【完結】インテリヤクザと不良牧師はエロ変態どもに屈しない。

劣情祝詞

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とある不良牧師の受難

閑話休題 とある詐欺師と保育士の会合

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「遅れてごめん、七瀬。」

「いいよ、もう僕カフェオレ3杯目だけど。」

ある昼下がりのカフェ。おしゃれな雰囲気なのに、ドリンク飲み放題のリーズナブルな価格が売りの店。その奥で待ち合わせをする23歳の二人は高校からの幼馴染み 。

「ちょっと女の子の話が止まらなくってさ、うるさいのなんのって。」

「ていうか九条、もう詐欺師とかやめてまともな職につきなよ。」

「それは無理。詐欺は俺の生き甲斐だから。それよりどうだった?俺が教えた緊縛術!」

「もう全然駄目。やってみたけど縄がするりと抜けて下に落ちちゃって。結構体格いい人だからだめだったのかな。」

「俺だって結構体格いい人にやってるけど余裕だぞ。」

昼間のカフェで23の男がする会話ではない。

「七瀬って高校の時から恋愛とか苦手なタイプだったじゃん。保育士になって子供とふれあうことしか考えてなかったろ?」

「5年前からはそりゃ変わってるよ。本当に好きだからどんどん攻めるし。」

「どんな人なんだよ。」

「えー、体格は良くて、目付きも鋭くて、性格もちょっと怖いんだけど本当は凄く優しくて穏やかな人。」

「ふーん。」

「それで牧師やってる。」

「それやばいんじゃ。」

「詐欺師に言われたくないですー!」

恋バナの次元を優に超えている。

「それで、九条の方はどうなんだよ。」

「えー、俺?んーとね、体格良くて、目付き鋭くて、性格も怖いけど、仲間思いで、こんな俺にも構ってくれる優しい人。」

「なんか、似てるな……。僕の好きな人と。」

「確かに、あ、でもヤクザやってる。」

「…………間違いなくお前の方がやばいよ。」
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