けて──狂ったようにのたうち回りながら、叫び続ける。吹き荒ぶ熱風の中を、一人の男が近付いて来る。思わず手を伸ばし救いを求めてはみたが、驚く事にその人物は、今正に助けを求めている己自身であった。気付けば、何時の間にかその瞳は、業火に焼かれるアルベルトを冷ややかに見下ろしていた──。

 ふと意識が急浮上し、エルバントは弾かれるように飛び起き、見慣れた悪夢の膿を搾り出すかのよう荒い呼吸を繰り返す。背筋はじっとりと濡れており、頬を伝った汗の珠が、ゆっくりと顎先を撫でて落ちる。それを拭う事もせずひたすらに呼吸を繰り返しながら、エルバントは汗と共に溢れ出す涙の熱を感じていた。これ程に痛む涙を、一体どれ程兄に呑ませてしまったのだろう。それを思うと、思わず叫んでしまいたくなる衝動に駆られた。
 アルベルトが一度帰還したこの国を発ってから、エルバントは夜毎悪夢に魘されていた。本当は何よりも兄アルベルトが大好きであったエルバント。似ていると言われる事は彼の誇りだった。兄の笑顔はいつだって周囲を幸せにしてくれるようなそんな笑顔で、自身もそんな風に笑っているのかと思うと、何物にも変えがたい幸福を味わう事が出来ていた。
 だが、シンを愛した──それが二人の間に何時しか大きな亀裂を生じさせていたのだ。
 四年前のあの日、それまでは嫌な顔一つせず何でもエルバントに譲ってくれていたアルベルトが見せた嫉妬の焔。それにエルバントは危機を感じたのだ。二人が想い合っている事など、とうの昔に知っていた。だがエルバントがシンを欲しがれば、アルベルトは必ず身を引くものと信じていたエルバントにとって、その態度は驚異でしかなかった。
 いつしかそれが重い憎しみに変わっていた事など、幼いエルバントは気付く筈もなく。無情に兄の帰還を拒絶し、そして抜き身の刃でその心を斬り刻んだ。その事に気付いた時は、アルベルトが再びこの地を去ってからであった。以来、エルバントは深い罪の意識ばかりを肥え太らせ、神経を擦り減らせているのだ。
 気が触れたように城中の鏡を割って回り、兄の面影を残す自身の姿を見る事さえ拒絶したエルバント。最早その心は、どれ程シンに愛されたとて癒える事はない傷を抱えていた。

 悪夢の残り香が消え失せた深夜の寝室で、エルバントはふと隣に視線を流した。窓から差し込む薄い月明かりが、疲れて眠り込む横顔を照らしている。夜を照らす月のように、儚くも美しい男。この男もまたエルバントが愛し、そして壊してしまった一人である。
「シン──」
「どうか、しましたか」
 弱々しい呼び掛けに、シンは酷く眠たそうに瞼を薄く開き、それでもそっと髪に手を伸ばし優しく梳いてくれる。エルバントは惚けたように薄く開いた無防備な唇を塞ぎ、性急に舌を差し込んだ。絡み合う唾液が奏でる淫靡な音色が、夏の夜に虚しく響く。幾度も味わって来た甘い罪の味にエルバントの神経は滾り、素肌に触れたいと指先を胸元へと滑り込ませた所で、シンは唐突に身体を離した。二人を繋ぐ銀糸が、名残惜し気に糸を引く。
「満足ですか。エル様と違って私はもう良い年なのですよ。毎日お相手をしていたら、身体がもたない」
 そう言って笑って誤魔化しながら、エルバントはここ一週間かわされ続けてる。
 シンは頭が良い、だからこそ気付いているのだろう。エルバントがアルベルトへの罪悪感に耐え切れずに毎日悪夢を見るから、疲れて何も考えられなくなるぐらいに激しく抱かれたいと思っている事を。この現実から逃げてはいけない、それはエルバント自身も分かっている。だが、どうしたらいい。もう兄がこの罪を許してくれる事はないだろう。自分は取り返しのつかぬ事をしたのだから。あの優しくて幸せな日には、二度と戻る事は出来ない。エルバントはいつもその思いに苦しんでいた。
「後悔していますか?」
 突然の言葉にシンの顔を伺うと、厳しく優しい瞳が見詰めていた。
「貴方には言わずにおりましたが……アル様がこの国を出た理由は、愛する人の為なのです」
「愛する、人?」
 それはシンじゃないのだろうか。そう疑問に思いながら、エルバントは不安気に問うた。
「その人は、兄様の事を幸せにしてくれるの?」
「必ず。私達はここでそれを祈るより他、アル様に出来る罪滅ぼしはない」
 罪滅ぼし──そう言ったシンもまた、アルベルトに対し暗い後ろめたさを感じているのだろう。胸に込み上げる切なさに、エルバントはそのまま瞼を閉じた。

 エルバント自身も本当はわかっている。この国を変えてしまった者は、兄ではなく己自身だ。国の入口に張った罠、レッドを処刑した事、全て守る為にと思っていた。だがあの時、エルバントは少し狂っていたのかもしれないと最近になって思うようになった。今更気付いた所で何もかもが遅く、要望書も届く事さえなくなって、もう誰一人、こんな王について来てくれる人はいない。それでも良いから兄の愛したこの国を守りたい。エルバントにとっての罪滅ぼしは、それしか思い付かなかった。
 そして、曲がりなりにも王であり、偉大なる父と兄の背を見て育ってきたエルバントは、薄々勘付いていたのだ。民の不安や苛立ちが、何時か爆発する日が来る事を。

 初夏の陽射しの下で今日も輝く美しく優しい国。この国の小さな城に向かい列をなして進む国民。遂に、その時が訪れたのだ。
「エ、エル様!何やら国民がこの城に向い集まって来ています!」
「分かっている」
 真っ青な顔をしたマルフを制すと、城中の誰もが不安に満ちた瞳でエルバントを見詰めた。こんな顔を、きっと兄はさせなかったのだろう。
「皆はこの反乱に加わってくれ」
「エル様、何を!」
 慌てふためくマルフに、エルバントは優しく微笑み掛けた。
「これは全て僕の責任だ。兄様のせいなんかじゃない。僕がこの国を壊し、そして、反乱なんてものを招いてしまったのだ。あまりにも立派な王であった兄様の後がこんな出来損ないで、皆には申し訳なく思っていたよ。だから責任を取るものは僕だけで十分だ」
 人々はその悲し気な笑みに、声を掛ける事すらも出来ずに立ち尽くしていた。それでもエルバントが促すと、一人、また一人と城を去って行った。
 しかし城中の全ての人々が去っても尚、マルフとシンだけは何時までもエルバントの側を離れずにいた。
「二人とも早く行くんだ」
 焦るエルバントの言葉にゆっくりと首を横に振ったマルフが、真っ直ぐにその瞳を見据える。
「私は、長い事この国で生きています。貴方のお父君の前の王の時から、この国の王を側で見て来ましたよ。誰も皆立派な王でありました。だが貴方はやはり、一番不向きでしたな」
「……苦労ばかりかけて、ごめんね、マルフ」
 つい俯いたエルバントの頭を、深い皺の刻まれた優しい掌がまるで子供を褒めるかのように撫でる。
「だが最期に、立派な王になられた」
 白ひげを生やした丸い顔は、今迄で一番、穏やかな笑みを浮かべて見えた。
 愚かな王の所為で苦しめた沢山の人々。その怒りを真っ直ぐに受け止める事しか出来ないけれど、それで収まるのならば、こんな命など惜しくはない。エルバントは忠義を尽くしてくれた家臣を前に、強くそう思う。
 だが一方のシンは、この国の人間ではないのだ。エルバントもマルフもそれが気掛かりで堪らなかった。馬を離すと言って一度城を出たものの、シンは直ぐに戻ってしまった。
「シン、おまえはこの国の生まれではないのだから、義理立てする必要はないのだよ」
 マルフと二人口を揃えてそう言ってはみたが、シンは頑なに首を縦には振らなかった。シンは元来頑固な男だ。一度言ったら聞かない事も分かっていたから、二人もそれ以上しつこくは言わなかった。何より、これだけこの国の為に尽くし生きてくれた男を、部外者呼ばわりする事は酷な気がしたから。

 やがて足音が城の中まで聞こえてくると、覚悟を決めた筈がエルバントは身体の震えを止める事が出来なくなった。気力では何とも出来ぬ恐怖。死ぬ事はこんなにも恐ろしいものなのだとは知らなかった。マルフとシンがいなければ、恐怖で気が狂ってしまっていた事だろう。それでも、王として気丈に振る舞わなければならない。
「行こうか」
 最期の時にきつく抱き合って、三人は死への扉をゆっくりと開く。しかし城の外で待っていた景色は、余りにも意外な物であった。
 見慣れたフィリアの民の進行を妨げる、立派な甲冑を身に付けた屈強な兵達。その中心には、一人の女が佇んでいた。美しい栗色の長い髪が風に靡いていて、まるでこの状況には似つかわしくない程である。
「誰……?」
 その問い掛けに振り向いた女は、呆気に取られるエルバントに向けて優しく微笑んで見せた。
「私はテバンのレスティア。君の兄、アルベルトの友人だ」
 思いもよらぬ答えに、エルバントの頭は混乱を来たす。アルベルトの友人、それが何故──。
「フィリアの王よ。この反乱は仕組まれた物なのだ。人の不安や弱さにつけ込む卑劣な輩が意味もなく内乱を煽ったにすぎない。この国の民の真意では無い戦に、命を賭ける必要はないのだよ」
 何を言っているのか、エルバントには分からない。何より民が憤っている事は事実ではある筈だ。理解に苦しみながら呆然とするエルバントの耳元で、シンが声を落として囁いた。
「エル様、テバンは今の時代一の大国です。その女王自ら足を運ぶとは……やはり、あの方は凄い」
 その横顔には希望すら滲んで見える。アルベルトはやはりこんな小国に留まらぬ程に立派な人であった。それに比べてその弟である自身は、あまりにも愚かである。そんな人を苦しめた自分を恥じ、そして、エルバントはこの混乱を招いた責任を取らなくてはいけないと強く感じていた。
「お気遣い感謝致します。だがこの国はもうアルベルトの国ではない。王は僕です。兄が、心を痛める必要はない」
 強く放ったエルバントの言葉にも、女王は優しく微笑んでいる。
「やはり、君はアルに似ているね」
「似てなどいません。それは、兄への冒涜だ」
 自分で言っておきながらも酷く悲しくなる言葉に、エルバントは罪の存在を感じていた。だが、レスティアはそんなエルバントの心さえ見透かしていたかのよう、優しい笑みを絶やす事もなく、凛と張った涼やかな声でエルバントを諭した。
「私はね、アルの悲しむ顔が見たくない。ただそれだけでここにいるのだよ」
 そう続けた女王はやはり、とても優しい瞳をしていた。国を出てアルベルトがして来た事をエルバントは何も知らない。それでも変わらずにいた事を、デバンの女王を見て知った。

 フィリアに起きた小さくも大きな意味を持つ反乱。悲しい争いの果てに、人々は国を離れても尚フィリアを想う先代の王の想いを知らされた。あと一日もすればここに到着するだろうと言って、テバンの女王は民に混じっていたこの国の人間ではない者達を連れ、颯爽と去って行った。フィリアの人々の顔に浮かぶ混乱と深い後悔の念。それをエルバントにはやはりどうする事も出来なかった。

 重苦しい雰囲気の中フィリアに長い一日が訪れた。エルバントは城の中で呆然と兄の到着を待ち、国中の人々も畑仕事すらせずに、唯々家の中で懺悔の言葉を口にしていた。誰もが皆、エルバントを憎んではいないのだ。それでも、津波のように押し寄せた悲しい事件の数々は、誰かのせいにしなくては息も出来ぬ程の絶望であった。
 やがて時は過ぎ、慌ただしく城の扉が開かれ、エルバントを呼ぶ声が小さな城に響く。
「アル様だ!」
 マルフが立ち上がり部屋を走り出る。アルベルトとの対面に臆し動く事の出来ないエルバントの手を、シンは優しく握ってくれた。
「兄上は何があっても貴方を許すことでしょう。二度と同じ過ちを繰り返さぬ事が、私達の出来る兄上へのせめてもの罪滅ぼしではないですか?」
 本当に許してくれるのだろうか。国から二度も追い出し、愛する者を奪った弟の事などを──。
 だが扉を勢い良く開いたアルベルトは、そんなエルバントの心配など嘘のように、力一杯強く、その身を抱きしめた。
「エル、エル!」
 どうして、変わらずにいられるのだろう。
「怖かっただろう、許してくれ、私が国を出たばかりに……」
 この男がは何故、バカがつくほどに優しいのだろう。その変わらないアルベルトを前に、エルバントの瞳からは熱い涙が溢れた。
「兄様、ごめんなさい──」
 優しく、何より強い兄。例え何を差し置いたとしても二度と、この人を傷付けてはいけない。そんな強い信念すらエルバントの胸には芽生えた。
 暫く二人は抱き合ったまま泣き続けて、漸く落ち着くと、アルベルトは傍でその様子を見詰めていた男に少し照れたように微笑みかけた。アルベルトが無意識に目で追っている男。シンと同じ黒い瞳のその男こそ、兄が国を出ても良いと思える程に愛した人なのだとエルバントはその時に気が付いた。
 呼吸を整えたアルベルトは、赤く腫れた優しい瞳でエルバントを見据える。
「エル、先日建国したばかりのラブールと言う国の王であるフェイだ。そして、私の……愛する者だ。今私はラブールで暮らしていてね、それで、フィリアとラブールの統合を考えているのだけれど。どうだろう、また一緒に暮らさないか?」
 それはエルバントにとって見ればあまりにも突拍子もない提案だった。それでも当たり前に、エルバントの答えも、フィリアの民の答えも一つ。誰よりもこの国を愛し、この国の為に重い涙を流して来た男の決断、それに抗う者などいる筈もない。
 これがきっと、誰もが目指す王なのだろう。そしてそのアルベルトではなく、ラブールの王となったフェイ。兄以上にその資格があるのか、エルバントには分からなかった。だがシンもまた酷く驚きながらも見た事がない程に喜んでいて、エルバントも受け入れるしかなかった。

 こうしてフィリアはラブールと統合し、新たな国として歩み始めた。同時にエルバントとシンの四年に及ぶ慚愧の旅路が終わり、そして間も無く、アルベルト自身の長い長い旅路も終わろうとしていた──。
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