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棺の中の乙女
第十四話 入院
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その一行がラングトン伯爵邸を訪れたのは、ある蒸し暑い雨の日のことだった。
城勤めの文官服の男が二人、医師と思われる白衣の初老の男が一人、そして、看護師の服に身を包んだ少女が一人、ヘンリー王子の書状を持ってラングトン家にやって来たのだ。
何事かしらとメイド達は噂し、どことなく落ち着かない空気が屋敷に広がる中、メイは何故かメイド長に呼ばれ、応接室へと通された。
戸惑いながら主人たる伯爵に要件を窺えば、今回ラングトン家に訪れた客人たちはメイに用があるのだという。いったい自分になんの用があるのだろうと不思議に思っていれば、彼らはメイに向き直って話し出した。
「貴女がメイ・パーカーさんですね?」
「は、はい」
戸惑いながら頷けば、彼等はメイに伝染病の疑いがあるので、国立病院に入院するよう告げに来たのだという。
まさか、と目を瞠れば、医師だと名乗った白衣の初老の男性が、メイが先ごろ亡くなったお嬢様と似た症状を発症していると報告を受け、もしかすると変異した新しい伝染病かもしれないので早急に隔離入院すべきだ、と告げた。
「しかし、この症状が出ているのはこちらのメイさんだけです。恐らく、感染力は非常に弱いのでしょう。ですが、この病はあまりにも未知数。そのため、国立病院で治療を受けた方が良い」
その言葉に、メイは血の気が引いた。だって、お嬢様は体調を崩されて、あっという間に亡くなってしまったのだ。自分もそうなるのかと思えば、冷静ではいられなかった。
「わ、わたし、死ぬのですか……?」
「いえ、そうならないために治療を受けていただきたいのです」
青ざめ、今にも倒れそうなメイに、伯爵は先生の言う通りにしなさいと言い、立ち尽くすメイを置き去りにして入院手続きを進めていく。
「それでは先生、よろしくお願いします」
「はい、お任せください」
そう言って、医師と文官の男性がメイを促し、出口へと向かう。
「あ、あの、荷物とか……」
「あ、それでしたら、私が持って行きます。伯爵さまに許可をいただき、着替えの衣類だけ持って行きますので、メイさんは先に病院へ行ってください」
それにメイは混乱した頭で頷き、そのまま医師たちに連れられて病院へと向かった。
後日、メイはこの一連の流れは随分強引だったと思い返す。予告なくやってきて、とるものもとらせずメイは強制入院させられた。普通では無い対応である。
しかし、それもそのはず。この一連の流れは、仕組まれたものだったのだ。
応接室から出て行ったメイの背を見送り、伯爵は目の前の若い男に向き直る。
「これでよろしかったでしょうか、殿下」
目の前の男――文官服に身を包み、眼鏡と髪形を変えて軽く変装した第三王子、ヘンリー・ランタナは静かに頷いた。
***
「こちらがメイの部屋です」
「ありがとうございます。そちらでお待ちいただけますか」
「かしこまりました」
初老の執事にそう言い、看護師の制服に身を包んだ少女――白銀の錬金術師、ネモフィラ・ペンタスは、使用人用の狭い室内を見渡した。
使用人の部屋は大体が共同部屋だが、このラングトン伯爵家は狭いながらも個人部屋を与えていた。そんな部屋にある家具は、小さなクローゼットと机に椅子、そしてベッドだけである。
「着替えは……下着三着と寝巻二枚だけでいっか。病院にも貸し出しのがあるでしょ」
そう呟き、手早くそれらをまとめて鞄に詰める。そして、ネモは本来の目的――彼女の体を害している可能性がある薬物の捜索を始めた。
しかしながら、ざっと見てもそれらしい物は見当たらなかった。
「やっぱ、いかにも、というものじゃないのね」
メイの私物は少ない。メイドの仕事はそこまで給料が高くないし、この部屋に余計な物を置けるスペースもないからだ。そうして家探しして彼女の私物を机の上に並べたが、アクセサリーはただの装飾品で魔力反応はなく、魔道具ではない。衣類に異常もなく、小物類もだ。
「うーん……、難しいわね……」
そうして一つ一つ検分し、候補から外していると、あるものに気付いた。
「あら? これ、エラちゃんがあの男から貰ったっていう……」
これもそうだわ、と手に取ったのは、アロマオイルと紅茶缶だ。もしやこれもユーダムからの品だろうか、と思いつつ、次の品を手に取り――
「ん? これ、メイドのお給料ではちょっと買えない品ね」
チャプリと揺らすのは、高度な錬金術を使われている香水瓶だ。
「薔薇と……、百合ね……」
そのどちらも同程度の技術が使われており、これらはプレゼントの類の品だろうと判断する。
「これも調べるべきね」
そう呟き、取り出した試験管に幾らか中身を移して元に戻す。
他にもエラが貰ったと言っていた品を少量回収し、それぞれを元の場所へと戻していく。そうして部屋を出て、執事に告げた。
「この部屋は事の真相が分かるまで鍵をかけて誰も入れないように――いえ、いっそ封鎖しておいてください」
「承知いたしました」
慇懃に一礼した執事だったが、こらえきれなかった様子で彼はネモに尋ねた。
「申し訳ありません。その……、お嬢様は……」
メイを呼ぶ前、自分達が何故ここを尋ねたのか伯爵に説明している時、彼は伯爵の後ろにずっと控えていた。そのため、ネモ達が何故ここに来たのかを知っていた。
ネモは悔しそうな、それでいて、悲しそうな顔をした執事に何も言わず、ただ首を横に振った。
執事は悲壮に顔を歪めるも、俯いては全ての感情をシャットダウンするように目を閉じ、再び顔を上げる頃には、そこにはなんの感情も浮かんでいなかった。
「大変失礼いたしました。応接室へご案内いたします」
そうして再び応接室へと戻るネモは、自分を案内する執事の背中を見つめる。
この家の亡くなった令嬢のエリーゼは、きっと家人に愛されるような娘だったのだろう。エラから彼女とは仲が良かったのだと聞いている。エラの為人を知れば、なんとなく彼女と仲が良かったエリーゼの為人も見えてくるものがあった。
ネモはメイの着替えの入った鞄を持ち直しながら、彼女の部屋から持ち出した品々に付随する想いを思って、苦い顔をしたのだった。
城勤めの文官服の男が二人、医師と思われる白衣の初老の男が一人、そして、看護師の服に身を包んだ少女が一人、ヘンリー王子の書状を持ってラングトン家にやって来たのだ。
何事かしらとメイド達は噂し、どことなく落ち着かない空気が屋敷に広がる中、メイは何故かメイド長に呼ばれ、応接室へと通された。
戸惑いながら主人たる伯爵に要件を窺えば、今回ラングトン家に訪れた客人たちはメイに用があるのだという。いったい自分になんの用があるのだろうと不思議に思っていれば、彼らはメイに向き直って話し出した。
「貴女がメイ・パーカーさんですね?」
「は、はい」
戸惑いながら頷けば、彼等はメイに伝染病の疑いがあるので、国立病院に入院するよう告げに来たのだという。
まさか、と目を瞠れば、医師だと名乗った白衣の初老の男性が、メイが先ごろ亡くなったお嬢様と似た症状を発症していると報告を受け、もしかすると変異した新しい伝染病かもしれないので早急に隔離入院すべきだ、と告げた。
「しかし、この症状が出ているのはこちらのメイさんだけです。恐らく、感染力は非常に弱いのでしょう。ですが、この病はあまりにも未知数。そのため、国立病院で治療を受けた方が良い」
その言葉に、メイは血の気が引いた。だって、お嬢様は体調を崩されて、あっという間に亡くなってしまったのだ。自分もそうなるのかと思えば、冷静ではいられなかった。
「わ、わたし、死ぬのですか……?」
「いえ、そうならないために治療を受けていただきたいのです」
青ざめ、今にも倒れそうなメイに、伯爵は先生の言う通りにしなさいと言い、立ち尽くすメイを置き去りにして入院手続きを進めていく。
「それでは先生、よろしくお願いします」
「はい、お任せください」
そう言って、医師と文官の男性がメイを促し、出口へと向かう。
「あ、あの、荷物とか……」
「あ、それでしたら、私が持って行きます。伯爵さまに許可をいただき、着替えの衣類だけ持って行きますので、メイさんは先に病院へ行ってください」
それにメイは混乱した頭で頷き、そのまま医師たちに連れられて病院へと向かった。
後日、メイはこの一連の流れは随分強引だったと思い返す。予告なくやってきて、とるものもとらせずメイは強制入院させられた。普通では無い対応である。
しかし、それもそのはず。この一連の流れは、仕組まれたものだったのだ。
応接室から出て行ったメイの背を見送り、伯爵は目の前の若い男に向き直る。
「これでよろしかったでしょうか、殿下」
目の前の男――文官服に身を包み、眼鏡と髪形を変えて軽く変装した第三王子、ヘンリー・ランタナは静かに頷いた。
***
「こちらがメイの部屋です」
「ありがとうございます。そちらでお待ちいただけますか」
「かしこまりました」
初老の執事にそう言い、看護師の制服に身を包んだ少女――白銀の錬金術師、ネモフィラ・ペンタスは、使用人用の狭い室内を見渡した。
使用人の部屋は大体が共同部屋だが、このラングトン伯爵家は狭いながらも個人部屋を与えていた。そんな部屋にある家具は、小さなクローゼットと机に椅子、そしてベッドだけである。
「着替えは……下着三着と寝巻二枚だけでいっか。病院にも貸し出しのがあるでしょ」
そう呟き、手早くそれらをまとめて鞄に詰める。そして、ネモは本来の目的――彼女の体を害している可能性がある薬物の捜索を始めた。
しかしながら、ざっと見てもそれらしい物は見当たらなかった。
「やっぱ、いかにも、というものじゃないのね」
メイの私物は少ない。メイドの仕事はそこまで給料が高くないし、この部屋に余計な物を置けるスペースもないからだ。そうして家探しして彼女の私物を机の上に並べたが、アクセサリーはただの装飾品で魔力反応はなく、魔道具ではない。衣類に異常もなく、小物類もだ。
「うーん……、難しいわね……」
そうして一つ一つ検分し、候補から外していると、あるものに気付いた。
「あら? これ、エラちゃんがあの男から貰ったっていう……」
これもそうだわ、と手に取ったのは、アロマオイルと紅茶缶だ。もしやこれもユーダムからの品だろうか、と思いつつ、次の品を手に取り――
「ん? これ、メイドのお給料ではちょっと買えない品ね」
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「薔薇と……、百合ね……」
そのどちらも同程度の技術が使われており、これらはプレゼントの類の品だろうと判断する。
「これも調べるべきね」
そう呟き、取り出した試験管に幾らか中身を移して元に戻す。
他にもエラが貰ったと言っていた品を少量回収し、それぞれを元の場所へと戻していく。そうして部屋を出て、執事に告げた。
「この部屋は事の真相が分かるまで鍵をかけて誰も入れないように――いえ、いっそ封鎖しておいてください」
「承知いたしました」
慇懃に一礼した執事だったが、こらえきれなかった様子で彼はネモに尋ねた。
「申し訳ありません。その……、お嬢様は……」
メイを呼ぶ前、自分達が何故ここを尋ねたのか伯爵に説明している時、彼は伯爵の後ろにずっと控えていた。そのため、ネモ達が何故ここに来たのかを知っていた。
ネモは悔しそうな、それでいて、悲しそうな顔をした執事に何も言わず、ただ首を横に振った。
執事は悲壮に顔を歪めるも、俯いては全ての感情をシャットダウンするように目を閉じ、再び顔を上げる頃には、そこにはなんの感情も浮かんでいなかった。
「大変失礼いたしました。応接室へご案内いたします」
そうして再び応接室へと戻るネモは、自分を案内する執事の背中を見つめる。
この家の亡くなった令嬢のエリーゼは、きっと家人に愛されるような娘だったのだろう。エラから彼女とは仲が良かったのだと聞いている。エラの為人を知れば、なんとなく彼女と仲が良かったエリーゼの為人も見えてくるものがあった。
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