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【2. ヘリウムちゃん】ふわふわとして掴みどころがなく、おっとりしたマイペース。感情の起伏が少なく、いつも穏やか
迷惑系硫黄ちゃんの亜硫酸ガス大発生!触媒エリートのバナジウムちゃんもタジタジ!?最後の希望はヘリウムちゃんの謎の歌声…!
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聖メンデレーエフ女学院の実験棟は、常に様々な元素の匂いや音が満ちている。
その日、とある実験室では、硫黄ちゃんが接触法の実験に勤しんでいた。
硫黄(S)は、黄色い固体から刺激的なガス、そして強力な液体へと姿を変える、多才にしてエキセントリックな元素娘だ。
「硫酸を作るのは、私の十八番よ!これで、色んなものが作れるんだから!」
硫黄ちゃんは、鮮やかなレモンイエローの髪を振り乱しながら、フラスコの中でぐつぐつと煮える液体をかき混ぜていた。
モーズリー先生が、少し離れた場所から心配そうに見守っている。
「硫黄ちゃん、硫酸を作るのは良いのですが、換気はしっかりしてくださいね!煙がすごいですよ!」
硫黄ちゃんの実験からは、早くも刺激的な煙が立ち上り始めていた。
亜硫酸ガス(SO2)の独特な、鼻を突くような臭いが実験室に充満しつつある。
「これが私のやり方よ!豪快に行くのが硫黄流!」
硫黄ちゃんは悪びれる様子もなく、むしろ得意げだった。
彼女にとって、化学反応は爆発的なエネルギーを解き放つアートなのだ。
実験室には、たまたま授業で近くを通りかかったバナジウムちゃんと、いつものようにふわふわとモーズリー先生の後ろについてきたヘリウムちゃんも居合わせた。
バナジウムちゃんは、すぐに顔をしかめた。
「下品ですわね!この刺激的な臭い、そしてこの煙…わたくしの美しい鼻腔が汚染されますわ!」彼女は上品なハンカチを取り出し、口元を覆った。
硫黄ちゃんの豪快すぎる実験は、彼女の美学と相容れないことこの上なかった。
ヘリウムちゃんは、煙に巻かれて咳き込んでいる。
「ごほっ、ごほっ…ふわぁ…目が、目がぁ…」彼女の苦手なものリストには、「騒がしい場所(度が過ぎると)」と共に、「重苦しい雰囲気」や「化学反応の強制」がある。
刺激的なガスは、彼女の穏やかな性質にとっては明確な「強制」に他ならない。
しかし、硫黄ちゃんの実験は計画通りには進まなかった。
いや、ある意味では計画通りだったのかもしれないが、今回は制御を失ってしまったのだ。
フラスコの中で反応が暴走し、大量の亜硫酸ガスが一気に噴出した。
実験室中に白い、刺激的なガスが充満した。
生徒たちは咳き込み、視界が悪くなる。
パニックが広がる。
「なんてこと…こんな状況、美しくありませんわ!」
バナジウムちゃんは怒鳴った。
白いガスは彼女の美しいドレスを汚し、完璧な視界を奪う。
何よりも、この無秩序な状況そのものが、彼女の美学に反する。
「あらら、やっちゃった。ちょっと、煙が出すぎちゃったかなー?」
硫黄ちゃんは、パニックになる周囲をよそに、どこか他人事のように首を傾げた。
彼女には、この状況の危険性が今ひとつ理解できていないようだった。
「大変だ!亜硫酸ガスが充満してしまった!このままでは…!」
モーズリー先生も顔色を変える。
亜硫酸ガスは吸い込むと危険だ。
さらに、空気中の水分と結合して酸性雨の原因にもなりうる。
硫黄の元素娘には、その性質ゆえに、環境汚染という暗い歴史の影がつきまとう。
バナジウムちゃんは、事態収拾のため、自身の触媒能力を使おうとした。
接触法では、バナジウムは亜硫酸ガスを三酸化硫黄(SO₃)に酸化させる触媒として重要な役割を果たす。
「わたくしの触媒活性化(カタリストブースト)で、このガスを無害化して差し上げますわ!」
彼女は手に魔力を集中させ、硫黄ちゃんの実験装置に向けた。
輝くエメラルドグリーンの光が放たれる。
しかし、大量の亜硫酸ガスの海の中では、その効果は限定的だった。
ガスは減るどころか、ますます濃度を増していくようだ。
「なんですって…?このガスが多すぎて、わたくしの力が届かない…!?」
バナジウムちゃんは焦燥の色を浮かべた。
プライドの高い彼女にとって、自分の能力が発揮できない状況は受け入れがたかった。
その時、咳き込んでいたヘリウムちゃんが、ふわりと宙に浮き上がった。
彼女は、いつものようにマイペースだが、その蜂蜜色の瞳には、どこか真剣な光が宿っていた。
「ふわぁ…こうなったら…」
ヘリウムちゃんは、自分の体を浮遊魔法で、もやのかかるガスの海の中にぷかぷかと浮かべた。
その姿は、まるで白い雲の中に漂う小さな風船のようだった。
「ヘリウムちゃん、危ない!」モーズリー先生が叫ぶ。
バナジウムちゃんも驚いた。
「あの子供、何を考えているのですの!?」
ヘリウムちゃんは、ガスの海の中で、そっと目を閉じた。
そして、彼女の特技である声を変える魔法を使った。
彼女の口から紡がれたのは、いつもの穏やかな声でも、先ほどの甲高い変声でもなかった。
それは、どこか神秘的で、柔らかな、しかし確かな響きを持つ歌声だった。
「えす、おー、おー…ぷかぷか~…おー…もう一つ、おー…一緒に、ぷかぷか~…」
その歌は、まるで亜硫酸ガス(SO2)に酸素(O2)が結びついて三酸化硫黄(SO3)になる過程を模しているかのようだった。
子供のような単純な言葉の繰り返しだが、その歌声には、ヘリウムという元素の持つ、他の原子と決して混ざり合わない不活性な性質が生み出す、純粋な「存在」そのものの力のようなものが宿っていた。
不思議なことに、ヘリウムちゃんの歌声がガスの海に響くと、実験室に充満していた亜硫酸ガスが、少しずつ薄れ始めた。
それは、目に見えない分子レベルでの変化が起こっている証拠だった。
「なんですって…!?あんな子供の歌で…ガスが…!?」
バナジウムちゃんは驚愕に目を見開いた。
自分の強力な触媒魔法ですら効果が薄かった状況が、ヘリウムちゃんの奇妙な歌によって変わり始めている。
信じられない。
彼女の美学では説明できない現象だ。
しかし、その驚きはすぐに、事態収拾への集中へと切り替わった。
「…しかし、ここで立ち止まるわけにはいきませんわ!」
バナジウムちゃんは、ヘリウムちゃんの歌が作り出した僅かな変化に乗じるかのように、再び触媒活性化の魔法を集中させた。
エメラルドグリーンの輝きが、ヘリウムちゃんの歌声と共鳴するように強まる。
SO2からSO3への酸化が促進され、そしてそのSO3が空気中の僅かな水分と結びつき、硫酸(H2;SO4)へと変化していく。
実験室は、みるみるうちにガスが晴れていった。
刺激的な臭いは消え、視界がクリアになる。
硫酸は、液体となってフラスコの中に溜まっていく。
それは、バナジウムちゃんの力と、ヘリウムちゃんの意外な歌声が成し遂げた奇跡だった。
硫黄ちゃんは、目を丸くして二人の様子を見ていた。
「へぇ、やるじゃん!私のドジをフォローしてくれたんだ!」彼女は素直に感心した。
実験室は綺麗になり、危険な亜硫酸ガスは消え去った。
ヘリウムちゃんは、ガスの海から抜け出し、再び教室の隅でぷかぷかと浮いている。
「ぷかぷか~、一件落着~」
いつもの穏やかな声に戻って、彼女はそう呟いた。
その表情には、何をしたのか分かっているのかいないのか、判然としない無邪気さがあった。
バナジウムちゃんは、実験室の片隅で、先ほど硫黄ちゃんが作った硫酸を見つめていた。
それは、汚染の原因ともなりうる危険な化学物質だが、同時に産業や技術の発展には不可欠な重要な物質でもある。
そして今、この硫酸は、自分と、そしてあの掴みどころのないヘリウムという子供の力が合わさって生まれたのだ。
(…美しくはありませんわ。
あの子供のわけの分からない歌も、硫黄のあの豪快すぎる実験も。
でも…)
バナジウムちゃんは、心の中で葛藤していた。
彼女の美学は、常に「完璧」や「洗練」を求める。
しかし、ヘリウムちゃんの無邪気な歌声が、彼女の力を引き出した。
それは、まるで予想外の触媒のように、彼女の心を少しだけ揺さぶったのだ。
彼女は、ふとヘリウムちゃんの方を見た。
相変わらずふわふわと浮いている小さな姿。
その存在は、まるで掴みどころのない風のように、バナジウムちゃんの厳格な世界に、予測不能な何かをもたらすようだった。
「…仕方ありませんわね。今回は、貸しにしておいて差し上げますわ」
バナジウムちゃんは、誰にともなく、そう呟いた。
その声には、微かな苛立ちと共に、認めざるを得ない何かへの、控えめな承認のような響きが含まれていた。
モーズリー先生は、無事に実験が終わり、事なきを得たことに安堵しつつも、ヘリウムちゃんの歌声が触媒活性を上げたという、周期表にも載っていないような現象に首を傾げていた。
(ヘリウムさんのあの歌…元素の波動が、化学反応に影響を与えるなんて…特殊元素材料学は奥深いな…)
硫黄ちゃんは、出来上がった硫酸を手に取り、「これで何を作ろうかなー!」と楽しそうにしている。
彼女の豪快さは変わらない。
そして、ヘリウムちゃんは、ただ静かに、ぷかぷかと浮いている。
実験室には、微かに元素の力が満ちている。
その日、とある実験室では、硫黄ちゃんが接触法の実験に勤しんでいた。
硫黄(S)は、黄色い固体から刺激的なガス、そして強力な液体へと姿を変える、多才にしてエキセントリックな元素娘だ。
「硫酸を作るのは、私の十八番よ!これで、色んなものが作れるんだから!」
硫黄ちゃんは、鮮やかなレモンイエローの髪を振り乱しながら、フラスコの中でぐつぐつと煮える液体をかき混ぜていた。
モーズリー先生が、少し離れた場所から心配そうに見守っている。
「硫黄ちゃん、硫酸を作るのは良いのですが、換気はしっかりしてくださいね!煙がすごいですよ!」
硫黄ちゃんの実験からは、早くも刺激的な煙が立ち上り始めていた。
亜硫酸ガス(SO2)の独特な、鼻を突くような臭いが実験室に充満しつつある。
「これが私のやり方よ!豪快に行くのが硫黄流!」
硫黄ちゃんは悪びれる様子もなく、むしろ得意げだった。
彼女にとって、化学反応は爆発的なエネルギーを解き放つアートなのだ。
実験室には、たまたま授業で近くを通りかかったバナジウムちゃんと、いつものようにふわふわとモーズリー先生の後ろについてきたヘリウムちゃんも居合わせた。
バナジウムちゃんは、すぐに顔をしかめた。
「下品ですわね!この刺激的な臭い、そしてこの煙…わたくしの美しい鼻腔が汚染されますわ!」彼女は上品なハンカチを取り出し、口元を覆った。
硫黄ちゃんの豪快すぎる実験は、彼女の美学と相容れないことこの上なかった。
ヘリウムちゃんは、煙に巻かれて咳き込んでいる。
「ごほっ、ごほっ…ふわぁ…目が、目がぁ…」彼女の苦手なものリストには、「騒がしい場所(度が過ぎると)」と共に、「重苦しい雰囲気」や「化学反応の強制」がある。
刺激的なガスは、彼女の穏やかな性質にとっては明確な「強制」に他ならない。
しかし、硫黄ちゃんの実験は計画通りには進まなかった。
いや、ある意味では計画通りだったのかもしれないが、今回は制御を失ってしまったのだ。
フラスコの中で反応が暴走し、大量の亜硫酸ガスが一気に噴出した。
実験室中に白い、刺激的なガスが充満した。
生徒たちは咳き込み、視界が悪くなる。
パニックが広がる。
「なんてこと…こんな状況、美しくありませんわ!」
バナジウムちゃんは怒鳴った。
白いガスは彼女の美しいドレスを汚し、完璧な視界を奪う。
何よりも、この無秩序な状況そのものが、彼女の美学に反する。
「あらら、やっちゃった。ちょっと、煙が出すぎちゃったかなー?」
硫黄ちゃんは、パニックになる周囲をよそに、どこか他人事のように首を傾げた。
彼女には、この状況の危険性が今ひとつ理解できていないようだった。
「大変だ!亜硫酸ガスが充満してしまった!このままでは…!」
モーズリー先生も顔色を変える。
亜硫酸ガスは吸い込むと危険だ。
さらに、空気中の水分と結合して酸性雨の原因にもなりうる。
硫黄の元素娘には、その性質ゆえに、環境汚染という暗い歴史の影がつきまとう。
バナジウムちゃんは、事態収拾のため、自身の触媒能力を使おうとした。
接触法では、バナジウムは亜硫酸ガスを三酸化硫黄(SO₃)に酸化させる触媒として重要な役割を果たす。
「わたくしの触媒活性化(カタリストブースト)で、このガスを無害化して差し上げますわ!」
彼女は手に魔力を集中させ、硫黄ちゃんの実験装置に向けた。
輝くエメラルドグリーンの光が放たれる。
しかし、大量の亜硫酸ガスの海の中では、その効果は限定的だった。
ガスは減るどころか、ますます濃度を増していくようだ。
「なんですって…?このガスが多すぎて、わたくしの力が届かない…!?」
バナジウムちゃんは焦燥の色を浮かべた。
プライドの高い彼女にとって、自分の能力が発揮できない状況は受け入れがたかった。
その時、咳き込んでいたヘリウムちゃんが、ふわりと宙に浮き上がった。
彼女は、いつものようにマイペースだが、その蜂蜜色の瞳には、どこか真剣な光が宿っていた。
「ふわぁ…こうなったら…」
ヘリウムちゃんは、自分の体を浮遊魔法で、もやのかかるガスの海の中にぷかぷかと浮かべた。
その姿は、まるで白い雲の中に漂う小さな風船のようだった。
「ヘリウムちゃん、危ない!」モーズリー先生が叫ぶ。
バナジウムちゃんも驚いた。
「あの子供、何を考えているのですの!?」
ヘリウムちゃんは、ガスの海の中で、そっと目を閉じた。
そして、彼女の特技である声を変える魔法を使った。
彼女の口から紡がれたのは、いつもの穏やかな声でも、先ほどの甲高い変声でもなかった。
それは、どこか神秘的で、柔らかな、しかし確かな響きを持つ歌声だった。
「えす、おー、おー…ぷかぷか~…おー…もう一つ、おー…一緒に、ぷかぷか~…」
その歌は、まるで亜硫酸ガス(SO2)に酸素(O2)が結びついて三酸化硫黄(SO3)になる過程を模しているかのようだった。
子供のような単純な言葉の繰り返しだが、その歌声には、ヘリウムという元素の持つ、他の原子と決して混ざり合わない不活性な性質が生み出す、純粋な「存在」そのものの力のようなものが宿っていた。
不思議なことに、ヘリウムちゃんの歌声がガスの海に響くと、実験室に充満していた亜硫酸ガスが、少しずつ薄れ始めた。
それは、目に見えない分子レベルでの変化が起こっている証拠だった。
「なんですって…!?あんな子供の歌で…ガスが…!?」
バナジウムちゃんは驚愕に目を見開いた。
自分の強力な触媒魔法ですら効果が薄かった状況が、ヘリウムちゃんの奇妙な歌によって変わり始めている。
信じられない。
彼女の美学では説明できない現象だ。
しかし、その驚きはすぐに、事態収拾への集中へと切り替わった。
「…しかし、ここで立ち止まるわけにはいきませんわ!」
バナジウムちゃんは、ヘリウムちゃんの歌が作り出した僅かな変化に乗じるかのように、再び触媒活性化の魔法を集中させた。
エメラルドグリーンの輝きが、ヘリウムちゃんの歌声と共鳴するように強まる。
SO2からSO3への酸化が促進され、そしてそのSO3が空気中の僅かな水分と結びつき、硫酸(H2;SO4)へと変化していく。
実験室は、みるみるうちにガスが晴れていった。
刺激的な臭いは消え、視界がクリアになる。
硫酸は、液体となってフラスコの中に溜まっていく。
それは、バナジウムちゃんの力と、ヘリウムちゃんの意外な歌声が成し遂げた奇跡だった。
硫黄ちゃんは、目を丸くして二人の様子を見ていた。
「へぇ、やるじゃん!私のドジをフォローしてくれたんだ!」彼女は素直に感心した。
実験室は綺麗になり、危険な亜硫酸ガスは消え去った。
ヘリウムちゃんは、ガスの海から抜け出し、再び教室の隅でぷかぷかと浮いている。
「ぷかぷか~、一件落着~」
いつもの穏やかな声に戻って、彼女はそう呟いた。
その表情には、何をしたのか分かっているのかいないのか、判然としない無邪気さがあった。
バナジウムちゃんは、実験室の片隅で、先ほど硫黄ちゃんが作った硫酸を見つめていた。
それは、汚染の原因ともなりうる危険な化学物質だが、同時に産業や技術の発展には不可欠な重要な物質でもある。
そして今、この硫酸は、自分と、そしてあの掴みどころのないヘリウムという子供の力が合わさって生まれたのだ。
(…美しくはありませんわ。
あの子供のわけの分からない歌も、硫黄のあの豪快すぎる実験も。
でも…)
バナジウムちゃんは、心の中で葛藤していた。
彼女の美学は、常に「完璧」や「洗練」を求める。
しかし、ヘリウムちゃんの無邪気な歌声が、彼女の力を引き出した。
それは、まるで予想外の触媒のように、彼女の心を少しだけ揺さぶったのだ。
彼女は、ふとヘリウムちゃんの方を見た。
相変わらずふわふわと浮いている小さな姿。
その存在は、まるで掴みどころのない風のように、バナジウムちゃんの厳格な世界に、予測不能な何かをもたらすようだった。
「…仕方ありませんわね。今回は、貸しにしておいて差し上げますわ」
バナジウムちゃんは、誰にともなく、そう呟いた。
その声には、微かな苛立ちと共に、認めざるを得ない何かへの、控えめな承認のような響きが含まれていた。
モーズリー先生は、無事に実験が終わり、事なきを得たことに安堵しつつも、ヘリウムちゃんの歌声が触媒活性を上げたという、周期表にも載っていないような現象に首を傾げていた。
(ヘリウムさんのあの歌…元素の波動が、化学反応に影響を与えるなんて…特殊元素材料学は奥深いな…)
硫黄ちゃんは、出来上がった硫酸を手に取り、「これで何を作ろうかなー!」と楽しそうにしている。
彼女の豪快さは変わらない。
そして、ヘリウムちゃんは、ただ静かに、ぷかぷかと浮いている。
実験室には、微かに元素の力が満ちている。
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