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精霊の涙編
精霊界へ道
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「ルウ君!」
「気がついたの!?」
ルシウスが目を開けると、上から覗き込むアリスと目が合った。
(え? なにこれ、どういう状況?)
ルシウスは考える。自身は仰向けに寝ている状態で、頭は絹のように柔らかい枕にのっている。そして、それを上から覗き込むアリス。それはつまり
(膝枕!?)
「何ここ天国?」
「何言ってんのよ。ルウは反動で今まで意識失ってたのよ」
「あ……そうか。アグニと戦って……」
「意識が戻ったか」
不意に声の聞こえたほうに目を向ける。
「うぉお!?」
反射的に飛び起きて、ルシウスはファイティングポーズをとった。
「おいルシウス? こいつと契約したんじゃねぇのかよ?」
イザベラが警戒を見せるルシウスに声をかける。
「契約……あ……」
「思い出したか。人とは不便なものだな。少し意識をなくしただけで、そんなにすぐに忘れてしまうものなのか?」
「あぁ、いやすまない。ちょっとまだボーッとしていてな……」
ルシウスは警戒を解き、再びアリスの絹のような太股へ頭をのせようと腰を下ろす。
「ルウ、なにしてるの? もう元気なように見えるんだけど?」
頭を下げかけた状態から、再び起こし、腹筋を始めるルシウス。
「も、もちろんだとも。ちょっと筋トレしようかなーって……」
「筋トレ? よくわからないけど、意識が戻ったなら起きててよね」
「はい……」
アグニが興味深そうにその光景を見つめている。
「不思議だな。主の実力はこの中で飛び抜けている。にも関わらず、それを笠に着ない」
「そりゃそうだろ。仲間なんだ。なんだよ、精霊は違うってのか?」
「上位精霊は下位精霊を意にかけることすらない」
「それは……つまらなそうな世界だな」
「あぁ。だから精霊王を滅せねばならん」
アグニの言葉にエリーが「ちょっと待って」とかけ、
「精霊王を滅するって何?」
「俺から説明するよ」
◆
「世界が消えるってマジかよ?」
信じられないという表情で、レウスがルシウスへと詰め寄る。
「アグニが言うには、な」
「……精霊王って私は知らないけど、きっともの凄く強いんだよね?」
「あぁ。そうだな」
「そんな相手に、私達で勝てるのかな……?」
「……勝てなければ世界が消える……そういうことなんだろ? アグニ」
「そうだ。正確な時期は分からないが、恐らくあと数年といったところだろう」
「数年……」
「学園はどうすんだよ?」
「学園なんて言ってる場合じゃないっしょー!?」
世界が消えれば、学園などなんの意味もない。世界があってこそ、人は生きていける。
「アグニ、精霊界へはどうやっていくんだ?」
「精霊界への門は、世界中の森に存在している」
「そこへ行けばいいのか?」
「いや、ただ言っても精霊界が開くことはない」
「じゃあどうするんだよ?」
アグニは一拍置いて、ある物の名前を呟いた。
「精霊の涙」
「それはなんなんだ?」
「かつて、大精霊と契約していた者が、この世界に残したはずの物。宝石のような見た目をしている」
「それがあれば入れるってことか。どこにあるんだ?」
「不明だ」
「は? いやいや、どこにあるかも分からない物をどうやって探すんだよ?」
宝石のように小さな物が、世界のどこかにある。それは手がかりとは言わない。凡そ探すことなど不可能にすら思えた。
「あれは大精霊の魔力が染み込み、美しく輝いている。人なら価値のある物として取り扱っているはずだ」
「それはそうかもしれないが……それにしたってどこの国にあるかすら分からないんだろ……」
「ルウ……精霊の涙って聞いたことあるわ……」
エリーが小さな声で会話を遮った。
「本当か!?」
「えぇ……だけどそれがある場所って……」
「どこなんだ?」
「かつて大精霊と契約していたのって、有名な伝記なのよ。英雄アルノルトは世界を救った後、最後に向かった竜王討伐で命を落としている」
「それって……」
「多分、あるとすれば竜王のところね……」
(竜王って……ダメだろその響きは……もうちょっと弱そうな敵にして欲しい……)
ルシウスが頭を抱えているとアグニが、
「竜王か。奴との戦いは面白かったな」
と思い出すように語った。
「アグニ、戦ったことがあるのか?」
「ああ、随分昔の話だが」
「それで? やっぱり強いか?」
「我では奴を滅しきることはできなかった。それは奴も同様だが、決着がつかなくてな。飽きてやめたのだ」
「アグニと決着つかない程、戦い続けられるってことか……? それなんて無理ゲーだよ……」
「何、今すぐにいく必要はない。人間は成長する生物だろう?」
アグニクラスの化け物相手に、どれだけ訓練すれば近づけるのか、とげんなりした顔を見せるルシウス。
他の隊員達も、次元の違う戦いをルシウスと繰り広げたアグニと同じ領域の化け物と聞いて、息を飲んでいる。
「今は学園休みだけど、その後も当分休むことになりそうだな……」
「そうね……でもやるしかないわ。放ってなんておけないもの」
「そうだぜ! 訓練上等!」
「あたしももっともーっと! がんばるぞー!」
「私も強くなれるよう頑張ります」
「ルウ君、私もがんばるよ!」
「当然あたしもな。ルシウスについていくって決めてんだ」
それぞれが決意を表明する様を、ルシウスはその赤い瞳で見回す。
「そうだな……この世界を消させはしない。みんなと、家族、大勢の人々が生きているこの地は守る……みんなの力を貸してくれ!」
「もちろんだぜ! 隊長!」
六人は笑みを浮かべて、ルシウスの決意に応える。その表情からは、確かな決意が感じられた。
◆
学園にあるルシウスの研究室に、七人は集まっていた。木製の椅子に座り、大きな円状のテーブルを囲んでいる。
「もっと有用な魔道具を充実させよう」
「またダンジョンにでも潜るか?」
「それも有りだ。だけどまずはオークションに参加してみようと思う」
「オークション……確か月に一回開催されてますね」
「そりゃいい手だな。あれは結構掘り出し物が出る」
「でもお金はどうするの?」
ルシウスは口元を上げて笑みを浮かべると
「さっきギルドに行って、60層以上の魔物の買い取り価格を聞いてきた」
「どうだったの?」
「赤竜一匹で……なんと金貨500枚だってさ」
「「「金貨500枚!?」」」
全員が驚愕を露わにする中、イザベラだけが平然と、
「そりゃそうだろ。今まで誰も越えられなかった60層の階層主だぜ? それでも安いくらいだぜ」
「そういうもの……なのか?」
「まぁとにかく、これで資金面は問題ないだろう。持ち帰った素材を売って金を用意する」
「その金でオークションか。なるほどな」
「オークションってどうやって参加するのかな? 誰でも入れるのかな?」
アリスの疑問は最もであり、そして実際にオークションの入場は制限されていた。
「それなら大丈夫よ。私、何度か父について参加したことがあるから、多分入れると思うわ」
「よし、そうと決まれば早速換金だ。それと、オークションの入場については、問題がないか確認しておいてもらえるか?」
「わかったわ」
こうして白雷隊の更なる強化計画が動き始めた。
「気がついたの!?」
ルシウスが目を開けると、上から覗き込むアリスと目が合った。
(え? なにこれ、どういう状況?)
ルシウスは考える。自身は仰向けに寝ている状態で、頭は絹のように柔らかい枕にのっている。そして、それを上から覗き込むアリス。それはつまり
(膝枕!?)
「何ここ天国?」
「何言ってんのよ。ルウは反動で今まで意識失ってたのよ」
「あ……そうか。アグニと戦って……」
「意識が戻ったか」
不意に声の聞こえたほうに目を向ける。
「うぉお!?」
反射的に飛び起きて、ルシウスはファイティングポーズをとった。
「おいルシウス? こいつと契約したんじゃねぇのかよ?」
イザベラが警戒を見せるルシウスに声をかける。
「契約……あ……」
「思い出したか。人とは不便なものだな。少し意識をなくしただけで、そんなにすぐに忘れてしまうものなのか?」
「あぁ、いやすまない。ちょっとまだボーッとしていてな……」
ルシウスは警戒を解き、再びアリスの絹のような太股へ頭をのせようと腰を下ろす。
「ルウ、なにしてるの? もう元気なように見えるんだけど?」
頭を下げかけた状態から、再び起こし、腹筋を始めるルシウス。
「も、もちろんだとも。ちょっと筋トレしようかなーって……」
「筋トレ? よくわからないけど、意識が戻ったなら起きててよね」
「はい……」
アグニが興味深そうにその光景を見つめている。
「不思議だな。主の実力はこの中で飛び抜けている。にも関わらず、それを笠に着ない」
「そりゃそうだろ。仲間なんだ。なんだよ、精霊は違うってのか?」
「上位精霊は下位精霊を意にかけることすらない」
「それは……つまらなそうな世界だな」
「あぁ。だから精霊王を滅せねばならん」
アグニの言葉にエリーが「ちょっと待って」とかけ、
「精霊王を滅するって何?」
「俺から説明するよ」
◆
「世界が消えるってマジかよ?」
信じられないという表情で、レウスがルシウスへと詰め寄る。
「アグニが言うには、な」
「……精霊王って私は知らないけど、きっともの凄く強いんだよね?」
「あぁ。そうだな」
「そんな相手に、私達で勝てるのかな……?」
「……勝てなければ世界が消える……そういうことなんだろ? アグニ」
「そうだ。正確な時期は分からないが、恐らくあと数年といったところだろう」
「数年……」
「学園はどうすんだよ?」
「学園なんて言ってる場合じゃないっしょー!?」
世界が消えれば、学園などなんの意味もない。世界があってこそ、人は生きていける。
「アグニ、精霊界へはどうやっていくんだ?」
「精霊界への門は、世界中の森に存在している」
「そこへ行けばいいのか?」
「いや、ただ言っても精霊界が開くことはない」
「じゃあどうするんだよ?」
アグニは一拍置いて、ある物の名前を呟いた。
「精霊の涙」
「それはなんなんだ?」
「かつて、大精霊と契約していた者が、この世界に残したはずの物。宝石のような見た目をしている」
「それがあれば入れるってことか。どこにあるんだ?」
「不明だ」
「は? いやいや、どこにあるかも分からない物をどうやって探すんだよ?」
宝石のように小さな物が、世界のどこかにある。それは手がかりとは言わない。凡そ探すことなど不可能にすら思えた。
「あれは大精霊の魔力が染み込み、美しく輝いている。人なら価値のある物として取り扱っているはずだ」
「それはそうかもしれないが……それにしたってどこの国にあるかすら分からないんだろ……」
「ルウ……精霊の涙って聞いたことあるわ……」
エリーが小さな声で会話を遮った。
「本当か!?」
「えぇ……だけどそれがある場所って……」
「どこなんだ?」
「かつて大精霊と契約していたのって、有名な伝記なのよ。英雄アルノルトは世界を救った後、最後に向かった竜王討伐で命を落としている」
「それって……」
「多分、あるとすれば竜王のところね……」
(竜王って……ダメだろその響きは……もうちょっと弱そうな敵にして欲しい……)
ルシウスが頭を抱えているとアグニが、
「竜王か。奴との戦いは面白かったな」
と思い出すように語った。
「アグニ、戦ったことがあるのか?」
「ああ、随分昔の話だが」
「それで? やっぱり強いか?」
「我では奴を滅しきることはできなかった。それは奴も同様だが、決着がつかなくてな。飽きてやめたのだ」
「アグニと決着つかない程、戦い続けられるってことか……? それなんて無理ゲーだよ……」
「何、今すぐにいく必要はない。人間は成長する生物だろう?」
アグニクラスの化け物相手に、どれだけ訓練すれば近づけるのか、とげんなりした顔を見せるルシウス。
他の隊員達も、次元の違う戦いをルシウスと繰り広げたアグニと同じ領域の化け物と聞いて、息を飲んでいる。
「今は学園休みだけど、その後も当分休むことになりそうだな……」
「そうね……でもやるしかないわ。放ってなんておけないもの」
「そうだぜ! 訓練上等!」
「あたしももっともーっと! がんばるぞー!」
「私も強くなれるよう頑張ります」
「ルウ君、私もがんばるよ!」
「当然あたしもな。ルシウスについていくって決めてんだ」
それぞれが決意を表明する様を、ルシウスはその赤い瞳で見回す。
「そうだな……この世界を消させはしない。みんなと、家族、大勢の人々が生きているこの地は守る……みんなの力を貸してくれ!」
「もちろんだぜ! 隊長!」
六人は笑みを浮かべて、ルシウスの決意に応える。その表情からは、確かな決意が感じられた。
◆
学園にあるルシウスの研究室に、七人は集まっていた。木製の椅子に座り、大きな円状のテーブルを囲んでいる。
「もっと有用な魔道具を充実させよう」
「またダンジョンにでも潜るか?」
「それも有りだ。だけどまずはオークションに参加してみようと思う」
「オークション……確か月に一回開催されてますね」
「そりゃいい手だな。あれは結構掘り出し物が出る」
「でもお金はどうするの?」
ルシウスは口元を上げて笑みを浮かべると
「さっきギルドに行って、60層以上の魔物の買い取り価格を聞いてきた」
「どうだったの?」
「赤竜一匹で……なんと金貨500枚だってさ」
「「「金貨500枚!?」」」
全員が驚愕を露わにする中、イザベラだけが平然と、
「そりゃそうだろ。今まで誰も越えられなかった60層の階層主だぜ? それでも安いくらいだぜ」
「そういうもの……なのか?」
「まぁとにかく、これで資金面は問題ないだろう。持ち帰った素材を売って金を用意する」
「その金でオークションか。なるほどな」
「オークションってどうやって参加するのかな? 誰でも入れるのかな?」
アリスの疑問は最もであり、そして実際にオークションの入場は制限されていた。
「それなら大丈夫よ。私、何度か父について参加したことがあるから、多分入れると思うわ」
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タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
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イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
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【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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