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折れたホウキ
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「ホウキ、どうしよう~」
地元に戻る電車のなか、みちるは元ホウキの残骸を持ってしょんぼりしていた。
比奈知高校への出発前から調子の悪かったみちるのベゾム…ホウキは、試合中に試したSR技の点火に耐えられずに穂が吹き飛び、柄にヒビが入っていた。結果、操縦不能で飛び出すアクシデントに見舞われ、みちるは飛行したまま失神してしまったのだ。
偶然そこにSRで加速中だった伏見部長と伊勢桃子が居合わせたおかげで、飛び続けるみちるを両脇から起こし、なんとか山麓の集落への着地に成功した。
そこから自動運転のコミュニティ・タクシーを呼び無事ゴールの学校へ戻ったものの、試合自体はドタバタで有耶無耶になったのだった。
「とりあえず怪我がなくて良かったわ」と気多部長。
「ベゾムが吹き飛ぶなんて、聞いたことありませんよ」
自分も試作品で飛んでいるだけに、宗像一華は多少パニック気味に言う。
そんなこんなで練習試合はお開きとなり、解散後伊香立北の部員は帰路についている。幸か不幸か、長距離全力飛行の疲れを気遣った部長の電車利用で帰る当初のプランが有効に活用されたのだった。
更に、みちるを気遣って陽葵が全員分の乗車券を指定席に切り替え、皆でボックスシートに揺られている。
「指定席に切り替えるなんて、陽葵ちゃん大丈夫なの?」
部長が聞く。
「はい。家のカードですから」
「ブラックカードって本当にあるんだ…」咲茉がしげしげと陽葵のカードを眺める。
「もう少し可愛い色がいいんですけどね…。みちるちゃんはお身体大丈夫ですか?」
「うん、ありがとう。そっちは全然平気…だけどホウキが~」
「もう、それただの棒じゃん…」咲茉の間違いのない一言に、みちるは口をぱくぱくさせる。
「来週うちにギアの技術者が来ますから、一緒に見てもらいましょうか」と陽葵。
「陽葵ちゃんありがとう~。でも、もし直らなかったらおばあちゃんどう説得しよう…」
そんな会話を眺めながら、小春は気多部長との別れ際を思い出していた。
「美潮、今回は色々ごめんね」
「大変だったわね。まあ、とりあえずはお互いお疲れさま」
「ご覧の通り、今のウチの現状はこんな感じよ。秋の大会にはエントリーするけれど、戦えるところまで行けるかどうか…」
「あら、私は期待してるわよ?」
いつになく不敵な表情で美潮が言う。
「?」
「みちるちゃん。今回は操縦不能だったとは言え、SR中のあなたと伊勢を追い抜いたのよ?」
「…部長?」
「えっ? ああ、みちる、どうしたの?」
「もし修理が駄目だったら、お婆ちゃん説得するまで部のベゾム借りていいですか?」
しょんぼり顔のみちるを皆で慰めつつ、一同は夕暮れの家路についた。
「ははー…これは…」
「これは?」
「壊れてますね」
「うわーん」
皆の父親より少し若い位の榊と名乗るベゾム技術者は、みちるのホウキの吹き飛んだ穂のあたりをしげしげと眺めながら言った。
練習試合翌週の休日、みちると咲茉は陽葵のギアのメンテナンスに便乗して、各々のギアを見てもらう事となった。
初めて陽葵の実家に招待された二人は、テーマパークのような門から自動運転の車に乗せられ、敷地の森を抜けたところの屋敷に通されてここにいる。
「ハイテクウィッチ商品として売られている本来のベゾムなら、こういう故障が起きる前に制御が働くものなんですが、これはもう古いままの魔法のホウキですからね」
今やプロのカテゴリもあるハイテクウィッチには、ベゾムをはじめとした各ギアを修理、カスタマイズする技術者が存在する。彼もその一人だが、本職は飛行機械の研究者であり、陽葵の父につながる会社の計らいで来ている。
「おばあちゃんからもらった箒なんです」
「なるほど…。まあ、でも仕様は今とそう変わらないですよ。ほら、見て」
みちるのホウキと、陽葵と咲茉のベゾムを並べる。
みちる以外の二人のベゾムはファイバーで加工された今風の見た目だが、カバーが外された状態で古木が顔を出していた。
「ここが本体です。古木をこんな具合にカットする事で飛ぶようになってます。言わば、魔法陣みたいなものですね」
「宝石みたい」
咲茉の言う通り、多角形に刻まれた古木の端は、ブリリアントカットのようにも見える。
「出雲さんの物は、ここが割れてしまってますね」
柄を裏返すと、みちるのものはその一部に亀裂が入っていた。
「でもまあ、これ位なら直せますよ」
「本当ですか! よかったあ…」みちるは、へなへなと崩れ落ちる。
修理にひと月と少し程度はかかるが、何とか部で出場するエアロ・ポルタ秋季ジュニア戦には間に合う事を確認し、3人は陽葵に案内されて屋敷の見学に向かった。
榊は、皆が立ち去った後も預かったホウキの柄を真剣に見つめ回していた。
「ただいまーお祖母ちゃん」
みちるが帰宅すると、台所で祖母がお茶を飲んでいるところだった。
「おや、おかえり。どうだった?」
「うん、すごかった。陽葵ちゃんの部屋だけでウチ丸ごと入る…じゃなくて、ホウキ、壊れてたんだけど直せるって!」
「ほう。あんな古い物を? さすが熊野さんとこの技術者さんだね」
「秋杯には間に合うみたいだから、よかったよー」
「それまで、練習はどうするつもりなんだい?」
「うん。部の備品を借りて練習するつもり!」
「そうかい…みちる、話がある。ちょっとここへお座り」
冷蔵庫からお茶を取り出し、コップに注ぐみちるに、祖母はテーブルの自分が座る向かいを指さした。
「どうしたの?」
みちるはお茶を持ったまま、飲まずに椅子に座る。
「ホウキの事だ。そろそろ言っておかないといけない事がある」
部活で勉強がおろそかに…的な、いつものお小言の類かと思っていただけに、思わぬ話題にみちるは驚いた。
「ホウキの世界戦でヨーロッパ勢が振るわない理由は知ってるかい?」
「ええと、ホウキの飛行にはある程度本人の血の素質が関わってくるから、中世の魔女狩りでホウキ乗りの血が絶えているせいだって…お祖母ちゃんに教えてもらったやつ?」
「そう。今はそうでもないが、黒人選手が徒競走に強いのと同じで、ホウキにもある程度の適正があるんだ」
「うん」
「そしてみちる、お前には適性がない」
「…えっ?」
数日前に数百キロ飛行したみちるは、自分に適正がないと言われて話が頭に入ってこない。
「私が子供の頃、ホウキがほんとうに飛ぶ事がわかって大ニュースになったとき、偶然家で使ってた古いホウキで私は飛べたんだ。それが元で、私は政府のホウキ研究に呼ばれて、それが仕事になった。その後はひろみ…お前の母も同じ仕事に就いたんだ。その後、お前が生まれたある日、ひろみはまだ幼かったお前に既製品を買ってきたんだ」
「ええ?」
「覚えてないだろう? お前はまったく飛べなかった。ひろみに教えられながら半日走り回っても売り物のホウキが浮くことはなかった。幼いお前は、終いには泣いて投げ出してしまったよ」
「お、覚えてないよそんなの」
「だろうね。それが中学生になって、あの部長さんの快挙を見たお前が突然自分も飛ぶと言い出したんだから…。それで、お前にあのホウキを使わせてみたんだ」
「う、うそ…」
「どういう事なのかはわからない。けれど、あのホウキならお前は飛べた。あのホウキだから飛べたんだ。だけど、ホウキは折れてしまった」
冷えたお茶の結露がコップを伝って、みちるの手の周りに溜まっている。
「今のハイテクだかベゾムだかなら、ちゃんと飛べるかもしれない。けれど、お前は一度そういう目に遭ってる。皆で協力して試合に臨むというなら、明日から覚悟してかかるんだよ」
地元に戻る電車のなか、みちるは元ホウキの残骸を持ってしょんぼりしていた。
比奈知高校への出発前から調子の悪かったみちるのベゾム…ホウキは、試合中に試したSR技の点火に耐えられずに穂が吹き飛び、柄にヒビが入っていた。結果、操縦不能で飛び出すアクシデントに見舞われ、みちるは飛行したまま失神してしまったのだ。
偶然そこにSRで加速中だった伏見部長と伊勢桃子が居合わせたおかげで、飛び続けるみちるを両脇から起こし、なんとか山麓の集落への着地に成功した。
そこから自動運転のコミュニティ・タクシーを呼び無事ゴールの学校へ戻ったものの、試合自体はドタバタで有耶無耶になったのだった。
「とりあえず怪我がなくて良かったわ」と気多部長。
「ベゾムが吹き飛ぶなんて、聞いたことありませんよ」
自分も試作品で飛んでいるだけに、宗像一華は多少パニック気味に言う。
そんなこんなで練習試合はお開きとなり、解散後伊香立北の部員は帰路についている。幸か不幸か、長距離全力飛行の疲れを気遣った部長の電車利用で帰る当初のプランが有効に活用されたのだった。
更に、みちるを気遣って陽葵が全員分の乗車券を指定席に切り替え、皆でボックスシートに揺られている。
「指定席に切り替えるなんて、陽葵ちゃん大丈夫なの?」
部長が聞く。
「はい。家のカードですから」
「ブラックカードって本当にあるんだ…」咲茉がしげしげと陽葵のカードを眺める。
「もう少し可愛い色がいいんですけどね…。みちるちゃんはお身体大丈夫ですか?」
「うん、ありがとう。そっちは全然平気…だけどホウキが~」
「もう、それただの棒じゃん…」咲茉の間違いのない一言に、みちるは口をぱくぱくさせる。
「来週うちにギアの技術者が来ますから、一緒に見てもらいましょうか」と陽葵。
「陽葵ちゃんありがとう~。でも、もし直らなかったらおばあちゃんどう説得しよう…」
そんな会話を眺めながら、小春は気多部長との別れ際を思い出していた。
「美潮、今回は色々ごめんね」
「大変だったわね。まあ、とりあえずはお互いお疲れさま」
「ご覧の通り、今のウチの現状はこんな感じよ。秋の大会にはエントリーするけれど、戦えるところまで行けるかどうか…」
「あら、私は期待してるわよ?」
いつになく不敵な表情で美潮が言う。
「?」
「みちるちゃん。今回は操縦不能だったとは言え、SR中のあなたと伊勢を追い抜いたのよ?」
「…部長?」
「えっ? ああ、みちる、どうしたの?」
「もし修理が駄目だったら、お婆ちゃん説得するまで部のベゾム借りていいですか?」
しょんぼり顔のみちるを皆で慰めつつ、一同は夕暮れの家路についた。
「ははー…これは…」
「これは?」
「壊れてますね」
「うわーん」
皆の父親より少し若い位の榊と名乗るベゾム技術者は、みちるのホウキの吹き飛んだ穂のあたりをしげしげと眺めながら言った。
練習試合翌週の休日、みちると咲茉は陽葵のギアのメンテナンスに便乗して、各々のギアを見てもらう事となった。
初めて陽葵の実家に招待された二人は、テーマパークのような門から自動運転の車に乗せられ、敷地の森を抜けたところの屋敷に通されてここにいる。
「ハイテクウィッチ商品として売られている本来のベゾムなら、こういう故障が起きる前に制御が働くものなんですが、これはもう古いままの魔法のホウキですからね」
今やプロのカテゴリもあるハイテクウィッチには、ベゾムをはじめとした各ギアを修理、カスタマイズする技術者が存在する。彼もその一人だが、本職は飛行機械の研究者であり、陽葵の父につながる会社の計らいで来ている。
「おばあちゃんからもらった箒なんです」
「なるほど…。まあ、でも仕様は今とそう変わらないですよ。ほら、見て」
みちるのホウキと、陽葵と咲茉のベゾムを並べる。
みちる以外の二人のベゾムはファイバーで加工された今風の見た目だが、カバーが外された状態で古木が顔を出していた。
「ここが本体です。古木をこんな具合にカットする事で飛ぶようになってます。言わば、魔法陣みたいなものですね」
「宝石みたい」
咲茉の言う通り、多角形に刻まれた古木の端は、ブリリアントカットのようにも見える。
「出雲さんの物は、ここが割れてしまってますね」
柄を裏返すと、みちるのものはその一部に亀裂が入っていた。
「でもまあ、これ位なら直せますよ」
「本当ですか! よかったあ…」みちるは、へなへなと崩れ落ちる。
修理にひと月と少し程度はかかるが、何とか部で出場するエアロ・ポルタ秋季ジュニア戦には間に合う事を確認し、3人は陽葵に案内されて屋敷の見学に向かった。
榊は、皆が立ち去った後も預かったホウキの柄を真剣に見つめ回していた。
「ただいまーお祖母ちゃん」
みちるが帰宅すると、台所で祖母がお茶を飲んでいるところだった。
「おや、おかえり。どうだった?」
「うん、すごかった。陽葵ちゃんの部屋だけでウチ丸ごと入る…じゃなくて、ホウキ、壊れてたんだけど直せるって!」
「ほう。あんな古い物を? さすが熊野さんとこの技術者さんだね」
「秋杯には間に合うみたいだから、よかったよー」
「それまで、練習はどうするつもりなんだい?」
「うん。部の備品を借りて練習するつもり!」
「そうかい…みちる、話がある。ちょっとここへお座り」
冷蔵庫からお茶を取り出し、コップに注ぐみちるに、祖母はテーブルの自分が座る向かいを指さした。
「どうしたの?」
みちるはお茶を持ったまま、飲まずに椅子に座る。
「ホウキの事だ。そろそろ言っておかないといけない事がある」
部活で勉強がおろそかに…的な、いつものお小言の類かと思っていただけに、思わぬ話題にみちるは驚いた。
「ホウキの世界戦でヨーロッパ勢が振るわない理由は知ってるかい?」
「ええと、ホウキの飛行にはある程度本人の血の素質が関わってくるから、中世の魔女狩りでホウキ乗りの血が絶えているせいだって…お祖母ちゃんに教えてもらったやつ?」
「そう。今はそうでもないが、黒人選手が徒競走に強いのと同じで、ホウキにもある程度の適正があるんだ」
「うん」
「そしてみちる、お前には適性がない」
「…えっ?」
数日前に数百キロ飛行したみちるは、自分に適正がないと言われて話が頭に入ってこない。
「私が子供の頃、ホウキがほんとうに飛ぶ事がわかって大ニュースになったとき、偶然家で使ってた古いホウキで私は飛べたんだ。それが元で、私は政府のホウキ研究に呼ばれて、それが仕事になった。その後はひろみ…お前の母も同じ仕事に就いたんだ。その後、お前が生まれたある日、ひろみはまだ幼かったお前に既製品を買ってきたんだ」
「ええ?」
「覚えてないだろう? お前はまったく飛べなかった。ひろみに教えられながら半日走り回っても売り物のホウキが浮くことはなかった。幼いお前は、終いには泣いて投げ出してしまったよ」
「お、覚えてないよそんなの」
「だろうね。それが中学生になって、あの部長さんの快挙を見たお前が突然自分も飛ぶと言い出したんだから…。それで、お前にあのホウキを使わせてみたんだ」
「う、うそ…」
「どういう事なのかはわからない。けれど、あのホウキならお前は飛べた。あのホウキだから飛べたんだ。だけど、ホウキは折れてしまった」
冷えたお茶の結露がコップを伝って、みちるの手の周りに溜まっている。
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