18 / 53
第三章
気安く近づくな
しおりを挟む
昨晩、俺は遅くまでスマートフォンと睨み合っていた。おかげで完璧な寝不足だ。と言っても、SNSを眺めて時間を無駄にしたわけではないし、動画を見て暇を潰していたわけでもない。
ずっと待っていたんだ。彼女からの連絡を。
けれど、なんの音沙汰もなかった。
なにかあったのではないかと不安になった。まさか、事故に遭ったのか。それとも悪い奴に攫われたりしていないだろうか、とか……。色々と考えてしまい、悪い方向ばかり転んでしまった。
夜更かしのせいで体が怠い。それに加えて月曜日の朝は、通常よりも瞼が重く感じる。
ベッドに張りつく体を、気合いだけで叩き起こし、俺はいつもよりも三十分早く起床した。
登校する前に、せめて紅茶だけでも飲んでいこう。そう思い、リビングへ移動すると。
「今朝はずいぶん早いな、イヴァン」
スーツ姿の父が、優雅にホットティーを飲んでいた。
昨日は帰宅しても父とは一切会話を交わさなかった。面倒なやり取りは極力したくないんだ。
紅茶なんて、どうでもよくなる。
すぐにでも家を出よう。
「学校、行ってくる」
逃げるように玄関へ駆け込んだ。「あの件は、まだ何も解決していないからな!」と、騒ぐ父の声が聞こえたが完全無視した。
いい加減しつこいんだよ。イギリスへ移住するかどうかの話だろ。俺は俺で、ちゃんと答えを出すつもりだから急かすなよ。
通学鞄を肩にかけ、俺は家を飛び出した。
今日は、曇り空が広がっている。いまにも雨が降りそうだった。バスと電車を使って登校するべきだろうか。
いや、自転車の方が断然早い。一刻も早く学校へ行こう。
とにかく、彼女の姿をひと目でいいから確認したいんだ。連絡をしてくれなかった彼女だけれど、普段通り登校しているのがわかれば俺はそれでいい。
マンションの駐輪場へと向かい、愛車に跨がり、俺は超特急で自転車を走らせた。
学校に到着したのは、八時前。この時間だと生徒の数はまばらで、校門周辺は静まり返っている。
さすがにまだ彼女は来ていないだろう。このまま校門の前で待ってみようか。それとも、二年の教室まで行ってみるか。
いや……クラスへ押しかけたら迷惑になってしまうかな。
あれこれ悩み、俺は自転車に跨がったまま動けなくなってしまう。
こんなことなら、連絡先を教えるだけじゃなくて、俺も彼女のIDを登録させてもらえばよかった。
一人で後悔しているさなか、額にポツリと冷たさを感じる。空を見上げると、どんより雲から小さな雫が降ってきた。
雨が髪を濡らし、制服に染み込み、地面を叩く。
このタイミングで雨か。校門で待つのはやめた方がよさそうだ。
自転車を押して、小走りで駐輪場へと向かう。この数秒の間に、雨はどんどん強くなっていった。
天気予報なんてろくにチェックしないから、俺はこの雨がいつ止むのかも知らない。
一年の昇降口で上履きに履き替え、自分の教室には寄らずに二年の棟へと直行した。
一年の棟からは、二階に上がって東側の廊下を辿ればいい。彼女のクラスは六組だから、三階にあるはずだ。
彼女は嫌がるかもしれない。「教室まで来るなんてどういうつもり?」と険しい顔をするかもしれない。
だとしたら、昨日メッセージをくれなかったから心配したんだと伝えてやろう。
二年六組の教室前に行き着いた。チラッと室内を覗くと、登校してきた生徒の数はまばらで。
後ろの席の方では、大柄な男たちが三人ほど固まっているのが目に入る。彼らは柔道着を身に纏っていた。これから部活動の朝練だろうか。
三人の中で一番ガタイのいい大男が突然席を立ち上がった。彼の帯は黒色で、柔道服の上からでも筋肉質なのがわかる。
彼はのそのそと廊下へ出てきた。
「おい」
テノール音が響き渡る。あまりの迫力に、俺の心臓がビクッと跳ね上がった。
「うちのクラスになんか用か」
「あっ。いや、その……」
黒帯の男はこちらへにじり寄ると、俺の目の前でぴたりと足を止めた。背丈は俺の頭半分くらい大きい。百九十はありそうだ。とにかく圧倒されてしまう。
ふう、と息を吐き、俺は愛想笑いを浮かべた。別に、悪いことはしていないんだ。堂々と答えればいい。
「友人を、捜してまして」
「友人? 誰だ」
「このクラスに、玉木サエさんという人がいますよね」
「……あぁっ?」
黒帯男は、眉間にしわを寄せた。あからさまに不機嫌な顔になる。
「おめぇ、どこのクラスだ。名前は」
圧のかかった口調。こんな巨体に見下ろされては、変に逆らえない。
固唾を呑み、俺は正直に答える。
「イヴァン・フォーマーと言います。一年一組の……」
「一年だと? サエになんの用だ」
「えっ」
……サエ? 下の名前を呼び捨てにするなんてずいぶんと馴れ馴れしいんだな。
なんて、俺が言える口ではないか。
彼は彼女と同じクラスなんだ。同級生なら、親しくなるのも不思議ではない。
そう思いつつも、この人と彼女はどういう関係なのか気になってしまう。言い草からして「ただのクラスメイト」という感じはしない。
疑問に思っていても、威圧感たっぷりの黒帯男に気安く質問する勇気なんて俺にはなかった。下手したらひねり潰されるかも。
彼にとって、俺は怪しい存在だろうし下手に刺激してはいけない。俺はどうにか平静を装った。
「彼女からの連絡がなくて」
「は?」
「いや、その……昨日家に着いたら教えてくれると約束していたのに、なんの音沙汰もなくて心配なんです」
「なに言ってんだ、お前は」
「その……俺、彼女のIDを知らないんです」
……あっ。これは言わなくてよかったかも。客観的に見ると、俺の言ってることは意味不明だ。
黒帯男は怪しむような目を俺に向けてきた。眉の間のしわが、更に深くなっている。
「おーい、リュウジ! なにしてるんだよ。朝練の時間なくなるぞ!」
俺たちがやり取りをしていたさなか、教室から男子たちの声がした。黒帯男の仲間のようだ。
彼はため息を吐き、教室の方を振り向く。
「いま行く」
拳を握りしめ、低い声で俺にこんな警告をしてきた。
「一年の野郎がサエとなんの関係があるのか知らないが、あいつに気安く近づくな」
「……え?」
「サエを傷つけたら、容赦しないぞ」
その発言に、全身が凍りついた。
傷つけたらって。どういう意味だよ……? なんでそんな風に言われなきゃならないんだ。
俺は、ただ彼女と──
そこまで頭の中で嘆いたところで、俺は続きの言葉を並べられなくなった。
俺は、彼女のなんなんだろう。部活の先輩後輩でもないし、学年すら違う。強いて言うなら、マニーカフェの店員とお客さんという関係だ。
所詮、俺は彼女にとってなんでもない存在なんだ。
現実を突きつけられた気分に陥る。虚しさの針が、俺の心を容赦なく傷つけた。
ずっと待っていたんだ。彼女からの連絡を。
けれど、なんの音沙汰もなかった。
なにかあったのではないかと不安になった。まさか、事故に遭ったのか。それとも悪い奴に攫われたりしていないだろうか、とか……。色々と考えてしまい、悪い方向ばかり転んでしまった。
夜更かしのせいで体が怠い。それに加えて月曜日の朝は、通常よりも瞼が重く感じる。
ベッドに張りつく体を、気合いだけで叩き起こし、俺はいつもよりも三十分早く起床した。
登校する前に、せめて紅茶だけでも飲んでいこう。そう思い、リビングへ移動すると。
「今朝はずいぶん早いな、イヴァン」
スーツ姿の父が、優雅にホットティーを飲んでいた。
昨日は帰宅しても父とは一切会話を交わさなかった。面倒なやり取りは極力したくないんだ。
紅茶なんて、どうでもよくなる。
すぐにでも家を出よう。
「学校、行ってくる」
逃げるように玄関へ駆け込んだ。「あの件は、まだ何も解決していないからな!」と、騒ぐ父の声が聞こえたが完全無視した。
いい加減しつこいんだよ。イギリスへ移住するかどうかの話だろ。俺は俺で、ちゃんと答えを出すつもりだから急かすなよ。
通学鞄を肩にかけ、俺は家を飛び出した。
今日は、曇り空が広がっている。いまにも雨が降りそうだった。バスと電車を使って登校するべきだろうか。
いや、自転車の方が断然早い。一刻も早く学校へ行こう。
とにかく、彼女の姿をひと目でいいから確認したいんだ。連絡をしてくれなかった彼女だけれど、普段通り登校しているのがわかれば俺はそれでいい。
マンションの駐輪場へと向かい、愛車に跨がり、俺は超特急で自転車を走らせた。
学校に到着したのは、八時前。この時間だと生徒の数はまばらで、校門周辺は静まり返っている。
さすがにまだ彼女は来ていないだろう。このまま校門の前で待ってみようか。それとも、二年の教室まで行ってみるか。
いや……クラスへ押しかけたら迷惑になってしまうかな。
あれこれ悩み、俺は自転車に跨がったまま動けなくなってしまう。
こんなことなら、連絡先を教えるだけじゃなくて、俺も彼女のIDを登録させてもらえばよかった。
一人で後悔しているさなか、額にポツリと冷たさを感じる。空を見上げると、どんより雲から小さな雫が降ってきた。
雨が髪を濡らし、制服に染み込み、地面を叩く。
このタイミングで雨か。校門で待つのはやめた方がよさそうだ。
自転車を押して、小走りで駐輪場へと向かう。この数秒の間に、雨はどんどん強くなっていった。
天気予報なんてろくにチェックしないから、俺はこの雨がいつ止むのかも知らない。
一年の昇降口で上履きに履き替え、自分の教室には寄らずに二年の棟へと直行した。
一年の棟からは、二階に上がって東側の廊下を辿ればいい。彼女のクラスは六組だから、三階にあるはずだ。
彼女は嫌がるかもしれない。「教室まで来るなんてどういうつもり?」と険しい顔をするかもしれない。
だとしたら、昨日メッセージをくれなかったから心配したんだと伝えてやろう。
二年六組の教室前に行き着いた。チラッと室内を覗くと、登校してきた生徒の数はまばらで。
後ろの席の方では、大柄な男たちが三人ほど固まっているのが目に入る。彼らは柔道着を身に纏っていた。これから部活動の朝練だろうか。
三人の中で一番ガタイのいい大男が突然席を立ち上がった。彼の帯は黒色で、柔道服の上からでも筋肉質なのがわかる。
彼はのそのそと廊下へ出てきた。
「おい」
テノール音が響き渡る。あまりの迫力に、俺の心臓がビクッと跳ね上がった。
「うちのクラスになんか用か」
「あっ。いや、その……」
黒帯の男はこちらへにじり寄ると、俺の目の前でぴたりと足を止めた。背丈は俺の頭半分くらい大きい。百九十はありそうだ。とにかく圧倒されてしまう。
ふう、と息を吐き、俺は愛想笑いを浮かべた。別に、悪いことはしていないんだ。堂々と答えればいい。
「友人を、捜してまして」
「友人? 誰だ」
「このクラスに、玉木サエさんという人がいますよね」
「……あぁっ?」
黒帯男は、眉間にしわを寄せた。あからさまに不機嫌な顔になる。
「おめぇ、どこのクラスだ。名前は」
圧のかかった口調。こんな巨体に見下ろされては、変に逆らえない。
固唾を呑み、俺は正直に答える。
「イヴァン・フォーマーと言います。一年一組の……」
「一年だと? サエになんの用だ」
「えっ」
……サエ? 下の名前を呼び捨てにするなんてずいぶんと馴れ馴れしいんだな。
なんて、俺が言える口ではないか。
彼は彼女と同じクラスなんだ。同級生なら、親しくなるのも不思議ではない。
そう思いつつも、この人と彼女はどういう関係なのか気になってしまう。言い草からして「ただのクラスメイト」という感じはしない。
疑問に思っていても、威圧感たっぷりの黒帯男に気安く質問する勇気なんて俺にはなかった。下手したらひねり潰されるかも。
彼にとって、俺は怪しい存在だろうし下手に刺激してはいけない。俺はどうにか平静を装った。
「彼女からの連絡がなくて」
「は?」
「いや、その……昨日家に着いたら教えてくれると約束していたのに、なんの音沙汰もなくて心配なんです」
「なに言ってんだ、お前は」
「その……俺、彼女のIDを知らないんです」
……あっ。これは言わなくてよかったかも。客観的に見ると、俺の言ってることは意味不明だ。
黒帯男は怪しむような目を俺に向けてきた。眉の間のしわが、更に深くなっている。
「おーい、リュウジ! なにしてるんだよ。朝練の時間なくなるぞ!」
俺たちがやり取りをしていたさなか、教室から男子たちの声がした。黒帯男の仲間のようだ。
彼はため息を吐き、教室の方を振り向く。
「いま行く」
拳を握りしめ、低い声で俺にこんな警告をしてきた。
「一年の野郎がサエとなんの関係があるのか知らないが、あいつに気安く近づくな」
「……え?」
「サエを傷つけたら、容赦しないぞ」
その発言に、全身が凍りついた。
傷つけたらって。どういう意味だよ……? なんでそんな風に言われなきゃならないんだ。
俺は、ただ彼女と──
そこまで頭の中で嘆いたところで、俺は続きの言葉を並べられなくなった。
俺は、彼女のなんなんだろう。部活の先輩後輩でもないし、学年すら違う。強いて言うなら、マニーカフェの店員とお客さんという関係だ。
所詮、俺は彼女にとってなんでもない存在なんだ。
現実を突きつけられた気分に陥る。虚しさの針が、俺の心を容赦なく傷つけた。
1
あなたにおすすめの小説
フラレたばかりのダメヒロインを応援したら修羅場が発生してしまった件
遊馬友仁
青春
校内ぼっちの立花宗重は、クラス委員の上坂部葉月が幼馴染にフラれる場面を目撃してしまう。さらに、葉月の恋敵である転校生・名和リッカの思惑を知った宗重は、葉月に想いを諦めるな、と助言し、叔母のワカ姉やクラスメートの大島睦月たちの協力を得ながら、葉月と幼馴染との仲を取りもつべく行動しはじめる。
一方、宗重と葉月の行動に気付いたリッカは、「私から彼を奪えるもの奪ってみれば?」と、挑発してきた!
宗重の前では、態度を豹変させる転校生の真意は、はたして―――!?
※本作は、2024年に投稿した『負けヒロインに花束を』を大幅にリニューアルした作品です。
幼馴染が家出したので、僕と同居生活することになったのだが。
四乃森ゆいな
青春
とある事情で一人暮らしをしている僕──和泉湊はある日、幼馴染でクラスメイト、更には『女神様』と崇められている美少女、真城美桜を拾うことに……?
どうやら何か事情があるらしく、頑なに喋ろうとしない美桜。普段は無愛想で、人との距離感が異常に遠い彼女だが、何故か僕にだけは世話焼きになり……挙句には、
「私と同棲してください!」
「要求が増えてますよ!」
意味のわからない同棲宣言をされてしまう。
とりあえず同居するという形で、居候することになった美桜は、家事から僕の宿題を見たりと、高校生らしい生活をしていくこととなる。
中学生の頃から疎遠気味だったために、空いていた互いの時間が徐々に埋まっていき、お互いに知らない自分を曝け出していく中──女神様は何でもない『日常』を、僕の隣で歩んでいく。
無愛想だけど僕にだけ本性をみせる女神様 × ワケあり陰キャぼっちの幼馴染が送る、半同棲な同居生活ラブコメ。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる