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「まぁ。でも、昔の様に…と言われてもそんな仲良しこよしではありませんでしたから私達。ねっリナさん」
エリーさんはそう言いながら私の前まで来ると、私の胸元に濃いピンクの薔薇のブローチを付ける。
「あくまでココットとは案内役と新入生の関係です。元から馴れ合う気はございませんでしたから」
「あっ。でも私はリナさんと違ってカロリーナさんとは仲良くやっていきたいとおもっていますから。ただの案内役と新入生の関係で終わらせるつもりはないです。私にとってカロリーナさんは天使の様な存在ですから」
……てん…し!??
エリーさんは胸元に付けたブローチを軽く手直しすると、私の右手を優しく両手で包み込んでニッコリ笑顔を見せる。
それはもう可愛さ全開キラッキラに。
「あ…ありがとうございます」
私の答えにエリーさんは満足したのか、リナに対して勝ち誇った様な顔を見せると私から一歩離れる。
「ごめんなさい。こんな事している時間はありませんね。早速会場に向かいましょう」
「えぇ…そうですね。」
エリーさんは私の手を取り、出入り口のドアに手を伸ばしてからクルッとリナの方を向く。
「ご存知かと思いますが、入学式は生徒のみの立ち入りとなります。側付のリナさんはこちらで待機をお願いしますね。あっ。図書館近くの温室が新しく改装されてますからお暇なら行ってみたらいいと思いますよ」
エリーさんの言葉にリナがピクっと反応する。
そんなリナの反応を確認するとエリーさんは悪戯を成功した子供の様に嬉しそうに笑みを浮かべて部屋を出た。
「…えっと…エリーさんとリナは…その…仲が悪いのですか?」
入学式の会場に向かう道の途中。2人のことを知っておかなくては今後の私の学園生活に色々と支障が出そうな気がしてきたので、意を決して聞いてみる。
すると、エリーさんはキョトンとした顔をする。
「えっ?私とリナさんの仲?別に悪くないですよ」
「えっ…?」
あれだけ睨み合って仲が悪くない?
「リナさん。真面目で厳しいんですよ。だからちょっと反抗したくなってしまって。もっと人生楽に生きれば良いのにって思うんですよねー」
エリーさんは何かを思い出すかのように顎に人差し指を当ててコテっとしてからフゥ…と軽く息を吐く。
反抗したくなって…って一応、リナは案内役ですよね?
でも、エリーさんが言っている事も分かる。
リナはとにかく真面目なのだ。
だからこそ信頼を置けるわけだけど、少し肩の力を抜けばいいのにと思う場面も多々ある。
「あっ。あそこに見えるところが…「カロリーナっっ」
エリーさんが私に何かを説明しようとした瞬間、背後から聞き慣れた声で名前を呼ばれた。
その声を聞いた瞬間、私の気持ちはズンっと急降下するけど素早く笑みを作って反射的に振り返る。
そして、同時に右手を胸に、左手でスカートを掴みカーテンシーをして敬意を込めた礼をとる。
「マルク様。早速学園内でお会い出来て光栄です。本日から学園での生活よろしくお願いします」
声を聞いただけで咄嗟に行動できる自分自身すごいと思う。
そんな事を考えながら、下げた頭からチラリとマルク様の方に目を向けると、マルク様はかなり機嫌が悪そうで私の気分は最低値まで下がっていく。
「カロリーナ。何故、お前は学園に着いた時点で私に挨拶に来ない?」
「…はい?」
「普通なら婚約者として、今後の学園生活を共にする者としてお前から私に挨拶に来るべきではないのか?」
なんですか?その決まり…
そんな話してましたっけ?
「も…申し訳ありません」
とりあえず…謝っておきましょう。
エリーさんはそう言いながら私の前まで来ると、私の胸元に濃いピンクの薔薇のブローチを付ける。
「あくまでココットとは案内役と新入生の関係です。元から馴れ合う気はございませんでしたから」
「あっ。でも私はリナさんと違ってカロリーナさんとは仲良くやっていきたいとおもっていますから。ただの案内役と新入生の関係で終わらせるつもりはないです。私にとってカロリーナさんは天使の様な存在ですから」
……てん…し!??
エリーさんは胸元に付けたブローチを軽く手直しすると、私の右手を優しく両手で包み込んでニッコリ笑顔を見せる。
それはもう可愛さ全開キラッキラに。
「あ…ありがとうございます」
私の答えにエリーさんは満足したのか、リナに対して勝ち誇った様な顔を見せると私から一歩離れる。
「ごめんなさい。こんな事している時間はありませんね。早速会場に向かいましょう」
「えぇ…そうですね。」
エリーさんは私の手を取り、出入り口のドアに手を伸ばしてからクルッとリナの方を向く。
「ご存知かと思いますが、入学式は生徒のみの立ち入りとなります。側付のリナさんはこちらで待機をお願いしますね。あっ。図書館近くの温室が新しく改装されてますからお暇なら行ってみたらいいと思いますよ」
エリーさんの言葉にリナがピクっと反応する。
そんなリナの反応を確認するとエリーさんは悪戯を成功した子供の様に嬉しそうに笑みを浮かべて部屋を出た。
「…えっと…エリーさんとリナは…その…仲が悪いのですか?」
入学式の会場に向かう道の途中。2人のことを知っておかなくては今後の私の学園生活に色々と支障が出そうな気がしてきたので、意を決して聞いてみる。
すると、エリーさんはキョトンとした顔をする。
「えっ?私とリナさんの仲?別に悪くないですよ」
「えっ…?」
あれだけ睨み合って仲が悪くない?
「リナさん。真面目で厳しいんですよ。だからちょっと反抗したくなってしまって。もっと人生楽に生きれば良いのにって思うんですよねー」
エリーさんは何かを思い出すかのように顎に人差し指を当ててコテっとしてからフゥ…と軽く息を吐く。
反抗したくなって…って一応、リナは案内役ですよね?
でも、エリーさんが言っている事も分かる。
リナはとにかく真面目なのだ。
だからこそ信頼を置けるわけだけど、少し肩の力を抜けばいいのにと思う場面も多々ある。
「あっ。あそこに見えるところが…「カロリーナっっ」
エリーさんが私に何かを説明しようとした瞬間、背後から聞き慣れた声で名前を呼ばれた。
その声を聞いた瞬間、私の気持ちはズンっと急降下するけど素早く笑みを作って反射的に振り返る。
そして、同時に右手を胸に、左手でスカートを掴みカーテンシーをして敬意を込めた礼をとる。
「マルク様。早速学園内でお会い出来て光栄です。本日から学園での生活よろしくお願いします」
声を聞いただけで咄嗟に行動できる自分自身すごいと思う。
そんな事を考えながら、下げた頭からチラリとマルク様の方に目を向けると、マルク様はかなり機嫌が悪そうで私の気分は最低値まで下がっていく。
「カロリーナ。何故、お前は学園に着いた時点で私に挨拶に来ない?」
「…はい?」
「普通なら婚約者として、今後の学園生活を共にする者としてお前から私に挨拶に来るべきではないのか?」
なんですか?その決まり…
そんな話してましたっけ?
「も…申し訳ありません」
とりあえず…謝っておきましょう。
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