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二十話 追加報酬があったぽい
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「ご馳走様でした‼」
(お腹いっぱい‼美味しかったわ‼)
「.....お前らって本当に女子か?」
「失礼な‼」
(失礼ね‼)
私とスピカが攻め寄るもレイド兄さんは微動だにしなかった。そしてレイド兄さんは一気にぐいっと水を飲んでから席を立った。
「さて。これからどうする。依頼を一つぐらいは受けるか?」
「とりあえず今何時?」
(多分3時ぐらいよ。)
「なんで時計見てないのにわかるの...」
(私の体内時計がそう言ってるわ。)
「....そっか。」
レイド兄さんは少し呆れたような顔をしていた。私はレイド兄さん反応に苦笑いをしながら席を立ってレイド兄さんとスピカと一緒に外に出た。外に出て時計台の時計を見るとスピカの体内時計とおんなじ3時を指していた。スピカは鼻を鳴らして自慢げだったけど私とレイド兄さんは呆れた顔をした。だけど外に出てスピカも流石に食べ終わって冷静になったのか、すぐに姿を消した。
「....まだ時間はあるし、依頼を見てみようかな?」
「ああ、わかった。」
私達はギルドに入り、依頼表を見た。けど特に注目するような依頼もなく無難な依頼ばかりだった。だけど私はEランクだからしょうがないんだけどね。
「ところで自分たちはパーティーを組んだけど、どれぐらいまで依頼を受けられるの?」
「俺はAランクだからそうだな....Cランクぐらいか?だけど俺たちのランクが離れすぎてるからな。まずはお前のランクを上げてからだろ。」
レイド兄さんがAランクで自分がまだE….さっき盗賊を倒したからランク、上がらないかな。そのまま依頼を見ていたら後ろでパタパタと足音がした。レイド兄さんがすぐさま後ろを向き、さやから剣を取り出しかけた。
「あっ待ってくださいレイドさん‼カリーナです‼」
さやの半分ぐらいまで剣を抜いていたレイド兄さんをカリーナがなだめた。レイド兄さんはカリーナだとわかるとすぐに剣を収めた。今度『サーチ』とかも覚えたほうがいいのかな?
そしたらカリーナもレイド兄さんも安心すると思うし。
「ディルレットさん‼」
「はい?」
「さっき確認した所ディルレットさんのランクがEからDに上がりますよ‼登録してから2日でランクアップなんて、前代未聞です‼」
「はっ?えっ?」
早く上がり過ぎじゃない?それに自分イディオスを倒しただけだよ?ランクが上がって依頼が高いランクを受けられるのはいいけど....レイド兄さんは無言でただカリーナを見ている。どういう感情なのかわからない。
「あの...嬉しいけどなんで?」
「受付で話してもいいですか?((コソッ」
カリーナが背伸びをして私に耳打ちしてきた。後ろの方をチラチラと見ているから多分目立つのを気にしてるんじゃないかと思う。私はカリーナの問いかけに頷き、カリーナと受付にいった。ちょっと横幅が大きい受付で椅子が2つ並べてあった。カリーナは私と対面の席に座ったからきっとこの椅子はレイド兄さんようだ。レイド兄さんと私は椅子に静かに座りカリーナの話を聞くことになった。
「実はですね。ディルレットさんが倒したイディオスは私が思っていたよりも被害が大きいとわかりました。麻薬などを使用していたことはわかっていたのですが、イディオスがその麻薬などを取り締まっている代表格の人だということがわかったのです。そのことをギルド長に話したところ、更に追加の報酬とランクアップの権限を与える。とのことでお話させていただきました。」
「あ....そう。」
私はもうなんか、「こいつ何やってんだか」状態でイディオスに呆れ、レイド兄さんは腕を組んで興味なさそうに聞いていた。でも追加報酬ってどれぐらいもらえるんだろう。ただでさえ金貨40枚あるっていうのに...ちょっと怖い。
「えっと...詳細はわかりました。それでランクアップはせっかくの機会ですししようと思います。それで....追加の報酬というのはどれぐらいもらえるんでしょうか?」
(お腹いっぱい‼美味しかったわ‼)
「.....お前らって本当に女子か?」
「失礼な‼」
(失礼ね‼)
私とスピカが攻め寄るもレイド兄さんは微動だにしなかった。そしてレイド兄さんは一気にぐいっと水を飲んでから席を立った。
「さて。これからどうする。依頼を一つぐらいは受けるか?」
「とりあえず今何時?」
(多分3時ぐらいよ。)
「なんで時計見てないのにわかるの...」
(私の体内時計がそう言ってるわ。)
「....そっか。」
レイド兄さんは少し呆れたような顔をしていた。私はレイド兄さん反応に苦笑いをしながら席を立ってレイド兄さんとスピカと一緒に外に出た。外に出て時計台の時計を見るとスピカの体内時計とおんなじ3時を指していた。スピカは鼻を鳴らして自慢げだったけど私とレイド兄さんは呆れた顔をした。だけど外に出てスピカも流石に食べ終わって冷静になったのか、すぐに姿を消した。
「....まだ時間はあるし、依頼を見てみようかな?」
「ああ、わかった。」
私達はギルドに入り、依頼表を見た。けど特に注目するような依頼もなく無難な依頼ばかりだった。だけど私はEランクだからしょうがないんだけどね。
「ところで自分たちはパーティーを組んだけど、どれぐらいまで依頼を受けられるの?」
「俺はAランクだからそうだな....Cランクぐらいか?だけど俺たちのランクが離れすぎてるからな。まずはお前のランクを上げてからだろ。」
レイド兄さんがAランクで自分がまだE….さっき盗賊を倒したからランク、上がらないかな。そのまま依頼を見ていたら後ろでパタパタと足音がした。レイド兄さんがすぐさま後ろを向き、さやから剣を取り出しかけた。
「あっ待ってくださいレイドさん‼カリーナです‼」
さやの半分ぐらいまで剣を抜いていたレイド兄さんをカリーナがなだめた。レイド兄さんはカリーナだとわかるとすぐに剣を収めた。今度『サーチ』とかも覚えたほうがいいのかな?
そしたらカリーナもレイド兄さんも安心すると思うし。
「ディルレットさん‼」
「はい?」
「さっき確認した所ディルレットさんのランクがEからDに上がりますよ‼登録してから2日でランクアップなんて、前代未聞です‼」
「はっ?えっ?」
早く上がり過ぎじゃない?それに自分イディオスを倒しただけだよ?ランクが上がって依頼が高いランクを受けられるのはいいけど....レイド兄さんは無言でただカリーナを見ている。どういう感情なのかわからない。
「あの...嬉しいけどなんで?」
「受付で話してもいいですか?((コソッ」
カリーナが背伸びをして私に耳打ちしてきた。後ろの方をチラチラと見ているから多分目立つのを気にしてるんじゃないかと思う。私はカリーナの問いかけに頷き、カリーナと受付にいった。ちょっと横幅が大きい受付で椅子が2つ並べてあった。カリーナは私と対面の席に座ったからきっとこの椅子はレイド兄さんようだ。レイド兄さんと私は椅子に静かに座りカリーナの話を聞くことになった。
「実はですね。ディルレットさんが倒したイディオスは私が思っていたよりも被害が大きいとわかりました。麻薬などを使用していたことはわかっていたのですが、イディオスがその麻薬などを取り締まっている代表格の人だということがわかったのです。そのことをギルド長に話したところ、更に追加の報酬とランクアップの権限を与える。とのことでお話させていただきました。」
「あ....そう。」
私はもうなんか、「こいつ何やってんだか」状態でイディオスに呆れ、レイド兄さんは腕を組んで興味なさそうに聞いていた。でも追加報酬ってどれぐらいもらえるんだろう。ただでさえ金貨40枚あるっていうのに...ちょっと怖い。
「えっと...詳細はわかりました。それでランクアップはせっかくの機会ですししようと思います。それで....追加の報酬というのはどれぐらいもらえるんでしょうか?」
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