いつだってあなたが私を強くする

泥んことかげ

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第15話【進行する恐怖】(3)

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【応接室内部】

緊迫した、状況だがミフィレンが心配で話が全く頭に入らない。
ノーメンに任せた事に多少の、後悔を覚える。

「おい...さっきの揺れは何だ?ここは魔法壁 マジックウォールで安全じゃなかったのか?」
いてもたってもいられずイライラが募る。

「ここは安全だ。問題はない。そんなに気になるのなら外の状況を見してやろう」
そう言うと、ガラス張りのテーブルからホログラムが浮かび上がり、外や内部の様子が映し出された。

魔法壁マジックウォール外側では、互いの力が均衡しており援護信号を出していた。
広場では、ノーメン、獄炎猟犬ヘルブレイズハウンド暴君タイラント牛人ミノタウロスと善戦となるが、両者一歩も引かずといったところだ。
幸い被害は、出ておらずこのまま長期戦に持ち込めば勝機はありそうだった。

気だるそうに画像を見つめるニッシャだったが、ミフィレンの姿がないことに気づく。
驚いて、食い入るように見つめる。
「あの野郎に任せた私がバカだった......」
任せた相手が悪かったと改めて、頭を抱え込んでしまった。
そんな私を見て、我に秘策アリとでも言いたそうな顔をしていた。
「ニッシャ君、ここに入った段階で個人の魔力マナ」は判別出来るのだよ。まぁ君みたいに例外はあるが、幼い少女一人など造作もなきことだ」
両隣の護衛に合図を送る。
私の姿が映し出され、文字が浮かび上がり、これまでの行動が羅列されていた。

いつ正午  どこで応接室内  誰がニッシャ  どうして依頼のため

「このように、登録されていたり、都に来た段階で個々の魔力マナを調べあげているため指1つで情報がでるのだよ」

あまり、納得がいってないのか、目は点になり、口を開け「ポカーン」という感じだった。
「詳細を知りたければ、ココを拡大すると...君の固有魔力マナ、や経歴を知ることができる」

【ニッシャ】
固有魔力ユニークマナ=【火早炎迅かそくえんじん
〔B.W.H〕92cm.バスト 56cm.ウエスト 84cmヒップ
〔T.W〕180cmトール62kgウェイト
〔出生地〕都市シレーネ1番街いちばんがい‐15‐15いぬいぬ11わんわん

〔経歴〕
10歳‐最年少で協会付属卒業
12歳-討伐部隊入隊、才能が開花する。
15歳-最年少記録更新、輝かしい戦歴を刻む。
18歳-部隊長就任、総kill数歴代1位記録殿堂入り。
20歳-元部隊長殺し、並びに都永久追放
25歳-5年ぶりに都入り※〔超〕要注意人物。

〔危険度level-Ⅳ〕

「プライベートっつう概念はないのかねぇ...ココわ?」
映し出された自分に煙を吹きかける。
老年男性の顔いっぱいに、かけられた煙でけむたそうに手で扇ぐ。
「ゴホッゴホッ」という喉でつっかえたような、声が鈍く聞こえる。
初めに都入りした時の画面に切り替わり、ミフィレンに照準を合わす。
いつ正午  どこで中央広場前通路  誰がミフィレン  どうして避難のため
そこには、ミフィレン、老婆、アイナ、赤子の四人が映し出された。
どうやら、避難所へ向かっているようだった。
私は一先ひとまず安心した。

「その、探しているのはこの子かね?」
シワが入り、短い指でミフィレンを指す。
あぁ、そうだよ。いいから早くしてくれ。
と言うと、少し顔がひきつったが詳細を確認する。
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