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第1章 愛を込めて花束を
第1話 異世界転移「表」
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――目が覚めた瀬良清人の視界に映ったのは、雲一つない青空。
自分が寝そべっていたことに気が付くと、清人はゆっくりと起き上がった。
身体が軽いと感じれば、すぐさま辺りを見回す。
「本当に異世界なのか? どう見ても普通に野原なんだが……」
暖かな微風が肌をなぞる。元いた世界と変わらぬ風に自然と心が落ち着いた。
「とりあえずこういうのは街を目指すべきだよな? というか邪神ってなんだよ。明らかに魔王とかより格上だろ……。はあ、なんか凄くワクワクしない」
肩を落として、清人は足を進めた。
異世界転生や転移はもっと期待値の高い展開だと思っていたが、今の清人には憂鬱さしかなかった。
せめて、なにか突発的なイベントがあれば話は別なのだが――。
「まあ、起きていきなり邪神と戦闘とかよりはマシか」
「邪神ってなに?」
「んあ? 邪神っていうのは……おわっ、な、なんだお前!?」
突然の声に驚き振り向けば、ニシシと笑みを浮べた小さな少女が一人。
三十センチほどの小さすぎる彼女は、パタパタと背に生えた羽根を動かし宙に舞っている。
見たことのない存在に清人は思わず尻餅をついた。
「ぷっ、そんなに驚かなくてもいいじゃん!」
清人の驚愕っぷりがあまりにも間抜けだったのだろう。
小さな彼女はケラケラと笑っている。
「そんなに笑うことないだろ!」
「ああ、ごめんごめん。あまりにも間抜けでつい」
てへっと、舌を出して少女は笑みを浮べた。
「というか、お前はなんなんだよ……?」
「え? 見ての通り妖精だけど? あ、名前はメリーっていうの。よろしく!」
「お、おお。そうか、そうか。妖精か……妖精……」
金の髪を揺らして空を舞うメリーを目で追いながら、清人は思った。
「ここ、異世界だったのか!!!!!!!!」
「うひゃ!? どうした!?」
「ああ、いや、すまん。なんでもない」
思わず心の声が出てしまった。
うっかりしていたと、清人はすまし顔で誤魔化した。
「ま、まあ……よく分からないけどとりあえずびっくりしたよ」
「ん、悪かったな。それじゃ――」
ここが異世界なのだと理解できた清人は、早速町へ行こうと足を進めた。
しかし、妖精がいるとは思わなかったと僅かに高鳴る胸に手を当てる。
「っていうか、何処向かってるの?」
「ん? ああ、とりあえずは街までって――」
清人は足を止めた。
すると、彼に合わせてメリーも動きを制止させた。
「あの、なんで付いてきてるんすかね?」
「え? ダメなの?」
「そんなさもありなんって顔されても困るんだが?」
メリーはキョトンと首を傾げた。
いったい何かおかしなことを言っただろうか。
そんな疑問を彼女は抱いていた。
「え? だって妖精はそういうものじゃん?」
「人懐っこい的な? 妖精の加護的な?」
「いや、一生付き纏う的な加護」
「呪いじゃねーか!! もはや、それは呪いだろ!!」
「ああ、大丈夫大丈夫! 貴方が死ぬまでの間だけだから!」
「だとしてもだよ。だとしても既に呪いじゃねーか」
死ぬまで付き纏わるとは、一生纏わり付くと同義では、と清人は思った。
流石に加護を呪い呼ばわりされて思うところがあったのか、メリーは顔を俯かせた。
「……あー、ちょっと言い過ぎたな。呪いはないよな。すまん」
ぺこりと頭を下げる清人だが、待てどメリーからの応答はない。
これは本格的に怒らせたかと、恐る恐る顔を上げた瞬間。
「――確かに、言われてみれば呪いっぽい!」
「もういい。さようなら」
ポンッと手を叩き、納得した様子のメリーは置いておこう。
清人はスタスタと足を進める。
「いやいや、待てって―! 置いていくなし!」
本当にこの妖精は付いてくる気なのだろうか。
清人は溜め息を吐いて、いつの間にか肩に座っているメリーに視線を向けた。
「それで、何処に向かってるって?」
「……街だよ。街」
「ふーん。どこの?」
「ここから一番近い街だな。服とか欲しいし」
清人の衣服は転生前と変わっていない。
トラックにひき殺される時と同様のジャージ姿だ。
この服では異世界だと浮いてしまう気がしてしまう。
メリーの服装を見れば、自ずとそんな考えに至った。
とはいえ、彼女もオレンジ色のドレスを着用しているだけだが。
「だとしたら、ここから一番近いのはメリッサ王国のロロシカかなー」
「おお、なんだか凄そうな名前だな。王国って行けるか俺?」
「余裕だと思うよ。というより、お金はあるの?」
メリーの問いかけに清人は黙った。
よくよく思い返せば、絶ちゃんこと神様から何も与えられていない。
唯一の情報は邪神が復活しそうということだけ。
つまりこれは――。
「えっ、俺もしかして詰んでる?」
「は?」
今さらの焦りであった。
どうして聞かれるまで気が付かなかったのだろうか。
「どうしよう! お金貸して!!」
「ええ!? お金ないの!?」
三十センチ程の妖精にお金を集る十七歳。
知り合いがいないことが唯一の救いか。
「でも私もお金ないし……」
「マジか。じゃあ、どうすれば……」
「うーん。こうなったら稼ぐしかないんじゃない?」
稼ぐ。そうは言われても、清人は異世界でのお金の稼ぎ方など知らない。
ゲームや漫画ではこういう時は冒険者ギルドに行くのが相場だ。
しかし登録に手数料が発生するならそれすら叶わないだろう。
藁にもすがる思いで、清人はメリーに尋ねた。
「いったい、どうやって稼ぐんだ?」
「そうね。まずは貴方のスキルを見てから決めよう」
「す、スキル?」
そんな単語、神様からは一度も聞いていないので、清人は当然首を傾げた。
「それか魔法でもいいよ。何か魔獣を倒せる様なドカーンって派手なやつ!」
同じく魔法と言われてもやはり清人には分からなかった。
「いやいや、スキルも魔法も使えないぞ! 一般人だぞ、俺は!」
「はいはい、そういう嘘は今はいりませーん」
「いや、嘘とかじゃなくてマジで! 仮に使えたとしても魔法もスキルも扱い方分からないわ!!」
清人は、ぶんぶんと首を横に振る。
しかし、メリーは何か確信があるのか彼の話を信じようとはしない。
「えー、じゃあさじゃあさ、なんで妖精の私に触れるのよ?」
「は? どういう意味だよ?」
メリーはわざとらしく、清人の耳を引っ張りながら話を続けた。
「いやさ、妖精って魔力がない人は触れないし、こっちも触れられないのよ。でも、ほら……私は普通に触ってるじゃん?」
「いたたたた! 引っ張るな!」
目に涙を浮かべながらメリーを掴み、肩から引き離す。
確かに当たり前の様に、清人は妖精であるメリーに触れられていた。
つまりこれは――。
「えっと、つまりお前に触れる俺は魔法が使えると?」
「常識的に考えたらそうなるね」
「ふむ……」
数秒の思考。やがて、清人は何かを決心したかのように口を開いた。
「魔法ってどうやって使うんだ?」
「えぇ……。普通に使えないの?」
「あー、いや、使ったことなくて……」
清人の反応にメリーは小さく「マジか」とだけ呟いた。
「とりあえず、意識を集中させて」
「お、おう……」
言われるがまま、清人は静かに瞳を閉じ、自身が思う集中を行った。
「そしたら、頭に何か浮かんでこない? なんでもいいから。熱いでも痒いでも臭いでもいいから」
「んー、なにかメラメラとした……炎みたいなのなら感じるけど」
頭に中に描かれる酷く抽象的なイメージ。
メリーが初めに熱いと言ったからか。
清人の中では最も熱いに近い存在が脳裏に浮かんでいた。
「よし、そしたらなんでもいいから叫んでみて! もう頭にパッと思い浮かんだ単語で良いから!!」
「は? 単語って……」
「いいから早く!!」
メリーの怒号に驚きながらも、清人は無意識的に手を天に翳して叫んだ。
「灼熱地獄の審判!!」
刹那、清人を軸に発生する真紅の魔法陣。
それも一つではなく、四重に重なり魔法陣は展開された。
「ちょ、マジ?」
それはあり得ない事象だった。
魔法陣の複数展開に清人から流出する膨大な魔力量。
規格外で想定外な出来事に、思わずメリーは清人の肩に飛び乗った。
「ちょ、おまっ!? いきなり――っ!?」
そして清人は目にした。
空から降ってくる紅蓮の業火。
全てを呑みこむ地獄への焔が砲弾の様に、清人の目の先へと着弾した。
激しい爆発音が轟き、暴風が二人を襲う。
「いやいやいや、なんだこれ!? これが魔法とか怖すぎだろ!?」
「いや、あれは例外だから!? ていうか、あんな魔法使えるなら言ってよ!!」
吹き飛ばされる二人。
うねる炎を見据えながら、とりあえずちゃんと魔法を勉強しようと清人は誓った。
やがてメリーと清人の二人は、更に離れた荒野へと飛ばされたのであった。
自分が寝そべっていたことに気が付くと、清人はゆっくりと起き上がった。
身体が軽いと感じれば、すぐさま辺りを見回す。
「本当に異世界なのか? どう見ても普通に野原なんだが……」
暖かな微風が肌をなぞる。元いた世界と変わらぬ風に自然と心が落ち着いた。
「とりあえずこういうのは街を目指すべきだよな? というか邪神ってなんだよ。明らかに魔王とかより格上だろ……。はあ、なんか凄くワクワクしない」
肩を落として、清人は足を進めた。
異世界転生や転移はもっと期待値の高い展開だと思っていたが、今の清人には憂鬱さしかなかった。
せめて、なにか突発的なイベントがあれば話は別なのだが――。
「まあ、起きていきなり邪神と戦闘とかよりはマシか」
「邪神ってなに?」
「んあ? 邪神っていうのは……おわっ、な、なんだお前!?」
突然の声に驚き振り向けば、ニシシと笑みを浮べた小さな少女が一人。
三十センチほどの小さすぎる彼女は、パタパタと背に生えた羽根を動かし宙に舞っている。
見たことのない存在に清人は思わず尻餅をついた。
「ぷっ、そんなに驚かなくてもいいじゃん!」
清人の驚愕っぷりがあまりにも間抜けだったのだろう。
小さな彼女はケラケラと笑っている。
「そんなに笑うことないだろ!」
「ああ、ごめんごめん。あまりにも間抜けでつい」
てへっと、舌を出して少女は笑みを浮べた。
「というか、お前はなんなんだよ……?」
「え? 見ての通り妖精だけど? あ、名前はメリーっていうの。よろしく!」
「お、おお。そうか、そうか。妖精か……妖精……」
金の髪を揺らして空を舞うメリーを目で追いながら、清人は思った。
「ここ、異世界だったのか!!!!!!!!」
「うひゃ!? どうした!?」
「ああ、いや、すまん。なんでもない」
思わず心の声が出てしまった。
うっかりしていたと、清人はすまし顔で誤魔化した。
「ま、まあ……よく分からないけどとりあえずびっくりしたよ」
「ん、悪かったな。それじゃ――」
ここが異世界なのだと理解できた清人は、早速町へ行こうと足を進めた。
しかし、妖精がいるとは思わなかったと僅かに高鳴る胸に手を当てる。
「っていうか、何処向かってるの?」
「ん? ああ、とりあえずは街までって――」
清人は足を止めた。
すると、彼に合わせてメリーも動きを制止させた。
「あの、なんで付いてきてるんすかね?」
「え? ダメなの?」
「そんなさもありなんって顔されても困るんだが?」
メリーはキョトンと首を傾げた。
いったい何かおかしなことを言っただろうか。
そんな疑問を彼女は抱いていた。
「え? だって妖精はそういうものじゃん?」
「人懐っこい的な? 妖精の加護的な?」
「いや、一生付き纏う的な加護」
「呪いじゃねーか!! もはや、それは呪いだろ!!」
「ああ、大丈夫大丈夫! 貴方が死ぬまでの間だけだから!」
「だとしてもだよ。だとしても既に呪いじゃねーか」
死ぬまで付き纏わるとは、一生纏わり付くと同義では、と清人は思った。
流石に加護を呪い呼ばわりされて思うところがあったのか、メリーは顔を俯かせた。
「……あー、ちょっと言い過ぎたな。呪いはないよな。すまん」
ぺこりと頭を下げる清人だが、待てどメリーからの応答はない。
これは本格的に怒らせたかと、恐る恐る顔を上げた瞬間。
「――確かに、言われてみれば呪いっぽい!」
「もういい。さようなら」
ポンッと手を叩き、納得した様子のメリーは置いておこう。
清人はスタスタと足を進める。
「いやいや、待てって―! 置いていくなし!」
本当にこの妖精は付いてくる気なのだろうか。
清人は溜め息を吐いて、いつの間にか肩に座っているメリーに視線を向けた。
「それで、何処に向かってるって?」
「……街だよ。街」
「ふーん。どこの?」
「ここから一番近い街だな。服とか欲しいし」
清人の衣服は転生前と変わっていない。
トラックにひき殺される時と同様のジャージ姿だ。
この服では異世界だと浮いてしまう気がしてしまう。
メリーの服装を見れば、自ずとそんな考えに至った。
とはいえ、彼女もオレンジ色のドレスを着用しているだけだが。
「だとしたら、ここから一番近いのはメリッサ王国のロロシカかなー」
「おお、なんだか凄そうな名前だな。王国って行けるか俺?」
「余裕だと思うよ。というより、お金はあるの?」
メリーの問いかけに清人は黙った。
よくよく思い返せば、絶ちゃんこと神様から何も与えられていない。
唯一の情報は邪神が復活しそうということだけ。
つまりこれは――。
「えっ、俺もしかして詰んでる?」
「は?」
今さらの焦りであった。
どうして聞かれるまで気が付かなかったのだろうか。
「どうしよう! お金貸して!!」
「ええ!? お金ないの!?」
三十センチ程の妖精にお金を集る十七歳。
知り合いがいないことが唯一の救いか。
「でも私もお金ないし……」
「マジか。じゃあ、どうすれば……」
「うーん。こうなったら稼ぐしかないんじゃない?」
稼ぐ。そうは言われても、清人は異世界でのお金の稼ぎ方など知らない。
ゲームや漫画ではこういう時は冒険者ギルドに行くのが相場だ。
しかし登録に手数料が発生するならそれすら叶わないだろう。
藁にもすがる思いで、清人はメリーに尋ねた。
「いったい、どうやって稼ぐんだ?」
「そうね。まずは貴方のスキルを見てから決めよう」
「す、スキル?」
そんな単語、神様からは一度も聞いていないので、清人は当然首を傾げた。
「それか魔法でもいいよ。何か魔獣を倒せる様なドカーンって派手なやつ!」
同じく魔法と言われてもやはり清人には分からなかった。
「いやいや、スキルも魔法も使えないぞ! 一般人だぞ、俺は!」
「はいはい、そういう嘘は今はいりませーん」
「いや、嘘とかじゃなくてマジで! 仮に使えたとしても魔法もスキルも扱い方分からないわ!!」
清人は、ぶんぶんと首を横に振る。
しかし、メリーは何か確信があるのか彼の話を信じようとはしない。
「えー、じゃあさじゃあさ、なんで妖精の私に触れるのよ?」
「は? どういう意味だよ?」
メリーはわざとらしく、清人の耳を引っ張りながら話を続けた。
「いやさ、妖精って魔力がない人は触れないし、こっちも触れられないのよ。でも、ほら……私は普通に触ってるじゃん?」
「いたたたた! 引っ張るな!」
目に涙を浮かべながらメリーを掴み、肩から引き離す。
確かに当たり前の様に、清人は妖精であるメリーに触れられていた。
つまりこれは――。
「えっと、つまりお前に触れる俺は魔法が使えると?」
「常識的に考えたらそうなるね」
「ふむ……」
数秒の思考。やがて、清人は何かを決心したかのように口を開いた。
「魔法ってどうやって使うんだ?」
「えぇ……。普通に使えないの?」
「あー、いや、使ったことなくて……」
清人の反応にメリーは小さく「マジか」とだけ呟いた。
「とりあえず、意識を集中させて」
「お、おう……」
言われるがまま、清人は静かに瞳を閉じ、自身が思う集中を行った。
「そしたら、頭に何か浮かんでこない? なんでもいいから。熱いでも痒いでも臭いでもいいから」
「んー、なにかメラメラとした……炎みたいなのなら感じるけど」
頭に中に描かれる酷く抽象的なイメージ。
メリーが初めに熱いと言ったからか。
清人の中では最も熱いに近い存在が脳裏に浮かんでいた。
「よし、そしたらなんでもいいから叫んでみて! もう頭にパッと思い浮かんだ単語で良いから!!」
「は? 単語って……」
「いいから早く!!」
メリーの怒号に驚きながらも、清人は無意識的に手を天に翳して叫んだ。
「灼熱地獄の審判!!」
刹那、清人を軸に発生する真紅の魔法陣。
それも一つではなく、四重に重なり魔法陣は展開された。
「ちょ、マジ?」
それはあり得ない事象だった。
魔法陣の複数展開に清人から流出する膨大な魔力量。
規格外で想定外な出来事に、思わずメリーは清人の肩に飛び乗った。
「ちょ、おまっ!? いきなり――っ!?」
そして清人は目にした。
空から降ってくる紅蓮の業火。
全てを呑みこむ地獄への焔が砲弾の様に、清人の目の先へと着弾した。
激しい爆発音が轟き、暴風が二人を襲う。
「いやいやいや、なんだこれ!? これが魔法とか怖すぎだろ!?」
「いや、あれは例外だから!? ていうか、あんな魔法使えるなら言ってよ!!」
吹き飛ばされる二人。
うねる炎を見据えながら、とりあえずちゃんと魔法を勉強しようと清人は誓った。
やがてメリーと清人の二人は、更に離れた荒野へと飛ばされたのであった。
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