病弱幼女は最強少女だった

如月花恋

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私が夢中になって本を読んでいると唸り声が聞こえた。
…唸り声?
「ここはどうしたら…」
「にぃどうしたの~?」
私はベッドから降りてにぃの元へ駆け寄った。
「いや…ちょっと分からなくてね」
「みせて~」
「…君に?」
にぃは不思議がりながら私を抱き上げてくれた。
「…ふんふん」
これやったことあるな~
私は近くに置いてあったシャーペンを使って解いておいた。
「できた~」
「…ここってこうやれば良かったんだ…よく解けたね」
「ひろくんにおしえてもらったの!!ひろくんあたまいいんだよ~」
「ゆいなちゃん。ありがとう」
…む
この機会に漢字教えておこ
「ゆいなのじはね~こうやってかくの」
私は要らなそうな紙に『結菜』と書いた。
「これもひろくんに教えて貰ったの?」
「ううん。ママがおしえてくれた~」
自分の字は書けるようにしておきなさい
だって~
私向こうの言語話せるけど全然書けないよ~?
「陸。深蘭。ご飯よ。降りてらっしゃい」
階下から(前世の)ママの声が聞こえた。
「はぁい。にぃごはんだって~」
「結菜ちゃんのおかげで宿題も終わったし…ありがとね」
「どういたしまして♪それよりごはん!!」
「お腹空いてるの?さっきパンケーキ食べてたよね?」
「パンケーキはべつばら!!ママのごはんおいしい!!」
「…太らないようにね」
(・ε・)プゥ
…小さいと思って~
「にぃきんく!!」
「禁句だよ。ごめんね」
「ばつとしてしんらをだっこしなさい!!」
「はいはい」
にぃは私を抱っこして階段を降りた。
楽チン楽チン♪

「いた~だきます!!」
「どうぞ。召し上がれ」
私は用意された食事に手を伸ばした。
今日は生姜焼き~♪
うまうま
でも用意されてるカトラリーはフォークとスプーン…
小さい子扱い…

付け合わせキャベツだ…
ちょっと苦手…
「…どうしたの?不味かった?」
「ううん。おいしいよ!!」
…さて
どうしよう
ドレッシングか何かあればな…
病院食は茹でてあったし…
「うにゅぅ…」
私は意を決してキャベツをフォークで刺して口に入れた。
もぐ…味が…キャベツの味が出てくる…
私は必死に噛んで飲み込んだ。
…うぅ
不味い
「深蘭。キャベツ嫌い?」
「ぎくっ…ちちちちがうもん!!ちょっとあじがやだな~とかおもってないもん!!」
「深蘭。分かりやすすぎ」
「好き嫌いはダメよ?はいあ~ん」
「うぅ…」
もぐもぐ…
「おえっ…」
「深蘭!!」
吐きかけた。
危ない…
「大丈夫…?吐きそうなら無理しなくてもいいわよ…?」
「うにゅぅ…」
私はキャベツをママのお皿に乗せた。
「やっ!!」
「はいはい。じゃあポテトサラダなら食べれる?」
「うん!!だいすき!!」
ママは代わりにポテトサラダを置いた。
これは大好き~♪
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