文字サイズ
小
中
大
特大
28 / 174
第28話 次の目的は何処へ
「洞窟ですか?」
大会に出場する事を告げると、フロールス家の主であるダニエルから洞窟を進められた。
「ええ、大会出場する為の対人戦の勉強にもなるかと。後、クレリックのジョブであるミツさんにはピッタリな場所ですよ」
「行ったこと無いですね。でも、なんでクレリックが丁度良いんですか?」
パメラはジョブを理由として、洞窟に行くことを勧めてくる。
「中にいるのはスケルトンやアンデッド系がいるからです」
「アンデッドですか……」
アンデッド、その言葉を聞いただけでも自分の頭の中は、フランケンやミイラ男のようなアメリカンな物しか想像ができなかった。
「はい。最下層には行かずに、1階層から3階層の探索でも良い訓練にもなると思います。アンデッドには物理攻撃は効きにくいですから、直接ヒールを使って浄化して下さい」
「なるほど、だからクレリックが丁度いいと」
「私も昔そこで戦いの訓練をいたしました」
「パメラさんもですか」
MMORPGのアンデッドのゾンビやゴースト系には確かに回復魔法で倒せる敵も居た。
しかし、自分がそのゲームをして〈ヒール〉や回復系で敵を倒すのは非効率でやった事はない。
アンデッドモンスターが出るなら運営もそれに合わせた聖的武器や魔法スキルを出すのだからそっちを使うのが普通だ。
この世界ではパメラの言う戦い方が普通なのだろうか?
「はい。悟りの洞窟と言うのですが、ソロでの1階層以上の探索は厳しい場所です。ですが前衛と後衛、更には支援ができるミツさんなら大丈夫でしょう」
「そうだな。洞窟はロングソードや大剣使いには不向きな場所だ。だが、君は使わんから心配は無いだろう」
パメラに続いてダニエルも洞窟行きを促してくる。
「洞窟内にはモンスターが近づかないセーフエリアもありますから、万が一の時にはそちらに避難すれば他の冒険者に助けてもらえますよ」
「なんだか洞窟なのに訓練場みたいですね」
「実際に新人冒険者を教育の為にと連れて行くベテラン冒険者がいるぐらいだからな」
確かにベテランのプレイヤーに狩場に連れてってもらえば、効率良くレベル上げができて狩り方の経験にもなるし、MMOをやった人は一度は経験あるのではないだろうか。
「比較的この辺では珍しい物では無いのですが、最近じゃ野盗まで洞窟内に現れるようになりましたからね」
「野盗ニャ?」
「洞窟での訓練を目的とした新人冒険者や聖職者を狙いとした野盗ですわ」
新人でブロンズランクと言えば15~18歳ぐらいだろうか。
勿論彼らもその対策はしているだろう。
しかし、そんな人生経験も浅い子が野盗に勝てる訳がない。
「外見こそ普通の冒険者の格好をしているので騙される人が跡を絶ちませんの。洞窟の為の衛兵も全てを摘発もできませんし」
「まぁ、もし見つけたら遠慮はいらん。衛兵に突き出すなりそれが難しいならその場で処理してくれ」
「解りました。……できるだけ捕まえる方で行きます」
「お優しいですね。でもミツさん、出会った野盗は大なり小なり他者を不幸にしてるのは事実です。優しさを持つならそれを含めて野党の対処をお考え下さい」
「……はい」
ダニエルの言う処理とはそのままの言葉通り、その場で殺してしまっても構わないと言う言葉だろう。だが、人を殺した事の無い自分にはその選択は真っ先には浮かばなかった。
晩餐も終わり、時間も程よく引き上げる事にした二人。
出口には態々フロールス家皆とゼクスとメイドの数人が見送りに来てくれた。
「本日はお招きありがとうございました」
「ありがとうございましたニャ」
「うむ。二人とも、改めて礼を言うよ」
「またお越しください。フロールス家はお二人を歓迎いたします」
「ミツさん、今度はわたくしとの約束を忘れずにお願いしますわね。わたくし、その日を楽しみにしております」
プルンは途中から敬語は無くなってしまったが、最後まで失礼の無いように領主のダニエルに頭を下げる。
エマンダは最後まで魔法の事で話題を変えることはなかった。
あの人は本当に魔法が好きなんだな……。
「はい、近い内にまたお伺いします」
「プルン様、その時は私と手合わせお願いします」
ミア、お前もか。
「ニャ? ウチと? いいニャ、ウチでよければ」
剣術のミアと拳術のプルン、二人が戦ったらどうなるのだろう。
気になっているのはミツとロキア、二人を除いたメイド含めて皆だろう。
「お兄ちゃん、次来たときは絶対弓教えてね!」
「うん、約束するよ。じゃ、ゆびきりしとこうか」
「ゆびきり?」
「そうだよ。これは必ず約束の厳守を誓うために行われるお互いの誓いみたいな物かな」
また来るねや必ず来るね見たいな、フラグ的な発言は子供であるロキア相手には止めとく事にして、解りやすく約束する事にした。
「どうやるの?」
「こうやって、お互いの小指を繋げてね。指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーます、指切った」
「これでお兄ちゃんまた来てくれるの?」
「そうだよ、これで約束破ったらお兄ちゃんが針千本飲まないといけないからね」
「ハッハッハッ。ミツ君、なかなか過激な誓いだね」
ミツとロキアのやり取りを見て周りの皆は驚き顔や笑いを出していた。確かに、確実に針千本飲む訳ではないが、初めて聞いた人はこの約束の契で使う言葉は洒落にならないのだろう。
「針飲みたくないから約束を必ず守るって言う事なんですけどね。後、ロキア君にはこれをあげるよ」
「何これ?」
「キャラメル知らない?」
自分はアイテムボックスから1つの袋を出して渡した。
それの中身は茶色い袋に小分けされたキャラメルの1キロセット。値段の割に安いからと自分のおやつとして前世の祖父がよく買ってきた物。
「ミツさん、それは何でしょうか?」
差し出したキャラメルをゼクスが真っ先に質問してくる。
考えればそうだろう。信頼している相手としても、もしもを考えるのが執事としての勤めだ。
「ゼクスさん、どうぞ、お一つ食べてみてください」
自分は袋を開け、袋をゼクスに向けて食べる事を勧めた。
勿論ゼクスが食べる前に、自身も1つ袋から開けて皆の目の前で食べるのを見せる。
「食べ物ですか……。解りました。ボッチャま、一つ失礼します」
「はい、じ~や」
「ありがとうございます。では……」
ゼクスは見た事のない袋に入ったキャラメルを少しづつ口に含んだ。
「ミツ、あれ何ニャ?」
「ん~。あれはお菓子だよ」
「ニャ!」
教会の子にもまだキャラメルは渡した事ない。
それはお菓子よりも肉やパンの方が喜んで食べてくれると思ったからだ。
「おぉ、これは甘く口の中で溶けるように美味しゅうございます!」
「食べていい?」
「はい、とても美味しゅうございますよボッチャま」
キャラメルを食べ味に絶賛するゼクスを見て直ぐにでも食べたいと思うロキア。
ちゃんと許可を待つとは本当に賢い子だ。
「んっ……あまいー! ありがとうお兄ちゃん!」
「それ食べて弓の訓練を頑張ってね」
「うん!」
ロキアとゼクスが美味しいと絶賛するのでミアが後ろから物欲しそうな顔で見ている。
大丈夫、流石に1キロのキャラメルが直ぐに無くなる訳ではない。
中身的に250個は入っているから、二人喧嘩せずに分け合ってほしいものだ。
「ではミツさん、プルンさん、お送り致しますのでどうぞ馬車へ」
「はい、では失礼します」
「うむ、またな」
こうして、初めての領主様への謁見は終わった。
帰り道、ゼクスに今日の模擬戦での褒めの言葉を貰えた。
が、教会に着く頃には駄目出しで終わっていた。
流石上げて落とすゼクスだ。
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
教会に着くと子供達は既に眠りについていた。
テレビも娯楽も無い世界、外が暗くなったら寝るしかないのだから仕方ない。
ミツとプルンはロウソクの灯りのもと食卓のテーブルに座って話をしをする。
「ミツ、明日は洞窟に行くニャ?」
「そのつもりだよ。プルンはどうする?」
「ウチも行くニャ」
「なら明日はギルドの依頼はお休みだね。ちなみにさ、洞窟って日帰りは無理だよね?」
「馬車が出てるけど日帰りは無理ニャ。朝出発して到着した時は外は日暮れニャ」
「近くに宿泊場があればいいけど、流石に野宿はキツイよね」
「そうニャね。外は虫とかいるニャ、対策してても朝には大変な事になるニャ。でも、そんな客を狙って商売やってる商人がいるかもニャ」
前世でキャンプをした事はある。
確かに虫対策としてテントは虫が入らない様に虫除けスプレーを使って予防はできるが、この世界にそんな便利道具は無い。
あっても虫が嫌がる草花の汁や火を焚いて煙で燻殺すしかないのだろう。
そんな冒険者や商人をターゲットとした商売人は何処にでも居るようだ。
「二人とも何処か行くの?」
「エベラさん。はい、少し悟りの洞窟に行こうかと」
ミツとプルンが帰ってくるまで待っていてくれたエベラ。子供たちを寝付かせたのち部屋からやってきたので明日洞窟に行く事を告げた。
「そうなの……。たしか、あそこなら近くに酒場があるわよ。その上が宿泊場だったはず」
「本当ですか。よかった」
「エベラよく知ってるニャ?」
「結構前にネーザンと行く事があってね。それでよ」
「ニャるほど、そんな前から婆と」
「はぁ……プルン。ネーザンって名前でちゃんと呼びなさい」
友達であるネーザンを婆呼びに少し怒ったのか、プルンの口の悪さに注意するエベラは正に母親の様でもあった。
「いいニャ、下手にネーザンなんて呼ぶとウチも婆もむず痒くなるニャ」
「あー、長い事呼んでると呼び方変えれないよね」
「もう、せめて他の人にはそんな呼び方しないで頂戴ね」
「大丈夫ですよエベラさん、領主様の所ではしっかりとプルンは挨拶はできてましたし、意外とプルンって初対面の人には礼儀正しいですよ。現に自分の最初の時は敬語で話してましたし」
「ミツ、余計な事言わなくていいニャ」
「そう、それは良かったわ」
安心したのか、エベラの顔には先程まで眉間に寄せていたシワは無くなり、ホッと安心した表情に変った。
「あっ、そうだ。お湯を沸かさないと」
「ん? 何か食べるニャ?」
「えっ、プルンさっき帰ってからも食べてたよね? まだ何か食べるの?」
二人が教会に帰ってからプルンはお土産で頂いた焼き菓子を弟妹の分は残してお茶として食べていたのだ。
「違うニャ! ミツが何か食べるのかニャって聞いたニャ!」
「ふっ、解ってるよ。洞窟とかさ、汚れる場所に行くじゃん。身体拭くためにお湯と濡れタオル持って行こうと思ってね」
食料の貯蔵はアイテムボックスにあるから問題は無い。
他の準備としては身体や顔が汚れる事を考えてそう言った奴も用意した方が便利だと考えたからだ。
だが、プルンの言葉でミツのアイテムボックスがやはり特別なのだと理解した。
「ミツ、アイテムボックス入れたら冷めるニャ? お湯ならその場で沸かすニャ」
「えっ?」
「ニャ?」
(あれ? アイテムボックスって時間経過するものなの? 自分のは時間の経過は無いみたいなんだけど)
《ミツの使用しているアイテムボックスは、特別にご主人さまのシャロット様からの贈り物です。通常のアイテムボックスとは異なります》
(マジカ)
「あー、あれだよ。硬い布を柔くするのって時間かかるでしょ? お湯で柔くしてからアイテムボックス入れとけば少しのお湯で直ぐ使えるじゃん」
「ニャるほど! 流石ミツ、旅人の知恵ニャ」
「ははっはは……」
一応お湯は作ることにした。
教会でのご飯は全てミネラルウォーターを使っていたので空きのペットボトルは結構溜まっていたのだ。
入れるお湯はあまり熱すぎるとペットボトルが変形してしまうので、手を入れ、暖かい程度なのを確認した上でペットボトルにお湯を入れ、アイテムボックスへと収納した。
初の洞窟探索、前世では鍾乳洞や観光用の人口洞窟しか自分は見た事はない。
念の為に他にも使えそうな物は持っていこう。
「ヒール、ヒール、ヒール……」
日課になってきた寝る前のお茶会も終わり、皆部屋に戻った。
自分は部屋に戻るなり、残りのMPを確認する。
これも日課となっているスキルのレベル上げを始める。
(そろそろ、別の支援も上げるかな。ゼクスさんとの戦いはギリギリだったし)
「そう言えば試したい事あったんだ」
自分は自身に支援魔法をかけた。
「速度増加」
(タイマーとか時間図るものが無いと不便だな……)
《ミツ数えましょうか?》
「あっ、助かるよユイシス。なら、10数えてくれるかな」
《解りました。では……》
ユイシスのカウントのスタートと同時に片腕だけの連続ジャブを始めた。
「ふぅー、10秒で120回っと。次は速度減少」
続いて自身にデメリット効果の魔法をかける。
もちろん結果はすぐに現れた。
(ぐっ、体が重くなった感じだ)
「またよろしく」
《はい》
ユイシスにまたカウントを頼み、先程と同じ様に片腕のジャブを繰り返す。
「80回か……2割スピードが落ちる感じかな。なら、もう一度速度増加っと。ユイシス宜しく」
また同じ様に自身に支援魔法をかけ、ユイシスにカウントをお願いする。
「120か、なるほどね。もし敵から速度減少かけられたとしても速度増加一回で支援状態に戻るのか」
ミツが確認したかったのは支援魔法の効果。
〈速度減少〉スキルは敵から受ける前に〈スティール〉で獲得したスキル。
ゼクスとの戦いで、もし対人戦で使用されたりモンスターから使用された時の対策を今まで考えていなかった。
「ありがとう、ユイシス」
《いえ》
「ならこれもスキル上げ出来るな。よし! 速度減少、速度増加、速度減少、速度増加」
それとスキルのレベル上げに使えるかの実験でもある。まぁ、別に自身に〈ブレッシング〉だけ、かけていてもレベル上げはできるのだが、何となくこの方が2つ上げれるから得した気分でもある。
《経験により〈速度増加Lv2〉〈速度減少Lv2〉となりました》
「今日はもうMP残り少なかったし、すぐに上がってくれて良かった。さて、もう寝よう」
(長い一日だったな……明日も頑張ろう……)
目を閉じ、ゆっくりと眠りに落ちていく。
外には近くを走る電車の音も車の騒音も無いので直ぐに寝てしまう。
∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴
〘どう? 私の選んだ者はしっかりと生きてるでしょ〙
〚なるほどな。竜や魔物を媒介として使うよりは簡単に死んじまう弱い人間を使った意味が解ったぜ〛
お茶と茶菓子を食べながらテレビに映るミツを見て、互いに感想を言い合うのは、創造主シャロットと元破壊神である現創造主バルバラ。創造する神と、破壊する神が同じ部屋でお茶を飲む、ミツが居なければ見ない光景だろう
《経験により〈速度増加Lv2〉〈速度減少Lv2〉となりました》
〚因みにアレは何をしてるんだ?〛
三脚箱型テレビの横に置かれたテーブルの横に座るユイシス。その上には立て式マイクと原稿の様な紙が数枚置かれていた。
《あれはユイシスがサポート役としてうぐいす嬢をやってるのよ》
〚うぐりす?〛
《バルバラさま、うぐいす嬢ですよ》
〚気にするな! 対して変わらん〛
ガハハと笑いを飛ばし自分の些細な間違いは気にしない神。大胆で適当、そして大雑把な性格が元破壊神のバルバラらしい。
〚しかし、面白い媒介だな。戦い方はまだ素人モロ出しだが楽しめる奴だ〛
〘そうじゃろ、活躍せずとも見てるだけで成長する、コヤツは面白いじゃろ〙
〚...…うむ〛
創造主としてまだ経験の少ないバルバラとしては媒介としてのミツは珍しい者でしかない。
最初は只の世界を作る為の媒介、何でもいいから入れとけば育つだろう感覚が大きかった為そこまで興味はなかった。
無論バルバラが使ってきた媒介となる生き物は全て死滅していた。
〚なぁ、こいつと話す事は出来ねえのか?〛
〘なぬ……〙
《……》
バルバラの言葉でシャロットは眉を寄せ、ユイシスは主人であるシャロットの言葉を待った。
二人が即答で話せると言わなかったのは最初バルバラがミツを自身の作った世界に連れて行こうと言い出したからだ。
勿論シャロットは激怒し、ユイシスも厳しく言葉を伝えている。
それによって、バルバラも反省の色を見せたがやはり不安はある。
〘バルバラ、もう一度言っとくがの……〙
〚ああ、解ってるよ。別にもう俺の物にしようとは思ってねえ。只、媒介となった奴がここまで力をつけたらどう思うか聞きたくてよ〛
〘ふむ〙
バルバラの言葉にはシャロットも気になるのは確かだった。
今までいくつもの世界を作り出してきたが、ミツ程良く成長した者はいない。
自身が作り出した世界を無理やり連れてきた者が、素直に楽しいと言ってくれた。
しかし、力のことはまだ詳しくは聞いていないのは確かだ。
《……ご主人様》
〘解った、しばし待て〙
〚そうか、すまねぇな〛
感想 45
あなたにおすすめの小説
元大学生の異世界辺境伯ライフ-1-〜神のミスで全加護を得た俺、ステータス偽装で目立たず別世界の神の侵略を食い止める冒険記〜
平凡な大学生だった俺は、ある日突然、神のミスによって命を落としてしまう。
そのお詫びとして異世界へ転生することになったのだが、なぜか二度目の神のミスまで重なり、世界中の神々から"ありえない数の加護"を授かってしまった。
転生先は、辺境伯家の少年・アッシュ。
六歳で加護を授かるこの世界で、俺は規格外すぎる力を手に入れることになる。
しかし、その力はあまりにも危険だった。
だからこそ俺は、ステータスを偽装し、「少し優秀な六歳児」を演じながら、平穏な辺境伯ライフを送ることを決意する。
……そのはずだった。
王都への旅、個性豊かな仲間との出会い、次々と巻き込まれる騒動。
そして、この世界の裏で静かに動き始める、誰も知らない大きな脅威。
目立ちたくない最強少年が、知らぬ間に世界の運命へと巻き込まれていく――。
これは、最強なのに平穏を望む少年・アッシュが紡ぐ、爽快異世界ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
『異世界無双なんて後回し。まずは生きるために稼ぎます』
35歳の会社員・神崎恒一は、突然見知らぬ森の中へ転移した。
剣と魔法、そして魔物が存在する異世界。頼れる相手も帰る場所もないコウイチが、最初に直面した問題は――今夜の宿代だった。
彼が得たのは、《鑑定》《アイテムボックス》《隠蔽》《生成》という4つの固有スキル。
どれも使い方次第では強力だが、コウイチはすぐに気づく。
珍しい力を見せれば目をつけられる。高価な物を作れても、素性の知れない新人が売れば怪しまれる。そして、能力を使うためのMPにも限りがある。
ならば、目立たず、安全に、確実に稼げばいい。
薬草を採り、魔物を狩り、町の相場を調べ、必要とされる物を作って売る。小さな利益を積み重ねるうちに、コウイチの周囲には、それぞれ事情を抱えた仲間たちが集まり始める。
これは、最初から最強だった男の物語ではない。
生き延びるために金を稼ぎ、商売と冒険を重ねながら、仲間とともに成り上がっていく男の物語。
「無双するにしても、まずは明日の飯代からだな」
アイテムストレージをモンスター化したら、世界中の全てを喰らい尽くす神話級の相棒(バケモノ)が生まれました!
二つの大国によって異世界へ召喚された十五歳の少年・日向夏樹(ひなた なつき)。
だが、期待されたスキル「モンスター化」が期待外れだと判明した瞬間、同郷の転移者・日陰南空の手によって、通称『ゴミ捨て場』と呼ばれる最凶のダンジョンへと突き落とされてしまう。
絶望の奈落、死を待つだけの暗闇のなかで、夏樹は生き延びるための狂気的な打開策を思いつく。
――手元にある、二つのありふれた収納スキル。これを「モンスター化」させたらどうなる?
その禁忌の試みが呼び覚ましたのは、複数の目を持つ不気味な球体【アビス】と、時間を歪める黒き鳥【クロノス】。
二体の「生きた深淵」を従えた夏樹は、ダンジョンそのものを喰らい尽くし、世界を震撼させる復讐の獣へと覚醒していく。
奈落の底から始まる、異形のダークファンタジーここに開幕!
異世界召喚されたら無能と言われ追い出されました。~この世界は俺にとってイージーモードでした~
1~8巻好評発売中です!
※2022年7月12日に本編は完結しました。
◇ ◇ ◇
ある日突然、クラスまるごと異世界に勇者召喚された高校生、結城晴人。
ステータスを確認したところ、勇者に与えられる特典のギフトどころか、勇者の称号すらも無いことが判明する。
晴人たちを召喚した王女は「無能がいては足手纏いになる」と、彼のことを追い出してしまった。
しかも街を出て早々、王女が差し向けた騎士によって、晴人は殺されかける。
胸を刺され意識を失った彼は、気がつくと神様の前にいた。
そしてギフトを与え忘れたお詫びとして、望むスキルを作れるスキルをはじめとしたチート能力を手に入れるのであった──
ハードモードな異世界生活も、やりすぎなくらいスキルを作って一発逆転イージーモード!?
前代未聞の難易度激甘ファンタジー、開幕!
【隠しスキル100個持ち!?】無能と勘違いされダンジョンに置き去りにされた貴族の六男、最深部で王国を築く。
46話に加筆修正をしました。
王妃である実の母から「無能」の烙印を押され、ダンジョンへ置き去りにされた貴族の六男シオン。
だが彼には誰にも言えない秘密があった。
それは――100個もの隠しスキルを持っていること。
追放されたことで毒親の支配から解放されたシオンは、ダンジョンでの自由な生活を満喫しようと決意する。
家を作り、食料を確保し、モンスターと交流するうちに、彼はある夢を抱く。
「このダンジョンに、誰もが自由に暮らせる国を作ろう」
ミノタウロスの小太郎をはじめとした仲間たちと共に始まる、迷宮国家建国ファンタジー!
月水金土 11時更新です。
※今作は表紙とあらすじにAIを使用しております。
構成や内容には使用しておりません、作者の完全オリジナルです。