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俺の彼女になってよ
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「つーかーまーえーたー」
「タクミクン・・・・・・」
私は恐怖と闘いながらギチギチと錆び付いたロボットのようになった首を後ろに回した
案の定、そこにあるのは眩しいほどに整った彼のご尊顔であらせられた
それを確認後、また同じように顔を元の位置に戻して自分の膝上にあるお弁当を見つめながら耳に痛いほどの沈黙を避けるように後ろの美形に話しかけた
「あ、あれぇ?た、拓海君奇遇ねそ、外でお弁当たたた食べてたのかなぁ~?」
何気なさを装おうとして実行したが結果はどもり過ぎてあえなく失敗に終わった
次の作戦は彼が口を開いた瞬間にこちらがマシンガントークで黙らせると言うものだ
「さ・・・」
「きょ、今日はお日柄もよく~えー、ついでに気温もぽかぽかでつい外でお弁当を食べるのもいいかなぁ~と思った次第でしてぇ~それからー・・・」
何か他に話題は無いかと言いよどんでいると後ろから静かに私の名前を呼ぶ低い声が響く
そして、その吐息が私の耳にあたり、思わず変な声が出そうになるのをこらえた私の胸は二重の意味でドキドキした
「桜」
「っ!ハイッ!」
元気に返事をすると彼が私から離れ、前に回り込んで上から私へと視線を浴びせてきた
その視線から逃れようと顔を逸らしたが、すぐに彼の手が私の頬に触れそれだけではなく、彼は前屈みになり顔を近付けてきて無理やり視線を合わせてきた
その顔には眉間に皺を寄せて明らかに怒っている表情があった
こんな時だったが美しい顔は怒ってもキレイだなと思ってしまった
そして、私は好きな人に見つめられ触れらているという嬉しさと恥ずかしさそれから彼を怒らせてしまった恐怖を感じながら、とにかく謝らなければと思い意を決して口を開いた
「ごめんなさい・・・」
ただ一言呟くと彼は余計に眉間に皺を寄せた
「・・・それは何に対して?」
「・・・昨日の事?」
私が少し考えてからそう答えると彼の表情は一切和らぐ事はなくむしろ益々彼から発されるオーラが険悪なものになった
「っ!?じゃあ写真の事?」
「写真?それってなんのこと?」
私は、さっき彼のファンクラブの会長から聞いた事を指していると思い、そう答え直した
そうすると、彼の顔から怒気が薄れて一瞬にしてきょとんとした顔になった
それを見た私は彼がまだこのことを知らないのだと気付いた時、しまったと思った
「あっ、やっぱりなんでもないですっ!」
あまりのテンパりようについ敬語になってしまったが彼は私の発言を聞き、更に顔の距離を詰めて来たので顔に彼の息がかかるという状態になってしまった
その近さに私は頬を赤らめながら息を止める
しかも彼はいきなり、誰もが見とれるような笑顔を浮かべたため私は余計に窒息死しそうになった
『ヤバイヤバイってこの距離は!しかも何?何で笑ってるの!?眩しいわよ!眩し過ぎて目がぁ目がぁ!!』
心の中では大いに言葉の嵐が吹き荒れ、後半に至っては中二病のような様相を呈していた
「っ!!」
「ねぇ桜、さっきの写真って何?」
思わず目を逸らそうとしたが、目前に迫っていた彼からは当然逃げられず白状させられた
詳細を聞いた彼は私の顔から手を離し、正常な位置に顔を戻した
しかし、彼のその表情は一言で言うなら無でありそこからは何も読み取れなかった
私はそのまま黙って彼の反応を待った
そして、やっと動き出した彼は1つ頷いたと思ったら次にとんでもないことを言った
しかも、極上の笑み付きで―――――
「俺の彼女になってよ」
私は最初何を言われたのか解らなかったが意味を理解した瞬間自分でも驚くぐらいの絶叫をあげていた
「へ?・・・・・はあぁぁぁぁぁぁ!?」
_____________________________________
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
そして―――――
スライディング土下座ー!!
更新が遅れてすみませんでした!(;>_<;)
ここで言い訳をさせてもらうと・・・・
読者様に楽しんで頂けるような内容にと思って悩み続け、あーでもないこうでもないと思案していまい、気づけばあっという間に約2ヶ月も更新していないということが発覚しました(|| ゜Д゜)
大変びっくりしました
時が経つのはここまで早いのか!!と痛感いたしました
「タクミクン・・・・・・」
私は恐怖と闘いながらギチギチと錆び付いたロボットのようになった首を後ろに回した
案の定、そこにあるのは眩しいほどに整った彼のご尊顔であらせられた
それを確認後、また同じように顔を元の位置に戻して自分の膝上にあるお弁当を見つめながら耳に痛いほどの沈黙を避けるように後ろの美形に話しかけた
「あ、あれぇ?た、拓海君奇遇ねそ、外でお弁当たたた食べてたのかなぁ~?」
何気なさを装おうとして実行したが結果はどもり過ぎてあえなく失敗に終わった
次の作戦は彼が口を開いた瞬間にこちらがマシンガントークで黙らせると言うものだ
「さ・・・」
「きょ、今日はお日柄もよく~えー、ついでに気温もぽかぽかでつい外でお弁当を食べるのもいいかなぁ~と思った次第でしてぇ~それからー・・・」
何か他に話題は無いかと言いよどんでいると後ろから静かに私の名前を呼ぶ低い声が響く
そして、その吐息が私の耳にあたり、思わず変な声が出そうになるのをこらえた私の胸は二重の意味でドキドキした
「桜」
「っ!ハイッ!」
元気に返事をすると彼が私から離れ、前に回り込んで上から私へと視線を浴びせてきた
その視線から逃れようと顔を逸らしたが、すぐに彼の手が私の頬に触れそれだけではなく、彼は前屈みになり顔を近付けてきて無理やり視線を合わせてきた
その顔には眉間に皺を寄せて明らかに怒っている表情があった
こんな時だったが美しい顔は怒ってもキレイだなと思ってしまった
そして、私は好きな人に見つめられ触れらているという嬉しさと恥ずかしさそれから彼を怒らせてしまった恐怖を感じながら、とにかく謝らなければと思い意を決して口を開いた
「ごめんなさい・・・」
ただ一言呟くと彼は余計に眉間に皺を寄せた
「・・・それは何に対して?」
「・・・昨日の事?」
私が少し考えてからそう答えると彼の表情は一切和らぐ事はなくむしろ益々彼から発されるオーラが険悪なものになった
「っ!?じゃあ写真の事?」
「写真?それってなんのこと?」
私は、さっき彼のファンクラブの会長から聞いた事を指していると思い、そう答え直した
そうすると、彼の顔から怒気が薄れて一瞬にしてきょとんとした顔になった
それを見た私は彼がまだこのことを知らないのだと気付いた時、しまったと思った
「あっ、やっぱりなんでもないですっ!」
あまりのテンパりようについ敬語になってしまったが彼は私の発言を聞き、更に顔の距離を詰めて来たので顔に彼の息がかかるという状態になってしまった
その近さに私は頬を赤らめながら息を止める
しかも彼はいきなり、誰もが見とれるような笑顔を浮かべたため私は余計に窒息死しそうになった
『ヤバイヤバイってこの距離は!しかも何?何で笑ってるの!?眩しいわよ!眩し過ぎて目がぁ目がぁ!!』
心の中では大いに言葉の嵐が吹き荒れ、後半に至っては中二病のような様相を呈していた
「っ!!」
「ねぇ桜、さっきの写真って何?」
思わず目を逸らそうとしたが、目前に迫っていた彼からは当然逃げられず白状させられた
詳細を聞いた彼は私の顔から手を離し、正常な位置に顔を戻した
しかし、彼のその表情は一言で言うなら無でありそこからは何も読み取れなかった
私はそのまま黙って彼の反応を待った
そして、やっと動き出した彼は1つ頷いたと思ったら次にとんでもないことを言った
しかも、極上の笑み付きで―――――
「俺の彼女になってよ」
私は最初何を言われたのか解らなかったが意味を理解した瞬間自分でも驚くぐらいの絶叫をあげていた
「へ?・・・・・はあぁぁぁぁぁぁ!?」
_____________________________________
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
そして―――――
スライディング土下座ー!!
更新が遅れてすみませんでした!(;>_<;)
ここで言い訳をさせてもらうと・・・・
読者様に楽しんで頂けるような内容にと思って悩み続け、あーでもないこうでもないと思案していまい、気づけばあっという間に約2ヶ月も更新していないということが発覚しました(|| ゜Д゜)
大変びっくりしました
時が経つのはここまで早いのか!!と痛感いたしました
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