翔田美琴のエリオットシリーズ

翔田美琴

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シルバーヘアーのメロディー

8話 南半球の地を踏んで

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 私は今、オーストラリアの大地に足を踏んでいる。現在地はシドニー国際空港。
 はるばるイギリスからここ南半球の大地にいる。イギリスは冬真っ只中だが、さすがは南半球の大地。
 ここは真夏の地だった。真っ白な半袖のワイシャツを纏い、紺色のズボンを穿き、厳しい税関のチェックを抜け、そしてシドニーの大地を踏んでいる。
 私はこの真夏のオーストラリアのあの有名なオペラハウスにて行われるオーケストラ公演の為にこの国へ来た。約十日間の公演だった。
 それにしても、凄い異様な暑さだ。蒸し暑いとしか言いようがない。
 だが、開放的な青空を見ると、あの暗く淀んだ思いが無くなる。
 娘は今はアネットの両親に預けてある。しばらくの間、留守にするからと言って、シンプソン夫妻に預けてきた。
 その私がオーストラリアに行く前夜、娘のジェニファーはどうやらとんでもないことを覚えてしまったようだ。
 あの前夜。いつものようにバスタイムをしていると、ジェニファーはとんでもないことを聞いてきた。

「パパ?」
「何だい?」

 いつものように銀髪をシャンプーで洗っていた時のこと。

「私…まだ、パパのを入れてもらってないね…」
「な?! まだ…早過ぎるよ、ジェニファーには」
「でも、生理は来ているよ?」
「確かにそれが来るということは、ジェニファーも女になったと言えるけど、お前はまだ十二歳だろう? パパを受け入れるのは早過ぎる」
「それにね、本当はこんなこと、してはいけないんだよ?」
「何で?」
「いいかい? もし仮にパパの子をジェニファーが宿したとしよう。そうしたら、その子はどうなると思う?」
「どうなるの??」
「これは凄い難しい話になるけど、人というのはパパの遺伝子とママの遺伝子が全く同じだった場合で子供が生まれると、重い病気や重い障害を生まれつき持った可哀相な子が生まれるようになっているんだ。だがら、どこの国でも文化でも、実のパパやママとその子供は結婚してはいけないって決められているんだ。もし、そのルールがなかったら、人間自体が滅びてしまうことになる。怖い話だろう…?」
「うん。そうだね…」
「それに、命というのは簡単に粗末にしてはいけない。きちんと生まれた命なら、責任を持ってそれを育てる覚悟を持たないといけない。ジェニファー。もし、そんな可哀相な命が君に宿ったら、育てられる覚悟はあるかい?」
「ううん」
「だろう? だから…簡単に私を求めるのはやめた方がいい。そりゃあ、私が気をつければいいだけのことだけど、君のそこは…命が宿る神聖な場所だ。求めるのは私の唇だけにしておきなさい」
「パパはそれで満足なの…?」
「どういう意味だ? それ」
「だって、パパのそこ、毎回、苦しそうに大きくなっているよ…?」

 彼女は少しぼやかして言ったが、その瞳は、私の分身へ行っている。

「満足しているよ。十分」

 私はシャンプーを流すとコンディショナーを取り出して銀髪を丁寧に手入れした。
 鏡を見て、銀髪にコンディショナーを馴染ませる。

「パパ、嘘ついてない?」
「嘘?」
「だって、パパ、私がそこにキスすると凄い気持ちよさそうに甘い吐息を吐いている」

 なかなか鋭い指摘だった。
 全く男というのはシンプルな生き物だ。女はそれと比べると比較にならないくらいに複雑で、そして神聖な生き物だ。

「気付いていたのか…?」

 シャワーのぬるい水でコンディショナーを洗い流し、それで顔を濡らす私はジェニファーに微笑んでみせた。
 彼女もバスタブの中で、育ち盛りの徐々にふくらみつつある胸を見せる。
 私のやんちゃな分身は、それに早くも反応して、むくむく大きくなってきている。

「ね? キスしてあげる…」
「明日からしばらくの間、会えないから、寂しいのか?」
「うん。だからパパのそこに…キスしたい」

 ジェニファーの瞳がそこで妖しい色気で光った。まるで、アネットが私を求めている時のように。
 自分の心臓が高鳴るのが判ったよ。鼓動がどんどん大きくなってきている。
 そして、ここで内なる私の雄の部分は、彼女の唇を求めていた。
 分かりやすく言うと、要はフェラチオしてもらいたいということだった。
 娘の口戯を受けるなど正気の沙汰ではない。でも、やはり、男の本能は正直だった。
 分身は娘の口を欲しがっていた。
 このままでは、破裂してしまうと思ったのか…結局はその欲望に負ける私がいた。

「来て?」

 娘をバスタブから上がらせた私はいきり立った分身を見せ、そしてジェニファーの口戯を受けた。

「んんっ…」

 ジェニファーは何も躊躇しないで、さも当然のように私を咥えた。
 思わず甘い吐息を吐く私。瞳を閉じて娘の口に酔いしれる。
 これが、本当に十二歳の子のフェラチオなのかと思う程、凄い快楽が私を襲う。
 彼女は淫らな音を立てて、私を口いっぱいに深くほおばり、己の唾液を擦りつける。

「ジェ…ジェニファー…」

 余りの快楽に身をよじらせる。バスルームの壁に自分の背中を預け、喘ぐ私がそこにいた。
 思わず天井に顔を仰いでしまう…。

「パパ。凄い、いつもより…セクシーになっている」
「はあっ…はあっ…お…お前、テクニックが上達している…!」
「はあっ…はあっ…パパもすごいよ…。硬くなって爆発しそうになってる…!!」
「あ…ああ。本当に…爆発する…かもな…」
「パパ! パパの愛にまみれたい…!」

 彼女の口戯が激しくなっている。凄い…背徳的な快楽だ…!
 そして、私は実の娘の口の中に初めて…自分の愛の蜜を注いでしまった…。
 瞳を閉じて、自らの欲望を、解放してしまった。

「ジェニファー…すまない…出る!」
「んんっ! はむっ! んんっ!!」

 彼女は私を咥えてその愛の蜜を自分の口で受け止めた。
 慌てて水道の水で流すよう促した。

「無理に飲むことはない。吐いて? それに口もきれいにしてくれ」

 ジェニファーは、私の愛の蜜を口から出して、水道の水で口をゆすいだ。
 彼女は少し苦しそうにしながらも、その行為に満足している様子だ。

「はあっ…はあっ…パパ…凄い濃かった」
「ああ。パパも安心して、オーケストラ公演に行けるよ」

 最後はやはり、激しいキスをその場でしてしまった。
 私もやはり、しばらくの間、娘に会えないのを悲しいと思っているのだろう。
 深くそして、濃厚なキスをして、その場でまた娘とオーラルセックスを交わした…。
 ぬるいシャワーの水を全身に浴びながら、徐々に蕾から花になりつつある娘の蕾を…唇と舌で愛した。この行為をしている時だけ、自分の理性の鎖は簡単に外れてしまう。
 ジェニファーはまだあどけない喘ぎ声を上げるが、徐々に女らしい艶やかな声になりつつある。
 今夜のオーラルセックスは激しくしてしまった。
 娘の神聖なラビアに舌を入れる。自分の口髭が花芯に当たるようにわざと深く愛する。
 ジェニファーはその私という”快楽”に溺れる。

「パパ! パパぁ!!」

 そう呼ばれる度に、私は異常に興奮して、彼女の蕾を己の唇で愛した。

「はあっ…はあっ…美味しい…ジェニファーのここは」

 淫らな音を立てて、実の娘のラビアを鍛える。かすかに甘い蜜だった。

「ああっ!! ああっ…!! パパ…いっちゃうよ!」
「いっちゃっていい。パパはお前のその声が聴きたい…!」

 そうして…ジェニファーは、まだ十二歳なのに、まるでアネットが叫ぶような声を上げ、快楽の絶頂に駆け上がった。
 すると、彼女のラビアはひくひくと動いているのが見えた。
 欲しがっていたんだ。私を。でも…やめておいた。
 まだ中学生になって間もない彼女にそれをやるのは抵抗があった。
 父に視姦され、彼女はさらにそこを濡らした。
 バスルームには、彼女の荒い息遣いとシャワーが流れる音が響いていた。

「ジェニファーのここ、凄いひくひくしていたよ…?」
「はあっ…はあっ…パパ、愛している…!」

 その前夜も激しいオーラルセックスを交わしたジェニファーと私は、一緒にベッドで寝て夜を過ごした。
 そして、朝が来て、私はシンプソン夫妻にジェニファーを預けると、そのまま空港へ向かった。
 こうして今はオーストラリアの地にいるということだ。
 私は今は正直ほっとしていた。あれ以上娘といたら、多分口ではきれいごとを言っていたが、本当に娘の蕾に分身を入れて花にしていただろう。
 背徳的な行為を思いだすと微かに身を震わせる私がいた。

「今は目の前の仕事に集中だな」

 自分に言い聞かせるように、呟いて、私はシドニー市内のオペラハウスへと向かった。
 これから公演の前に簡単なリハーサルがある。
 それが終わったら十日間の公演だ。
 真夏の二月のオーストラリアで、美しい旋律と共に過ごす。
 ここで、少しでも、私の乱れたメロディーが直ればと思う。
 リハーサル初日。共に組むオーケストラの面々と顔を合わせた。
 既にもう数回は共に組んでいるオーケストラだったので、安心した。
 指揮者の男性と会話を楽しむ。

「エリオット・レムさん。またよろしくお願いします」
「ええ。こちらこそよろしく」
「今回の公演はシューベルトが中心ですね」
「ピアノソナタ第21番も入っていますね」
「だから、エリオットさんに来てもらったんですよ」

 などなど曲の打ち合わせをしてからは、ピアノのチューニング作業だ。専門の調律師と共に調律をする。それの後に軽くオーケストラとのリハーサルを開始する。
 オーケストラ公演は主に夜にすることが多い。
 昼間はこういったリハーサルやら調律やらが中心。
 でもおろそかには出来ない作業だ。特にピアノの調律は大事だ。ピアノの調律を完璧でないと、どんなに美しい曲でも美しく無くなってしまう。美しい曲を弾くのなら、やはり美しい音色でなければならない。その辺のプロ意識は私にだってある。
 だいたいそして夜寝る前は、今回の公演で演奏する曲を聴いて、楽譜の確認作業をしながら寝る場合が多い。この作業は欠かせない。
 そして、公演が始まれば、後はもう、美しい旋律と音に身を委ね、自分も音楽に世界に浸ってゆく。
 こうして、私の南半球の大地での公演は無事に進んで・・約十日間の公演は無事に満員御礼で終了した。
 ロンドン行の飛行機の予約を取り、そしてビジネスクラスの席に乗って、私はイギリスへと帰った。
 そして、ロンドンに到着したら、ジェニファーを迎えにいく。
 シンプソン夫妻の家のチャイムを鳴らした。

「エリオットさん。公演は無事に?」
「ええ。さっき帰ってきました。ジェニファーはいい子にしていましたか?」
「ええ。とってもいい子にしていましたよ」

 アネットの母・アニーは大きく微笑むと、ジェニファーを呼んでくれた。

「ジェニファー? パパが帰ってきたわよ?」
「パパ!」

 ジェニファーは私の胸に飛び込むようにして元気よく出迎えてくれた。
 私も思わず抱きしめてしまう。

「ただいま。ジェニファー」
「おかえり! パパ」
「やあ」
「スコットさん」
「今回も大成功だったようだね。いや、良かったよ」
「毎回すいませんね」
「いや。ジェニファーの日々、成長する姿は見ていて飽きない。とても素直でいい子だ。うまくやっているようだね」
「ええ。まあ」

 私はそこで笑顔になってみせた。

「この子はアネットの命が宿っていますから」
「それじゃあ、私達はまた家に帰らせていただきますね」
「たまには我が家に泊まっていけばいいのに」
「その好意だけで十分です。では…」

 シンプソン夫妻にお礼をして、私とジェニファーは家路についた。
 私はジェニファーを連れ、我が家へ赤いミニクーパーを走らせた。二月も中旬。そろそろバレンタインデーだった。

「寂しくなかったか?ジェニファー」
「うん。寂しくなかった。あの人達も優しい人達だったよ」
「なら、安心したよ」
「ねえ? そろそろバレンタインデーだね」
「そうだな」
「きっと、パパのことだから、いっぱいチョコレートを貰うんだろうなあ」
「どうだかな?」

 私は適当にはぐらかした。それよりも早く我が家に帰って、実の娘と触れ合いたい欲求があった。
 やっぱり、私はジェニファーを愛している。
 アネットと同じように。この子を愛しているんだ。
 無性に肌に触れたい、素直な欲望が私の中にはあった。
 二月のイギリスの夜の空気は寒いけど、心はもう熱い火のような燃える心があった。
 我が家に帰宅すると、ポストに投函されている書類があった。
 何だろうか?見慣れない場所から送られた書類。エアメールだった。
 私は不思議に思いつつ、ドアの鍵を開け、そして家に入っていった。
 そこで最初にしたのは…娘との熱い深い口づけだった…。
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