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【手料理全部ドーナツ】
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俺はドーナツが大好きだ。
ミスドには週2で通い、週8で入店するコンビニでは毎食のデザートにドーナツを買う。
そんなドーナツ好きが高じたせいで、疲れていたり緊張していたりするとドーナツに関する幻覚に苛まれるようになった。
実際の所、別に大した害はないし、何ならそれを言い訳に良い思いをする事もあったのだが。
今日ばかりは、勘弁してほしかった。
「えっと、座って待っていてもらえませんか?」
「いえっ、何か手伝いますっ」
意中の相手の家にお呼ばれし、手料理を頂ける事になった。
急な休み、というか出勤のキャンセルで早めに足を運んだら、まだ準備中との事だったのでそのエプロン姿を背後から堪能していて。
いざ意気込んで手助けをと勇んだ俺だったが、目に映った景色に硬直してしまう。
そして、恐る恐る問い掛ける。
「今切っているのは、ドーナツですか?」
「いいえ大根です」
冗談をあしらうように彼女は言うがしかし、冗談ではないのだ。
実際に俺の視界では長いドーナツが輪切りにされていて、いくつものドーナツへと仕上がっていく工程が行われている。いわばロールケーキを切っているような感じだ。
これはまたいつもの……
と、状況を飲み込んでいると、俺の言動から彼女も察したようだった。
「また幻覚ですか?」
「……自分としては、ドッキリを仕掛けられているという線を疑っているのですがどうでしょう?」
「ドッキリを仕掛けるのは苦手ですね」
彼女は淡々と、輪切りにしたドーナツを更に一口サイズへと切っていく。
試しにと他の食材を見てみるが、やはりドーナツ。しかも奇妙な事に切った瞬間を見ていない食材に関しては、ミニドーナツのまま輪っか状の形を保っているではないか。
間違いなく幻覚だ。
念のためとフライパンで炒められている具材も確認しておく。
「それはドーナツですか?」
「いいえ手羽元です」
油は通常通り見る事が出来たから、液体は幻覚に巻き込まれないのだろう。
と言うかこのままでは手伝いが出来ない。既に調理されているドーナツの焼き加減などどうやって見極めればいいのだ。
せっかく家にお呼ばれしたのだから、出来る限りアピールをしておきたいのに……
「お、お米よそいますね」
「まだ早いです」
どうにかこうにか絞り出した案はしかし、ピシャリと断られてしまう。
やはり、この不完全な目では何をやっても足手まとい。
観念した俺は言われた通りに座って、情けなくじっと待つのだった。
「お待たせしました」
何気に人生で初めての異性の部屋に呆けていたら、結果何を手伝う事もなく料理が運ばれてきてしまった。
無力感で項垂れていると、向かい側に彼女は座る。
「それで、まだドーナツに見えるんですか?」
「えぇとはい。……いや待ってください」
「どうしたんですか?」
俺は改めて食卓を見渡してから、正確な真実を伝えた。
「お米だけ、お米です!」
なんと言う事だろうか。
ドーナツの煮物やドーナツの素焼きに並んで、白米だけが元の姿を保ち、そしてそのせいで余計異様な光景が作られている。
一体なぜだ? もしや白米も好きだからか?
ドーナツ以外の好物は、と聞かれたら、「何だかんだ日本人はお米だよね」と言っちゃう俺ではある。あり得るな。
「どうします? 食べますか?」
「食べないわけがありません!」
待ちに待った手料理を食べないなんてありえない。
そう主張するも、
「……」
調理されたドーナツに、思わず手が止まってしまう。
けれど目の前には作ってくれた人がいて。それなのに食べないのは失礼だ。
俺はしばらく考えた末、唯一まともに見える白米の入ったお椀を手に取った。
「とりあえず、ドーナツの穴にお米を詰めます」
「どうとりあえずなんですか」
ツッコミを入れられながらも俺は、恐らく焼き魚だろうドーナツの素焼きの輪っかの中に白米を敷き詰めていく。
白米は正常に見えるなら、それを他に合わせる事で幻覚を和らげは出来ないか。そう思っての策だったが、普通に変な事をしているなと我に返る。
無事ドーナツの穴に白米を詰め終え、一応彼女視点の感想を求めた。
「ちなみに、どう見えてます?」
「さんまの上にお米が山になってますね」
「大根おろしにすればよかったですね……!」
「悔しがる理由がよく分かりません」
ちなみに大根おろしは素焼きドーナツの脇にあるらしい。俺にはカラフルなチョコスプレーにしか見えないが。
しかしこうしていると、食べ物で遊んでいるみたいでより失礼をしている気がしてきて、俺はとにかく口へ運んでみる事に決めた。
「それでは、お米inドーナツを食べてみます」
「どうぞ。……あ、手掴みするんですね」
「……すみません、ドーナツにしか見えなかったもので」
指摘されて行儀の悪い事をしていたと気付く。彼女から見ればお米onサンマを手掴みしているように見えたのだろう。
気を取り直して油の付いた手を拭き、改めて箸でお米inドーナツをつまみ上げかぶりつく。
「ン!?」
「どうですか?」
「絶望的に合いません!」
ドーナツとお米だ。洋と和。デザートと主食。最悪なまでの組み合わせ。
だが口に入れたものを吐き出すわけにもいかず、どうにかこうにか喉へと押し通す。一口を大きくしたせいで結構しんどい。
そんな俺の苦行を眺めていた彼女は、心配と呆れを半々にして言った。
「もう少しドーナツを控えてはどうですか?」
「やっぱり、それが原因なんですかね?」
「分かりませんが、食べる量は減らしたんですよね?」
「はいかなり減らしました」
「お疲れもあるんですかね」
そう結論付けて彼女は俺に構わず食事を進め始めた。俺視点ではドーナツをおかずに白米を食べているように見えるが、顔を歪める様子はない。
「食べられなかったら私、食べますから」
俺が箸を進められないでいると、彼女はそう気遣ってくれる。
だがその言葉を聞いた途端、俺はなんだか目を覚ました気分だった。
「自分で食べますっ。ただ、ちょっと待ってください……!」
「はあ……」
俺の言葉に彼女は箸を止めてくれる。その期待の眼差しを受ける中、俺は必死に頭を動かした。
今思えばさっきの発言は最悪だ。せっかく作ってくれたというのに不味いと言ったようなもの。それでは彼女を悲しませても仕方ない。ではどうすれば元の視界を取り戻せるのか。ドーナツフルコースでなければ、きちんと感想は伝えられるはずなのだ。
まずはと、平手で己の顔を叩いてみた。
「………」
ダメか。
なら次は運動。狂った感覚をリセットするように、その場でスピード重視の腕立て伏せだ。
「………………」
これもダメ。
な、なら、一回回ってワン!
「………………………………」
と試行錯誤してみても成果は出なかった。
その間、じっと冷たい視線を向けられ続けていて心が痛い。傷心気味で策が尽きた俺は、みっともなく彼女に縋った。
「あ、あの、どうすれば幻覚を見なくなると思います?」
「知らないです」
そっけなく言われて危機感を覚える。このままではマズイ。
どうにかしないと、と改めて脳みそをフル回転させ、ハッと閃く。
「そうだ! ビンタしてください! 自分ではやっぱり思い切りが足らなかったんだと思います! 俺の頬を全力で叩いてください!」
やはり叩いて治すのが一番合理的。そしてそこに躊躇など介入してはならないのだ。
そう提案すると、彼女は嫌そうに眉をしかめた。
「私がするんですか?」
「はい! 思いっきりやってください。遠慮はいりませんっ」
「えぇ……」
躊躇いながらも付き合いの良い彼女は椅子から立ってくれて。
俺の前まで来ると、早速右手を構えた。
「さあ、来てくださ——
叩きやすいよう前へと出た俺の言葉を待たず、その手の平は迫る。
——バチン‼
強烈な一撃が、俺の体ごと吹き飛ばす。
衝撃の方向へ傾く視界の中に映るのは、彼女の瞳。
……あこれ、怒ってるやつだ。
平然と澄ましているようでいて、その奥に静かなる炎を見て取り、今更俺は彼女の感情に気づくのだった。
そうして、彼女の手によってどうにか幻覚を取り去る事に成功した俺は、ようやく手料理にありつけた。
ごちそうさまを言い終えた後、彼女はやっぱりもう少し食事を改善しましょうと言ってくれて。
叩かれた頬は痛かったが、叩かれて良かったとも思う。
彼女が向けてくれる感情が、親切心だけではなくなっていたのだから。
ミスドには週2で通い、週8で入店するコンビニでは毎食のデザートにドーナツを買う。
そんなドーナツ好きが高じたせいで、疲れていたり緊張していたりするとドーナツに関する幻覚に苛まれるようになった。
実際の所、別に大した害はないし、何ならそれを言い訳に良い思いをする事もあったのだが。
今日ばかりは、勘弁してほしかった。
「えっと、座って待っていてもらえませんか?」
「いえっ、何か手伝いますっ」
意中の相手の家にお呼ばれし、手料理を頂ける事になった。
急な休み、というか出勤のキャンセルで早めに足を運んだら、まだ準備中との事だったのでそのエプロン姿を背後から堪能していて。
いざ意気込んで手助けをと勇んだ俺だったが、目に映った景色に硬直してしまう。
そして、恐る恐る問い掛ける。
「今切っているのは、ドーナツですか?」
「いいえ大根です」
冗談をあしらうように彼女は言うがしかし、冗談ではないのだ。
実際に俺の視界では長いドーナツが輪切りにされていて、いくつものドーナツへと仕上がっていく工程が行われている。いわばロールケーキを切っているような感じだ。
これはまたいつもの……
と、状況を飲み込んでいると、俺の言動から彼女も察したようだった。
「また幻覚ですか?」
「……自分としては、ドッキリを仕掛けられているという線を疑っているのですがどうでしょう?」
「ドッキリを仕掛けるのは苦手ですね」
彼女は淡々と、輪切りにしたドーナツを更に一口サイズへと切っていく。
試しにと他の食材を見てみるが、やはりドーナツ。しかも奇妙な事に切った瞬間を見ていない食材に関しては、ミニドーナツのまま輪っか状の形を保っているではないか。
間違いなく幻覚だ。
念のためとフライパンで炒められている具材も確認しておく。
「それはドーナツですか?」
「いいえ手羽元です」
油は通常通り見る事が出来たから、液体は幻覚に巻き込まれないのだろう。
と言うかこのままでは手伝いが出来ない。既に調理されているドーナツの焼き加減などどうやって見極めればいいのだ。
せっかく家にお呼ばれしたのだから、出来る限りアピールをしておきたいのに……
「お、お米よそいますね」
「まだ早いです」
どうにかこうにか絞り出した案はしかし、ピシャリと断られてしまう。
やはり、この不完全な目では何をやっても足手まとい。
観念した俺は言われた通りに座って、情けなくじっと待つのだった。
「お待たせしました」
何気に人生で初めての異性の部屋に呆けていたら、結果何を手伝う事もなく料理が運ばれてきてしまった。
無力感で項垂れていると、向かい側に彼女は座る。
「それで、まだドーナツに見えるんですか?」
「えぇとはい。……いや待ってください」
「どうしたんですか?」
俺は改めて食卓を見渡してから、正確な真実を伝えた。
「お米だけ、お米です!」
なんと言う事だろうか。
ドーナツの煮物やドーナツの素焼きに並んで、白米だけが元の姿を保ち、そしてそのせいで余計異様な光景が作られている。
一体なぜだ? もしや白米も好きだからか?
ドーナツ以外の好物は、と聞かれたら、「何だかんだ日本人はお米だよね」と言っちゃう俺ではある。あり得るな。
「どうします? 食べますか?」
「食べないわけがありません!」
待ちに待った手料理を食べないなんてありえない。
そう主張するも、
「……」
調理されたドーナツに、思わず手が止まってしまう。
けれど目の前には作ってくれた人がいて。それなのに食べないのは失礼だ。
俺はしばらく考えた末、唯一まともに見える白米の入ったお椀を手に取った。
「とりあえず、ドーナツの穴にお米を詰めます」
「どうとりあえずなんですか」
ツッコミを入れられながらも俺は、恐らく焼き魚だろうドーナツの素焼きの輪っかの中に白米を敷き詰めていく。
白米は正常に見えるなら、それを他に合わせる事で幻覚を和らげは出来ないか。そう思っての策だったが、普通に変な事をしているなと我に返る。
無事ドーナツの穴に白米を詰め終え、一応彼女視点の感想を求めた。
「ちなみに、どう見えてます?」
「さんまの上にお米が山になってますね」
「大根おろしにすればよかったですね……!」
「悔しがる理由がよく分かりません」
ちなみに大根おろしは素焼きドーナツの脇にあるらしい。俺にはカラフルなチョコスプレーにしか見えないが。
しかしこうしていると、食べ物で遊んでいるみたいでより失礼をしている気がしてきて、俺はとにかく口へ運んでみる事に決めた。
「それでは、お米inドーナツを食べてみます」
「どうぞ。……あ、手掴みするんですね」
「……すみません、ドーナツにしか見えなかったもので」
指摘されて行儀の悪い事をしていたと気付く。彼女から見ればお米onサンマを手掴みしているように見えたのだろう。
気を取り直して油の付いた手を拭き、改めて箸でお米inドーナツをつまみ上げかぶりつく。
「ン!?」
「どうですか?」
「絶望的に合いません!」
ドーナツとお米だ。洋と和。デザートと主食。最悪なまでの組み合わせ。
だが口に入れたものを吐き出すわけにもいかず、どうにかこうにか喉へと押し通す。一口を大きくしたせいで結構しんどい。
そんな俺の苦行を眺めていた彼女は、心配と呆れを半々にして言った。
「もう少しドーナツを控えてはどうですか?」
「やっぱり、それが原因なんですかね?」
「分かりませんが、食べる量は減らしたんですよね?」
「はいかなり減らしました」
「お疲れもあるんですかね」
そう結論付けて彼女は俺に構わず食事を進め始めた。俺視点ではドーナツをおかずに白米を食べているように見えるが、顔を歪める様子はない。
「食べられなかったら私、食べますから」
俺が箸を進められないでいると、彼女はそう気遣ってくれる。
だがその言葉を聞いた途端、俺はなんだか目を覚ました気分だった。
「自分で食べますっ。ただ、ちょっと待ってください……!」
「はあ……」
俺の言葉に彼女は箸を止めてくれる。その期待の眼差しを受ける中、俺は必死に頭を動かした。
今思えばさっきの発言は最悪だ。せっかく作ってくれたというのに不味いと言ったようなもの。それでは彼女を悲しませても仕方ない。ではどうすれば元の視界を取り戻せるのか。ドーナツフルコースでなければ、きちんと感想は伝えられるはずなのだ。
まずはと、平手で己の顔を叩いてみた。
「………」
ダメか。
なら次は運動。狂った感覚をリセットするように、その場でスピード重視の腕立て伏せだ。
「………………」
これもダメ。
な、なら、一回回ってワン!
「………………………………」
と試行錯誤してみても成果は出なかった。
その間、じっと冷たい視線を向けられ続けていて心が痛い。傷心気味で策が尽きた俺は、みっともなく彼女に縋った。
「あ、あの、どうすれば幻覚を見なくなると思います?」
「知らないです」
そっけなく言われて危機感を覚える。このままではマズイ。
どうにかしないと、と改めて脳みそをフル回転させ、ハッと閃く。
「そうだ! ビンタしてください! 自分ではやっぱり思い切りが足らなかったんだと思います! 俺の頬を全力で叩いてください!」
やはり叩いて治すのが一番合理的。そしてそこに躊躇など介入してはならないのだ。
そう提案すると、彼女は嫌そうに眉をしかめた。
「私がするんですか?」
「はい! 思いっきりやってください。遠慮はいりませんっ」
「えぇ……」
躊躇いながらも付き合いの良い彼女は椅子から立ってくれて。
俺の前まで来ると、早速右手を構えた。
「さあ、来てくださ——
叩きやすいよう前へと出た俺の言葉を待たず、その手の平は迫る。
——バチン‼
強烈な一撃が、俺の体ごと吹き飛ばす。
衝撃の方向へ傾く視界の中に映るのは、彼女の瞳。
……あこれ、怒ってるやつだ。
平然と澄ましているようでいて、その奥に静かなる炎を見て取り、今更俺は彼女の感情に気づくのだった。
そうして、彼女の手によってどうにか幻覚を取り去る事に成功した俺は、ようやく手料理にありつけた。
ごちそうさまを言い終えた後、彼女はやっぱりもう少し食事を改善しましょうと言ってくれて。
叩かれた頬は痛かったが、叩かれて良かったとも思う。
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