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プロローグ1
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雷が遠くで鳴り、今にも雨が降り出しそうな中2人組の男がある豪邸に人々が寝静まった頃を見計らって忍び込んだ
「おいっ、はやくしろ!この家の住人に見つかっちまうだろ!?」
「そんな急かすなよ!こっちだって急ピッチでやってんだっ!!――っと開いたぜ」
小声で言い合いをしていた男達が忍び込んでまで開けたのは壁にかかっている大きく引き伸ばされた家族写真の後ろに隠されていた金庫の鍵だった
「やりゃできんじゃねえか」
「あたりめぇだ。俺を誰だと思ってる」
胸を張って自慢する相方を小突いて中の物を取らせる
「それよりはやく引きあげるぞ」
「あぁ、そうだな」
「「―――――――っ!!」」
2人でこの場から逃げようとした時この部屋の扉付近で音がした
急いで音のしたところに向かうと女が1人走って逃げて行くのが見えた
男達は顔を見られた可能性を考えてすぐに女の後を追いかける
「こっ、こっちに来ないでっ・・・・・!!」
しかし、辿り着いた先には震えた手で包丁を持つ女の姿が目に映った
面倒なことになる前に近づこうとしたが女が包丁を振り回して中々接近できない
その必死な抵抗により、女の近くにあった花瓶が床に落ちて砕け散る
すると今度は階下の音を聞きつけた家主が下りてきた
「おいどうした・・・っておい!お前達ここで何をっ―――――!?」
「あなたっ!」
どうやらこの女はここの家主の妻らしいことが分かった
そして、家主は目の前に広がる現状に目を見開いている
その一瞬の隙を狙って男の片割れが女に襲いかかった
それは数瞬の出来事だった
グサッ―――と鈍い音がした
男女が揉み合った結果女が床に倒れ伏し刺された腹から徐々に血が滲み出し、そこからとめどなく血の紅がドクドクと床に広がって行く
その光景を見た家主はみるみる内に激昂し、包丁を持ちながら呆然としていた男に向かって猛スピードで突っ込む
男は放心していたため反応が遅れ、押し倒された時に包丁を地面に取り落としてしまった
それを瞬く間に家主が拾い、男に向かって振り上げる
だが、今度は違う男が相棒の危機を助けるためにポケットから出した護身用のナイフで乱闘中の家主の頭を掴み首を一気に斬りつける
その隙に押し倒されていた男は家主の下から這い出た
それでも家主は最後の抵抗というように持っていた包丁で腰を抜かしながら逃げていた男に斬りかかったが致命傷と言うほどの傷は付けられずそのまま倒れ、息絶える
しかし斬られた方も必ずしも軽傷という訳ではなかった
太ももから流れ出す血を押さえて仲間の肩を借りながら2人でとりあえずここから脱出しようというので、扉に向かうと少し大きい熊のぬいぐるみを持った8歳ぐらいの女の子がいた
女の子は眠たそうに目を片手で擦った後、その瞳でこちらをジッと見つめている
しばらくの間男2人と女の子は血の匂いで酔いそうな部屋の中無言でお互いを見つめ合う―――――
______________________________________
ここまで読んで下さりありがとうございます!!
コメディぽいのはもう少し後になりますのでご了承ください
始めからR15でしたがどうぞ最後まで私の妄想にお付き合いください
次回は明日です
「おいっ、はやくしろ!この家の住人に見つかっちまうだろ!?」
「そんな急かすなよ!こっちだって急ピッチでやってんだっ!!――っと開いたぜ」
小声で言い合いをしていた男達が忍び込んでまで開けたのは壁にかかっている大きく引き伸ばされた家族写真の後ろに隠されていた金庫の鍵だった
「やりゃできんじゃねえか」
「あたりめぇだ。俺を誰だと思ってる」
胸を張って自慢する相方を小突いて中の物を取らせる
「それよりはやく引きあげるぞ」
「あぁ、そうだな」
「「―――――――っ!!」」
2人でこの場から逃げようとした時この部屋の扉付近で音がした
急いで音のしたところに向かうと女が1人走って逃げて行くのが見えた
男達は顔を見られた可能性を考えてすぐに女の後を追いかける
「こっ、こっちに来ないでっ・・・・・!!」
しかし、辿り着いた先には震えた手で包丁を持つ女の姿が目に映った
面倒なことになる前に近づこうとしたが女が包丁を振り回して中々接近できない
その必死な抵抗により、女の近くにあった花瓶が床に落ちて砕け散る
すると今度は階下の音を聞きつけた家主が下りてきた
「おいどうした・・・っておい!お前達ここで何をっ―――――!?」
「あなたっ!」
どうやらこの女はここの家主の妻らしいことが分かった
そして、家主は目の前に広がる現状に目を見開いている
その一瞬の隙を狙って男の片割れが女に襲いかかった
それは数瞬の出来事だった
グサッ―――と鈍い音がした
男女が揉み合った結果女が床に倒れ伏し刺された腹から徐々に血が滲み出し、そこからとめどなく血の紅がドクドクと床に広がって行く
その光景を見た家主はみるみる内に激昂し、包丁を持ちながら呆然としていた男に向かって猛スピードで突っ込む
男は放心していたため反応が遅れ、押し倒された時に包丁を地面に取り落としてしまった
それを瞬く間に家主が拾い、男に向かって振り上げる
だが、今度は違う男が相棒の危機を助けるためにポケットから出した護身用のナイフで乱闘中の家主の頭を掴み首を一気に斬りつける
その隙に押し倒されていた男は家主の下から這い出た
それでも家主は最後の抵抗というように持っていた包丁で腰を抜かしながら逃げていた男に斬りかかったが致命傷と言うほどの傷は付けられずそのまま倒れ、息絶える
しかし斬られた方も必ずしも軽傷という訳ではなかった
太ももから流れ出す血を押さえて仲間の肩を借りながら2人でとりあえずここから脱出しようというので、扉に向かうと少し大きい熊のぬいぐるみを持った8歳ぐらいの女の子がいた
女の子は眠たそうに目を片手で擦った後、その瞳でこちらをジッと見つめている
しばらくの間男2人と女の子は血の匂いで酔いそうな部屋の中無言でお互いを見つめ合う―――――
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ここまで読んで下さりありがとうございます!!
コメディぽいのはもう少し後になりますのでご了承ください
始めからR15でしたがどうぞ最後まで私の妄想にお付き合いください
次回は明日です
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