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12 異界に住んでいる知的生命体
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壊れたエアコンを「重てぇ」と言いながら、運んでいると。
「あぁ、使徒様。 御尊顔を拝しまして、光栄に存じます」
神殿の外から、男が一人入ってきて、俺の前で土下座したぞ。
謝ってはいないので、土下座じゃないかも知れない。
「へっ、あんただれ」
うわぁ、吃驚して心臓が止まるところだった。
土下座ポーズじゃなかったら、絶対に逃げていたと思う。
このおっちゃんと言うか、おじいちゃんは、異界に住んでいる知的生命体に違いない。
だって、言葉を話しているもの。
でも、どうして日本語が通じるんだ、あれか、脳に直接語りかけてくるってヤツか、よう知らんけど。
「私は〈イヨセカ国〉の長で、〈ワワク〉と申します。 使徒様には、素晴らしい衣服や多くの鉄を恵んで頂きまして、誠にありがとうございます。 お陰様で、国はますます発展していく事でしょう」
あっ、やっぱり服や鉄の棚を持って行ったんだな、まあ、ゴミだから良いんだけど。
それにしても、あれだ、神殿の外へ出られたのか、出口なんて無かった気がする。
隠された扉でもあったのか、外には国があったなんて、驚いちゃうよ。
宗教があって、かなり立派な神殿があるんだ、おかしくはないか。
「それは良かった」
んー、不思議な感じだ。
このおじいちゃんは、全くの初対面なのに、あんまり怖くないぞ。
そこはかとなく、親近感を感じてしまう、顔は似てないのに。
浅黒い顔は東南アジアの人みたいだし、服は簡素な貫頭衣っぽい物を着ている。
姿かっこうは、かなり違っているよな、どうしてなんだろう。
この神殿が関係しているとしか思えない。
俺が〈使徒〉と呼ばれた事と、無関係じゃないよな、神秘の力が介在しているのだろう。
「はい。 誠にそうで御座います。 使徒様には、見目麗しい巫女をご用意いたしております。 なにとど〈イヨセカ国〉を、よろしくお願い申し上げます」
最後はなんか選挙運動みたいだな。
〈ワワク〉おじいさんが神殿を出て行った後、俺は茫然とその場に立っていた。
俺はかなり鈍いので、少し経ってからさっきの出来事に、ショックを受けたんだろう。
鈍いのは日本人特有の謙遜だよ、スパッと鋭い時も多いんだ。
よく考えたら、あり得ねぇ話じゃんか、異界人だぞ、イカニンジンじゃないんだ、細切りになっていない。
福島の郷土料理だったな、簡単だから今度〈さっちん〉に作ってもらおう。
「使徒様、巫女を連れて参《まい》りました。 国中で一番の器量良しで御座います」
「使徒様、お目にかかれて光栄に存《ぞん》じます。 〈アココ〉と称する乙女であります。 ぜひ、使徒様の巫女として、お側に置いて頂きたく参上いたしました」
〈アココ〉と言う娘は、二十歳までで、すらりとした手足のすごい美人だ。
肌がやや浅黒いのは、長と同じだけど、目は大きくパッチリしているし、眉毛が濃くて太いのも健康的で良い。
ズッギュンと俺のハートは撃ち抜かれたよ、とんでもなく良い、ジュルリ、堪らんな。
〈さっちん〉には悪いが、総合的に見て〈アココ〉ちゃんが美人選手権の勝者だ。
〈さっちん〉が勝っているのは、おっぱいの大きさくらいだな、それも僅差だと思う。
〈さっちん〉、ごめんなさい。
〈さっちん〉にも〈さっちん〉なりの良さがあると、俺は断言したい。
ただし、〈アココ〉ちゃんが勝利した事は、絶対に黙っていよう。
「ほぉ、使徒様もお喜びのご様子。 この〈ワワク〉、胸をなで下ろしております。 ははっ、後は若い二人で、ご存分に過ごして頂ければ幸いです。 私はこれで失礼いたします」
〈ワワク〉おじいさんが神殿を出て行き、俺は〈アココ〉ちゃんと二人切りになった。
どうしよう、黙ったままじゃ良くないよ、何か会話の糸口が無いのか。
俺には美人とスムーズに会話出来る、スキルなんてものは、生えていないんだ。
「使徒様、祭壇の前でいたせと教えられています。 そうすれば、私が使徒様の真の巫女となるのだそうです。 このとおり、敷物を持参していますので、さあ、いたしましょう」
〈いたす〉を二回言ったぞ、この子、やる気満々なんだな、そりゃ俺もいたしたい。
でもな。
表情が硬い、思い詰めたような顔をしている、本当は俺としたくないんじゃないの。
少しだけでも話をして、俺の人となりを知ってもらおう。
そうすれば、心から俺に抱かれたくなるだろう。
「えぇっと、君の名前は〈アココ〉と言うんだな。 〈アッコ〉って愛称で呼んでも良いかい」
「〈アッコ〉ですか…… 。 はっ、使徒様のお好きなように、お呼びください」
〈アッコ〉と呼ぶのは微妙だったらしい、でも男に二言があってはいけない、〈アッコ〉で通すぞ。
細かい事を気にしていたら、人生に負けてしまうんだ、もう俺はかなり負けているからな。
「使徒様、どうぞ私の体を使い、性を撃ちだしてください。 私はそれを望んでおります」
うわぁ、〈アッコ〉が貫頭衣をパサリと脱いで、敷物の上へ寝転んだ。
下着は初めから、つけていなかったんだ、一糸まとわぬ全裸だよ。
浅黒い肌がツヤツヤで滑らかそうだ、少しも崩れていないおっぱいが、うっ、堪らん。
俺の人となりを知ってもらう作戦は、もろに失敗したな。
もろの裸を見せられたら、俺の少ない理性は、股間の灼熱で〈むわぁ〉と蒸発してしまった。
そもそも、俺の人となりを知っても、抱かれたいと思う女はいねぇよ、逆に逃げて行くだけだ。
だったらなぜ、〈アッコ〉は裸で俺を待っているんだ、それは俺が使徒だからだろう。
だったら、俺自身じゃなく、使徒としていたしてやろう。
んー、使徒としていたすって、どういすれば良いんだ。
いつもやっていた、シコシコじゃなくて、シトシトなんだろうか。
〈アッコ〉は初めてのようだから、シトシトどころか、ジトジトになるまで濡らすようにしよう。
「あぁ、使徒様。 御尊顔を拝しまして、光栄に存じます」
神殿の外から、男が一人入ってきて、俺の前で土下座したぞ。
謝ってはいないので、土下座じゃないかも知れない。
「へっ、あんただれ」
うわぁ、吃驚して心臓が止まるところだった。
土下座ポーズじゃなかったら、絶対に逃げていたと思う。
このおっちゃんと言うか、おじいちゃんは、異界に住んでいる知的生命体に違いない。
だって、言葉を話しているもの。
でも、どうして日本語が通じるんだ、あれか、脳に直接語りかけてくるってヤツか、よう知らんけど。
「私は〈イヨセカ国〉の長で、〈ワワク〉と申します。 使徒様には、素晴らしい衣服や多くの鉄を恵んで頂きまして、誠にありがとうございます。 お陰様で、国はますます発展していく事でしょう」
あっ、やっぱり服や鉄の棚を持って行ったんだな、まあ、ゴミだから良いんだけど。
それにしても、あれだ、神殿の外へ出られたのか、出口なんて無かった気がする。
隠された扉でもあったのか、外には国があったなんて、驚いちゃうよ。
宗教があって、かなり立派な神殿があるんだ、おかしくはないか。
「それは良かった」
んー、不思議な感じだ。
このおじいちゃんは、全くの初対面なのに、あんまり怖くないぞ。
そこはかとなく、親近感を感じてしまう、顔は似てないのに。
浅黒い顔は東南アジアの人みたいだし、服は簡素な貫頭衣っぽい物を着ている。
姿かっこうは、かなり違っているよな、どうしてなんだろう。
この神殿が関係しているとしか思えない。
俺が〈使徒〉と呼ばれた事と、無関係じゃないよな、神秘の力が介在しているのだろう。
「はい。 誠にそうで御座います。 使徒様には、見目麗しい巫女をご用意いたしております。 なにとど〈イヨセカ国〉を、よろしくお願い申し上げます」
最後はなんか選挙運動みたいだな。
〈ワワク〉おじいさんが神殿を出て行った後、俺は茫然とその場に立っていた。
俺はかなり鈍いので、少し経ってからさっきの出来事に、ショックを受けたんだろう。
鈍いのは日本人特有の謙遜だよ、スパッと鋭い時も多いんだ。
よく考えたら、あり得ねぇ話じゃんか、異界人だぞ、イカニンジンじゃないんだ、細切りになっていない。
福島の郷土料理だったな、簡単だから今度〈さっちん〉に作ってもらおう。
「使徒様、巫女を連れて参《まい》りました。 国中で一番の器量良しで御座います」
「使徒様、お目にかかれて光栄に存《ぞん》じます。 〈アココ〉と称する乙女であります。 ぜひ、使徒様の巫女として、お側に置いて頂きたく参上いたしました」
〈アココ〉と言う娘は、二十歳までで、すらりとした手足のすごい美人だ。
肌がやや浅黒いのは、長と同じだけど、目は大きくパッチリしているし、眉毛が濃くて太いのも健康的で良い。
ズッギュンと俺のハートは撃ち抜かれたよ、とんでもなく良い、ジュルリ、堪らんな。
〈さっちん〉には悪いが、総合的に見て〈アココ〉ちゃんが美人選手権の勝者だ。
〈さっちん〉が勝っているのは、おっぱいの大きさくらいだな、それも僅差だと思う。
〈さっちん〉、ごめんなさい。
〈さっちん〉にも〈さっちん〉なりの良さがあると、俺は断言したい。
ただし、〈アココ〉ちゃんが勝利した事は、絶対に黙っていよう。
「ほぉ、使徒様もお喜びのご様子。 この〈ワワク〉、胸をなで下ろしております。 ははっ、後は若い二人で、ご存分に過ごして頂ければ幸いです。 私はこれで失礼いたします」
〈ワワク〉おじいさんが神殿を出て行き、俺は〈アココ〉ちゃんと二人切りになった。
どうしよう、黙ったままじゃ良くないよ、何か会話の糸口が無いのか。
俺には美人とスムーズに会話出来る、スキルなんてものは、生えていないんだ。
「使徒様、祭壇の前でいたせと教えられています。 そうすれば、私が使徒様の真の巫女となるのだそうです。 このとおり、敷物を持参していますので、さあ、いたしましょう」
〈いたす〉を二回言ったぞ、この子、やる気満々なんだな、そりゃ俺もいたしたい。
でもな。
表情が硬い、思い詰めたような顔をしている、本当は俺としたくないんじゃないの。
少しだけでも話をして、俺の人となりを知ってもらおう。
そうすれば、心から俺に抱かれたくなるだろう。
「えぇっと、君の名前は〈アココ〉と言うんだな。 〈アッコ〉って愛称で呼んでも良いかい」
「〈アッコ〉ですか…… 。 はっ、使徒様のお好きなように、お呼びください」
〈アッコ〉と呼ぶのは微妙だったらしい、でも男に二言があってはいけない、〈アッコ〉で通すぞ。
細かい事を気にしていたら、人生に負けてしまうんだ、もう俺はかなり負けているからな。
「使徒様、どうぞ私の体を使い、性を撃ちだしてください。 私はそれを望んでおります」
うわぁ、〈アッコ〉が貫頭衣をパサリと脱いで、敷物の上へ寝転んだ。
下着は初めから、つけていなかったんだ、一糸まとわぬ全裸だよ。
浅黒い肌がツヤツヤで滑らかそうだ、少しも崩れていないおっぱいが、うっ、堪らん。
俺の人となりを知ってもらう作戦は、もろに失敗したな。
もろの裸を見せられたら、俺の少ない理性は、股間の灼熱で〈むわぁ〉と蒸発してしまった。
そもそも、俺の人となりを知っても、抱かれたいと思う女はいねぇよ、逆に逃げて行くだけだ。
だったらなぜ、〈アッコ〉は裸で俺を待っているんだ、それは俺が使徒だからだろう。
だったら、俺自身じゃなく、使徒としていたしてやろう。
んー、使徒としていたすって、どういすれば良いんだ。
いつもやっていた、シコシコじゃなくて、シトシトなんだろうか。
〈アッコ〉は初めてのようだから、シトシトどころか、ジトジトになるまで濡らすようにしよう。
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