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第1章 愛を込めて花束を
プロローグ「表」
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世の中に溢れた愛は非常に偽りで満ちている。
好きなら、相手の幸せを願うのが一番。
相手が幸せなら、それが最も自分の喜び。
綺麗ごとで片づけられる愛の話は、道端藍瑠という乙女にとってはゴミでしかない。
道の隅に溜まる穢れと大差のない、下らないお話。
聞けば吐き気がしてしまう甘ったるい笑える恋話。
そんな下賤な愛の空言よりも、藍瑠にとっては自身が抱く愛こそが正しい。
そう認識していた。
だからこそ、彼女は目の先で倒れるその人体に笑みを向けた。
持つ刃物から滴る真紅の雫。動かぬ身体から広がる鮮血の水溜り。
大好きな彼を大嫌いな恋のお話に巻き込んだ罰。
その罪を償ってもらうために、藍瑠は少女に審判を下した。
判決は慈悲深い死刑。苦しみを与えずに一瞬の痛みだけ。
やがて藍瑠は安堵した。
これで大好きな彼を本日も守ることが出来た――と。
---------------------------------------
瀬良清人には悩みがあった。
毎週木曜日になると誰かの手作り弁当がひっそりと下駄箱に置かれているのだ。
清人には彼女も幼馴染もいないし、姉も妹もいない。
自身の好物だけを詰めたお手製の弁当を、態々作ってくれる女友達も皆無。
彼にはこれを作ってくれる存在に心当たりがなかった。
当たり前だが、手を付けたことは一度もない。
だが、それでも尚木曜日には弁当は置かれていた。
清人はいよいよ、ストーカーに等しい存在を予感した。
しかし、彼の悩みは意外にもあっさりと解決した。
とある木曜日、清人の下駄箱に弁当箱はなかった。
それは次の木曜日も、その次の木曜日も。とうとう弁当が置かれることはなかった。
こうして清人を悩ませていた問題は勝手に解決した。
果たして、弁当の送り主は謎のまま――。
「……って話なんですけど、怖くないですか?」
「確かに怖い」
清人の言葉に同意したかのように、少女が頷く。
彼女の反応に清人は「ですよね」と呟いた。
「まあ、私的には落ち着いて、そんな話をする君も十分に怖いけど」
苦笑いを浮かべて少女は言う。
すると清人は一度、落ちついた様子で深呼吸をして――。
「落ち着いているわけないでしょ!!!!!!!!!! どこ!!!!! ここはどこ!!!!??????」
叫んだ。
真っ白な空間に、男の叫び声が響き渡った。
「ちょ、うるさっ!? というか、反応遅い!?」
清人の声に、少女は耳を塞いだ。
そんな彼女の反応などお構いなしに清人は叫ぶ。
「そもそも、あんた誰!? え、もしかしてストーカーか何かですか!?」
「違うわっ! 神よ、神!」
「え? 香美? そんな知り合いいたか……?」
「字が違う! か・み! ゴッド!」
薄いお胸を精一杯張って、少女は宣言した。
一方の清人は、理解が及んでいないのか頭にハテナを浮べている。
「えっと、神ってあの神? 全知全能とか、創造神とか?」
「そう! その神様! 名は……まあ、ないから神――あ、やっぱり絶世の美女ってことで絶ちゃんで!」
「お、おう。この神様、キャラ濃い……」
清人の前で、可愛らしいポーズを取る神こと絶ちゃん。
その姿に若干の苛立ちを清人は覚えた。
「そ、それで神様。ここはいったい? というか何ゆえ俺に神様が……」
「絶ちゃん」
「……」
「……」
「神様、ここはいったい――」
「絶ちゃん」
「……」
「……」
「ぜ、絶ちゃん、ここはいったい?」
絶ちゃんはパッと表情を光らせ、嬉々として口を開いた。
「ここは見ての通り、死後の世界です! どお? どお? びっくりした?」
ドヤ顔で語る絶ちゃんに、清人は呆れた口調で答えた。
「いや、まあ……何と言いますか。死んだ直後の記憶ありますし、そこまで驚きはしないです……。あ、死後の世界ってあるんだってくらいですかね」
「落ち着きすぎて草はえる」
「うわあ、神様がネットスラング使うとかちょっと引く……」
神様はもっと神々しい高貴な存在なのでは、と清人は思った。
これではただの喧しい少女と大差ないだろう。
しかし、彼女の見た目はどうだ。
背に生えた純白の翼に、床まで伸びた白銀の髪の毛。
人間離れした黄金比率の美貌。
それは正しく、この世のものではない美しさを持っていた。
正直、容姿だけなら誰しもが見惚れるだろうと清人は感じた。
「いいじゃない別に。そっちの方が話やすいでしょう?」
「まあ、確かに」
コホンと、絶ちゃんは咳払いをして本題へと移った。
「それで、清人のこれからなんだけど。あ、なんかこれって将来を話し合うカップル見たいで笑えるね」
「いや、ほんとそういうのいいから……」
清人の反応に、ブスッと唇を尖らせながらも絶ちゃんは話を続けた。
「えっと、死因は確か事故死だったかな? まだ十七という若すぎる年齢だし、私的にはもう一回人生をやり直してもいいと思うのよね」
「え、生き返れるの?」
「うん」
呆気ない返答に思わず清人は身を乗り出した。
今の今まで、座っていた椅子が勢いよく地面に転げ落ちた。
瞬間――。
「あああ!!!!!!!!!???????」
絶ちゃんが叫んだ。
「うわっ!? な、なんだ?」
突然の雄叫びに清人は驚愕した。
その声は先ほどまでの能天気な物とは違い、激しい焦りが込められていた。
「ちょ、ちょっと! その椅子は邪神の遺体で作った大事な物なのよ!」
「邪神ってなんちゅう物に座らせてんだ!?」
ズカズカと清人へと迫る絶ちゃん。
至近距離の美少女に思わず唾を呑む清人だったが、絶ちゃんの眉間には青筋が浮かんでいた。
すぐさま、清人は察した。これは怒っていると。
そして、この流れはきっと物凄く大変なことになると。
彼の危機察知能力が警報を鳴らしていた。
「弁償して!」
「え?」
「だから、邪神をぶっ殺してこれと同じ――いや、これよりも上質な椅子を持ってきて!」
清人の予感は的中した。
絶ちゃんの無理難題な要求に彼は勢いよく首を横に振った。
「いや、無理無理! 邪神とか絶対に無理! そもそも見たことないし!! 椅子の作り方知らないし!」
「じゃあ、邪神の死骸だけでいいから持ってきて!」
「だから無理だって! そもそも邪神ってなんだ!?」
清人は一歩、一歩と後ろに下がる。
しかし、絶ちゃんは更に前えと詰め寄る。
最早、逃げ場などないのだと清人は悟った。
いや、そもそもこの真っ白な空間に逃げ場があるなんて思えないが。
「……地獄」
「は?」
ボソリと絶ちゃんが呟いた。
清人にとって、その単語は非常に恐ろしいもので――出来ることなら、死後の世界では聞きたくはない言葉だった。
「言うこと聞かないなら地獄に送るよ? 今すぐに」
「やります。やらせてください。今すぐに」
ビシッと綺麗なお辞儀を見せる清人。
要約決心したかと、絶ちゃんは深く何度も頷いた。
これは最早、脅しなのでは? と感じる清人だったがそんなことは口が裂けようが言えない。
「それじゃあ、早速行ってもらいますかね」
「え? 行くってどこに?」
「どこって、邪神がもうすぐ復活しそうな世界」
つまりそれは。
清人の脳内に一つの答えが浮かび上がった。
「異世界?」
「オフコース!」
絶ちゃんの返答に呼応して、清人の足元に突如として魔方陣が発生した。
それが何を意味するのか、ここにきて分からないほど清人は馬鹿ではない。
「いや、もう行くの!? まだ何も説明してもらってないんだけど!? え、どうやって邪神倒せばいいの!? というか、異世界ってなに!? どんな世界!?」
「あははははは! めっちゃ焦ってる!」
清人の焦り具合に爆笑する絶ちゃん。
魔方陣から更に発生する光が清人の身体を包み込む。
「やばい! やばい! もう行く! 異世界に行っちゃう! せめてなにか教えて!!」
「ちゃんと邪神殺して持ってきてね。やらなきゃ意味ないぞ!」
「ちょ、おま――適当過ぎるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
そうして僅か数秒後、清人はあっさりと異世界に転送された。
その異世界がどのような世界なのかも知らされずに。
「ま、私の加護とかいろいろ上げたし大丈夫でしょ。ガンバ! というわけで、次の方どうぞー」
消えた彼にエールを送り、絶ちゃんは次なる死者を呼んだ。
死後、亡き者となった存在のこれからを決めるのが神の役目。
故に、清人以外の死者も彼女の裁量一つで地獄にも天国にも、異世界にも行くのだ。
「ん、これはなんとも可愛らしい死者ね! えっと、名前は……」
ゆっくりと姿を見せたのは、一人の少女。
黒色のツインテールに、髪を縛る赤いリボン。
藍色の制服を着用した少女は、柔らかな口調で名を告げた。
「道端藍瑠です。初めまして、神様」
好きなら、相手の幸せを願うのが一番。
相手が幸せなら、それが最も自分の喜び。
綺麗ごとで片づけられる愛の話は、道端藍瑠という乙女にとってはゴミでしかない。
道の隅に溜まる穢れと大差のない、下らないお話。
聞けば吐き気がしてしまう甘ったるい笑える恋話。
そんな下賤な愛の空言よりも、藍瑠にとっては自身が抱く愛こそが正しい。
そう認識していた。
だからこそ、彼女は目の先で倒れるその人体に笑みを向けた。
持つ刃物から滴る真紅の雫。動かぬ身体から広がる鮮血の水溜り。
大好きな彼を大嫌いな恋のお話に巻き込んだ罰。
その罪を償ってもらうために、藍瑠は少女に審判を下した。
判決は慈悲深い死刑。苦しみを与えずに一瞬の痛みだけ。
やがて藍瑠は安堵した。
これで大好きな彼を本日も守ることが出来た――と。
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瀬良清人には悩みがあった。
毎週木曜日になると誰かの手作り弁当がひっそりと下駄箱に置かれているのだ。
清人には彼女も幼馴染もいないし、姉も妹もいない。
自身の好物だけを詰めたお手製の弁当を、態々作ってくれる女友達も皆無。
彼にはこれを作ってくれる存在に心当たりがなかった。
当たり前だが、手を付けたことは一度もない。
だが、それでも尚木曜日には弁当は置かれていた。
清人はいよいよ、ストーカーに等しい存在を予感した。
しかし、彼の悩みは意外にもあっさりと解決した。
とある木曜日、清人の下駄箱に弁当箱はなかった。
それは次の木曜日も、その次の木曜日も。とうとう弁当が置かれることはなかった。
こうして清人を悩ませていた問題は勝手に解決した。
果たして、弁当の送り主は謎のまま――。
「……って話なんですけど、怖くないですか?」
「確かに怖い」
清人の言葉に同意したかのように、少女が頷く。
彼女の反応に清人は「ですよね」と呟いた。
「まあ、私的には落ち着いて、そんな話をする君も十分に怖いけど」
苦笑いを浮かべて少女は言う。
すると清人は一度、落ちついた様子で深呼吸をして――。
「落ち着いているわけないでしょ!!!!!!!!!! どこ!!!!! ここはどこ!!!!??????」
叫んだ。
真っ白な空間に、男の叫び声が響き渡った。
「ちょ、うるさっ!? というか、反応遅い!?」
清人の声に、少女は耳を塞いだ。
そんな彼女の反応などお構いなしに清人は叫ぶ。
「そもそも、あんた誰!? え、もしかしてストーカーか何かですか!?」
「違うわっ! 神よ、神!」
「え? 香美? そんな知り合いいたか……?」
「字が違う! か・み! ゴッド!」
薄いお胸を精一杯張って、少女は宣言した。
一方の清人は、理解が及んでいないのか頭にハテナを浮べている。
「えっと、神ってあの神? 全知全能とか、創造神とか?」
「そう! その神様! 名は……まあ、ないから神――あ、やっぱり絶世の美女ってことで絶ちゃんで!」
「お、おう。この神様、キャラ濃い……」
清人の前で、可愛らしいポーズを取る神こと絶ちゃん。
その姿に若干の苛立ちを清人は覚えた。
「そ、それで神様。ここはいったい? というか何ゆえ俺に神様が……」
「絶ちゃん」
「……」
「……」
「神様、ここはいったい――」
「絶ちゃん」
「……」
「……」
「ぜ、絶ちゃん、ここはいったい?」
絶ちゃんはパッと表情を光らせ、嬉々として口を開いた。
「ここは見ての通り、死後の世界です! どお? どお? びっくりした?」
ドヤ顔で語る絶ちゃんに、清人は呆れた口調で答えた。
「いや、まあ……何と言いますか。死んだ直後の記憶ありますし、そこまで驚きはしないです……。あ、死後の世界ってあるんだってくらいですかね」
「落ち着きすぎて草はえる」
「うわあ、神様がネットスラング使うとかちょっと引く……」
神様はもっと神々しい高貴な存在なのでは、と清人は思った。
これではただの喧しい少女と大差ないだろう。
しかし、彼女の見た目はどうだ。
背に生えた純白の翼に、床まで伸びた白銀の髪の毛。
人間離れした黄金比率の美貌。
それは正しく、この世のものではない美しさを持っていた。
正直、容姿だけなら誰しもが見惚れるだろうと清人は感じた。
「いいじゃない別に。そっちの方が話やすいでしょう?」
「まあ、確かに」
コホンと、絶ちゃんは咳払いをして本題へと移った。
「それで、清人のこれからなんだけど。あ、なんかこれって将来を話し合うカップル見たいで笑えるね」
「いや、ほんとそういうのいいから……」
清人の反応に、ブスッと唇を尖らせながらも絶ちゃんは話を続けた。
「えっと、死因は確か事故死だったかな? まだ十七という若すぎる年齢だし、私的にはもう一回人生をやり直してもいいと思うのよね」
「え、生き返れるの?」
「うん」
呆気ない返答に思わず清人は身を乗り出した。
今の今まで、座っていた椅子が勢いよく地面に転げ落ちた。
瞬間――。
「あああ!!!!!!!!!???????」
絶ちゃんが叫んだ。
「うわっ!? な、なんだ?」
突然の雄叫びに清人は驚愕した。
その声は先ほどまでの能天気な物とは違い、激しい焦りが込められていた。
「ちょ、ちょっと! その椅子は邪神の遺体で作った大事な物なのよ!」
「邪神ってなんちゅう物に座らせてんだ!?」
ズカズカと清人へと迫る絶ちゃん。
至近距離の美少女に思わず唾を呑む清人だったが、絶ちゃんの眉間には青筋が浮かんでいた。
すぐさま、清人は察した。これは怒っていると。
そして、この流れはきっと物凄く大変なことになると。
彼の危機察知能力が警報を鳴らしていた。
「弁償して!」
「え?」
「だから、邪神をぶっ殺してこれと同じ――いや、これよりも上質な椅子を持ってきて!」
清人の予感は的中した。
絶ちゃんの無理難題な要求に彼は勢いよく首を横に振った。
「いや、無理無理! 邪神とか絶対に無理! そもそも見たことないし!! 椅子の作り方知らないし!」
「じゃあ、邪神の死骸だけでいいから持ってきて!」
「だから無理だって! そもそも邪神ってなんだ!?」
清人は一歩、一歩と後ろに下がる。
しかし、絶ちゃんは更に前えと詰め寄る。
最早、逃げ場などないのだと清人は悟った。
いや、そもそもこの真っ白な空間に逃げ場があるなんて思えないが。
「……地獄」
「は?」
ボソリと絶ちゃんが呟いた。
清人にとって、その単語は非常に恐ろしいもので――出来ることなら、死後の世界では聞きたくはない言葉だった。
「言うこと聞かないなら地獄に送るよ? 今すぐに」
「やります。やらせてください。今すぐに」
ビシッと綺麗なお辞儀を見せる清人。
要約決心したかと、絶ちゃんは深く何度も頷いた。
これは最早、脅しなのでは? と感じる清人だったがそんなことは口が裂けようが言えない。
「それじゃあ、早速行ってもらいますかね」
「え? 行くってどこに?」
「どこって、邪神がもうすぐ復活しそうな世界」
つまりそれは。
清人の脳内に一つの答えが浮かび上がった。
「異世界?」
「オフコース!」
絶ちゃんの返答に呼応して、清人の足元に突如として魔方陣が発生した。
それが何を意味するのか、ここにきて分からないほど清人は馬鹿ではない。
「いや、もう行くの!? まだ何も説明してもらってないんだけど!? え、どうやって邪神倒せばいいの!? というか、異世界ってなに!? どんな世界!?」
「あははははは! めっちゃ焦ってる!」
清人の焦り具合に爆笑する絶ちゃん。
魔方陣から更に発生する光が清人の身体を包み込む。
「やばい! やばい! もう行く! 異世界に行っちゃう! せめてなにか教えて!!」
「ちゃんと邪神殺して持ってきてね。やらなきゃ意味ないぞ!」
「ちょ、おま――適当過ぎるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
そうして僅か数秒後、清人はあっさりと異世界に転送された。
その異世界がどのような世界なのかも知らされずに。
「ま、私の加護とかいろいろ上げたし大丈夫でしょ。ガンバ! というわけで、次の方どうぞー」
消えた彼にエールを送り、絶ちゃんは次なる死者を呼んだ。
死後、亡き者となった存在のこれからを決めるのが神の役目。
故に、清人以外の死者も彼女の裁量一つで地獄にも天国にも、異世界にも行くのだ。
「ん、これはなんとも可愛らしい死者ね! えっと、名前は……」
ゆっくりと姿を見せたのは、一人の少女。
黒色のツインテールに、髪を縛る赤いリボン。
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